「ハア、ハア、ハッ、ハアー」
(ここまでこれば大丈夫かな)
アキラは今、先程ファンの人達から話しかけられた場所から数百㍍離れた場所に来ている。脇目もふらずこれまでの人生で最高速度ともいえるスピードで走ってきた彼女は今も膝に手をおき肩を上下させながら大きな呼吸をしていた。おそらくこれは全力疾走しただけの影響ではなくつい数分前までの自らの行為を思い出しての心臓の高鳴りのせいでもある。電車内での露出からの野外で強制的に放尿させてその上でファンと接触させられるというのはアイドルとしてはとんでもなく非現実的な行為だったはずだ。恥ずかしさと悔しさが込み上げてきてアキラはその場に座り込んで顔を手のひらで覆ってその場から動けずにいるようだ。そこにわざとらしく大きな足音を立てて誰かが接近してくる
(………あいつだ)
見てはいないはずだがアキラには接近してくる足音が誰なのかがわかり、さらに追い討ちをかけにきたのだという確かな確信があった。もう諦めてうずくまって黙っていると男の方から喋りかけてきた。
「なんで急に走り出したの?ダメじゃないファンとの交流を大事にしなきゃ」
「…………無理に決まってるよ。あんな状態で‥」
「あ、そうだよねー、高校生にもなって外でおしっこ漏らしちゃったんだもんねー」
「つっ!あんたが無理やりさせたんでしょ!」
「あれ?そうだっけ?でも、興奮したんじゃない?」
「な⁉そんなわけないっ!」
「わかったわかった。それより次はあそこに行こうよ」
そう言って男はこの辺りでは一番高い五階建て程の建物を指差した。元はなんらかの雑居ビルだったようだが看板もめくれてきていて、もはや見る影もない立派な廃ビルのようだ。
「あそこの建物に非常階段ついてるの見える?あれ管理がずさんだから今でも登れるんだよ。二人で屋上までいこう?」
「なんでそんなこと?」
「いいから!!」
男の気迫に圧されてアキラは首を縦にふり、建物に向かって歩いていく。そして言われるがまま敷地内に入り非常階段を登りだすアキラの後ろを男がカメラを片手についてくる。この階段は比較的古い建物のせいか勾配が急でしかも今アキラはミニスカートだ。そのためアキラの黄ばんだ下着がほぼ丸見えになってしまっているというシチュエーションだ。その事にアキラも気付いてなんとかスカートで隠そうとはするが「隠すな」という男の命令でそれもできない。時折『パシャッ』という機械音が聞こえてくるのを黙って耐え階段を早足で登ることしかできなかった。
(ヤバイ、たくさん撮られてる。早く屋上までいかないと!)
(すげーよアキラのパンツ。染みてるのが丸見えになってる)
やっとの思いで屋上に辿り着くとアキラはもうすでに息切れしていて少し苦しそうにもみえたが、男はそんな様子の彼女を見てニヤリと笑い、アキラの全身が視野に入りきる絶妙な位置で床にドッシリと座り込む。
「さて、アキラちゃん。今日って中々の夏日だし体が熱いんじゃない?」
「少し、熱い」
普段ならあまりそんなこと感じない彼女だが今日に限って熱いと感じているのは夏日のせいだけではないだろう。
「やっぱりね。熱中症とかになると大変だからさ。服、脱ごっか?」
「……え?服?」
「そう。ここで見ててあげるから一枚一枚ゆっくり脱いでいってよ」
「……できないよ」
「まあやらなくてもいいけどそしたら写真は俺の好きにするから」
男はカバンをおもむろにあさって一枚の写真をとりだしそれをアキラの足下に投げる。写真をみたアキラは血の気が無くなって倒れそうになるのをなんとか堪えて頭をかかえた。
(どうしよう?こんなとこで脱いだらそれこそホントに変態みたいだし、かといってこんな写真が世間に出回ったら私だけじゃなくて、SPIKAの存続危機になってしまう)
悩みに悩んで一つの答えがアキラの口からでてくる。
「………脱ぎます」
「そう。じゃあ早くして」
こうしてアキラの初の野外での単独ヌードショーが開催された。 後ろを向いてまずは夏物のカーディガンを脱ぎ捨てると男が口を挟む。
「待て。なんでそっち向いてるの?こっちを向いて脱ぎなよ」
渋々といった表情で前を向き直してTシャツをゆっくり、ゆっくりと脱いでいく。頭と腕をTシャツから引き抜くとそこには派手さと煩悩の欠片もない清廉な白いブラジャーが顔をだしていた。
「やっぱり上も白色だったんだね。もう高校生なんだからもっと派手なの着けてもいいのに。でも、まだその何色にも染められていない感じすっごく好きだよ」
質問したわけでもないのに勝手に意見と感想を述べられ、どうしようもないくらい不快な気持ちが込み上げてきたアキラはもう早く済ませてしまいたいと思い始めていた。もうさっき一度この男の前で生着替えをさせられてしまっている。今さら恥ずかしがることなんてない。そう強く自分に言い聞かせてミニスカートのホックをはずしてファスナーをおろすと抵抗力を失ったスカートがズルズルと床に落ち、アキラは下着だけの姿になった。男に履き替えさせられたため、上下で下着の模様も色もまったく違うという少し変わったスタイルだ。
(うぅ、これはヤバイ、かも…。)
ちょっと前に恥ずかしがることなんてないと強気でいたアキラだったが、今彼女は自分の尿の染みがついたパンツを見られているのだから、平静でいれる方がどうかしている。体をくねらせながら自身の下着の前に腕をもっていく。そんなアキラを見て興奮してきた男はカメラを構える。
「隠すなよ!」
『パシャッ、カシャッ』カメラのシャッター音が鼓膜を突き抜けて心臓を高ぶらせているのがわかる。
「そんな顔しないで、笑ってよ」
表面上だけ優しく聞こえる声だが、アキラにとってそれは命令文だった。無理やり頬を吊り上げぎこちない笑顔を見せる。写真をとる間隔が短くなりたくさんの撮影をされるとわざとらしい笑顔はいとも簡単に崩れていった。
「よーし、じゃあ次はブラとパンツも脱ごっか」
ついにその時が来てしまった。アキラは黙ってブラのホックを外すために手を後ろにまわすが、羞恥に震えてしまっている指先ではなかなか思うようにいかない。ようやくホックが外れゆっくりとブラを脱いでいくが、そこで体の異常に気づく。乳首がぷっくりと膨れ上がっていたのだ。野外でストリップをやらされていることに知らず知らずの内に発情してしまっていたという事だろう。そんな事を目の前にいる男に悟られたらまた何を言われるかわからない。そう思うと恐ろしくて中々ブラをはずしきることができなかった。男としてはこの若い女の子の恥じらう姿がたまらない。やがて諦めたかのようにブラジャーを外すとそりたった乳首が露になった。
「おぉー」
思わず歓喜の声をあげ、被写体をさらに細かく撮影していく。残っている身を守るアイテムはもうわずかしかない。
「先に靴下と靴から脱いでよ」
素直に従って靴下と靴を脱いだ。太ももから足の先端までが無防備にさらけだされた女子の生足にごくりと唾を飲み込む。驚くほど綺麗で、かわいそうなほど細い脚だった。 そしてその後最大にして最後の防壁も自らの手で脱ぎきり、遂にアキラは野外で全裸になるという大胆なことを成し遂げてしまった。とんでもなく恥ずかしいため、胸とアソコを腕で隠すが
「だから隠すなって!」
「ダメっ、むりっ」
「ダメじゃない!か・く・す・な。はいっ、気を付け‼」
「つっうぅぅ、いやだ‥‥。」
嫌だとは言っても拒否権はない。腕を前から横に移動させて恥部をさらけ出す。太陽の光や風を胸やらアソコやらで受けるのは当然だが初めての事で、イレギュラーなシチュエーションに足は内股ぎみで肩は通常よりもやや高い位置にいて、体全体が小刻みに震えている。アキラの顔は羞恥によって高熱をだしているかのように真っ赤に染まっている。少女のオンナの顔を見せられて男はもう撮影に夢中になっていた。
「じゃあ後ろを向いて」
細かくて激しい息を洩らしながら男と逆方向に振り返る。そうするとピッタリと閉じた生尻と色気を放つうなじがよく見える。
「良い形のおしりだね。食べちゃいたいくらいだ」
「もう、やだぁ」
「こんなところで全裸になると、誰かに見られるかもって思って興奮するでしょ?」
「やめて、そんなこと言わないで」
(ホントにこの娘はいじめればいじめるだけ良い反応をするなー)
アキラはそっと周りを見渡すと完全に開放された空間が目に入ってくる。そんな中で裸体を露出しているという事実にとろけこみ頭が真っ白になっていく。元の暑さと相まって尋常じゃない体温を自信で感じとる。アキラの汗ばんできた体に日光があたりいやらしく表面がてかっていた。
「そこの壁に手をついてケツをつきだして」
だいぶ理性が薄れてきてしまったアキラは言われる通りに壁に手をつき尻が丸見えになる体勢をとる。直接触られてはいないのに男の視線が針のようにチクチクと突き刺さるのを感じ股から愛液が溢れだす。そこを容赦なく男のカメラがありのままを写し取っていく。全裸の写真を撮られていく内にアキラの体は火照りきり気持ちも段々と変化があらわれはじめた。尋常ではない羞恥心に脳が、心が限界を越えてしまったのだろう。溢れてくるその気持ちをあってはいけない"興奮"というものに置き換えていった。もうそうしなければアキラの心は壊れてしまっていたのだろう。秘所からはどんどんと愛液が分泌されてとまろうとしない。
「ハアァー、ハァ、ハァ、ハァ、ハァッ」
(からだが、なんかおかしいっ)
「こっちにきて」
調子に乗った男はアキラの手を引っ張ってちょっとした石段の上に座らせ、さらなる要求をつきつける。
「ここで、オナニーしろ」
「‥‥え?そんな、」
「なんだよ?わかるだろ?まさか初めてってわけでもないだろうし」
男の言うとおり確かにアキラはオナニーの経験が無いわけではなかったが、さすがに人前でそれをやれというのは戸惑ってしまう。
「ちゃんと胸も使えよ、もう処女膜はないから膣に指入れてもいいしな」
有無を言わせずに話を勝手に進めていく男に圧されて恐る恐ると二つの膨らみに両手をもっていき、静かに胸をもみだした。自身の乳房が自分の手の形に沈みこんでまた膨らむといった一連の繰り返しの度にアキラの体の中に電流が駆け巡り心と頭を刺激していく。
「つっ、………んっ、…………は、アァァ」
「感じるのか?もっとだ。もっと強く!」
男に言われる通りさらに強い力で胸を握りしめたり、固くなり尖った乳首をつまんでねじるなどの要求におとなしく従った。男の命令に従いたくはないという気持ちは残っている、しかし体がまるで操られているかのように従順に動いてしまっていた。次第に下半身をモジモジとしだし何かを求めているかのように動きだす。その渇きを抑えるためアキラは自らもっとも恥ずかしい部分へと指を移動させ、まるで大切なものを扱うかのように大事に慎重に弄りはじめた。
「ンウッッッ!!」
指先がクリトリスに軽く触れただけで凄まじい電気が股間から昇り思わず腰を飛び上がらせる。疼くその部分をなんとか静めようと一本の筋へと指を滑らせ、まだまだ狭い膣の中に突っ込ませていく。
「いいねぇー、積極的になってきたな、この敏感娘!」
「はぁ、はぁ、ふぅんっ、つっあ、ファァァ」
(わたし、こんなとこで、しかも人前でなんでこんなことを?)
指が膣内で動かされる度にアキラの頭の中では何かが爆発していきまともな思考を奪い取っていく。気づけば胸を揉む手もアソコを弄る手も制御不能となり止まらなくなってしまっていた。現役女子学生が自慰行為をする姿がカメラにどんどんと保存されていくにつれて男の支配欲もどんどん満たされていく。突如アキラのアソコを弄るスピードがはやまってきた。イキかけているんだということを男が悟る。そしてとても楽しそうな笑顔でアキラの腕を掴み動きを封じ込め、次の命令をだす。不思議そうに男を見上げるアキラの瞳の奥には残念そうな、物欲しそうな気持ちが目にとれた。もっともアキラ自身はその感情を認めようとはしないだろうが。
「楽しんでるとこ悪いね。次の命令だ。非常階段を下りて目の前に公衆トイレがあったの覚えてる?あそこはけっこう古くて汚いから平日のこの時間なんか誰も使おうとはしないんだ」
事細かに説明する男の事をただぼんやりとみていた次の言葉に大きく目を見開く。
「今から俺が先に行くからその後に俺が合図したら全裸で男子トイレまできて」
信じられないという顔をしている。衣服の一切を身に纏っていない状態で移動をしろと言ってきたのだ。男は素早く先程までアキラが着ていた衣類の全てを鞄に突っ込み彼女のサイフォンだけを置いて階段を早足で降りていく。
「ま、待って!待ってくださいっ!」
必死に嘆願するアキラを完全にシカトしてさらにスピードをはやめていく。一人残されたアキラは今更ながら体を丸めて物陰に潜むと、改めて自分がとんでもないことをしていることに羞恥心が込み上げてくる。どうやらもう男はトイレに着いたようで手に持ったサイフォンが振動する。
【いいよー。降りてきて。あと、早くしないと帰宅時間と重なってバレる危険性が高まるよ】
目に涙を浮かべてやるしかないんだということを理解した。のそのそと立ち上がり大事な部分を隠しながら階段を下り始めた。羞恥によって足が震えてしまっているため途中で何度も階段を踏み外しそうになったが、止まってしまえばそれだけ危険性が高まっていくため、勢いで行くしかないんだと歩をすすめる。先程自慰行為を中途半端で止められてしまったためアソコが疼く。触っていないのに野外全裸歩行というシチュエーションでまるで激しく弄られているかのかのように感じてしまい今にもイキそうだった。
(もう少し、もう少しで………)
階段を下りきり残すはあと道を挟んだ公衆トイレに飛び込むだけ。左右をよくみて人がいないことを確認してからアキラは一気に駆け出した。焼けるようなアスファルトの熱を足裏で感じながらも無我夢中で道路を横断し、男子トイレに入った次の瞬間
「ワッッッ!!!」
「ひあぁぁっ!」
アキラを驚かせるために男が急に飛び出し大声で叫ぶ。するとアキラは力なくその場にしりもちをつき溜め込んでいたものが意思とは関係なく溢れ出す。
「あ、あ、クッう、いやぁァァァ、でちゃうでちゃっ、うぅぅぅんッ!!」
ビジャッバシャアッとアキラのアソコから液体が飛び散る。彼女はM字に足を開いたなんとも情けない格好でイった。その姿も事前にしかけたカメラがしっかりと記録を残していることだろう。人格を崩壊させてしまうかのような大きな快楽がアキラを飲み込み渇きが少し収まっていった。その後のびくびく、ガクガクといった風な痙攣はいつまでも続くかのようにも見えた。充分過ぎるほどの刺激を受けたが、まだ彼女の悪夢のような一日は終わらない。
結局この話でもまとめきれませんでした。かいてくうちにかきたいことが増えていってしまいつい色々と盛ってしまいました。これ途中でネタがきれるんじゃないかな……。