※この作品はR-18です。

ラスボスになりたい~   作:もっち~!

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※暴力的描写があります

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神々の抗争 Part1

---フレイ---

 

「もう姉ちゃん、弟と交わりすぎだよ~」

 

僕の上にいる姉のシルが笑顔で、僕の上で蠢いている。最近、朝の鍛錬後の日課になりつつある。何故か、姉ちゃんと交わると、鍛錬で負った怪我の再生が早いのだ。

 

姉とは自然にこんな関係になってしまった。最初の頃は介抱するだけの姉ちゃんだったが、次第に添い寝をし、スキンシップをし、そして…

 

タネ違いとは言え、実の姉とこんな関係は、モラル的にどうって問題は有るのだが、毎朝僕は拒否出来無い。気持ち良いし、姉ちゃんが幸せそうだし。

 

「姉ちゃんは彼氏いないの?」

 

「気になっている人はいるよ♪」

 

シュウさんの部屋の方角を見る姉ちゃん。僕が何かを察したと気づいた姉ちゃんは、僕の背中に腕を回し、僕を抱きしめる。

 

「でもねぇ…フレイも好きだよ」

 

そう言うと、僕の唇に自分の唇を合わせて来た。

 

--------

 

「明日、潜るぞ♪戦闘はフレイで、石拾いはジムだ」

 

この街の生活に馴染んできた頃、シュウさんが潜ると言う。いよいよ、準備の最終段階に入ったようだ。

 

「フレイのペースで行けるところまで行く。目標は半分の30階層くらいだな」

 

結構、距離があるなぁ。

 

「何泊するの?」

 

ティオナさんが訊いてきた。

 

「1日でそこまでが目標だ」

 

「へ?」

 

団長の答えに、驚くティオナさん。この街の冒険者と僕達では目的が違うから。僕達の目的は60階層にある封印の間の調査だから。

 

「アイズとティオナでは無理だ。付いて来るな。もし来るのであれば、自分の身は自分で守れよ!」

 

最速で駆け下りる予定の僕達は、アイズ姉ちゃん達を護る余裕は無いのだ。それは、シュウさん的にもつらいのだと思うけど。目的の為には鬼に成れるシュウさん。いや、元々鬼の子だけども。

 

 

翌朝、鍛錬は無しで朝食後、各自装備を装着していく。シュウさんは、黄金色の鎧に愛剣を4振り、ファルコンさんは純白の鎧に愛剣を2降り、僕とジムさんんはハーフアーマーにガントレットを装着して、ガントレット内にナイフを2振り収納していく。

 

「じゃ、行くぞ!莉愛はメイビスをガードして、ホームで待っていろ」

 

各自に指示を出していくシュウさん。そして出発。黄金色の鎧と純白の鎧は目立つ。通りを歩く人々が振り返り、僕達を見ている。

 

そして、ダンジョンの入り口…ロキ・ファミリアの面々が待っていた。

 

 

 

---フィン---

 

アイズ達に、アイツらが潜ると聞いて、ロキ・ファミリアの幹部で、アイツらの実力を見に来た。ダンジョンの入り口では、僕、リヴェリア、ガレス、アイズ、ベート、ティオネ、ティオナが待ち構えていた。

 

そこに、人々の響めきと共に近づいて来る者達がいた。黄金色の鎧、純白の鎧、ハーフメールにガントレット姿が2名…アイツらだ。先頭を歩くフルアーマーの二人は目立つ。目を奪う鎧姿。この街にはない鎧だ。鎧だけでは無い。彼らの得物も目を引く。黄金色の鎧には4振りの剣、純白の鎧には2振りの剣が携われている。ガントレットの2名は特に剣を持っていないようだ。ガントレット内にナイフか短刀を忍ばせているのかもしれない。

 

アイツらは僕達に言葉を掛ける事無く、ダンジョンへと入っていった。僕達も後に続いた。しかし、彼らはダンジョン内を走り抜けていく。

 

「おい!追うぞ!」

 

仲間に指示を出し、僕達も走り抜けて行く。その内、信じられない光景が目の前で繰り広げられていく。先頭のナイフ遣いがモンスターを交差した瞬間、血柱が上がり灰と魔石になっていく。そして、魔石をもう一人のナイフ遣いが確実に拾っていく。先頭のナイフ遣いは、出くわすモンスター達に怯む事無く、淡々と屠っているようだ。走る速度も速い。ガレス、リヴェリア、ティオネ、ティオナと脱落していく。残る僕、ベート、アイズの呼吸は荒い。これは何の鍛錬なんだ?そして、階層主が現れると、黄金色の鎧の魔法で瞬殺されてしまった。瞬殺?有り得ないだろ?

 

安全地帯の18階層で休むのかと思ったが、休まずに走り抜けて行く。

 

「ベート、アイズ。これ以上は行くな…こっちが危ない」

 

呼吸を整えないと…

 

「18階層まで走り込むとは…フィン、アイツら何者だ?階層主を瞬殺って有り得ないだろ?」

 

ベートに訊かれた。

 

「1つだけ分かっているのは、アイツらを敵にするな!こっちが危ない…」

 

アイズ、ティオナを、弱いって言った意味が分かった気がする。アイツら、強すぎる…

 

 

 

---フレイ---

 

36階層で息が上がった…

 

「よし、今日はここまでだな。ジム、マーキングしておいてくれ」

 

「了解!」

 

ジムさんが、何かの魔法陣を地面に書き込んでいく。

 

「あれは、次回の転移先の魔法陣だ。次回は、ここから60階層を目指す」

 

そういうと、シュウさんの魔術により、ホームへ全員で転移した。

 

「次回は床をぶち抜いていくぞ。下層なら冒険者もいないだろうからな♪」

 

降りた先はモンスターハウスなんだろうな…苦笑いするしかない。

 

 

 

---シュウ---

 

今回の案件が終わったら、あの3名の願いを叶えて上げないとなぁ。ファルコンには、相棒のアイリス、ジムには彼の仲間、そしてフレイはアイツがしたかったことをプレゼントするかな。

 

アイシルのいる世界に、たまに行って情報を収集してくる。魂をたまに入れ替えているのか…魂のシャッフルかぁ。厄介だな。死んでいないので、招魂すら出来無い魂。魂が死を認識する前に封印したのだろうか?相当頭のキレるヤツだ。

 

アイシルの正体も分かって来た。悪神ロキの兄らしい。で、魔王はベリアルのようだ。アイリスは魂を頻繁に入れ替えている。たぶん、器はファルコンの…

 

作業をしていると、客が来たと莉愛がしらせてくれた。応接間に向かうと、リヴェリアがいた。

 

「何の用だ?」

 

「お前達の目的は何だ?」

 

「目的?お前らが知らないで良いことだ」

 

「そうはいかない。そのような強大な力を持つ輩を、放置できないからな」

 

この街の正義、ロキ・ファミリアらしい言い分だ。リヴェリアの魂と器を分離させて、器を弄ぶ。リヴェリアは気づいていない。

 

「放置出来無い?で、どうするつもりだ?」

 

全裸にしたリヴェリアのアンダーヘアで頬ずりしている。あぁ、気持ちが良い。

 

「戦争遊戯でもするのか?観衆の面前で、お前達もいたぶれば良いのか?」

 

あぁ、リヴェリアのアンダーヘアに顔を埋めて寝たい…眠いし…

 

「いたぶるだと?ふざけるなよ…おい…お前…何しているんだ?」

 

あぁ、寝落ちしたから、魂は器に戻されたようだ。あぁ、気持ち良い…くぅ~

 

「そ、そ、そんな場所で寝るな!おい!起きろ!あ…寝息を吹き掛けるな…ダメだって…疼く…ダメ…止めて…」

 

 

 

目覚めると、真っ赤な顔のリヴェリアのアンダーヘアに顔を埋めていた。

 

「お前…」

 

声が震えているリヴェリア。耳も真っ赤だぞ。

 

「何が目的だ…何故、身体を求め無い!何故、耳を陵辱しないのだ!」

 

「リヴェリアの柔らかいアンダーヘアが好きだから…はぅ…あぁ、いい気持ちだ…もう少し寝る」

 

眠すぎて、非常に素直に受け答えた僕に、睡魔が襲い掛かる。

 

 

 

「ねぇ、起きて!リヴェリアが大変なのよ」

 

アイズに起こされた。リヴェリアは白目を剥いて、泡を吹いている。なんで、こうなったんだ?記憶を読み取ると、淫乱化を求めるリヴェリアを無視して、下腹部で寝ていた為、身体と理性とでギャップが生じて、思考がオーバーフローしたようだった。

 

「で、アイズはどうされたいんだ?」

 

「え?」

 

アイズのアンダーヘアは固めで、魅力は無い。コイツの場合、膣の中が気持ちが良いと思う。どうされたいかを真剣に考えているアイズと交わる。

 

「そこが好きなんですか?」

 

「アイズの場合はねぇ」

 

「胸は誰が良いですか?」

 

既に恍惚な表情のアイズ。達するのが早いのが難点である。前回も、あまり出来無かったのは、そうのせいである。

 

「胸は…ナァーザかアスフィかな…お尻はティオナ…」

 

「はぁ…はぁ…はぁ…口は?…はぁ…はぁ…」

 

呼吸が荒くなっていくアイズ。そんなに動いていないんだけど…感度が良すぎるのかな?

 

「口かぁ…シルかな…」

 

「あっ!うぅぅぅぅ…」

 

意識を完全に飛ばしたアイズ。アイズから離れて、リヴェリアを回復させて、二人に服を着せて、リヴェリアの部屋へ強制転移させた。

 

 

 

---リヴェリア---

 

また、体液塗れに服を着せられてしまったのか…身体がネトネトで気分が悪い。うん?アイズも同じ状態で、何故か私の部屋にいた。二人共返却ってことか…まず、お風呂に入らないと…

 

アイズを抱えて風呂場へ行く。アイズの服を脱がせて…彼女の下腹部を見て固まった私。彼女とは交わっているのか…私とは交わらないのに…身体を洗い、湯船に身体を沈めた。何が違うんだ?アイズと私で…う~ん…

 

 

翌日、アイズと私は医務室のベッドで寝ていた。私は湯船の中でのぼせていたそうだ。アイズは脱衣所で全裸で寝ていたそうだ。

 

「何してんや?」

 

心配そうにロキが顔を覗き込んできた。

 

「考え事をしていたら…」

 

「そっか…で、誰と交わったんや?」

 

「私は交わってくれなかった…耳すら触ってくれなかった。なのに、アイズには…うっ…」

 

涙が零れていく。なんか、悔しい…

 

「どいつに裸を拝まれたのや?」

 

「言え無い…迷惑を掛けたく無い」

 

「おい、フィン!」

 

フィンと何かを話ながら部屋を出て行く二人。

 

 

 

---フィン---

 

ファミリア内にいる、リヴェリアの裸を見ながら、アイズと交わった犯人を捜せって…無理な気がする。やった、犯人はアイツだよな。ロキにその旨を伝えた。

 

「はぁ?他のファミリアのヤツやて?許せん!おい、ソイツを連れて来いや!痛い目に遭わせてやるわ!」

 

「無理だ。痛い目に遭うのはこっちだ。あんなに強い奴らは見た事がない」

 

「なら、裏の者に痛い目に遭わせてもらうわ!」

 

裏?裏社会の奴らにか?ダメじゃないのか?ロキは怒り心頭の様子で出て行った。

 

 

 

---シュウ---

 

良く無いオーラの輩が多数、近づいて来た。

 

「フレイ!ファルコン!ジム!お客さんだ。返り討ちにする。後、首謀者の訊き出せよ。お礼参りに行くから」

 

頷く三名。メイビス達を安全な場所、地下のプレイ部屋へ行かせる。僕達のホームに侵入してきた輩達。返り討ちにしていく。

 

「なんで?ルノアさん、クロエさん…リューさん…」

 

悲しそうなフレイの声…押し入ったのは黒拳、黒猫、疾風の裏社会のハンターだった。

 

「黒幕はミアか?」

 

「違う…」

 

「黒幕はフレイアか?」

 

「…」

 

「え…フレイア母さんが…僕を襲わせたの?」

 

「違うよ、フレイ…相手がフレイだなんて、知らなかったのよ」

 

ルノア達は殺意を脱ぎ捨てて、フレイを宥めている。

 

「ちょっと、お礼参りに行って来る」

 

僕はフレイアの元へ転移した。

 

--------

 

フレイアを壁に磔にした。手首と足首には聖なる釘を打ち付けている。床にはオッタルが全身血みどろになって倒れていた。

 

「嘘を吐くと、聖なる釘が反応して、激痛を与えるよ♪」

 

「止めて…本当に知らなかったのよ!」

 

「答えないでいいから。身体に訊いてやるからさ」

 

「痛いぃぃぃぃぃ~!」

 

乳首とクリちゃんには聖なる針を刺した。全身を痙攣させ、顔を歪ませている、美しかった女神様。

 

「なんで、僕達を狙ったんだ?おい!クソ女神よ!」

 

こめかみを拳固でグリグリと挟み込む。

 

「依頼されたから…やめてぇぇぇぇ~!」

 

泣き叫んでも誰も来ない。手下は全員半殺しにしたから。

 

「誰に依頼されたのかな?」

 

うん?激痛で意識を飛ばしたようだ。じゃ、記憶を読み取って、釘と針を回収して、肉体的な傷は治しておく。

 

記憶によると…ロキ…あのエロ女神…僕達を殺そうなんて…自分の手は汚さないタイプなんだな。この世界でも…ロキ・ファミリアへ転移した僕。

 

------

 

ドッガッ!

 

「うごぉ…」

 

血反吐を吐いて、床に倒れるガレス。

 

「次はドイツだ?」

 

ベートが飛び込んで来たので、顔面を鷲掴みにして、『エアスタンプ』を手の平から発射した。

 

ベチャ!

 

ベートの顔面はつぶれ、床に倒れる。

 

「おい!ロキを出せ!ロキが雇ったフレイア・ファミリアに闇討ちされたファミリアの団長が来たんだ。早く出しやがれ!」

 

「おい!今の話は本当か?」

 

フィンが現れた。

 

「本当だよ。フレイアをリンチしたら、ロキに頼まれたって、吐いたぞ」

 

「おい…フレイア様をリンチだと!」

 

「そうだよ。美しかった女神様の顔は、醜かったぞ♪」

 

「止めろ!もう、止めてくれ!」

 

リヴェリアが僕の前に立ちはだかった。相当、体調が良くないみたいだ。どうしたんだ?

 

「ロキは?」

 

「ここにはいない…はぁ…はぁ…」

 

立っているのもつらそうだ。

 

「どこに行った?」

 

「わからない…はぁ…はぁ…あっ!」

 

前のめりに倒れ込んで来たリヴェリア。咄嗟に彼女を優しく受けとめ、抱き締める。回復術を彼女へ発動させた。淡い緑色のオーラが彼女を包み、彼女の悪い物を昇華させていく。荒かった呼吸が、静かな寝息に変わっていく。これで大丈夫かな。彼女を静かに床に横たわらせた。

 

「フィン、邪魔したな!」

 

リヴェリアの苦しげな姿を目にして、闇墜ちしていた僕は正気に戻り、自分のホームへと転移した。

 

 

 

 

 

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