「では……忌憚ない意見をお願いいたしますわ」
今川邸、当主の間。ヨシモトがその場に居並ぶ顔ぶれを見回した。
「客人の身でありながら出すぎたマネをしてしまいました。本当に申し訳ありません」
リキュウは開口一番、しっかりと頭を下げてそういった。だが、この人のおっとりした語り口調ではどれだけ本気で謝っているのかわかりにくい。
「いえ、リキュウさんのせいではありません。すべてこの方がだらしないのがいけないのですわ」
ヨシモトもおだやかに返しつつ、あなたの尻をぎゅーっと抓った。結論がもう出てるのなら会議なんて開かないでほしい。……今言ったらこじれてしまいそうだが。
「ですが……もとはと言えば、わたしがお兄様に甘えすぎたことが原因です」
ふたりの話に割って入り、イエヤスが主張する。
「ですから……今後は、わたしがお兄様をしっかり見張ることにいたします」
ぴったり。
あなたの横に寄り添って、イエヤスが宣言した。
途端に、ぴりりとした空気があたりに広がる。
「な、何もイエヤスさんが一人で背負い込むことはありませんのよ」
「そ、そうですよ。結論を急ぐことはありません」
何やら焦った様子の二人がイエヤスの結論を制止する。しばし、イエヤスは丸い頬に手を添えて考えるそぶりを見せ……
「わかりました」
きりり、と決意の色をこめて、イエヤスは宣言した。
「それでは、わたしがお兄様を引き受けられるかどうか、お二人に見ていただきましょう」
☆戦国9乙女☆
そして今、あなたは布団の上に座っている。
向かいには小袖のみを身にまとった徳川イエヤスが、そっと両手の指をついていた。
「ふつつかものですが……。よろしくお願いいたします」
彼女が頭を下げると、長い髪が大きく垂れる。布団の上にぱさりと広がった。
さらにその向こうには座布団が並べられ、ヨシモトとリキュウが座っている。
「……つまり、どういうことになったんですの?」
「要するに……あの方の性欲を、徳川様がひとりで治めて見せる、ということではないでしょうか」
いまだに頭の上にはてなマークを浮かべているヨシモトに、口元を隠したリキュウがひそひそとささやく。
本人たちはこっそりしゃべっているつもりらしいが、静かな室内では君たちのいる布団まで丸聞こえだ。
「い、いけませんわ、イエヤスさん! その男ときたら底なしのまさに野獣で……」
今更になって引き留めようとするヨシモトに、そっとイエヤスが振り返る。
「いいえ……。もう、決めたんです。どうか見守ってください、お姉様」
決意に満ちたまなざし。ヨシモトは「はうっ」と胸を押さえた。
「いつの間にか、イエヤスさんはこんなに大きくなってましたのね……」
「今川様、鼻血が」
何やらキラキラしたものを飛ばしながらもだえるヨシモトに、リキュウが手ぬぐいを差し出す。
すばやく止血を終え、ヨシモトはびしりと座りなおした。
「わかりました! この今川ヨシモト、リキュウさんとともに見届けてみせますわ!」
目元に炎を宿らせている。感情の上下が激しい女である。
「……そういうことですので、お兄様」
気を取り直して、イエヤスがあなたに向き直った。
「今日は、わたくしがして差し上げます、ね」
そっとイエヤスがあなたの着物に手をかける。胸元をくつろげ、首筋から胸へ向かって頬を寄せる。
「お兄様の胸の音が聞こえます……」
あなたの体に頬を寄せ、しなだれかかりながらイエヤスがつぶやく。金平糖の香りが髪から立ち上り、あなたの鼻をくすぐった。
「もっと、脱がせますね」
イエヤスの手があなたの帯を外す。そして、唇を胸元に触れさせた。
「ん……ちゅ、ちゅ、っ、んっ……♪ ちゅ、ぅ……♡」
あなたの肌の上をすべるように、徐々に唇が下へ降りていく。鎖骨から胸筋のうえを滑り、わき腹、みぞおち、そして臍のそばにも、イエヤスの小さな、桃色の唇が触れ、柔らかく吸い付いていく。
「お兄様……ちゅ、っ……♡」
そうして、下布の上までたどり着くと、布一枚を隔ててあなたの股間にも唇を触れさせた。
「あの二人、相当親密な関係のようですね……」
「前々からイエヤスさんがなついているとは思っていましたが、あそこまで……!」
向かいにいる二人がしげしげと眺めながらつぶやく。イエヤスがたびたびあなたの寝室を訪れていたことに、ヨシモトは気づいていなかったらしい。
「もしかして、もう男女の仲に……?」
「そ、そうなんですの?」
「い、いえ……」
あなたの股間にうずめられているイエヤスの顔が、ぽっと赤くなった。さすがに後ろで騒がれると、分かっていたこととはいえ恥ずかしいらしい。
「お、お兄様の……た、猛りを鎮めたことは何度かありますが、契りは……ま、まだ、です」
どもりながらヨシモトに告げるイエヤス。恥ずかしさで消え入りそうになっている髪をあなたはゆっくり撫でて、よく言えた、とほめてあげることにする。
「お兄様……♡」
あなただけに見えるように、そっと笑みを返すイエヤス。この反応は独り占めだ。
「だ、そうです。つまり、徳川様はこれが初夜……」
リキュウが語尾を濁らせる。おそらく、「初夜でしょーや」と言いそうになったのを押しとどめたのだろう。いい判断だ。
「こ、これから、イエヤスさんがわたくしの目の前で!?」
ヨシモトは……なぜか黄色い声をあげていた。
「ちょっと、あなた! イエヤスさんを傷つけたら許しませんわよ!」
びしっ! とヨシモトがあなたを指さす。そんなことを言われても困るだけだが、何せここは今川邸。彼女が「許さない」と言ったらどんな目に合うか想像するのも恐ろしい。
「だ、大丈夫です。お兄様は、お優しいですから……」
そう、言いながら。イエヤスはあなたの下着に手をかける。ゆっくりとほどきながら、
「は、ぁ……♡」
と息を吐く。漂ってくる男のにおいに、陶然とした表情を浮かべていた。
イエヤスの手があなたの下着を下ろす。ぐ……と硬くなったものがあらわになり、柔らかな頬に触れた。
「きゃ、ぁ……♪」
その熱気と硬さを受けながら、イエヤスは嬉しそうに手を添えて、ゆっくりと幹を撫でる。
「すごく……大きいです、お兄様」
あなたのものを撫で、握りながら、上目使いに顔を見上げてくる。そして、少し迷ってから、あなたの逸物に唇を触れさせた。
「ん、っ……♡ ちゅ、っ……ちゅ、ちゅ、ちゅっ……♪」
幹に唇が触れ、小鳥のような口づけが何度もあなたの肉棒に触れていく。亀頭から雁首、根元に近い場所から、表面に浮かぶ血管にも甘い感触が響く。
「ああ、イエヤスさんの可憐な唇が、あんなに凶悪なものを……」
「ほ、ほら、おとなしく見守りましょう」
身を乗り出して、怒っているんだか興奮しているんだかわからない反応をしているヨシモトをリキュウが抑えている。
「じゅ、準備……しますね」
そうして、小さな舌をのぞかせて……
「れ、る……っは、ぁ……ん、れ、ろ……♡」
唾液をあなたの幹に塗り付けていく。まず根元から舐めあげ、全体を舐めるのに苦労しながら徐々に先端へと伝っていく。
一生懸命にあなたの肉棒に唾液をまぶし、ぴちゃ、ぴちゃ、と子犬のように何度も塗り付けてくる。技術も何もないが、夢中になってそれを繰り返していた。
あなたはイエヤスの髪が顔にかからないように押さえる。
撫でられているようでうれしいのか、目元を赤らめたイエヤスはあなたを見上げ、目を細めた。
「れ、る、っちゅ……♪ お兄様の味がします♡」
とうとう先端までたどり着くと、にじんでいる先走りを唇ですすり、舌の上で味わいながら笑みを浮かべる。
すっかり唾液で濡らされた肉棒を前に、少女がそっとささやく。
「そ、それでは、わたしを、お兄様のものに、してください♡」
イエヤスの小さな手が小袖にかけられ、その留めひもをほどく。ぱさ……っと、あっけなく小袖が落ち、白い肌があらわになる。
羞恥と興奮で薄紅色に染まった肌をあなたの視界にさらしながら、イエヤスがそっと体を寄せる。あなたは小さな体を抱きしめて、布団の上に倒した。
「すごく……ドキドキしています」
あなたの耳元で、イエヤスが小さな声でささやく。
そっと肌に指を触れさせ、胸元まで滑らせる。
「あ、っ……♡」
イエヤスの、体格に比して立派に膨らんだ胸元に手を添える。ふにゅりとあなたの指に形を変えられながらも、あたたかな饅頭のようにぷにぷにとした感触を返してくる。
「は、はい。わたくしのドキドキ……わかりますか?」
手のひらに伝わってくる振動の鼓動を感じながら、あなたはうなずく。
ついでにその胸元に顔をうずめ、谷間にキスを落としていく。
「あ、んっ、あっ♡ お、お兄様、だめです、そこ、はぁっ……♪」
サクランボのような胸の先端に舌を這わせれば、ぴくん、っと体が震える。
甘く声を上ずらせながら、きゅ、っとあなたの体に縋りついてきた。
「き、今日は、私よりも……お兄様が、気持ちよくなってください」
そう告げて、おずおずと、イエヤスの膝が開かれていく。
あなたの前に、乙女の秘所がさらされる。うっすらと桃色の入り口をのぞかせるそこからは、つう、っと透明な蜜がにじんでたれ落ちていた。
「は、早く……お兄様と、一つになりたいです♡」
真っ赤になった顔であなたを見上げるイエヤス。必死に、恥ずかしさを押し殺しているのだろう。
「ああ、あの恥ずかしがりのイエヤスさんが、自分から……」
「わかりますよ、今川様。成長の痛みを乗り越えるのです……!」
観覧席の二人もどうやら盛り上がっているようだ。
「お兄様……」
じ、っとあなたを見つめるイエヤスの秘所に、そっと指を這わせる。
「ん、っ……♡」
あまく声をあげる少女の割れ目をなぞり、指でほぐしていく。くちゅ、くちゅ、っと中から蜜があふれ、甘い音を立てた。
「は、恥ずかしいです、そんなところ……あ、んっ、ふ、ぁあっ♡」
案の定、受け入れるにはまだ準備の整っていないそこは、きゅ、きゅ、とすぼまりながら、徐々にほぐされていく。
「あ、っ、あ、んんっ! っふ、っく、んんっ……!」
布団をつかんで快感をこらえるイエヤスの体が、ぴく、ぴく、っと跳ね上がる。
あなたの指が、ゆっくりと入り口へ潜り込む。少女の狭い膣口が、くちゅ……と、指を受け入れていく。
「っは、ぁっ……! あ、っ、中……に、ぁああっ♡」
甲高い声をあげながら、慣れない刺激にイエヤスが体をくねらせる。
指先に、わずかに抵抗を感じた。純潔の証だろう。
「ぁ、っ、ん、んんっ! あ、ああっ……♡」
あなたはゆっくりと指で中を擦り、かき回し……先ほどに比べれば、すっかりほぐれているとことを確かめる。
あなたの指に翻弄されて感じ入っているイエヤスの顔を見下ろしながら、安心させるように微笑みかけた。
「……はい♡」
それだけで通じたのだろう。イエヤスは、恥ずかしそうに視線を伏せながらも、そうっと膝を開く。
蜜壺は触れる前よりも潤みを増し、ぐっしょりと布団に垂らすほどにあふれさせている。
体の位置を合わせる。少しだけ広げられた足の間に腰を合わせ、彼女の唾液で濡らされた肉棒を触れさせた。
「つ、ついに……!」
「今川様、よだれが」
外野の声は、もうそれほど気にならない。
「お兄様と、ひとつになりたいです」
瞳まで桃色に染まったような表情で、イエヤスがささやく。
あなたはうなずき、ゆっくりと腰を進めていった。
ず、ずっ、ず、ずずずっ……ず、くっ!
「あ、んんっ……! っふ、っく、ぅぅぅ……!」
痛みに顔をしかめ、声をあげながらも、イエヤスの女性としての本能が、あなたの肉棒に膣襞をまとわりつかせ、深い場所に受け入れていく。
「だ、大丈夫ですの?」
さすがに、苦悶の声を聴いてはヨシモトも冷静ではいられない。だが、イエヤスは笑顔を返した。
「へ、平気です。お兄様と一つになれて、うれしいです……♡」
そして、イエヤスがあなたに再度向き直る。
「も、もう少し……ぎゅっと、してくれますか……?」
あなたは小さな体に覆いかぶさり、つながったまま抱きしめる。
「は、ぁ……っ♡ お兄様、すごく、熱いです……」
ぎゅう、っとイエヤスがあなたの体を抱き返す。きゅ、きゅ、とつながった場所が収縮し、喜びを伝えてくれているかのようだった。
「痛覚よりも、純潔を捧げるっつーカクゴのほうが勝っていたようですね」
感慨深げに、リキュウがうなずいている。ダジャレを交えて冗談めかしているが、彼女なりに何か思うところがあるのだろう。
「も、もう大丈夫です。お兄様……動いてください」
イエヤスがあなたの胸元に手を添え、ささやく。
あなたはそっと頷き返し、腰をゆっくりと前後させ始めた。
「あ……っ、あ、んんっ! っふ、ぁ、あ、ああぁ……♡」
突き上げを受け、イエヤスが高い声をあげる。熱い膣内がきゅうきゅうとあなたに絡みつき、締め付けては肉棒を大きくしごきあげる。
破瓜を経験したばかりの膣内は、ヨシモトやリキュウよりもずっと狭い。しかし、それでも女としての本能があなたに奉仕し、勃起を受け入れていた。
「ん、っ……あ、ああっ♡」
びくんっ! とイエヤスの体が震える。徐々に慣らされ、気持ちいい場所を擦ったのだろう。
「わ、私、お兄様の形を感じます。私の中に……あ、ん、んんっ♡」
ぴく、ぴく、っと細い体が震え、腰が浮き上がる。つながった場所はさらに蜜をあふれさせていく。
「あっ! あっ、んんっ……! う、うれしいです、お兄様、あ、ああっ♡」
あなたと一つになった悦びを口にするイエヤスの秘所は、桃をつぶしたように蜜をあふれさせ、ぐちゅ、ぐちゅっ、と高く音を立てている。もともとの体質もあるのだろうが、あなたを受け入れたことで歯止めがきかなくなってしまったかのように大量の愛液を分泌させているのだ。
「はあっ! あ、んっ、んんんっ! お兄様のが、中で、大きく……!」
腰をわななかせ、時には浮き上がるほどに感じている。締め付けはますます強まり、きゅ、きゅ、っと何度もあなたのものに吸い付く。
「っは、あっ、あああっ♡ お、お願いです、お兄様、わたしに……」
あなたの首筋に腕を回し、真っ赤に染まった顔でイエヤスがねだる。
「は、初めてを、中で感じたいんです♡」
そう求められて、断るあなたではない。突き上げの勢いを増し、強く中を擦りあげていく。
ずくっ、ちゅ、くちゅ、じゅぷっ、ず、ず、ちゅっ、くちゅ、ちゅぐっ!
「ああぁぁぁぁぁ♡ お兄様、そ、んなに、激しく、されたら、わたしも……っ、あ、ぁっ!」
徐々に声を上ずらせ、体を震わせてイエヤスが背筋をそらす。
あなたに女にされた膣が襞の一つ一つまで吸い付かせるようにあなたに奉仕し、精を求めていた。
あなたの形を覚え込み、きゅうきゅうと締め付けてくる胎内へ、あなたは強く腰を押し付け……そして、絶頂を迎えた。
どくんっ! どくんっ! どくんっ! びゅる、びゅるるるるるるっ!
「あぁああぁあぁあああああ……っ♡ きゃ、あぅぅぅっ……♡」
声にならない声をあげ、イエヤスの全身が、びくん、びくん、っと震える。
あなたの精を胎内に受け、その勢いで絶頂した体から力が抜けた。
まだ快感に慣れきっていない少女の体は、くったりと布団に横たえられた。
「よく頑張りましたわね……しかと、見届けましたわ」
そっと、ヨシモトがイエヤスの乱れた髪を撫でる。
「お姉さま……ありがとう、ございます……」
イエヤスが、ヨシモトの手をぎゅっと握って答える。
「しかし、問題が残ってしまいましたね」
と、つぶやくのはリキュウだ。
「徳川様がおひとりで相手をするとおっしゃいましたが……」
そう言いつつ、あなたの腰を軽く押せば……ずりゅんっ、とつながっていたものがイエヤスの膣内から引き抜かれる。
「きゃあんっ……!」
と、その感触にイエヤスが声をあげた。
「……この調子では」
リキュウが示したのは、あなたの逸物だ。
可憐なイエヤスの純潔を奪ったそれは、この状況に興奮を収めることなく、いまだ膨らんでびくびくと震えている。一方のイエヤスは、息も絶え絶えに絶頂が過ぎ去るのを待っている状態だ。
「おひとりで相手など、とてもとても」
「なるほど、それでは……わたくしに腹案がありますわ」
その言葉を聞いて、ヨシモトがうなずいた。
「おそらく、私も同じことを考えていました」
そう、リキュウが続く。
「どうするんです、か……?」
布団の上に身を崩したままのイエヤスが問いかけ……
「それはもちろん……」
ぱちり。リキュウが着物の留め具を外し、白い肩をのぞかせる。
「わたくしたち3人で、共有して差し上げるしかありませんわね!」
ばさっ! と、ヨシモトが自らの着物を脱ぎ去る。
裸の美女三人を前に、あなたの性欲と精力はますますみなぎるのだった。
都合により全文更新が遅くなってしまってすみません。
次回は、2/5の23時に更新します。今度は送れないと思います。