「どうぞ、お入りになってください」
珍しいこともあるものだ。
茶聖・千リキュウが、あなたを茶室に招待したいという。昼の日差しの下、小ぢんまりとした茶室へ、あなたは頭を下げて入って行く。
一般に、茶室といえば洗練された空間を想像するものだが、リキュウのそれは少し違う。狭く、質素で、少し暗い。いわく、「この侘しさにこそ茶の心が宿るのです」とのことらしい。
……せっかく建てた茶室ではあるが、ヨシモトはもっぱら野点を愛好しているので、あまり使われる機会はない。こうして、時々リキュウが臣下を招いて気まぐれに茶を出す程度だ。
屈まなければ入れない入り口の戸を閉めれば、シンと静まり返った茶室の中にリキュウと二人きりだ。
「こほん。……実はですね、今日およびしたのは、茶を披露するためではありません。疲労する前に本題に入りましょう」
正座してあなたと向き合ったリキュウの目は、やはり閉じられたままだ。この目が開いたときには何か大変なことが起きるらしい。ダジャレについてはあまりツッコまないようにしよう。
「実は……私、見てしまったんです」
目を閉じたままなのに、妙に迫力のある表情。
静かな茶室だ。外の音は聞こえにくくできている。ということは、中の音も外に漏れにくいということだ。
……つまり、密談にも適しているのだ。
「徳川様とあなたが、同じ布団で眠るところを……」
うすうすわかってはいたが、なるほど密談には最適な話題だ。
「この領地には来たばかりで詳しくはないですが、このことが今川様に知られたら、あなたも困るのではないですか?」
沈黙がその場を支配する。が、その沈黙を打ち破ったのも、またリキュウだった。
「ああ、別に脅迫したいわけではないのですよ。あまり警戒せず、もっと軽快におねがいします」
……ダジャレはともかく。
「いえ、そのぉ~……代わりに、私の秘密を教えますので、それも人に黙っていてもらえないかなと思いまして……」
途端に落ち着きをなくし、指を擦り合わせる。天下の茶人が、妙にせわしない。
「あのぉ、私もですね、もう何年も天下を回って茶の道に没頭してきましたから、何と言いますか……」
歯切れ悪く、あなたの顔色を伺う仕草。あなたが首をかしげている間に、こほん、と再び咳払い。
「ご、ご無沙汰なんですよねぇ」
ぽっ、と白い顔が赤く染まる。きょとんとするあなたをよそに、リキュウは畳の上に指で「の」の字を何度も書き連ねていく。
「ですから、ああいう……ところを見せられると、私も我慢がきかなくなるというか、そのぉ~……」
ちら、とあなたの顔を窺うように視線を向ける。……目を閉じたままなので、どうやって見ているのかはわからないけど。
「わ、私にもシていただけませんか? それが、今川様に黙っている条件ということで……♡」
☆戦国9乙女☆
「人前で肌を晒すのは久しぶりで……緊張してしまいますねぇ」
感情があまりに表に出ない人ではあるが、服の留め具を外す手つきは確かに少しぎこちない。胸元になんとかひっかけていたような服がするりと肌の上を滑り落ちて行った。
「あまり、見ないでくださいね」
服の下の白い肌があらわになる。清楚な茶人の印象にたがわず、シミひとつない肌はつややかで、陶磁器のようだ。胸元はお椀型の、形の整ったふくらみが並んでいる。
「今川様のように、大きくはないですから……ひゃっ!?」
ふいにあなたの手が伸びて、そのふくらみに触れる。驚いたように声を上げたリキュウは、後ろに手を突いてしまった。ちょうど、胸を突きだす格好だ。
「び、敏感なわけでは……ん、っ……♡」
指先が触れると、ふにゅ、ふにゅ、と確かな柔らかさが指に帰ってくる。両手で包むように触れれば、つんっと豆のように小さな先端があなたの指に触れてきた。
「あ、んっ……んんっ、ッ……♪」
先端の感触を意識して撫でまわすと、こらえたような声が漏れる。ツンととがった感触が、ますます固くなってきた。
「久々だから、感じすぎているだけですよ……う、っくう……♡」
尖った感触を指先にあて、指紋をこすり付けるように押し当てていく。やはり特別感じやすいのか、ぴくん、っと背筋を逸らす。
崩れそうな体にあなたは手を回し、その背を支え……手の代わりに、口でその胸元に吸い付いた。
「ひゃあんっ!?」
今までで一番大きな声を上げて、リキュウの体が崩れかかる。あなたはそれをしっかりと受け止め、自分の腕で支えながらさらに胸元を舐めまわしていく。
「久しぶりだと、申してますのに、あまり、激しいのは……あ、ぅ、ううっ♡」
整った形の乳房が、あなたの唾液にまみれていく。薄暗い茶室の中でも白い肌は輝いて見え、艶を増していく。
「っは、ぁ……♡ 力が、抜けてしまいます~……♡」
くた、とあなたの腕に背中を預け、額に浮かんだ汗をぬぐう。胸から肩口への芸術的な曲線が覗き……気づけばあなたは、その腋に舌を這わせていた。
「はうぅっ……? そ、そこは、関係ないですよ、う、んんぅ……♡」
抹茶のように上品な香りを感じながら、あなたは腋の下にさらに舌を這わせる。リキュウはくすぐったそうに身をよじるが、あまり感じたことのない快感に戸惑っているようにも見えた。
「困った方ですねえ。いくら舐めても、湧水は出ませんよ。腋だけに……あぅうっ♡」
ダジャレにもいつものキレがない気がするので、あなたは仕上げにもう一度、思い切り吸い付いてから唇を胸元へ戻した。
すっかり固く立ち上がった胸の先に吸い付き、舌先で転がすように触れていく。ぴく、ぴく、っと肌がふるえ、身をよじるたびに柔らかな胸が小さく弾む。
「ん、っ……そ、そこも、恥ずかしいですが……腋を舐めまわされるよりは、マシですねえ……」
複雑な感想を述べつつも、リキュウはあなたの首元に手を添え、身を任せてくれている。唇の間で転がしながら、甘く歯の間に挟む。
「んんっ……♡」
甘く声を上ずらせながら、ぴく、ぴく、っと体を震わせる。陶磁の肌はうっすらと朱がさし、ツンっと立ち上がった胸の先端は呼吸のたびに上下していた。
「そ、そろそろ……ン、ッ……よろしいですよ……♡」
リキュウのささやきに応え、あなたは残りの服を脱がせていった。
☆戦国9乙女☆
「もう、準備はできてますから……」
狭い茶室の中だ。リキュウはあなたの目の前に体を倒し、仰向けでそっと足を広げて見せる。
細く長い脚の間のその場所は、慎ましやかながらも蜜を溢れさせ、男性を求めてひくついていた。
芳醇な香りが立ち上り、あなたの鼻をくすぐる。指でそこにふれ、くちゅ、っと左右に割り広げると、薄桃色の肉穴から、とろりと透明な蜜があふれ出してくるのがはっきりと見えた。
「見世物ではないですよ。……ほとほと困った方ですね……ホトだけに」
ついでに、ダジャレを言って自分で顔を赤らめる、非常に貴重な姿を見ることもできた。
あなたは体勢を立て直し、帯をほどく。精美な体に触れるうちに、すでにそれは大きく膨らみ、血管を浮かせていきり立っていた。
「さすが……ご立派ですね」
その激しい屹立に驚いたように声を上げるリキュウ。が。わななくように腰がひくつき、期待の色も隠していない。
「念のため、言っておきますが……」
ふと、彼女があなたの顔を見上げ、呟く。
「茶室でこういうことをするのは、茶の湯の精神に反すると思われるかもしれませんが、私はむしろ、茶の中には相克する陰陽、すなわち男女の気も含まれるべきと考えています。つまり、茶室の中にあっての交合はむしろ茶の世界を広げることに……」
何やら長い話になりそうだ。あなたの勃起が、固さを失ってしまいそうになっていることに気づくと、くすりといたずらっぽくリキュウが笑う。
「ふふ、よろしいですよ。互いに、秘密を共有しましょう……♡」
ふう、っと上ずる吐息をおさえ、リキュウが指をかけてそこを広げる。くちゅ……っと音を立てて蜜があふれ、女性の中心部が期待にひくついていた。
びくん! と、現金な逸物はあっという間に復活した。
く、ちゅ、ぅ……っ。
熱っぽい音を立てて、あなたと彼女の粘膜が触れ合う。
「ん、っ……!」
熱い感触に、リキュウが声を上げる。あなたは先端をゆっくりと咥えこませ、秘所はくちゅう、っとそれを咥えこみ、締め付けることで答えた。
細身の体つきに見合って、膣内はあなたのものを強く締め上げる。が、うねるような収縮が、さらに奥への挿入をねだっていた。
あなたは腰をゆっくりと進め、ぐ、ぐ、っと力づよく押し込んでいく。
「ん、っ……っふ、ぅ、んんっ……♡」
挿入にあわせ、リキュウの息遣いが乱れていく。表情にはあまり変化はないが、頬は赤らみ、唇を引き結んで、漏れ出る息からも感じていることは明らかだ。
「大きくて……っ、固い、です、ね……♡」
挿入を終えた頃、彼女が熱っぽく漏らす。きゅ、きゅ、っと、その形と固さを確かめるように、繊細な動きで膣が締め上げてくる。
あなたは細く長い脚を脇に抱え、ぐ、っと奥へ向けて突き入れた。
「ふぅうっ……♡」
甘く息を漏らしながら、リキュウの腰がわずかに浮き上がってそれを受け入れる。
媚肉は熱い肉棒の形にぴっちりと吸い付き、細い腰が大きくくねってあなたのものを飲み込んでいく。
「ん、っ……♡ っふ、く、ぅ、久々、だから、とても……くふぅぅんっ♡」
深い場所でこすりあわせると、特に大きく反応する。感じるところなのか、きゅうきゅうと子宮口が吸い付いてきていた。
強い締め付けが、徐々にあなたの形に慣らされるように受け入れてくる。あなたは徐々に大きく、腰を動かし始めた。
ず、くちゅ、ずちゅ、ぬちゅ、くちゅ、ちゅくっ……!
「ん、んんっ♡ っふ、ぅ……っは、ぁ、響きます……っ♡」
屹立が中を突き上げるたび、リキュウの細い体が跳ね、くねり、身を震わせる。
あなたが抱えた足がぴくぴくと震えるのは無意識のものだろう。快感の電機が走っているかのように身を震わせ、腰をしゃくりあげる。中のものを貪欲に味わうように下半身が唸っていた。
「ふふ、気持ちいい、ですよ、あなたの、が、私の中、コスってぇ……っ♡」
甘い声を上げながら、リキュウが体をのけぞらせる。強く押し付けるように中を突き上げ、繰り返しかき回していく。
「っは、ぁ、ん、っ……♡ ん、っくう……♪ もっと、感じさせてください……♡」
腕を広げる彼女の体を抱きしめ、あなたはその体を抱きしめる。
全身を擦り合わせるように、胸板で乳房を擦り、腰をぐ、ぐ、っと力強く突き入れていく。
「んんっ……♡ っは、ぁ、ん……っ、っちゅう……♡」
あなたの頭を抱いたリキュウが唇を押し付けてくる。何度も角度を変えて触れ合わせ、柔らかくも清らかな唇の感触に吸い付いていく。
「ん、っちゅ……るっ、ふ、っちゅ、んむ……ん、っ♪」
唇を重ねながら体を揺すれば、突き上げのたびにちゅ、ちゅ、っと音を立てて吸い付く。両手があなたの頭をかき抱き、さらに強いつながりを求め、腿が腰を締め付けた。
「ん……れ、る、っちゅう、ちゅく、っふ、む、んんっ……♡」
伸びてきた舌に舌を合わせ、こすりあわせていく。互いの口の中で、あるいはお互い突き出した舌同士を絡め合わせ、ぴちゃ、ぴちゃ、と濡れた音が狭い茶室に何度も響く。抽挿の水音と混ざり合って、まるで世界に二人だけで肌を重ねているようだ。
ちゅく、ちゅく、くちゅ、ず……っちゅ、ぐちゅ、ずちゅ、ぬ、っちゅっ……♡
ちゅる、ぷ、ちゅ、ちゅくんっ、じゅる、に、ちゃ、くちゅ、ちゅぷ、ちゅうううっ……♪
「っふ、ぅ……っは、ぁ、あんっ……♡ す、ごいですね、こんなに、あ、あっ……♡」
きゅう、きゅう、っと吸い付く膣内はあなたのものを何度も締め上げ、ますます吸引を高めている。
組み伏せられた格好ながら時に腰をゆすり、くねらせ、あなたのものを深く受け入れたかと思えば、きゅ、きゅ、っと締め上げてしごき上げる。
口ぶりこそあっさりしたものだが、挿入した肉棒へのおもてなしは過剰なぐらいに奉仕の精神にあふれているのだ。
「ん、ぅ……っ♡ あ、んんんっ♡ 気持ちいい、ですか?」
ささやくような声音にあなたがうなずいて答えると、リキュウはにっこりと笑って、きゅう、っとあなたの体に腿を絡ませる。しなやかで美しい脚線美があなたを捕えた。
「それじゃあ、特別に……ん、っ♡ このまま、一緒に……ッ♪」
ささやくような声とともに、締め付けが強まる。茶人にして武人であるたおやかな体が、きゅう、っとあなたに押し付けられる。
それに応え、あなたはひらすらに腰を前後に振り立て、何度も何度も奥を穿つように突き上げる。
ず、くっ、ずぷっ、ずちゅ、ずくっ、ずちゅ、じゅくっ、じゅくっ、じゅくっ!
「く、っふっ……♡ 大きく、なって……っ♡ いいですよ、このまま、あ、んんっ♡」
びくん、びくん、っとリキュウの細い体が震える。あなたは強く抱きしめたまま、最奥にえぐりこむように腰を押し付けた。
膨らみきった亀頭に子宮口が吸い付き、深い場所がつながる。互いの体を抱きしめながら、あなたは腰を震わせた。
どくどくどくどくっ! びゅくっ! びゅるるるるるるっ! びゅううううっ!
「あ、ああっ……! っく、ぅううぅぅぅ……♡」
高く上がりそうな声を必死に押さえつけながら、茶聖の体が大きく震える。
細身な分ぴったりとくっつく体を抱きしめながら、あなたは熱いほとばしりを最後まで打ちこみ、弛緩していく体を撫でる。
「ふふ、ありがとうございます。どうですか、私の弟子になって茶の道を学んでは?」
くしくしとあなたの髪を撫でながら、リキュウはあなたの耳元に唇を寄せる。
「そうすれば、いつでもここで二人きりになれますよ♡」
そのささやきに、達したばかりの逸物がぴくりと震える。
「あら。お元気ですねえ♪」
楽しそうに笑みを浮かべ、さらに茶人は続ける。
「もう一度、いたしますか?」
あなたが応えようとしたとき……不意に、暗がりに光が差し込んだ。誰かが茶室の狭い入口を開いたのだ。
「リキュウさん、探しましたわよ! こちらです……の……」
裸で抱き合うあなた方の姿は、今川家当主の視線から隠しようもなかった。
リキュウさんはスレンダーで年齢不詳な雰囲気がとてもよいと思います。
ヨシモーではないけどいろんな衣装を着せてみたいですよね。
次回は1/30の23時に更新します。