ダラダラしているが、時にやる気になる悪魔 作:現代のイッセー
やっと三連休なのに、テスト勉強につぶれるのがなによりも悲しい・・・。
今回もぐっだぐだになりますが楽しんでいってくださいな!
では、スタート!
やっほー、トレインだ。
今日は、なんとフェイトも交えて高町家と食事をすることになった。フェイトは同じ年の友達とかいないから、なのはと友達になれればとか考えてたんだけど精神年齢的に言えばかなりの年上だから合わないかなとも思っていた。
そう、思っていたんだ。高町家にお邪魔して俺はフェイトの紹介して高町家の面々もフェイトに自己紹介をしたわけだ。ここまでは普通だよな。まあ、二階というかなのはの部屋あたりに魔力の気配があった気がするが無視。俺にとってはどうでもいいしね。
お互いの自己紹介が終了し、みなさんおなかが減っていたので桃子作の料理が置いてあるテーブルに移動。人数が多くなるのでいつもみんなで食べているダイニングテーブルではなく、もっと大きいみんなで食べれるくらいのスペースのリビングテーブルにめちゃくちゃうまそうな料理が置かれていた。フェイトの料理もいいが、桃子の料理はまたいいんだよなー。こんなこと言ったらフェイトになに言われるかわからんがな。
みんな各配置に着く。場所を言うならこんな感じだ。
桃子 士郎
恭也 テーブル テーブル 美由希
フェイト 俺 なのは
なぜこんな狭いのかそこは置いておこう。ごはんを食べる前になのはは自分の部屋に行くとか言って少ししたらイタチ?に似たなにかを抱えて降りてきた。こいつの魔力だったのか。でも、なんか魔力の量がちいせえな。ま、大丈夫だろ。
なのははフェレットをテレビの前に置いて再び俺の隣に来た。先ほどよりも密着して。それをみてフェイトも密着。正面の桃子は笑顔で威圧。雰囲気が今すぐ二人から離れろとプレッシャー付き。ああ・・・すごく恐ろしいです・・・。
士郎はせっかくの料理が冷めちゃうから食べようかと言っていただきますと言ってくれた。それに合わせて俺たちもいただきますと言って箸を持ち、少し冷めている料理を口に運んでいく。冷めてはいるがこれはこれでうまいな。とか思いながらパクパクと胃袋に収めていく。隣からツンツンと脇をつつかれ横を見るとフェイトが俺に卵焼きを向けて口に運んでくる。
「これはアーンしろといってんのか?」
「ええ、そうですよ?はい、あーん」
顔を真っ赤にして卵焼きを俺の口に近づけていく。さらに座高というか背の高さが違うため、少し手を上げないと俺に届かない。だから、手をプルプルさせながらのその仕草、正直たまりません。
「あ、あのはやく・・・」
「ああ、すまない。アーン・・・モグモグ・・ゴクッ・・ありがとうフェイト。おいしいよ」
「いえ、ありがとうございます」
本人としては平常心を保っているつもりなんだろうが、耳まで真っ赤にしてさっきからなにを掴もうとしてんの?コップの中なんて個体じゃなくて液体しかないんだぞ?なんでお前は俺にお礼を言った?よくわからんな。それでだ。殺気を放っているお隣様と正面にいるお姫様方をなんとかしなければ死んでしまう、マジで。つか、桃子は士郎さんがいるんだから少しは自嘲してください。
「・・・なのはさん、これおいしいよ。ハイアーン」
俺が適当に料理を掴み、さっきフェイトにやられたことをなのはにしてやろうとするとさっきまでの不機嫌な様子はどこへやら、満面の笑みに変わり掴んでいた料理がなのはの口の中に消えていった。
「おい、なのは。そろそろ離してくんね?」
「ふぃや!」
俺の箸を加えながらしゃべったのでちゃんとした言葉になっていないが多分嫌!と言ったんだろう。まあ、おいしそうに俺の箸を舌で転がすのはかまわんが、そろそろ離してほしいんです。料理がなくなるから!
「あら、なのはもフェイトちゃんもかわいいわね~。こんなかわいい子たちに好かれてるトレインは幸せ者ね~?そう思わない士郎さん?」
「・・・。さて、おなかもいっぱいになったことだし運動してこよう。恭也もいこうか」
「ちょうどよかった。今俺も無性に運動がしたくてたまらなかったんだ」
とかなんとか言って二人はそそくさと一瞬俺にあとは任せたと口パクで言った後部屋から出ていった。おい、ちょっと待て!俺にすべて投げるんじゃない!
士郎たちも出ていったあとすぐに美由希も慌てて立ち上がる。
「あ!私宿題があったんだった!じゃ、じゃあごちそうさまでした!」
すぐにこの場を去りたいと一目でわかるくらいに声が棒読みで言って部屋を去ろうとした美由希を俺は逃がさないとばかりにがっちりと手首を掴む。
「きゃっ!と、トレイン!?私宿題あるからさ、離してくれない?」
「はっはっは。そうか、美由希は偉いなー。ならその宿題俺が手伝ってやる。持ってきやがれ」
「その気持ちはありがたいけど遠慮します!だから離して!」
「うふふ、トレイン?美由希が嫌がってるから離してあげなさい?」
うーんうーんと掴んでいる手を離させようとがんばっている美由希を桃子は傍から見ればすべてを魅了させる綺麗な笑顔で俺に向けて美由希の手を離せと言う。まあ、まったく目が笑ってないし、さっきよりも殺気を倍増させて。桃子様は何に対して怒っているのでせう?フェイトに助けを乞おうと横を見るとまだトリップしていた。その証拠にいまだにコップに箸を突っ込んだあと口の中に入れ、またコップにと繰り返している。
なのははどこかをぽけーと見つめながら俺の箸を持ちながらもごもごさせていた。こいつら使えねー!!美由希は・・・
「うーんしょ!うーんしょ!」
俺から逃れようとがんばっている美由希なのだが引っ張っているとき胸を強調させるポーズになるため桃子並の胸が・・・ゴゴゴゴと桃子がおぞましいほどの真っ黒なオーラを出しながら俺の正面にいた桃子がいつの間にか横にいて結構力を入れていたにも関わらず俺の手が開かれた。掴んでいた美由希の手首は赤くなってはいたが、そんなことは気にしてないのかすぐさま美由希は部屋を出ていった。
「ねぇ、トレイン?」
「・・・はい」
「ここにはなのはやフェイトちゃんがいるからあっちでお話ししましょうか」
「僕は悪くない。断じて!なにもしてないよ!?ただ・・・」
「言いたいことはそれだけかしら?」
「あはは・・・くそう!」
俺は襟首を掴まれ、ずるずるとどこかに引きずられていった。最後にみたのは我に返ったなのはが同情に似た視線を俺に向けて合掌しているところだった。なぜこんな目に・・・。
「ずいぶん愉快な人たちでしたね」
「まあな。一緒にいても飽きないしそれにいい人だぞ」
俺が目を覚ましたのはついさっきだ。時刻を見てみるとすでに17時すぎだったのですぐに高町家をあとにした。桃子は夕食も食べていきなさいと言ってくれたんだがさすがに、そこまで世話になるつもりないし、フェイトが俺に言いたいことがあったらしいので今度またお邪魔すると言って遠慮した。帰るとき桃子は笑顔で見送ってくれたんだが、瞳の奥は寂しさの色が出ていたような気がした。
「それで質問なんですが」
「なんだ?」
「私たちはいつ駒王町に帰れるんですか?」
まさかフェイトがあっちのことを気にしていたとは思ってなかったので思わずは?なんだって?と聞き返した。
「だから駒王町ですよ。かれこれもう3年以上はここにいるわけですが、一向にあそこに帰れる気配がないじゃないですか」
「・・・なんでだ?ここにはお前の家族とか友達がいるじゃねーか。無理にあっちに行く必要はないんだぞ?」
少しフェイトは考える素振りを見せて言葉を選ぶ。俺としては別にここにずっといてもいいんだが、いずれあっちに帰らないといけない。俺はあっちに家族もいるわけだし黒歌もいる。リアスもいるし、朱乃もいる。まあ、俺ん家に黒歌一人で大丈夫だろうかと心配なんだが、黒歌なら大丈夫だろうと思っている自分もいる。それに対してフェイトは、ここには家族がいるわけだし、いろいろ思い出とかたくさんあるこの世界を離れなくてもいいと思っている。さらに言えば、もし、あっちに帰る方法が見つかった場合フェイトに内緒で帰ろうとも考えていた。やっぱり家族がいるところのほうがいいと思うしね。
「確かにここには優しいお母さんとリニス、お姉ちゃんもいます。すごく心地よくてずっとこのままご主人様とお母さん、リニス、お姉ちゃんと居れたらと思っています。ですが、傷ついた私をお世話してくれた人・・・悪魔なんですがその人に恩返しするため私の一生を覚悟であなたの専属メイドになりました。いくらここに家族、心友、大事なものがあったとしてもすべて捨ててでもあなたについていきます。そう決めたんです」
その言葉を聞いて俺は足を止め絶句した。まさかここまでの覚悟があって俺のそばにいたとはまったく思わなかったから。ただ、仕事だから。父さんに命令されたからとかそんなこととしか考えていなかった。実際そういう人のほうが断然多い。フェイトみたいな人のほうが珍しい。びっくりして足を止めてただ立ち尽くしている俺を不思議に思ったのか、フェイトは俺の顔を覗き込んだ。
「どうしたんですか?」
「・・・いや、別になんでもない。ありがとな。これからもよろしく」
「はい。ご迷惑をおかけしますがこれからもよろしくおねがしますね?」
よく青春ドラマに使われるような感じで夕日に照らされて笑顔を作る。なんとも幻想的で一瞬以前のフェイトとダブって見えドキッとしてしまう。くそ、かわいいじゃねーか。
俺は首を振り再び足を進めて俺の隣をフェイトが歩く。まだ話したいことがあるのか口を開く。
「あとですね?」
「ん?どした?」
「そんなに私とお母さんたちと離れさせたくないんでしたらご主人様の眷属にしたらどうなんですか?そうしたら、離れずに済むと思うんですが・・・」
さっきとは違った意味で俺は二度目の硬直。すっかり存在を忘れていた悪魔の駒。確か俺の部屋の鍵付き机の引き出しの中に入れっぱなしだったような・・・。・・・あれ?鍵どこにおいたんだっけ?記憶が確かならタンスの下着の奥底に隠しといたはず・・・。
「どうしました?」
「い、いや。その、なんだ。なんでもない。(悪魔の駒があったら)みんな眷属にしようか」
「ほんとですか!?」
キラキラと輝いた目で俺に顔を近づけるフェイト。あと数センチ顔を前にやったらキスできる距離だ。いまのフェイトもかわいいんだけど大人フェイトのほうがやっぱ好みだな。大人フェイトとならキスしてたかもだがいまのフェイトにしてもそんなに興奮しないんだよなー。そんなことを心の中で呟きつつ、フェイトにもし、悪魔の駒をなくしたらどう言い訳という名の説明をしようかと脳をフル回転させる。
「あ、ああ、ほんとほんと。(悪魔の駒なくしてなければ)喜んで俺の仲間にするよ。うん」
「絶対ですからね!!」
鼻歌を歌い軽やかに足を進め、みるからにテンションMAXのフェイト。その横ではもし悪魔の駒が机の中になかったらどうしようと冷や汗を掻きながら歩くテンションDOWNのトレイン。
あかんぜ。このフェイトみてるとなくしたなんて絶対に言えない。今日は見つかるまで寝れないな。はぁ・・・不幸だ・・・。
とりあえずこの回は繋ぎ・・・かな?途中なにを書いているのかよくわからなくなりつつもやりました。
あと、テストが終われば毎日更新になると思います。
楽しみにしているかた(はいるかどうか謎ですが)には申し訳ないですがもうちょっとだけ我慢?してください・・。私もテスト勉強がんばりますので!!
感想、誤字脱字あればよろしくです。