(ま・・また・・)
律子は、嫌悪感を感じて心では樋口を拒んでいるはずなのに、身体がなぜか熱くなっていた。
くり。。くり。。ぬぷ・・
「・・っ!?あぁん」
指が勝手に官能を求めて、裂け目に沿って弄りだす。
(はぁ・・はぁ・・だめ。こんなんことしちゃ・・私はほんとに雌のように・・)
理性は正しく働こうとするが、身体がそうはさせてくれなかった。
女の子がおしっこをするように脚を開いてしゃがみながら、
律子は指を器用に動かしていた。
自慰行為などしたことがなかったが、今は自然と中指を使って裂け目を押し開くようにぐりぐりと動かし始めている。
「・・・っ・・・はぁっ・・はぁ・・・」
(課長は、私の恥ずかしい匂いを嗅いで・・)
「あぁ・・はぁうっ・・・はぁあうぅ」
思い出すとさらに身体が熱くなる。
大事な部分からはくちゅくちゅといやらしい音を立てている。
「ひ・・くっぅう・・・」
指が硬くなっている突起に当たった。
さっきとは違う大きな波が律子を襲う。
ぐりぐり・・
「んっ・・あぁああんっ・・はぁっ・・ん」
もう一度、突起を弄るとさらに刺激が背筋から脳天にびくんと走る。
倒れそうになり、律子はそのまま壁に手をついて支えていた。
ビクビクビク・・・・
「あぁあん・・ああっぁあ・・だめ・・ああぁ。。。博史さん」
律子は、夫の名前を呼ぶことで、罪悪感から逃れようとした。
この行為は夫へ捧げるもの、決してあの卑劣な行為で感じているわけではない。。。
ぬちゃ・・ぬちゃ。。ぐちゅぐちゅ。。
「あぁ・・・あっ・・・はぁ・・はぁああん・・・はぁあっ」
一時的に罪悪感から開放されると、律子は指の動きを早めた。
(ひ・・博史さん イッテいいよね・・)
ぐちゅぐちゅ。。ぬぎゅ・・・・・
律子は中指と人差し指を裂け目に潜り込ませて、くの字に折り曲げて大事な部分の中を掻き乱す。
ビク・・・ビク・・ビクビクビクビク・・・・・
「はぁああん・・ああぁんっ・・・」
次の瞬間、律子は、独り行為で初めてで絶頂を迎えていた。。。
甘く痺れるような絶頂がじょじょに収束してゆくと、入れ替わりに律子の胸は罪悪感でいっぱいになっていた。
(博史さん。ごめんなさい。もう・・こんなこと。しないから。。)
その日の夜、
夫への罪悪感を少しでも解消したかった律子は、博史を自分から求めていった。
しかし、疲れた様子の博史は、律子の身体を満足せることのないままに、淡々と 射 精をしたかと思うと、寝息をたてて、寝てしまった。
律子はベッドの中で、火照りのおさまっていない身体を何とか鎮めようとしたがなかなか鎮まらず寝付くことができなかった。
そしてフラッシュバックのように、電車で痴 漢にあった時のこと、大事な部分に残る指の感触、樋口のいやらしい視線が思い出されて、余計に身体が疼く。
確実にいやらしい蜜をあふれ出しているであろう、裂け目を触れてしまうと、また自分が抑えられなくなってしまうことが怖くて、律子は、眠れない時間を過ごした。
そのうちに疲れて眠りにつく。
次の日から、朝、風呂やキッチン、リビングなど、家中を隅々まで拭き掃除をし、
庭の草むしりをするなど、汚らわしい出来事を思い出さないように忙しく動き回った。
しかし、3日後の昼過ぎには、することもなくなり、この3日間の疲れが出てソファに身体を預けてうとうとしていた。
一通のメールが携帯に届く。
プルルル
[今日の夜 課長が飯を食べに来るから]
(ま・・また・・)
律子は、嫌悪感を感じて心では樋口を拒んでいるはずなのに、身体がなぜか熱くなっていた。
—–
ピンポーン
「律子 ただいま」
「いらっしゃい。。。」
19時過ぎ。夫は、樋口を連れて帰ってきた。
「奥さん ご迷惑だったかな?」
「いえ そんなことありません。どうぞごゆっくり・・」
律子は樋口の目も見ずに答える。
【ふふ。その怯えた表情も美しいよ。。】