「ひっぐ、ひっぐ」
あくる朝。結局、一晩中強姦されまくり、犬夜叉の精液を飲みまくったかごめ。そんなかごめはまだ泣いていた。
これは当然であろう。一晩中、夜が明けるまでレイプされまくっていたのだから。女の尊厳をズタズタに引き裂かれたかごめは、再起不能の精神的衝撃を受けていたのだ。
「そんな……夢よ……こんなことが……」
虚ろな表情でうわ言を言う。目の焦点が合っていない。かごめは茫然と、自分の腹を見下ろしていた。
かごめの腹。それは妊娠末期のようにデップリと膨れていた。もちろん、たったの一夜でこんなに胎児が成長した訳ではない。
犬夜叉が精子を注ぎまくったせいだ。そう、この丸くなったかごめの腹の中身は、たっぷりとした男の精液なのだ。
「うううう」
かごめの頬。幾筋も浮かぶ涙が乾いたあとを、新たな涙が濡らす。
「お母さん……おじいちゃん……たすけてよ……」
少女の願い。だが、現実は無情だ。いくら呼んでも、助けなど来ない。この世界にはかごめが頼りにする人間など、誰もいないのだから。
「うっく」
ヨロヨロとした足取りで、かごめが立ち上がる。その拍子に股間から、赤く染まった粘液――犬夜叉の精子にかごめの血が混ざったモノ――がこぼれ出て行く。
「にげなきゃ……」
一秒もいたくない。こんな世界。一方的にあたしをレイプする、恐ろしい世界。かごめは本能の赴くまま、ふらつく足取りで小屋から出る。
「あ!」
そして、行き成りばったりと出会う。老婆だ。確か楓とか名乗っていた筈。老婆の後ろには何人かの村人。慌てて目を背けるものや、興味津々といった風情でこちらをじろじろ見てくるものなど。様々だ。
人をじろじろ見るなんて、変なの。かごめがそんなことをボンヤリと考えている中、老婆が顔を顰めながら言う。
「かごめ様……昨夜に大変お楽しみだったのは分かりますが、せめて服ぐらいは着てくださらんと」
そして、そのときになって気づく。
「え?!」
自分が今、裸であるということに。これは当然だ。昨夜からずっと、かごめは犬夜叉と性行為に耽っていたのだ。そしてその後、かごめは服を着ていない。犬夜叉には着衣エロなどと言う奇特な趣味はないため、当然にかごめは素っ裸なのだった。
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 見ないでええええええええええええ!!」
かごめの絶叫。かごめの脳細胞は、突如としてレイプされるという昨日からのストレスに加えて、今回の羞恥でオーバーヒートした。
さっさと小屋に戻って服を着ればいいだけなのに、先程までの『村を出て元の世界にかえる』という思考に引きずられる。
そう、裸のまま、全力疾走を始めたのだ。村はずれにある井戸へと向かって。
年頃の女の子が裸で小屋から出てきて、そのまま全力疾走で村を駆け巡る。その余りに現実離れした光景に、村人たちはしばし、茫然とする。
「か、かえでさま! おわなくては!」
ようやく再起動した村人の一人、若い青年が、そう進言する。その青年の股間は勃起している。まあ、当然だ。股間から精液を垂れ流す少女の裸を見たのだ。これで興奮しない筈がなかった。
「無用じゃ。すぐに帰って来るじゃろうて。今はそっとしてやるのじゃ」
楓は、青年の股間を無視して、進言を却下する。
「し、しかし! 元の世界に帰ってしまうかもしれません!」
村娘の一人がそう主張する。
「心配いらぬ」
老婆が力強く断言する。
「かごめ様は、元の世界にはもう戻れぬ。骨喰いの井戸を埋めるよう、指示を出しておいたからな」
老婆が邪悪な笑みを浮かべる。
「そうであろう? 元太?」
そう言って、老婆は村人の一人に話を振る。話を振られた方の村人は、力強く頷く。
「はい、楓さま。井戸は完全に埋めました。誰にも使えません」
「うむ。よくやった、元太よ。皆のもの、そういう訳じゃから安心せい。後はかごめ様の種付けが上手く行っているかを……」
楓は、その台詞を最後までいうことが出来なかった。
首を切られたからだ。
コロコロコロ。老婆の生首が、地面を転がる。
「ひっ」
「美琴!?」
「な!?」
「なにが!」
楓の突然の死を目の当たりにして、村人たちが騒ぎ出す。彼らは一斉に、下手人を見る。
「うううううう」
下手人がうなり声を出す。突如として楓を切り殺した殺人犯。それは、美琴という名前の村娘だ。ごく普通の村娘で、楓との間にこれといった接点があった訳ではない。
そのはずなのだが、今では血の滴る鎌を構えていた。
「おまえ! 一体なにを!?」
そう言って、村人たちの一人、美琴の恋人で何度か夜を共にしたことのある青年が美琴へと近づく。
そして、
「がひゅっ」
その青年もまた、首を切り落とされて死んだ。
事ここに至り、村人たちは理解した。『こいつは敵だ!』と。昨日まで仲良く農作業をやっていようといまいと関係ない。田舎の村において、一旦敵と認識されたものは徹底的に排除される。そして、彼らも例外ではなかった。
男たちは直ちに武器を取る。この時代。戦国時代なのだ。村人たちの何人かは、常時帯刀している。また、夜盗の襲撃を警戒して、それぞれの家屋にはある程度の武器の備えもある。村人たちは、手近な家から武器を取り出してきて、娘へと向ける。
「うううう」
村娘の呻き声。突如、娘は跳躍した。それは、人間にはあり得ないような跳躍力だった。優に十メートル以上の距離を飛び、一気に包囲網の背後に回る。
「なっ!?」
「ばかな?!」
「こいつ!!」
狼狽する村人たち。そんな村人たちに、村娘は容赦なく鎌を振るう。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア」
腕を切り落とされた男が、悲鳴を上げて地面に崩れ落ちる。そんな男の顔を村娘は足蹴にする。
「ぴぎゃ」
それは強烈な一撃だった。男の首があらぬ方向を向く。死んだのは明らかだった。
「はんぞううううううう!!」
「こいつ」
「なめやがって!!」
新たな仲間がやられて、いきり立つ村人たち。
だが村娘は村人たちの怒りをあざ笑うかのように、再度跳躍。遠巻きに事の推移を見守っていた、子供たちのすぐそばに着地する。
「え?」
「そんな」
「こっち?」
余りの事態に身動きも取れない子供たち。そんな馬鹿な餓鬼たちへと、鉄鎌が下されるる。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「っ!?」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「死にたくっ」
それは正に地獄絵図。阿鼻叫喚だった。次々に子供達が切られ、踏まれ、殴られ、死んでいく。
「げんたああああああ!!」
「そんな」
「ふざけやっがってえええ!!!」
慌てて子どもたちを救うべく、武器を構えて駆け付ける男衆。だが、全ては遅かった。
「ぎいいいいい」
「やめ!」
「あべしっ!!」
「いや!」
重なる悲鳴。大人たちが追い付いたころには、子供は全滅。一人も生き残っていなかった。
そして、子供たちを全滅させた村娘は狙いを変更。男衆へと跳躍する。男達は武器を構え、横陣を組み、村娘を迎撃しようとする。だが、全ては無駄だった。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア」
「こいつ」
「ばかなっ」
「強すぎる!!」
村の中を、村人たちの悲鳴がこだまする。突如として村人たちを襲い始めた村娘。彼女は強すぎたのだ。ごく普通の村娘のはずなのに、その足はひとっとびで家屋を飛び越え、その腕はただの一撃で大男の頭骸骨を粉砕。その蹴りを受ければ、胴体が引き千切れる。ただの村人に過ぎない彼らでは、到底太刀打ちできなかった。
「ひいいい」
「にげろ!」
「あんなの無理だ!!」
「勝てるわけねぇ!!」
何十人目かが死んだ後、ようやく生き残りの村人たちは理解した。『勝てない』ということを。
生き残りたちは仲間の遺体を見捨て、背を向けて逃げ出す。だが、それも無駄だった。村娘は、たった一度の跳躍で数十メートルの距離を飛び、逃げ出した男達の眼前へと先回りする。
そして、惨劇が再開した。
「いいいいいいいいいいいいいいい!!」
「だで!」
「ひでぷ!!」
「ぷあ!!」
「ぎょ!!」
村娘が鎌を振るたび、村人たちの首が宙を舞う。村娘が足を振るたび、村人たちの胴体に大穴が開く。
「た、たす」
「い!?」
「あべす!」
「ころさないで!!」
たちまちの内に、村人たちは全滅した。
「ううううう」
数百人の村人を殺し、村を一つ滅ぼした村娘が、うなり声を出す。当然だが、彼女はほとんど裸のような恰好をしている。これは別に、村娘に性器露出の趣味があるからではない。この時代の服は、激しい運動をするようにはできていないという単純な理由による。村娘が余りに激しく動きすぎたせいで服がもつれ、急激な運動について行けずに破れたのだ。
そんな卑猥な格好をしている村娘はしかし、自分の服装になど興味が無さそうだった。
「ううう」
相変わらず、焦点のあっていない瞳。涎を垂れ流している口からは、唸り声を出す。自分が裸同然で、オッパイや股間が丸見えになっていることなど理解できていない様子だ。
「くすくすくす」
と、少女の笑い声が聞こえる。村娘が発したものではない。鈴が鳴るような、可愛らしい笑い声だ。
「バカな人間達」
鈴のような声。同時に、村はずれの木の上から、飛び降りる人影が一つ。
人影は少女だった。15,6歳だろうか。黒髪をおかっぱ頭にしている。着ている黒服は、露出過剰。胸もとを大胆にカットし、少女には不釣り合いなほどに大きなおっぱいを強調。おまけに、少女の服はかなり薄い素材で作られているらしい。乳首が浮いている。その上、少女の穿いているスカートは超ミニ。スカートから、さらりと伸びた陶器のように白い生足。太陽光を反射する純白の生足が、目に眩しい。
少女は地面に降り立つと、村へと入る。村娘へと近づいて行く。
「あんたも、もう死んでいいよ」
鈴のような声で、残酷な台詞を吐く。
それを合図にして、村娘は自分で自分の首を絞め、ゴキッっとへし折った。ドサッと崩れ落ちる村娘の死体。これで完全に、文字通りの意味で、村人たちは全滅した。
「さーて、髪を回収しないとね」
少女の独白。それと同時、死んだ村人たちの首は次々に斬り落とされ宙に浮き、少女の元へと集って行く。
「くすくすくす」
何百という生首が宙に浮き、自分の目の前で整列しているのを見て、少女はうっとりとした表情を浮かべる。
「こんどは四魂の玉……そしてメインディッシュは犬夜叉ね」
そう言って少女は舌舐めずり。同時に、ミニスカの中へと左腕を入れる。
「うふふふ。待っていてね、犬夜叉。あんたのその綺麗な銀髪を、あたしの愛蜜で濡らしてあげるから」
少女の左腕が上下に動く。クチュクチュクチュ。ミニスカから漏れるみだらな音。ミニスカ越しにでも、少女が自慰行為に耽っているのは明らかだ。少女の太ももを粘液が滴り落ちて行く。粘液は太陽光に照らされ、ネラネラとみだらな光を放つ。
「あああああああああん、気持ちいいわあ」
少女の白皙の肌が上気。桃色に染まる。ボタボタと大量の粘液が少女の太ももをつたい、地面を濡らし、精液の水たまりをつくる。
何百という物言わぬ虚ろな瞳をした生首に見守られながら、少女は暫くの間、手淫を楽しんだ。