暗い……、寒い……。
身体が、動かない。
そんな暗闇に少し光が指す。
光を抜けてみる。
その先にあったのは……
いつもの見慣れた自分の部屋だった。
「……あ、目、覚めた?」
耀が目を少し開けたジンに気づく。
ジンは少しずつ意識が覚醒していく。
そして、自分の今の姿を見てみる。
なるほど、道理で暗くて、寒くて、身体が動かないはずだ。
「……どうして僕は気絶させられていて、裸で椅子に縛られているんですか?」
そう。ジンは耀とペストによって気絶させられ、その間に服を全て脱がされ、全裸で椅子に縛られていた。
「あら、目が覚めたのね。さっき言ったわよね? 今から貴方を殺すのよ」
「………………え?」
あ、あれ? 本当に殺されるの? と耀を見る。
「大丈夫。ジンならきっと堪えられる」
うん? 堪える? この2人は一体何をするつもりなのか。
「もう開き直ることにしたわ。ええ、ええ、私たちはエロいわよ、だから、どうせエロいからこれからアンタを枯らすことにしたの」
「か、枯らす……?」
「うん。Let's 限界突破」
「」
2人が何を考えているのかわかった気がしたジン。服を脱がされている自分。椅子に縛られている自分。
「どれだけ出せば、男っていうのは死ぬのかしらね。1L? 2L?」
なんかとてつもない数字が出された気がする。
「やってみればわかると思う。射精の瞬間とか見たことないし。まずはやってみよう」
そう言い、耀がジンに近づく。
「よ、耀さん? 待って、待ってください。ちょっ、本当に来ないでっ」
「大丈夫。最初は優しくするから。…………初めてだからわからないけど」
「それ全然大丈夫じゃない」
ここから何とか脱出したいジンだが、手と胴体は一緒に椅子の背もたれに縛られ、足は開いた状態で椅子の脚に縛られている状態なので、全く身動きがとれない。
耀はジンの足の間にしゃがみこむと、ジンの肉棒を間近で見つめる。
「……………………うっ」
特に何かされるわけでもなく、ただ見られているだけ。しかし、性格はともかく、容姿は抜群の女の子に自分の男性器を至近距離からガン見されているのだ。
そんなの、反応しないはずがない。
「あ、大きくなってく」
手でも足でも隠すことのできないジンの肉棒は、重力に逆らうように、徐々に徐々にそそり立っていく。
「あ、皮が捲れていくね」
大きくなっていくにつれて、被っていた皮がゆっくりとずり下がっていく。
「凄い、脈打ってる」
「さっきから実況しないでください!!」
目の前で起こる現象1つ1つをしっかりと声に出して実況する耀に、流石のジンも耐えられなかった。
「それじゃあ触るね」
「え………………うっ! ……わ…………」
いきなりである。ジンの肉棒が突然耀の手のひらに包まれる。
「固い。えっと、これって確か、血液で固くなって、大きくなってるんだよね? え? 血ってすごくない?」
固さを確かめるかのように、ニギニギとソレを握る耀。
「耀。どれくらい固いの?」
「えっと、これは……、三毛猫の尻尾よりは固いかな」
「私、三毛猫の尻尾を握ったことないんだけど」
「そっか。なら、今度触らせてあげるね」
「楽しみにしてるわ」
こんな会話の最中も、ニギニギしてます。
「うっ……ふっ…………く……」
耀の白くてスベスベな手で、自分のモノが握られている。
たとえ物理的刺激は少なくても、ジンはその状況だけで興奮がピークに達しそうである。
「ジン。これってどうすればいいの? オナニーのときはどうやってる?」
それを本人に聞くのか。
無知とは恐ろしい。ギフトゲーム以外でそれを学ぶとは。
ていうか、これって耀やペストにも自慰のやり方を聞いてもいいってこと? はい。そんなことしたらより確実に殺されちゃいますね。わかってますよ。
「因みに耀さんはどうやってオナニーしているんですか?」
あれ? 間違えて聞いちゃった。テヘッ。
「…………ッ」
「あがっ!! い、痛い痛い! 痛いです耀さん!!」
耀の顔が紅くなったと思ったら、いきなり握られていた肉棒が潰れるような感覚に襲われるジン。
「耀さん! ごめんなさい! 変なこと聞きました! 痛い痛い、とりあえず離してください!!」
ジンの叫びにハッと我に返る耀。
「あ、ごめんジン。痛かった?」
「痛いですよ。耀さんの握力ハンパじゃないんですから」
耀はジンの肉棒から一旦手を離すと、少し熱くなった顔を冷ますためか立ちあがってペストの方へと歩いていく。
「今のはジンが悪いわね。もっとやっちゃえばよかったのに」
ペストがなんとも恐ろしいことを口にする。
「それはダメ。まだ1回も射精してないのに、それを見る前から通り道を潰したら意味がない」
「確かに。なら全部出しきってから潰すのね」
「うん」
「うん。じゃないですよ!? 謝りますから! 謝りますから潰さないで!!」
必死に潰さないでと訴えるジン。
そんなジンの様子を見て、ドSチックに笑みを浮かべる耀とペスト。
「それはあなたが私たちを満足させられるかに懸かってるわね」
「期待してるよリーダー」
ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべるペストとどこか楽しそうにサムズアップをする耀。
(本当に、死んじゃうかも……)
2人の笑みを見て、冷や汗が滝のように流れ出るジンであった。
次回から本格的にエロに入っていきます
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