普通に驚いてます。
とにかく、第5話です
どうぞ
風呂からあがった2人が廊下を歩いていると、分かれ道にさしかかる。
「では、私はこっちだ。おやすみ」
「え?どこ行くのよ」
「どこって、自分の部屋だが?」
「部屋に戻ってオナニーならいつでもできるでしょ。そんなことよりも、私の部屋に来て続きをしなさいよ」
「い、いつまでオ、オナ、自慰の話を引っ張るつもりだ!」
「別に言い直さなくても」
箱庭の騎士はオナニーという単語を言うのが恥ずかしいようだ。
「とにかく、私まだちゃんと揉んでもらってないんだから、部屋に来てちゃんと揉んでよ」
「……明日じゃダメか?」
「だめ」
「はぁ、まぁ私が言い出したことだしな。仕方がない」
レティシアは渋々ペストについていくことになった。
~ペストの部屋~
ペストは部屋に入るとベッドの上に座り、自分の横をポフポフしながらレティシアを呼ぶ。
「ほら、いつまでもそんな所に突っ立ってないで、早く来なさいよ」
「はいはい」
レティシアは半ば呆れながらも自分が言い出したことだという責任感から断ることができない。
「ていうか貴女、ずっと大人の姿のままなのね」
「ん?ああ。いつもは基本、風呂に入ったら後は寝るだけだからな」
「いや、寝る前にオナニーがあるでしょ?ん?でも汗とかかくだろうから、お風呂の前にするの?」
「だ、たから、いつもしているわけではないと、」
「どっち?」
「いや、だから」
「お風呂の前?後?」
「ちょっ、しつこい」
「いいじゃない。減るものでもないし」
「減る!何か大切なものがいろいろと!」
「するときは大人の姿?それとも子供のまま?」
「本当にしつこいな!……というか、何故そんなにも聞きたがるんだ?」
レティシアは流石にしつこいペストに問う。
「……別に、あの箱庭の騎士もそういうことするってわかったから、興味本意よ。それにレティシアがどういう風にしてるかも知りたいし」
「ど、どういう風にと聞かれても、他の人とそう変わらないと思うぞ。お前だってしたことくらいはあるだろ?それと特別違うところなんてないと思うが……」
「……」
レティシアの言葉に急に黙り込むペスト。
「ん?ペスト?……お前もしかして、したことないのか?」
ペストの肩がビクッと震える。
「まさか、1度もか?身体は12歳だとしても、精神年齢的には黒ウサギなんかよりも何百歳も上だろ?なのに、1度も自分でしたことないのか?」
「ぐっ。し、しょうがないでしょ!生前はまだ子供だったし、麦とかの知識ばっかりでそういう知識はなかったし。黒死病にかかって死んで悪霊として霊格を得たあとは8000万人超の大所帯で寝ても覚めても1人になる時なんてなかった。こっちに召喚されてからは白夜叉への憎しみばかりでそういう気分になったことがない。また復活してノーネームに入ってからはメイド業でいつもクタクタ。最近は慣れてきたけど、始めたばかりの頃はベッドにつくなりバタンキューよ。だからそんな暇なかったのよ!」
ペストはいっきに捲し立てるように言い放つ。
「そ、そうか。……でも1度もないとは、驚きだ」
「……なによ、自分がオナニストだからって」
ボソッと聞こえるか聞こえないくらいかの声でペストが呟く。
「オ、オナっ。おい!今の聞こえたぞ!そんな不名誉な肩書きを私に付けるな!」
レティシアが真っ赤になって怒る。
「しかし、私のやり方が聞きたいということは、お前もしてみたいということだな?」
「っ。べ、別にそういうわけじゃないけど」
「なるほどなるほど。そういうことなら仕方がないかもな」
「ちょっ、だから違うって、」
「まぁ、風呂での反応を見る限り感度は良さそうだったから、また今度試してみるといい。それとも今夜にでも試すつもりか?」
「ま、待ちなさい!何で急にそんな元気になってるのよ!」
「やられてばかりは性に合わないからな、攻めれる時に攻めておこうと」
「くっ、この性悪吸血鬼が」
「お前みたいな性悪娘には言われたくないな」
まるで子供のような言い合いをする2人。
「ふっ。まぁ自慰もしたことのないお子ちゃまにむきになっても大人気ないか」
「ふんっ。何が大人気ないよ。オナニーって言うのが恥ずかしくて、わざわざ自慰って堅苦しい言い方しかできないお子ちゃまのくせに」
「なっ。そ、それくらい言えるわ!」
「へぇ、じゃあ言ってみなさいよ」
「ぐっ……」
レティシアは首まで真っ赤になりモジモジしだす。
「早く言いなさいよー」
「わ、わかっている!」
正座をし、膝の上に置かれているレティシアの拳が羞恥でプルプル震えている。
「………お、おなにー」
消え入るような声でボソリと呟くレティシア。
そんなレティシアを見るとペストもつい顔が紅くなってしまう。
「ちょっ、そこまで恥ずかしがられると、こっちまで恥ずかしくなってくるじゃない!」
「ううううるさいっ、とにかく言ったからな!これで私はお子ちゃまなどではない!」
「いや、子供でもあそこまで恥ずかしがらないわよ」
「うっ」
レティシアはまた言い返しそうになるがいったん息を吐き冷静になると、コホンと1つ咳をする。
「それよりも、こんな話をするためにここへ来たわけではないんじゃなかったか?」
「あ、話逸らした」
「いいではないか!今のは乗っておくところだろう!」
しかし、どうしてもペストにペースを崩されるレティシアだった。
前書きでも書きましたが、お気に入りが100件越えました。ありがとうございます。
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