※この作品はR-18です。

ダラダラしているが、時にやる気になる悪魔   作:現代のイッセー

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第22話

やっほー、執事になったトレインだ。

あれから数週間が経ち、この仕事にも慣れてきた。とは言ってもノエルの手伝いとかファリンのフォローとかしかやってないんだがな。まああとはすずかの勉強をみてやったり送り迎えもやってるぞ。この前忍がどんな勉強内容なのか見に行ったんだが、あまり理解できなかったとだけいっておこう。

 

 

 

あと忍が出かけるとき俺と二人きりで行くことが多くなった。なんでだろうか。この前「今日恭也は家でグータラしてるぞ?俺じゃなく恭也とデートしてこいや」と胸を痛めながら言ったのだが、忍はだからなに?という顔をされたあと俺は腕を組まれノエルたちに笑顔で見送られ外に連れ出された。

 

 

 

その買い物?デート?途中散歩している恭也にあった。俺は暇人何してんの?って聞いたら散歩していたらしい。恭也が俺にお前ら付き合ってたのか?と聞かれ、俺はお前バカか、そんなわけないだろうと呆れ顔でいってやった。忍は恭也のこと好きだから勘違いさせることはいけないと思ってな!

 

 

 

なに?お前人妻を寝取っただろうがだと?ふん、美人とかわいこちゃんだったら誰でもいいというわけでもないぞ?なんていうのかな・・・。・・・とにかく人のものを自分のものにする快感がたまらないんだよ♪

 

 

 

んで話の続きだが恭也に付き合ってないと言ったら忍は表面上は笑顔だったのだが、残念がっていたような気が・・・

 

 

 

恭也と別れたあと買い物、カラオケ、食事に行った。忍はカラオケめちゃくちゃうまかったんだ!声が綺麗で思わず聞き惚れてしまった。でも忍が『Catch You Catch Me』を歌ったのがマジでびっくりしたよ。思わずCCサクラ!?ってツッコんじゃった。忍がいうにはCCサクラの大ファンらしい。なんでもクロウカードとサクラの服、あの杖も買ったとか。金持ちはうらやましいと思ったね。

 

 

 

んで、今なにしているのかというと特にすることもなかったから散歩している。一点の曇りもない青空で程よく風が吹き、片手にはみんなしっているガリガリ君だ。王道のソーダ味だけどな!この前あおじそ味という不思議な味が発売されたんだが、チャレンジ精神で食ってみたんだ。それが案外うまかったんだ!まあソーダほどではないがな。

 

 

 

俺はプラプラと適当な道を歩いてがりがり君の残骸である木の棒を口にくわえながらこれからどうしようかと考えてるとふと道路側をみてみた。すると、車が一台横を通り過ぎていった。

 

 

 

「おーおー、でっかい車だこと・・・ん?あの金髪はたしかえっと・・・なんつったっけ?まあいいか。でも、なんであいつ空とんでんだ?ほんとにあいつ人間か?」

 

 

 

金髪は空を飛びながら車を追いかけていく。あの車になにかあんのかね?俺も行ってみるか。とはいってもなにか乗るものはっと。周りを見回しても自転車もなし。しかたない走るしかないよな。

 

 

 

「いちについて・・・よーい!ドン!」

 

 

 

あ、今のままじゃおいつけない・・・あいつらとの距離がどんどん離されていく。しかたない。少しだけ魔力を解放しますかね。

 

 

 

俺は魔力を解放し、身体強化してあいつらに見つからないようについていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここ廃ビルか?また王道な・・・」

 

 

 

ここでなにかすることでもあんのか?もしかして誘拐とか?確かに溜まり場としたら最高の場所なんだろうが、フラグがビンビン立つ場所でもあるんだよなー。

 

 

 

「あの車も廃ビルの前に止めてるし、こりゃなにかあるな。」

 

 

 

俺はおもしろいことがおこりそうだと胸を躍らせ、不敵な笑みを浮かべながら拳をポキポキ鳴らし、建物の中に入って行った。

 

 

 

「中に入ったはいいがみんなどこにいんだ?それより人っ子一人いないってどういうことだ?」

 

 

 

どの扉を開けてもものけのからだし、ヤクザらしき人もいない。なんでだ?見張りもいないってどう考えてもおかしい。

 

 

 

「考えてもしかたねぇか。」

 

 

 

上に上がる階段を見つけ駆けあがっていく。二階に上がってみるとかなりの数の人たちがこっちを見つめてたっていた。

 

 

 

「あれなんですかあなたたちは?俺はちょっと迷子になっちゃって出口ってどこですか?俺は決して怪しいものではありませんから安心してええええええ!?」

 

 

 

俺は一気にまくしたてるように俺は無害の人だと弁解しようとしたが襲い掛かってきた。俺はなるべく人を殺さないように加減しながらかつ気絶させるくらいの力で殴っていく。

 

 

 

パキッ

 

 

 

「はい!?」

 

 

 

一人の顔を殴ったら顔にヒビがはいった。そして、ヒビがはいったやつにもう一撃加えると粉々に砕け散った。

 

 

 

「ふーん。こいつら人形か。どおりで人の気配がないわけだ。こいつら人形かよ」

 

 

 

そうとわかったら簡単だ。一掃してやんよ!俺は人形たちから距離をとりなるべく一撃で終わらせれるように一直線上になるように攻撃をかわしていく。

 

 

 

「ならいいか。さーて久しぶりに使いますか。『火竜の咆哮』」

 

 

 

口から火が吹き出し、人形たちを巻き込んでいった。そして、火を止めると俺の目の前は一面真っ黒で人形たちは一体も存在しない。

 

 

 

「あちゃー、やりすぎたかな?ま、いいけど。ここにもいないということはこの上かな?」

 

 

 

さらに上に行き、人の気配がするところの部屋の前にたどり着く。こっそり中をのぞいてみるとすずかとアリサがロープで縛られていてロリコンどもに犯されそうだった。先にいった金髪くんはサングラスをかけたあんちゃんたちに囲まれ銃を突きつけられ怯えていた。

 

 

 

「なんですずかたちが囚われてんだ?金目当てか?ま、理由は親玉に直接聞けばいいよな。みたとこあの部屋にいんのは十数人程度かな?楽勝だな」

 

 

 

俺は忍と恭也に写メ付きメールを送る。どのタイミングでいこうかとか考えてる暇なんてないな。ド派手に行きますか!俺は金髪くんを囲んでるあんちゃんたちの一人を蹴り飛ばし、俺に銃を向けてきた男の腕を掴み、曲げちゃいけない方向に曲げて折り、怯んだスキに顔面を粉砕。

 

 

 

「おい、ボウズケガはないよな?」

 

 

 

「・・・え?あ、はい大丈夫・・・ってお前あんときの!なにしにきやがった!」

 

 

 

「お嬢様方を助けにきただけだが?それと誘拐したこいつらにこんな面白い企画を披露してくれたお礼も兼ねてきたんだよ」

 

 

 

「そ、そう・・・なのか」

 

 

 

金髪はトレインが笑い顔を見て恐怖した。こいつは危険だ、敵に回したら、機嫌を損ねたら殺されると本能で悟った。

 

 

 

「次はすずかとアリサを助けないと・・・な!」

 

 

 

俺は二人を犯そうとしているペドどもの腹をパンチしたあと、すずかとヤろうとした男がうずくまっているところに髪を掴み上げ、みぞおちをつま先で思い切り蹴った。

 

 

 

「うげぇぇっ!」

 

 

 

メキメキと嫌な音を鳴らしながら男は壁に激突して崩れ落ちていく。次にアリサに手を出そうとした男の頭を殴るのと同時に膝蹴りをプレゼント。ぴょっと男が変な声をだしたあとお嬢様たちの縄を解いた。

 

 

 

「お前ら大丈夫か?へんなことされてない?」

 

 

 

「あ、ああんた来るのお、遅いわよ!もっとはやくきなさいよ!」

 

 

 

「しかたないだろ。お前ら誘拐されたなんてしらなかったんだし」

 

 

 

アリサは口調はいつも通りにしようとがんばってはいるが、体は震えていて声も弱弱しく涙を流していた。

 

 

 

「え、そうなの?」

 

 

 

「ああ。金髪が車を追いかけていったからなにかあんのかなーって思いながらついていったらこのありさまだ。びっくりしたよ。」

 

 

 

「おい貴様何者だ?こいつ知り合いか?」

 

 

 

すずかとアリサになるべく安心させるため優しくいつもどおりの口調で話していたところに親玉らしき人が俺の頭に銃を突きつけてきた。

 

 

   ・・・

「私はあくまで執事ですよ」

 

 

 

「なるほど、忍のところの新人執事か。ということはこいつらのこと色々しっているということか?」

 

 

 

「いや、やめて!!」

 

 

 

「ああ?どういう意味だ?」

 

 

 

俺には親玉がどんな顔して言葉を発しているかわからない。だが、すずかの誰にも知られたくない秘密をこいつは言おうとしているんだと思う。ならそれをやめさせるべきだな。

 

 

 

「おい、なに人の秘密を勝手に言おうとしてんだよ。てめえが許可なく人の秘密を言っていいわけないだろうが!!」

 

 

 

「ずいぶん威勢がいいな。いまの状況がわからないのか?」

 

 

 

俺の後ろ頭からカチャリという音が聞こえてくる。これは本物かな?もし本物だったら俺の人生終わるな。だが、泣いてる女の子を助けるか自分の命、どっちが大事かなんて決まってるよな。

 

 

 

「すずか、アリサ。」

 

 

 

「「なに?(よ?)」」

 

 

 

「少しだけ目を瞑ってな。」

 

 

 

二人は心配そうな顔をしていたが大丈夫といってなでてやると安心したような表情をして目を閉じた。

 

 

 

「なんだ?自分の命を捨てる覚悟で来るのか?お前は正義のヒーローにでもなりたいのか、それとも無謀なバカなのか・・・まあいい。死ぬまえにいいk―――――」

 

 

 

「お前さっきからうるさいぞ?それより自分の心配したらどうだ?」

 

 

 

「なに?」

 

 

 

「おい!いけ、クソガキ!!」

 

 

 

「おっしゃああ!!」

 

 

 

俺が合図を送ると金髪くんは親玉の股間を蹴り上げた。うわぁ・・・いったそー。あれしばらく使いもんにならんぞ?

 

 

 

「うがああああ!!貴様らあああ!!」

 

 

 

親玉は股間を押さえてピョンピョンジャンプして青筋をたててイラついている。銃はさっきの金髪くんの攻撃のおかげで落とし、俺が拾った。

 

 

 

「これで形成逆転だな。くそじじい。どうだいまの気分は?」

 

 

 

「おい!俺のおかげで助かったんだからな!感謝しろよ!」

 

 

 

「はいはい。よくやったな。ほーれほれほれ」

 

 

 

俺はお礼も兼ねて頭をぐしゃぐしゃなでてやると金髪くんはうわ、や、やめろと抵抗している。結構こいつおもしろいな。

 

 

 

「このクソガキどもっ!なぜそいつを助ける!?そいつはな――――」

 

 

 

「っ!?お願い!!それ以上はやめて!」

 

 

 

「吸血鬼、化けものなんだぞ!」

 

 

 

「あ・・・ぁぁ」

 

 

 

親玉の男はしてやったという顔をしていた。はっきりいってきもい。それですずかの顔を見たが、この世の終わりみたいな顔をしていた。アリサはホントなの?とすずかに聴いていた。

 

 

 

「ふん。だからなんだ。俺には興味ないね。すずかはすずかだ。それ以上もそれ以下もない!それにすずかは俺ら人間以上に人間味溢れていて優しい女の子だ!お前が手を出していいやつじゃねーんだよ!」

 

 

 

これ金髪な?俺そんなくさいセリフいうつもりもないし持ち合わせてないから。

 

 

 

「おお?さすが金髪くん。いうことが違うね」

 

 

 

「だろ?」

 

 

 

胸を張ってへへんと俺様かっこいいと思っているだろう。こいつナルシストなのか?まあおもしろいからいいんだけどさ。

 

 

 

「次は俺だけど、んー、別に吸血鬼なんて珍しくもなんともなくね?俺の知り合いに吸血鬼いるしさ。」

 

 

 

みんなが「はあ!?」と声を揃えて驚いていた。特にすずかはその話あとで詳しく話して!と俺の胸倉掴んできた。ギャスパー元気かな?あいつ人見知りだから心配なんだよなー。リアスに任せてるから大丈夫だとおもうんだけどさ。

 

 

 

「わかった!わかったから揺らすな!つかすずか離してくれ!」

 

 

 

「ご、ごめんなさい・・・」

 

 

 

シュンとしてすずかはアリサの隣に移動。

 

 

 

「んでよ、お前なんのためにこんなことしたんだ?」

 

 

 

「金さ、金。さらに月村の娘は吸血鬼だ。イカれたやつに売りさばけば金ががっぽり入るという寸法よ」

 

 

 

ニヤニヤしながら悪役っぽいこといってるけど股間を押さえながらクズ発言とかなんかかわいそうだな。まだ痛いのかピョンピョン跳ねてるし。

 

 

 

「おい!大丈夫か!?」

 

 

 

「大丈夫すずか!?」

 

 

 

お、やっと忍と恭也がきたか。あとはやつらに任せるか。すずかとアリサは忍の胸に走っていく。恭也は親玉の男にとどめをさし気絶させた。

 

 

 

「トレインこいつらはお前がやったのか?」

 

 

 

「え?・・・い、いやー俺なわけないじゃないか恭也くん?この金髪くんがやったのさ!」

 

 

 

「はあ!?ちがうだろうが!全部お前がやっただろう!!めんどくさくなりそうなことをすべてオレになすりつけてんじゃねーぞ!!」

 

 

 

俺と金髪くんがガミガミ言い合っていると恭也がわかったといって俺たちはなにが?と聞き返す。

 

 

 

「トレインがやったんだな?明日家に来てくれ。」

 

 

 

俺はサァーっと血の気がなくなるのを感じた。金髪くんは俺の肩をポンポン叩き、顔を向けると笑顔で頑張れと目が言っていた。こいつのやさしさに心を打たれた。案外悪いやつじゃないんだと心のそこから思った。

 

 

 

場所は変わり月村家。忍とすずかはソファに座り俺と向かい合わせになっている。ノエルは無表情で俺を見て、ファリンは不安そうにしてみている。

 

 

 

「んで、簡単にまとめると忍とすずかは吸血鬼で、ノエルとファリンは人形か~。へぇ。よくいままでばれなかったな?吸血鬼なんて血が飲みたくなるんじゃないのか?」

 

 

 

「ええ。だから輸血パックで済ませてるのよ。」

 

 

 

「ふーん、そうなのか」

 

 

 

「それであなたは二つ選択肢がある。」

 

 

 

俺は選択肢?と聞き返す。忍は指を立てる。

 

 

 

「記憶を消すか消さないかよ。」

 

 

 

なるほど。自分たちが吸血鬼だってばれるとめんどうなことが起こる。だから誰にも言わずに過ごしてきたのね。んで、ここで選択肢。簡単に言えば月村家と秘密を共存か関係を断つかだな。

 

 

 

「もちろん消さない。大丈夫だ。誰にも言わないよ。」

 

 

 

「もし、約束破ったら殺すわよ?」

 

 

 

「そんな物騒なこというなよ。大丈夫だって。俺は口は堅いほうなんだ」

 

 

 

ここで話は終わりの雰囲気を出したんだがすずかが俺にキラキラ瞳を輝かせて質問してきた。

 

 

 

「あの!知り合いに吸血鬼がいるっていってたけど本当なの!?」

 

 

 

「え?そんな話初耳なんだけど?どうなの?」

 

 

 

忍は笑顔で聞いてきたが包み隠さず話せと目が言っていた。怖いよ?

 

 

 

「いるよ。いるにはいるけどすぐには呼べないかな?」

 

 

 

異世界にいるんだ。そんな簡単に呼べるわけがない。一生すずかと会うことはないかな?

 

 

 

「そうなの・・・。その人はどこの人なの?」

 

 

 

「どこだっけな?まあ間違いなくこの近くにはいない。会えたら紹介するよ」

 

 

 

世界が違います。ギャスパーは駒王町にいるし、今いる世界には駒王町なんてないしなー。どうしたもんか。

 

 

 

「そう。なら、今度紹介してね?あ、そうそう」

 

 

 

忍が妖艶な笑みを浮かべながら俺に近づいてくる。なんだなんだ?まさかお礼としてエッチでもさせてくれるのか!?げへへ・・・

 

 

 

「あとであなたの血吸わせてね?」ボソッ

 

 

 

「はい!喜んで!!」

 

 

 

「ふふっ。じゃあ、今夜あなたの部屋に行くからよろしくね?」

 

 

 

さーて、今夜が楽しみだ!!精力はリニスのおかげでパワーアップしている。これも神様特典のおかげですね!忍との熱い夜が期待できるな。ゴムは・・・ない。まあ、吸血鬼は妊娠しにくいとギャスパー言ってたし、悪魔も他種族との子供は作りにくいって言ってたし大丈夫だろう。

 

 

 

「・・・そういや俺の秘密言ってなかったが、まあいいか」

 

 

 

そして、楽しい夕食を過ごし、風呂に入り、そしてお楽しみの忍との熱い夜(になる予定)になった。

 

 




ひとまずこれで区切ります。
次はエッチシーンになるのかな?うーん。忍なら期待しといて実はなにもなかったっていうこともありえるからそうなるかもしれません。

まあ、忍の次はみなさまお待ちかねの!!桃子との激しい夜になります!!桃子が終わったら原作に入ります。このペースでいくと少なくともりりなの編が終わるには40話はいきそうだな・・・気長にいこうか。


感想、意見、誤字脱字等がありましたらよろしくお願いします!感想とかマジ待ってます!やる気がグンとあがります!
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