※この作品はR-18です。

ラスボスになりたい~   作:もっち~!

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経験者VS未経験者*

 

---フィン---

 

ショックから立ち直って、ギルドへと向かった。そして、アイズとティオナの退団を確認。更に二人がヘルメス・ファミリアに改宗をしたことも確認できた。

 

ロキにどう報告するかな?悩みながら歩いていると、彼の工房の前にいた。窓から見える中の様子。アイズとティオナの楽しそうな笑顔。ロキ・ファミリアでは見たことが無い。あんな表情が出来たのか。

 

「中に入って、話し合えよ」

 

って、いきなり肩を押されて、店内に。振り向くと、ヘルメス様がいた。

 

「うん?フィン…何の用?もう、ヘルメス・ファミリアに改宗したからね」

 

笑顔だった彼女達の表情が強張っていく。僕は、彼女達にとって、そういう存在なのか。何か少し寂しい気分だ。

 

「何を悩んでいるのか?」

 

彼が僕の後ろに回り、肩をマッサージしてくれた。気持ちが良い。嫌なことが流れ出ていくようだ。

 

「ジムはマッサージがうまいんだよ♪」

 

と、ヘルメス様が気さくに話し掛けてくれた。ここは、なんか癒やされるなぁ。僕達のホームとは違う。

 

「トップファミリアには、眷属にしわ寄せが行き易い。団長ともなると、大変だよな」

 

僕の心が読めるのか?ヘルメス様は僕の悩みを読み取っているようだ。

 

「もっと、気軽に生きろよ。お前の人生はお前の物だ。ロキの物では無いんだからさ♪」

 

そうだと思う。本来は…

 

「ルールで縛らないとダメなファミリアは、終わっていると思うけど♪」

 

終わっている?

 

「そうだろ?眷属の自主性で運営出来無いんだ。主神の器程度しかデカくならない」

 

言いたいことは分かる気がする。

 

「うちなんか、アスフィにおまかせだよ。俺がやって欲しいことを、やってもらえるルールがあれば良いと思う。まぁ、ロキにはロキの考えがあるだろうけどな」

 

「僕は…」

 

僕もここにいたい…そんな気分になっていく。

 

「フィンは、改宗しなくても良いんじゃないかな?決まった相手が出来てからの方が、辞める理由にはなるし」

 

彼がアドバイスをくれた。そうだけど…

 

「ここには来たい時に来れば良い。僕は神では無いからルールでは縛らない。まぁ、嫌な客は叩き出すけどね♪」

 

彼が剣を僕に差し出した。これって…欲しかった剣だ…この剣の美しさに心を奪われた。持ってみた感触もいいし、重さをあまり意識しないでよい不思議な剣。槍使いなのに、その剣に魅了された僕。

 

「これ、プレゼントだよ。アイズとティオナを前にしても、帰って来いって言わなかった、お礼です」

 

彼からの友好の証になるのか?そうだ、この剣だ。

 

「フィンさん用に調整をする。この棒を握ってくれるかな?」

 

粘土状の棒を渡された。

 

帰り際に、従来の得物の槍を調整してくれると言うので、預けてきた。

 

 

 

---リヴェリア----

 

出先から戻ったフィンは、見違えるように生き生きとしていた。仲間にテキパキと指示を出していく。

 

「どうしたのだ?」

 

「うん?憑き物が落ちた、そんな感じだよ。ロキにビクビクしていることは辞めた。僕は僕に出来ることをしていく。出来無いことは、出来無いときっぱりと言うことにしたよ。それでロキが怒るのであれば、退団も視野に入れる。出来無いことは出来無いんだから。背伸びはもうしない」

 

何があったのだ?どこに行っていたのだ?

 

「ロキはどうした?」

 

「部屋で寝ている。だいぶ身体に堪えたようだ」

 

「ベートは?」

 

「精神的なダメージが大だ。当分、立ち直らないかな」

 

「そうか…明日、ちょっと、潜ってくるよ」

 

潜る?主力がガタガタなのにか?

 

「誰とだ?」

 

「新しくできた友達とだ♪」

 

楽しそうなフィン。こんなに楽しそうなフィンは久しく見ていない。

 

 

 

---ジム---

 

明日はフィン、アイズ、ティオナと潜ることにした。素材が不足してきたからだ。フィンと彼女達に奮発したことも有り、魔石が少し足りない気がしたので、魔石代を稼ぎつつ、魔石も集めることにしたのだ。

 

アスフィに頼んで、大きなベッドを1つ貰って来た。これなら、3人で寝ても大丈夫だろう。明日は早いので、早めに寝る支度をする。

 

まず、夕食を作らないと。市場で材料を買ってきて、料理をつくる。彼女達はお風呂タイムである。料理が出来た頃、彼女達もやって来た。石けんの香りが気持ちいい。

 

「ジムって、料理もできるんだ~」

 

ティオナに言われた。

 

「うん♪戦場では、当番制だったからね」

 

「あぁ~♪じゃが丸君だぁ~」

 

アイズの喜ぶ声が聞こえた。じゃが丸君の屋台は、ヘファイストスの知り合いの屋台だそうで、作り方を聞いてきたのだ。アイズに喜んでもらいたかったから。

 

「戦場って?」

 

ティオナに訊かれた。

 

「このせか…いや、この街に来る前に、戦場にいたんだよ。そこで戦士をしていた」

 

「ジムっていくつだ?」

 

年齢?彼女いない歴イコール年齢だったので、16歳で年齢のカウントを辞めた僕。

 

「永遠の16歳。実際の年齢は僕も分からない。この街と僕のいた世界では、時間の概念が違うから」

 

「ふ~ん、そうなのか」

 

僕の失言に気づかないティオナ。僕はこの世界の者では無い。僕の世界で、敵の罠に嵌まり、この世界に飛ばされたのだ。帰る方法は無い。なので、この世界に骨を埋める覚悟は出来ている。どうせ、戻っても戦争の真っ只中だし。平和が一番だと思う。

 

この世界の者では無い故、魔法体系がまるで違う僕。この世界には無いスキル、アビリティがある所以である。この事実を知っているのは、主神ではフレイヤ、ウラノス、ヘルメス、ゴブニュ、ヘファイストス。眷属では、アスフィ、オッタル、フェルズくらいかな。

 

そして、僕の抱えている問題。スキルの【カウンター】。相手の能力を反射しつつ、自分の物にもしてしまう。フレイヤは、僕を魅了しようとして、僕に魅了されてしまった。僕的には魅了されても良かったけど、これはパッシブスキルなので、自分の意志で発動は出来無い。僕に害を為す能力に反応して、自動発動するそうだ。これは封印していない。防御能力の1つってことで。

 

もう1つの問題…ウラノスに封印して貰ったアビリティの【守護者】。これが厄介だ。護りたい相手を、護る為に、全身全霊を掛けて、護り切るそうで…僕は僕の命と引き換えに、僕にとって護りたい相手を護るんだそうだ。

 

ウラノス曰く、「つまらない理由で発動しないようにする」ってことで、本当に絶体絶命な場合にしか発動できないように、封印が施されたのだった。

 

-----

 

で、寝る時間…ベッドに横になる。でも、ツンツンされて起こされる。

 

「服を脱いで♪約束だよ~♪」

 

って、アイズが嬉しそうに僕を見ている。ティオナは顔が強張っている。僕とアイズは経験者であるけど、ティオナは未経験者だからかな?

 

アイズと僕が身体を合わせる。それを見つめるティオナ。三人で出来る方法って無いかな?そうだ♪

 

僕が下になり、アイズに入れたまま、口元にティオナに跨がって貰った。恥ずかしそうなティオナだったけど、ティオナの柔らかいお豆ちゃんを舐めていると、ティオナがかわいい声を出し始めた。アイズは刺激を得ようとして、僕に跨がったまま、上下に動いている。ティオナはどうしているのかな?僕からは、彼女の背中側しか見えないけど。

 

 

 

---ティオナ---

 

初めての経験…アイズは経験者で、気持ち良さそうに彼と交わっている。彼から指示が有り、私は彼の口元に跨がることに…自分でもマジマジと見ない場所を、彼に丹念に見られている。は、恥ずかしい…アイズの方をちらっと見ると、彼の上で上下に動いている。アイズの身体の中に彼の太いアレが、出たり入ったりしている。痛くないのかな?

 

「あっ…いやっ…」

 

彼が見ているだけで無く、私の身体に何かをしだした。今までに感じたことの無い感覚、未体験故の恐怖から拒否している自分。アイズが私の不安を取り除くかの如く、私を抱きしめてくれた。そして、アイズと口づけ…彼女の舌が私の口の中に…私にとっては衝撃的な事だったので、アイズに身を委ねる。彼女のしたいようにしてもらう。彼からの刺激も強くなっていく。何をどうしているのか分からないけど、下半身の力が抜けていく。太股がプルプルと震えて、

 

「あぅ…」

 

意識が遠のいていく。気持ちいい…天に昇るような…死ぬ時って、こんな感じなのかな?死んだ事が無いので、分からないけど。

 

意識が戻ると、身体の中に何かが入っている。体内で何かが蠢いていた。私の目の前にはアイズがいる。さっきと同じだけど…あっ、彼のいる位置が違う。ってことは…想像してしまった瞬間、耳が急激に熱くなっていく。さっき、アイズがしていたように、軽く上下に動いてみる。何だぁ、この感触…感じた事の無い刺激…アイズが愉しみにしていた理由…わかった気がする。気が付くと、アイズよりも激しく動いている。目の前ではアイズが腰を捻って、状態が海老反りに成っていたり…彼女の表情は徐々に恍惚な物に…

 

 

 

---ジム---

 

朝起きると、アイズとティオナが、僕の上に載っていた。重い…二人はキツい…両手とも彼女達の下に有り痺れている。僕のアレは…彼女達の腰に挟まれている。これはコレで気持ちが良いかな。僕の太股は、彼女達の股間部分に位置しているようで、なんとも言えない感覚である。柔らかくもあり、吸い付くようなでもあり、湿っている。

 

で、僕はどう起きれば良いのだ?声を掛けて起こすのは、無粋に感じるし…

 

 

 

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