※この作品はR-18です。

戦国乙女と【あなた】の蜜月   作:五十貝ボタン

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ノブナガ軍の「あなた」とは違う「あなた」と思ってもらったほうが読みやすいかと思います。


イエヤス軍と【あなた】
イエヤスと


 良く晴れた日。陣幕の内側からは、一筋の湯気が立ち上っている。

 赤い敷布の上には3人の将。そのうち、緑の烏帽子をかぶった女性……今川ヨシモトが、ふいに口を開いた。

「一首浮かびましたわ!」

 そして、こほん、と咳払い。

「あの山のことを詠みますわ」

 そうして示して見せるのは、陣幕からはるかに見える山だ。新緑が並ぶ中にぽつりと花が色づいている。桜の木だろう。確かに風雅な光景だ。

 

 ヨシモトは整った形の鼻から息を吸い、長いまつ毛がそろった目を閉じた。そうして、節をつけて和歌を詠みあげる。

「入日さす 遠山桜 ひとむらは イエヤスさんは かわいいですわね」

 ……。

 陣幕が沈黙に包まれる。

「ふむ……」

 反応するのがためらわれるなか、最初に動きを見せたのは、湯を沸かす茶器の火加減を見ていた女性だ。

 名は千リキュウ。天下に名だたる茶人である。客人として、今川邸に滞在しているのだ。

 

「沈みゆかんとする日の光に照らされて、遠山に生える桜の色を眺めているうちにイエヤス様の美しい髪のことを思い出してしまった……という内情をありのままに歌にされたのですね」

「その通りですわ! さすが、リキュウさんは歌の心得もあるのですね♪」

 上機嫌に体をくねらせる今川公。眉目秀麗、スタイル抜群、おまけに戦上手。黙っていれば絶世の佳人なのだが、この通り。残念な部分が少なくない。

 

 そんなヨシモトの言葉にも、リキュウは奥ゆかしく首を振った。

「いいえ、私もワカくはないですから、和歌のことはあまりワカりません」

 ……。

 再び陣中に沈黙が訪れる。

 わびさびを極めた茶聖にして、優雅な振る舞い。常に閉じられた目は思慮深く、その物腰は美しい。一部には彼女の姿を見ただけで「ホアーッ!」と叫ぶ熱狂的な支持者がいるとも聞く。

 が、これまた残念なことに、この年齢不詳の茶人は極度のダジャレ好きで、隙があればダジャレを挟み込む、非常に反応に困る人なのだった。

 

「ええと……恥ずかしいです、お姉様」

 ますます発言しづらい雰囲気の中で、徳川イエヤスがようやく口を開いた。

 見事に手入れされた花壇のような美女揃いの今川陣中でも、ひときわ可憐な少女。桜色の髪と柔らかな面持ち。摩訶不思議な魔法の使い手。

 が、普段の彼女は、ごく素直で恥ずかしがり屋の女の子だ。突拍子もないヨシモトの行動に、いつも振り回されている。

「いいえ。わたくしのイエヤスさんへの愛はまだまだ、表現しきれていませんわ!」

 がば、と立ち上がるヨシモトを、リキュウが手で制す。

 

「歌会もけっこうですが、ちょうどお茶が入りました。こちらを先に味わってからにしてください」

 質素ながらつくりのいい器を二人の前に差し出す。

「そうですわね。リキュウさんのお茶は香りも味も最高ですから」

「そうですね。いただきましょう、お姉様」

 ヨシモトは優美をもって良しとする雅人である。だから、いくさのただ中にあっても茶を喫し、歌を詠む。こうした光景は、今川家においては日常なのだった。

 

 

☆戦国9乙女☆

 

 

 夜。あなたが布団へ入り、うとうとしはじめていたころだ。

 ふと、障子が開かれ、何者かがあなたの寝所へ入り込んでくる。すわ暗殺か、とも思ったが、それにしてはあまりに足音が無防備でのんびりしている。

「お兄様、もう寝てしまいましたか?」

 耳元で声。あなたが目を開けると、不安げな表情のイエヤスが、すがるような目を向けていた。

「怖い夢を見てしまって……一緒に、寝てもいいですか?

 あなたが布団を広げて示すと、イエヤスはその胸元にもぐりこむように体をうずめる。同じ布団にくるまって、きゅっとあなたの服をつかんだ。

 

「ごめんなさい……迷惑じゃないですか? 子供みたいで、恥ずかしいです」

 あなたの胸に額を擦りあてながら、か細い声でつぶやく。あなたが長い髪をなでると、安心したようにぎゅ、っとあなたの腰に腕を回してきた。

「私の体の中に、何か恐ろしいものが入ってくるような気がして……」

 よほど、恐ろしい夢だったのだろう。震える少女の体を、あなたは抱き返した。

 髪からは金平糖のように甘い香りが漂い、子猫のように温かな体が押し付けられる。本人はあまり自覚していないようだが、体格の割に立派な胸元がぽよぽよと体に触れている。

 

「お兄様……。もう少し、甘えてもいいですか?」

 あなたの胸に顔をうずめたまま、上目遣いの視線が向けられる。

 大きな瞳は安心とともに、ねだるようにうるんでいる。あなたはそっと頷き、彼女の頭に手を添える。

「ん、ちゅ……っ……♡」

 小さくつぼめた唇が、あなたの唇に触れる。みずみずしく柔らかい感触。きっと恥ずかしいのだろう、自分から押し付けてはこないが、あなたの唇に何度も吸い付いてくる。

 

「ん、っ……っふ、ぅ、あ、む……♡」

 あなたが頬に手を添えると、それに導かれるように顔の角度をあげる。その分口づけは深まり、若々しく色づく唇があなたの感触を求めて触れる。

 ちゅ、ちゅ、ちゅ、と小鳥の啼くような音を立てて、何度も唇が触れ合う。そのたびに、ぷるぷるとした感触があなたの唇に触れ、寝間着をつかむ指が嬉しそうにきゅっと力む。

 言葉の通り、甘えるような接吻だ。だが、イエヤスが求めているのがそれで終わりではない。頬に手を添えて柔らかな感触を撫でながら、あなたはそっと舌を伸ばす。

 

「は……ぁっ♡」

 待ちかねていたように、梅のつぼみのような唇がほころび、あなたの舌を受け入れる。

 あなたが伸ばした舌先に吸い付き、愛おしげに唇を這わせ、ちゅう、ちゅ……っと、甘い音を立てて吸い付く。

「ん、む、っふ、っちゅ……あむ、ん、んっ……♡」

 大好物を味わうように、何度も何度も唇を吸い付かせ、あなたの舌をできるだけ咥えこんでから、ちゅう、っと吸い付いて首を引く。キツツキのように唇を尖らせ、少しでもあなたを求めているかのようだ。

 

 あなたは優しく髪を撫でながら、今度はしっかりと頭を抱え込む。

 イエヤスの頭を固定して逃れられないようにしてから、さらに大きく舌を突き出した。

「っふぅぅ……んっ♪ ん、る、っふ、ぅぅ……♡」

 強引な口づけも、イエヤスは深呼吸の終わり際のように、リラックスして唇を開いて受け入れる。あなたへの警戒心などまるで感じさせない。

 あなたは小さな舌を絡め取り、自分の舌で何度もくすぐった。可憐な舌はあなたに応えてちゅくちゅくと前後し、夢中で唾液をこすり取る。

「んんっ、っふぅ……♡ は、む、ん、っちゅう……ちゅ、っぷ、っふぅ……ン♡」

 イエヤスは嬉しそうに体を揺する。必然的にあなたの胸元に、ふよん、ふよん、っと大福のような柔らかさが押し付けられる。

 さらには、イエヤスはつま先まであなたの脚に絡めて、少しでもあなたと触れ合う面積を増やそうとしていた。

 

「っは、ぁ、はふ……♪」

 静かな室内で、ひそかに交わされた接吻。どれだけの時間それを繰り返していたのか、唇が離れるころには少女の頬はリンゴのように染まっていた。

 あなたの唇の端からあふれそうな唾液にもちゅ、ちゅ、っと繰り返し吸い付き、それから、今更思い出したように、恥ずかしそうにあなたの胸に額をこすり付ける。

「ありがとうございます。お兄様のおかげで、とってもあったかい気分になりました……♪」

 あなたの顔を見るのが恥ずかしいらしく、ぎゅ、っと胸に抱き着いたまま。それから、もじもじと体を揺する。何かを言うか言うまいか、悩んでいるらしい。

 

 金平糖の香りの髪を、あなたが撫でて促すと、そっと顔を上げて囁いた。

「お、お兄様が、寝られなくなってしまいましたね……♡」

 そっと小さな手が伸びるのは、あなたの体……特に、股間だ。もちろん、少女の体温と甘い接吻で、すっかり固く立ち上がっている。

 イエヤスは再び、もじもじと何かを迷ってから、あなたにささやく。

「よ、よければ、私に……手伝わせてください」

 ささやき声。そっと帯に手が伸び、あなたの下半身を解放していく。

 

 

☆戦国9乙女☆

 

 

「と、とても……アツいです。お兄様……」

 布団は一人用だから、ぴったり体を密着させていないと体がはみ出てしまいそうだ。

 あなたとイエヤスはともに横になって向かい合っている。あなたの胸に顔をうずめたまま、彼女の手は股間に伸び……硬く膨らんだものを、ぎゅ、っと両手で握っていた。

 武将と言っても、彼女の専門は魔法だから、指は細く、掌は柔らかい。女の子の手そのものだ。

 ぷにぷにと柔らかな感触があなたを包み、おずおずと全体を撫でまわす。その熱さと固さを確かめるたび、イエヤスの梅色の唇から、はぁっ、と息が漏れた。

 

「とても、不思議です。同じ人間の体なのに、お兄様の体には、こんなに、硬くて、大きくて……」

 ふにゅ、ふにゅ。小さな手のひらがあなたをたっぷりと撫でまわし、細い指が雁首に引っ掛かるように触れる。

「い、いやらしいものが……」

 真っ赤に染まった顔をあなたの肩口に押し付けながらも、手は放そうとしない。くりゅ、くりゅ、と手首を動かし、小さな動きながらもあなたに奉仕を続けている。

 

「あ、あの、お兄様。気持ちいいですか……?」

 心配性のイエヤスが問いかける。あなたはそれにこたえる代わりに額に口づけた。

「きゃぁっ……も、もう。いじわる、しないでください」

 優しい手つきは、あなたを傷つけないためだろう。かわいらしくもあるが、少しもどかしい。あなたはゆっくりと腰を前後させて、イエヤスの手の中にこすりつけていく。

「あ、っ……♡ お、お兄様の、が、ぴくん、ぴくんって、してます……♡」

 包むような掌の中を前後させれば、わずかな凹凸に張り出したエラがこすりつけられる。くにゅ、くにゅ、と指が動き、肉竿をしごき始めた。

 

「は、ぁ……っ♡ あ、ん、んんっ……♡」

 手のひらでも感じているのか、それとも男性器に触れているだけでも興奮するのだろうか。甘い息を漏らしながら、ちらちらとあなたの顔をうかがうように視線を向けてくる。

「お兄様のここ、とてもたくましいのに、びくびくって、かわいらしいです。よしよし、してあげます、ね♡」

 興奮が羞恥心を上回り始めたのだろう。あなたのものに触れている手の動きが大きくなり始めた。

 手のひらをそっと先端にかぶせる。しっとりとした粘膜を、やさしい掌が風呂敷のように包む。

 

「よしよし、よしよし……♡」

 甘えるような調子でいいながら、柔らかな掌が先端を撫でまわす。敏感な箇所をたっぷりと撫でられ、びく、びく、っと肉棒が大きく跳ね上がる。

「これ、気持ちいいですか? お兄様の……お、おちんちん、が、びくびく、してます」

 そっとささやくように言いながら、手の動きは続く。亀頭をソフトな感触でなぞられるうち、先走りがにじみ、べっとりとイエヤスの掌を濡らしていく。

 

「お兄様、気持ちいいお汁が出てます……うれしいです、とても……♪」

 ご褒美をねだるように体を寄せられ、あなたは髪をくすぐり、こめかみに唇を触れさせる。

「あ、っふ、ぅ……♡」

 熱っぽい奉仕は徐々に動きを増していく。掌が先端をこねるように大きくうねり、先走りを亀頭に塗り込んでいく。

 

 ぬちゅ、くちゅ、ちゅく、ちゅぷ、ちゅく、ちゅく、くちゅ、にちゅっ……。

 

 二人だけの布団の中には、湿っぽい音が響く。イエヤスは夢中で手奉仕を続け、あなたはそれを受けて腰を震わせている。

「お兄様、気持ちよさそうで……うれしいです。ん、っ……♡」

 あなたの反応でコツをつかんできたのだろう。両手であなたの肉棒を包むと、大きな動きでしごき始めた。

「こうすると、お兄様の大きさがよくわかります……とても、たくましくて……♡」

 

 くぷ、じゅく、ぬちゅ、くぷ、くぷ、にちぃ……っ、ちゅく、ぷちゅ、くちゅ、くちゅっ!

 

 両手を筒のようにして、あなたの勃起が大きくこすりあげられる。

 いくさの際には杖を振るのと同じ手を、あなたの肉棒に奉仕するための器具にしている。そうして、あなたが喜んでくれることが至上の幸福であるというように、うるんだ瞳があなたを見つめていた。

「お兄様……ん、っ……♡」

 あなたはたまらずにその唇を再び奪う。奉仕に夢中なイエヤスの唇を何度も吸い上げ、さらに腰を振りたてる。

 

「ん、っ……♡ っふ、ん、ぅうんっ……♡」

 手の中に納まりきらず、あたたの肉棒がイエヤスの寝巻の中に割り込み、おへその下に亀頭を押し付ける。にちゅ、にちゅ、と先走りをこすりつけ、ほっそりとしたおなかを強くこすりあげていく。

「だ、だめです、そんなところ、ぁ、んぅう……♡」

 恥ずかしげに訴えようとするが、あなたに再び唇を奪われては抵抗もすぐに萎えていく。

 両手でしっかりと腰に手をまわすと、あなたは手だけでなく、肌までも肉棒奉仕に使わせてる。

 

「っふ、んっ……あっ、ぁ、だめです、私、あ、あぁんっ……♡」

 膨らんだ肉棒がおなかにこすられていく。それが体の奥に響くのか、熱っぽくあがる少女の声にますますあなたは興奮を募らせた。

「んっ、んっ、ぁぁっ♡ わ、私、お兄様に、使われてしまってます、あ、ぁぁっ♡」

 イエヤスの手は、あなたの肉棒に重ねられ、ぴったりとおなかに添える形になっていた。

 手のひらとおなかでできた狭い空間。まるで本当に彼女を犯すようにあなたは腰を振り、美しく滑らかな真珠のごとき肌に男の欲望をぶつけていく。

 

「は、ぁっ……ぁ、あっ♡ お兄様、お兄様っ……♡」

 甘い色に染まったイエヤスの瞳があなたを見つめている。あなたのすることならなんでも受け入れたい、と訴えるように。

 あなたのうなるような声を聴き、イエヤスがぴく、ぴく、と身を震わせる。掌の中で膨らむ感触がいっそういきり立ち、絶頂へ近づいているのを感じたのだ。

「あ、あの、わ、わがままを、聞いてください……」

 あなたの肉棒をきゅ、っと押さえて、角度を変えていく。ずりずりと体を押し付けながら腰を浮かせると、それを股の間に挟み込んでしまった。

 

「こ、ここに……ほしい、です」

 ずらされた下着の中に招かれる。そのまま、胎内に……ではなく、そのままきゅうっと腿に挟み込んで、腰をゆっくりとゆする。

 じっとりと秘所からあふれた蜜があなたのものに絡む。柔らかな腿があなたを包み、下着の滑らかな感触が亀頭を擦っていく。

「っふ、ぁ……あ、ぁっ……わ、私、すぐ、イっちゃいそうです……♡」

 少女の素股奉仕を受け、あなたの肉棒はますますいきり立つ。膨らんだ雁首が、時折割れ目をこすり、小さな秘芽をかすめた。

 

 ぬ、ちゅ、くちゅ、ちゅぷ、くちゅんっ♡

 ちゅく、ちゅく、くちゅ……ぷちゅ、にちゅ、ぬちゅんっ!

 

「あ、あっ……♡ んん、っふ、んっ……! お兄様、アツくて……あ、あっ♡」

 両腕で縋りつきながら、イエヤスは控えめに腰を振る。あなたが激しく腰を振りたてれば、その動きはふたりの体を布団の中で大きく揺さぶっていく。

「あ、あっ♡ あ、きゃ、んっ……! あ、ぁ、も、もぅ……!」

 敏感な体は、あなたへの奉仕ですっかり興奮しきっていたのだろう。わずかな時間で絶頂に向かおうとしていた。

 あなたはイエヤスの体をしっかりと抱きとめ、思い切り腰を振りたて、そして欲望の塊を噴き出した。

 

 びゅううううっ! びゅくっ! びゅくっ、びゅるるるる!

 

「あぁああぁん♡ あ、あっ♡ お兄様、こ、こんなに、たくさん……うれしい、です♡」

 本来なら少女の秘所とお尻を包む股布を、べっとりと精液が汚していく。これではにおいがしみついて、二度と穿けたものではないだろう。

 だというのに、目の前の少女は、それが嬉しくて仕方ない、というようにあなたに縋りつき、絶頂で弛緩した笑みを浮かべている。

 

「お兄様、お兄様に気持ちよくなってもらえて、イエヤスは幸せです……♪」

 そんな行為のあとでも、子犬のようにあなたの腕に抱かれている。あなたの精液を肌に感じて、安心したように目が閉じられた。

「このまま、一緒に寝かせてください……すぅ……」

 言葉が終わるか終わらないかのうちに、さっそく寝息を立て始める。あなたも、可憐な少女を胸に抱きながら、いつしかまどろみ始めた……。

 

 ふたりとも、ひっそりと様子をうかがう気配には気づかなかった。そう、この時は。




 原作を知らない人が多いようですので、簡単にキャラクター紹介のエピソードを冒頭に入れてみました。
 イエヤスちゃんに「お兄様」って呼ばれたい……呼ばれたくない?
 次回は1/27の23時に更新いたします。
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