「ひいいいいいいいいいい」
山奥のとある村。木造の今にも壊れそうなボロ屋が、ポツポツと立っているだけの村。既に日も落ち、星明りだけが弱々しく村を照らしている。そんな中、少女の悲鳴が村中に響きわたる。
悲鳴の主は、名前を日暮かごめという。かごめは、20世紀の未来の日本から、この日にやって来たばかり。訳の分からぬムカデの化物に襲われて必死に逃げているところを半妖の少年犬夜叉に助け出されたのだ。
そんなかごめが、なぜ悲鳴を上げているのか? 答えは簡単。犬夜叉からお礼を強要されているのだ。何と言っても犬夜叉はかごめの命の恩人。これでお礼を要求されない訳がなかった。
お礼の内容は、至極単純。性行為である。
これも当然だ。犬夜叉は年頃の少年。性に興味があるのだ。そんな年頃の少年の前にかごめのようにミニスカを穿き、生足をさらけ出す少女が現れたらどうなるか? その答えをかごめは、今、この村で、その身をもって学習していた。
「いぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
少女の悲鳴がまたも響く。かごめはこのとき、処女を失ったのだ。誰にも犯されたことのない処女膜を犬夜叉の肉棒が突き破り、鮮血があふれ出る。
「いたいいいいいいいいいいいいいいいい!! やめてええええええええええええええ!!」
かごめの懇願。しかし、そんなモノに聞き耳を立てる犬夜叉ではない。当たり前である。年頃の少年である犬夜叉は、復活したと思ったら行き成り、少女の生足を見せつけられたのだ。これで興奮しない道理がなかった。
「やかましいわあー!」
犬夜叉の一喝。これに怯えたのか「ひっ!」という短い悲鳴を、かごめが上げる。
「生あし出しといてなに抜かしてやがる! 男に飢えてるってことだとうがっ!」
犬夜叉が吠える。これは当然だ。ミニスカのように男を誘う格好をしておいて、そんなつもりはないなどと。ばかげた主張だった。そして、犬夜叉には、馬鹿女の妄言に付き合うつもりは毛頭なかった。
ここぞとばかりに腰を振りまくる。
「いぎゃああああああああああああああああああああああ!!」
犬夜叉が腰を振る度、かごめの女性器が傷つけられ、引き裂かれ、出血する。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!! さけてル!! おマンコ裂けてるからあああああああああああ!!!」
かごめが絶叫を上げる。これは当然である。かごめは今日、このとき、処女を失ったばかり。その性器はビッチたちのようにゆるゆるではなく、伸縮性など殆どないのだ。そんなかごめの膣に、犬夜叉は前戯も無しに、いきなり肉棒を突き入れたのだ。
好きな人が出来たら、処女を捧げて二人で快感におぼれる。かごめが微かに抱いていた、そんなSEXへの期待などというものは脆くも崩れ去った。
「おおお!! いいぞ!! すごい締め付けだ!!」
「ひぎいいいいいいいいいいいいい!!」
今、かごめを襲っているのは、痛み、痛み、痛み。痛みだけだ。恐怖も屈辱も何もない。ただ、痛いという純粋な痛覚だけが、かごめの脳内を占領していた。
「へへへ。そろそろ出すかな」
犬夜叉の呟き。その顔は邪悪に歪んでいた。
「え?!!」
これを聞いたかごめの方は、理解できないといった顔をする。余りの展開に頭の回転が低下。状況を把握できなくなっているのだ。そして、数拍ののち、ようやく犬夜叉の台詞の意味を理解する。
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! やめてええええええええええええええ!! 危険日なのっ!!!! なんでもする!! なんでもするから!!!!」
かごめの必死の絶叫。犬夜叉には“危険日”が何なのかは分からなかった。だが、この慌てよう。ニヤリ、と犬夜叉の口端が歪む。動物的直観により、犬夜叉は“危険日”の意味を理解したのだった。
「なんでもするなら、俺の精子を受け止めな!」
そう言って、犬夜叉は射精。大量の精液をかごめの膣へと送り込む。
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! 赤ちゃんが!! 赤ちゃん出来ちゃうううううううう!!!!」
かごめの悲痛な悲鳴。その少女の悲鳴は、村中に響き渡った。
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犬夜叉がかごめをレイプしている頃。二人が性交する小屋の、隣の小屋にて。
「ふむ」
老婆は一人、満足げに頷く。この老婆、名前を楓という。この村の実質的な村長とでもいうべき人物だ。
「頑張るのじゃぞ、犬夜叉。子供さえできてしまえば後はこっちのモノ。かごめ様にしても元の世界に帰りたいなどと、駄々をこねたりはしないじゃろうからな」
何と言っても、子作りは女の喜び。子供さえ作ってしまえば、この世界にとどまり村を守ることに専念せざるをえなくなるだろう。
その点において、楓は楽観視していた。
「それにしても」
老婆の呟き。隣の家から聞こえる「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア」というかごめのはしたない悲鳴を聞きながら首を傾げる。
「あんな生足を露出しておいて……」
生娘のように騒ぐとは。どうにも合点がいかなかった。
ああも卑猥な格好をしているのは男を誘うためのはずなのでは? それで男が釣れているのだから、むしろ予定通りのはずじゃが?
そんな老婆の疑問に答えるものは、誰もいない。そう。彼らは知らないのだ。かごめが元いた世界、未来の日本では、そんな卑猥な格好をした女達が街を跋扈しているなどとは。
「いぎいいいいいいいいいいいいいい!!!」
かごめの悲鳴。
「やれやれ」
老婆は首を振る。
「犬夜叉のやつ、随分お盛んなようじゃの」
明日、かごめ様には声を掛けておこう。「昨夜はお楽しみでしたね」と。何、痛いのは最初だけ。子を成すのは女の義務であり、喜びでもある。明日になれば、痛みは忘れて、妊娠への喜びが心を支配するじゃろうて。