※この作品はR-18です。

ラスボスになりたい~   作:もっち~!

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初めての人質

 

---ヘルメス---

 

18階にあるセーフフロア『アンダーリゾート』に現れた黒いイレギュラーを倒して、地上を目指す俺達一行。ベル、ヘスティア、リリ、リューの他、ヘファイストスの眷属1名、タケの眷属3名の混成チームだ。

 

強敵を倒して、気が緩みつつ、地上を目指していた俺達の目の前に、突然アイツが現れた。

 

「父さん、僕といるより楽しそうだね。父さんのそんな素敵な笑顔を、僕は見た事がなかったし」

 

アイツの目付きは、俺の知っている優しくて暖かい目付きでは無く、とても冷たく恐怖すら感じる。

 

「なんだ?アイツは?」

 

まぁ、知らないヤツから見たらそうだろうな。

 

「おい、手は出すなよ。仕掛けなければ、」

 

って、言っている傍から、血の気の多い2名が仕掛けた。しかし、アイツに接触する前に、どこかに強制転移された。

 

「どこにやったんだ?」

 

「怪我している大きな人はタケちゃんのところ、もう一人は知らない人だったから、ギルドへ飛ばしたよ」

 

「神様は僕が護る!」

 

ベルが飛び出したが、彼も強制転移された。

 

「今度はどこにだ?」

 

「ロキ兄のとこだ」

 

「ベル君に何をするのよ!」

 

アイツに吠えるヘスティア。そのヘスティアも強制転移された。一応女神なんだが、魔法が有効なのか?

 

「彼女はどこにだ?」

 

「あの人、勇者の彼女だよね?僕が預かる。父さん、考えたんだけど、人は怒りとか恨みとかを抱くと戦いを挑むみたいだね?だから、彼に挑まれる為に、あの人は僕が預かる」

 

「人質か?」

 

人ではないから神質かな?

 

「そういうことだよ。後、リューとタケちゃんのとこの二人も、もらっておくね」

 

うん?周囲を見るとリュー達も消えていた。

 

「どうして、こんなことをするんだ?」

 

「もう飽きたんだよ、生きることにね。だって、僕は殺される事が決定している。殺される場所も決定している。トドメを刺してくれる相手も決定しているんだよ。それに加えて、僕が一緒にいたい人達は、僕のことを覚えていないし、どこかに逃げようと思っても、夜明けと共に、あの場所に強制転移させられるし。僕はただ、殺されるのを待つしか無いんだよ。飽きるでしょ?」

 

まぁ、それはそうだな。俺も同じ立場なら、あきると思う。お前は保っている方だな。

 

「だから、恨みや憎しみを抱かれるようになれば、早く僕を消してくれるでしょ?もう、ヘファ母さんに辛い目に遭わせたくないんだ。シル姉ちゃんには幸せになって欲しいんだよ。僕が僕であるうちに消して欲しいんだ。分かるだろ?父さん!」

 

分かるが…いや、納得しちゃダメな局面だな。これは…

 

「分からない。今、お前とシルが暮らせる場所を探している。お前に掛かっている呪いを解く方法も探しているんだ。もう少し時間をくれ、フレイ!」

 

「もう少し?それはどの位待てば、良いの?最近ねぇ、ニャーやリューを手に掛けた感触が戻ってきているんだ。あの時の僕に戻りたくない。だから、早く僕を殺して、父さん」

 

過去に犯した業に恐怖している息子。助けてやりたい…でも、今は手立てがない。くそっ!

 

「父さん、今までありがとう…幸せに生きて下さい」

 

俺は光の渦に巻き込まれて、強制転移をされた。転移先は俺のホームの裏庭だった。その場にはアスフィはいない。転移の瞬間、アイツはフレイの元へを走り寄った。

 

「時間を稼いでみます。だから…」

 

そう、俺に言葉を残して。

 

 

 

---フレイ---

 

封印の間に帰り、厨房でコーヒーを淹れて、テーブルで一服♪。えっ!

 

「てへへへ~、着いて来ちゃった♪」

 

目の間にいるアスフィと目が合った。えっ?気づかなかった…

 

「フレイにしては演技がうまかったよ。でも、私は今のフレイの顔が好きだよ」

 

誰もいないと思い、普段の顔付きに戻っていた僕。そうか、透明になれるマントかぁ…やられた…凹む僕。さらに、

 

「ここはどこですか?」

 

えっ?声のする方を見ると、僕の服の裾を握っているリリがいた。

 

「なんで、ここにいるの?」

 

「私だけ置きざりにされそうだったから、付いてきました♪」

 

リリの笑顔に堕ちていく僕…

 

「リリの記憶は戻せないのか、フレイ?」

 

う~ん、交われないよな。リリの肉が裂けてしまうし。どうするか…あ?僕は僕の指先を針で傷つけて、リリの額に僕の血を付けて、指を舐める

 

「あっ…フレイ様…あれ?なんで忘れていたのでしょうか?」

 

僕との契約が再契約されたことにより、僕を思い出したリリ。

 

「う~ん、アスフィ…リリを連れて帰ってくれる?」

 

この場所は、僕が気兼ねなく過ごせる唯一の場所だし。

 

「断る。私は、フレイへの強制転移の呪いを解くんだから」

 

そうなるのか…あっ、そうだ。

 

「ちょっと、悪い事をしてくる。リリ、食事を作って置いて」

 

「はぁ~い♪」

 

僕は、とある場所に転移した。

 

 

------

 

 

転移した先は50階。モンスターの出現しないセーフフロアだ。そこには、先程拉致した女性達を強制転移させていた。僕は彼女達を下僕にするために、躾をしていったのだが、僕の手違いで、リューが記憶を取り戻してしまった。そのまま、リューを置いていけないので、意識が飛んだ彼女を抱えて、帰宅をした。

 

 

-------

 

 

「リューをお持ち帰り?あっ…エロフ化させたのか?」

 

アスフィに、真実を読まれた僕。

 

「はい。下僕にしようとエロフ化させたんですけど…交わったら、記憶が戻ってしまって…」

 

「記憶を無くした知り合いとは、交わらないようにしないとね~♪」

 

アスフィの言う通りだ。僕との想い出を持っている者を、下僕になんか出来ない。リューをベッドに静かに置いて、テーブルに座り、落ち込む僕。

 

「これでも食べて、元気を出してください♪」

 

リリが煮込み料理を出してくれた。久しぶりの一人ではない食卓。生きていて良かったって思える瞬間だ。

 

 

 

----ヴェルフ---

 

ヘファイストス様の元を、訪れた。

 

「ヘルメスから話しは聞いたぞ。お前との交際は断る」

 

「なんでですか?今回の件とは、別の話ですが」

 

寝耳に水な話だ。今回、素性の分からぬ者に襲われたことで、なんで交際を断るのだ?

 

「ヴェルフ…その者は、私の息子だ。お前は、息子に襲い掛かって、強制転移されたそうじゃないか」

 

え?息子?寝耳に水な話だ。息子がいたのか?

 

「誰との子供ですか?」

 

「里子として頂いた。両親は、お前も知っている者だ」

 

「血の繋がっていない子供なら、問題は無いじゃ無いですか?」

 

「将来、あの子と一緒になりたいと思っていた。だからお前とはダメだ」

 

うん?

 

「過去形ならば、俺の入る余地はあるんですよね?」

 

「あの子以上の作品が作れたら、考えることはする」

 

「作品?アイツもスミスなんですか?」

 

「あぁ…そうだな…ロキの処のレフィーヤの短剣。アレを超える物を作ってみろ。はっきり言って、私でもアレを超える物は作れない気がするんだ」

 

へ?ヘファイストス様でも無理って…アイツは何者なんだ?

 

 

 

---ヘルメス----

 

ロキ・ファミリアのホームで会議みたいなことをしている。ベルがヘスティアを助けたいので、救援を要請しに来たようで…。

 

「そんな危険なヤツは、退治した方が良いです」

 

フィンがベルに共鳴している。

 

「だからさぁ、お前らで、あそこまで行けるのか?それも無傷で」

 

情報通の神として、会議に参加している俺。

 

「あそこって?どこですか?」

 

う~ん、フィンは隠しているが、アイツの親指は疼いて震えている。フレイはここにいるんじゃないのか?楽しげな顔は見せられないなぁ。お茶らけもダメだろうな…

 

「フレイのいるのは、ダンジョン60階層にある、封印の間だ。そこまで潜れるのか?ロキ・ファミリアとベルだけでさぁ」

 

「ヘルメス様も協力してください」

 

したくても、出来るって言えない。

 

「アスフィが人質だよ。手は出せない。俺はお手上げだ。あと、タケもダメだぞ。アイツの所も二人持って行かれているし」

 

「そうなると、フレイヤ様とガネーシャ様だな」

 

フレイヤは断るな。ガネーシャはどうだろうか?ふと、視線をずらすと、アイズ達も何かを感じているのだろうか、ピリピリしているように見える。フレイ、オーラ出しすぎだよ。気配を消しても意味が無いと思うんだが…

 

「うちも、リリが持って行かれているんや。フィン、迂闊に動くな」

 

ロキが釘を刺した。ロキもフレイとはヤリ合いたくないもんな。

 

「後さぁ、もっと強くないと、現状では皆殺しにされるぞ」

 

俺も釘を刺しておく。

 

「アイツの強さはどのくらいなんですか?」

 

ベルが訊いててきた。

 

「う~ん…ベルより速い。オッタルより強い。フィンより指揮力もある。そんな感じだよ」

 

「そもそも、アイツは何者なんですか?ヘルメス様!」

 

フィンが吠えた。恐怖からだろうな。あんなに親指が震えているんじゃ…

 

「お前達が討伐対象にしているヤツの名は、フレイ・フローヴァ。豊饒の女主人にいる看板娘のシルの実弟だよ」

 

シルを良く知るベル達が、驚きの声をあげている。

 

「昔、この街で最強だったファミリアの団長でな、二つ名は『血まみれ』だ」

 

主神と言うと、口外しないといけない情報が多くなるので、団長ってことにした。

 

「もしかして、都市伝説の『血まみれ』フレイですか?」

 

ティオナが発言した。

 

「そうだ。都市伝説でなく、実際にいたんだ。アイツの剣筋は迷いが一切ない。狙われたら躊躇なく屠られるぞ。実力的には、砲龍の大群を一人で殲滅できたほどだ」

 

誰かがツバを飲み込む音が聞こえた。

 

「殲滅ですか…」

 

「なので、アイツのいた部隊は無傷で、60階まで到達できた。そこで、悲劇が起きた。アイツは罠に嵌まり、闇墜ちしたらしい」

 

「あの…その話はどなたに聞いたのですか?生き残りがいたってことですよね?」

 

「アイツ本人から聞いたけど…それが何か?」

 

「ヘルメス様とアイツの関係は?」

 

「父親と息子だけど…」

 

理解できない発言だったかな?しばらく無言の時を経てから

 

「もう一度伺いますが…」

 

「親子だ…何か問題でもあるか、フィン?」

 

「父さん、ソイツらには理解できないよ」

 

ラスボス降臨か…俺の隣に現れたフレイ。フレイを見て、得物を構え、臨戦態勢を取るロキ・ファミリアとベル。

 

「だってそうでしょ?僕を覚えていないんだもの」

 

フレイの視線の先にはアイズがいた。

 

「おい、神様を返せ!」

 

ベルがフレイに襲い掛かるが、ナイフの柄でこめかみを叩かれて、その場に崩れるようにして倒れた。

 

「こんなに弱いのに、僕を殺す?有り得ないよ。もっと強くなれ。そして、僕を殺してみろよ。地上の者達よ!」

 

そういうとフレイは転移していった。それと同時に、フィンの親指の震えは止まったようだ。あれ?ベートがいない。どこに逃げたんだ、アイツ…

 

 

 

---フレイ---

 

住処に戻ると、アスフィが声をかけてきた。

 

「なんで、ベートをお持ち帰り?」

 

へ?そんなことはした覚えは無いけど。

 

「付いた来たぜ♪ふ~ん、ここが60フロアの封印の間か。で、人質は…うん?ヘスティア様達は?」

 

「いや、なんで、ベート先生がいるの?」

 

僕は思わず、昔の呼び名で読んでしまった。

 

「えっ…その呼び方…夢でみた弟分の…へ?何でだ?」

 

ベート先生が混乱していたので、指に針を刺して、彼の額に僕の血を付けた。勿論、指を舐めて傷を治した。

 

「フレイ…え?なんで?う~ん…なぁ、分かるように説明してくれるかな?」

 

まぁ、ここに来ちゃった以上、事実を洗いざらい話した。

 

「俺の記憶は封じられていたのか…あぁ、命の恩人なのに…前世では先生だったのかぁ」

 

事実を話したら話したで混乱しているベート。

 

「まぁ、戦力アップになったから良いんじゃない」

 

って、リュー。まぁ、戦力は増えたけど…魔王軍が強くなっていいのかな?ただでさえ、あちらの戦力では、僕を殺せない気がするし…

 

「アスフィ、見付かった?」

 

彼女には、僕をここへと強制転移させる呪いの源を、探してもらっている。それが無くなれば、僕はシル姉ちゃんと駆け落ちできるんだ。

 

「フレイ様、駆け落ちする際は、リリを従者として連れて行ってください」

 

って、心を奪うような笑顔で僕を見るリリ。シル姉ちゃんが怒りそうだ。

 

「じゃ私はガードとして付いて行くわ」

 

って、リュー。

 

「では、私はアドバイザーとして、付いて行きますからね♪」

 

って、アスフィ。はぁ?シル姉ちゃんの焼き持ちが怖いんですけど…

 

「で、俺はどうすれば良い?」

 

って、ベート。予定外の来訪者故、予定など無い。

 

「なんで、みんな、僕に付いてくるのさ?僕はここで、殺されるんだよ~」

 

「「殺させない!」」

 

って、同時に宣言をするかに言うみんな。

 

 

 

---フィン---

 

ベートが消えた。アイツを攫っても、意味無いだろうに…まさか、ベートが付いて行ったのか?何の為に?考えれば考える程に意味の分からない話だ。

 

ヘルメス様の息子がラスボスって…フレイヤ様、ヘファイストス様と知り合いである為、それぞれのファミリアの協力は受けられない可能性があるらしい。俺達の主神のロキも知り合いで、討伐には消極的だし。

 

砲龍の大群を殲滅って話は眉唾物だよな。有り得ない、いや無かったんだと思う。自慢げにホラでも吹いたのだろう。

 

アイズ達はシルに話を聞く為に、豊饒の女主人へと向かった。

 

 

 

---レフィーヤ---

 

シルさんのお部屋に通されて、話を伺うことになった、私、アイズさん、ティオナさん、ティオネさん。

 

「で、何を聞きたいの?弟のことを一切、想い出していないくせに!」

 

シルさんは、私達に怒りをぶつけてきた。

 

「想い出すって?」

 

アイズさんが訊いた。

 

「あなたの装備、剣の1本は弟のプレゼントだったのよ。ねぇ、違うなら、誰に貰ったか、答えなさいよ」

 

シルさんは、いつものシルさんの口調では無かった。これが地なのだろうか?いきなり質問をぶつけられたアイズさんは言葉に詰まっていた。ヘファイストス様と、同じ指摘をされて、剣を握り絞め、涙していた。

 

「ティオナ、ティオネ、あなた達もよ。誰にその武器をもらったの?想い出しなさい!」

 

お二人も言葉に詰まっていた。想い出そうとしても想い出せなかったから。

 

「姉ちゃん、もう虐めないでよ」

 

えっ、フレイの声がした。声のした方を見ると、シルさんの隣にいた。フレイの後ろには…行方不明のベートさんと人質とされていたリューさんの姿もあった。なんで、一緒にいるんだろうか?いいなぁ~。

 

「フレイ…だって、コイツら、恩知らずすぎるでしょ?」

 

プンプンしているシルさんを暖かい眼差しでみつめているフレイ。

 

「もう、僕に話すような口調になっているよ。ここでは猫を被らないとダメでしょ?」

 

シルさんは困ったような甘えるような表情になる。

 

「だ~ってさぁ…フレイのことを敵対視するって、有り得ないわ。この恩知らずな女達はさぁ」

 

恩知らずな女達に、私も含まれるのだろうか?私も私の記憶に自信がない為、不安になる。

 

「それよりも、姉ちゃん。迎えに来たよ。一人住まいだったから、姉ちゃんを拒否してきたけど、一人住まいで無くなったから…姉ちゃんを拒否する理由が無くなっちゃった~」

 

「本当に?ねぇ、連れて行って。私もフレイと生きる。ねぇ…」

 

フレイに抱きつくシルさん。なんか、ムラムラする。これって、焼き持ちなのかな?

 

「そうだ、レフィーヤ、お願いがあるんだけどいいかな?」

 

フレイに声を掛けられて、耳が熱くなる私。

 

「はい。勿論です♪」

 

「父さんに、ベートとリューとリリが仲間になって、シル姉さんをお持ち帰りにしたって、言っておいてね」

 

私に笑顔を向けながら、転移していったフレイ達…

 

 

 

---ヘルメス---

 

レフィーヤから、フレイの伝言を聞いた。天上界の神々の敷いたレールから、脱線してくれたのかな?フレイのことだから、仲間を鍛えているだろうな。普通は勇者が努力を重ねて魔王を倒すのだと思うが、フレイは努力を惜しまない上、仲間を護る傾向だし。魔王軍が強くなっていく…

 

まぁ、一緒に暮らす者が増えたのは良い事だ。仲間をあそこに置いて、みすみす殺されるような息子では無いし。それとも、勇者達が来たら強制転移をさせて逃がすのか?アスフィ、早く呪いを断ち切ってくれ~

 

 

 

---フレイ---

 

50階でエネルギーを補給する。彼女達に生きる為の栄養と快楽を与え、代わりに僕に必要なエネルギーを貰う。神である僕は、ダンジョン内でエネルギーの増加は出来ないようで、他者依存になる。地上に半日くらいいれば、充填できるのだが、居場所が無いし。

 

姉ちゃんからの情報だと、ヘスティアは女神らしい。なので、コイツをエネルギー補給源に出来ない。でも生きる気力を与える為に、快楽を与え続けている。人質?神だから神質かな?を死なせる訳にいかないし。

 

「もっと…もっと…いたぶってくださ~い」

 

彼女はドエムな女神様のようで、僕が先に根負けすることが多い。僕には彼女を満足させるテクニックと言う物が不足しているらしい。普通の人を悦ばすのと、ドエムの者を悦ばすのでは、プレイ方法が違うんだそうだ。

 

疲れたので、千草と命からエネルギーを貰う。まぁ、プレイする分にはエネルギーが減らないから、ヘスティアとのプレイはさほど苦にはならない。

 

命は飽きてきたな…千草は良いんだけど。交換してこようかな。誰にしようかな?そんな事を考えながら、命と共に地上へと転移した。命をタケちゃんの所に強制転移させて、獲物を物色する。

 

記憶を無くした知り合いは避けないとなぁ、リューのようになってしまう。エネルギー補給の際に交わるのだが、交わることで記憶が甦ってしまうのだ。それがなければ、エイナかリヴェリアかアイズお姉ちゃん、ティオナお姉ちゃんにしたいんだけど…

 

うん?誰かが追われているみたいだ。追われているのは女性二人かぁ…知らない女性だし、攫うかな?僕は追われている女性達と、追ってきている一団の間に立ち、追ってきている一団を屠りまくる。う~ん、砲龍に比べると弱すぎるな。数分で死体の山が出来た♪

 

突然の事態に、僕を見て驚いている女性二人と共に、監禁場所へと転移をした。

 

 

50階に着いてからも、僕に恐怖を感じているような二人。一人は交わる対象外だな。彼女は、封印の間に強制転移させて、もう一人を舐めるように見る。アマゾネスのようだ。ティオナお姉ちゃんと同じ種族かぁ…代わりになってもらおうかな。

 

「お前の名前は何だ?」

 

女性に名前を聞いた。

 

「彼女をどうするつもりだ?」

 

彼女?あぁ、封印の間に強制転移させた子かな?

 

「同い年くらいの女の子がいるので、話相手になってもらう」

 

目の前の女性に寄り添い、肩を抱く。ピクっと身体が震えた彼女。胸を被っている布を外し、直に乳房を触る。身体を捩り、僕から逃げようとする女性。僕は彼女の背中に馬乗りになり、下腹部を被っている布を外して、お尻を触る。

 

僕を拒絶するような態度の女性。拒絶されているってことは、悪い事なんだろうな。僕は少し嬉しくなり、更にお尻周りをいじり回す。そして、後ろから交わり、手で胸をマッサージしていく。うん?マッサージしているのに、柔らくならずに固くなっていく。何でだ?そうこうしていると、口から唾液を垂らし、恍惚な表情をして、意識を飛ばしていた。もう終わりなのか…僕だけ封印の間に戻った。

 

-----

 

封印の間に戻ると、彼女達の名前が判明した。リリとシル姉ちゃんが聞き出してくれたようだ。彼女は狐人の春姫で、アマゾネスの方はアイシャだそうだ。イシュタル・ファミリアだったけど、アポロン・ファミリアに売られそうになり、脱走したようだ。

 

「ここにいていいの?アイシャさんは大丈夫?」

 

僕に聞いてきた春姫。

 

「ここにいて欲しい。アイシャさんは、違う場所で働いてもらっている。仕事が終われば、ここで一緒に住めるようにするよ」

 

アイシャの代わりが見付かれば、ここに連れてきてあげよう♪

 

 

 

---ヘルメス---

 

イシュタル・ファミリアとアポロン・ファミリアの眷属達の死体が大量に放置されていた。フレイの仕業だろうけど、あの二つのファミリアは何をしでかしたんだ?少し調べるかぁ。

 

 

 

 

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