ダラダラしているが、時にやる気になる悪魔 作:現代のイッセー
本来ならぱぱーっとやってリンディフラグを立てる予定がなぜ敵対するようなことに?実際は敵対してるわけではないけども・・・。
言っときますが独自解釈が入っておりますのでそこんとこよろしくお願いします。
嫌な方はバック!
では、スタート!!
やっほー、トレインだ。
話したのは主になのはで、補足としてユーノと一条少年がポツポツというだけで俺と、金髪は何も発言していない。むしろ俺たちは俺たちで争っていた。
金髪の分の和菓子を俺が食べようと、取ろうとしたら、金髪が邪魔をしてきて、金髪が食べようとしたら、俺がぶん取るというやり取りを何度も繰り返した。
その光景をリンディさんはチラチラとこちらをチラ見してきて、こっちにきて混ざりたいのかな?と馬鹿なことを考えてしまった。なのは、一条少年、ユーノは溜息をもらした。
「話はわかりました。ジュエルシードを発掘したのはあなただったんですね?」
「いい加減食わせろモブ!!しつけえんだよ!」
「うっせぇ金髪!魔力使って腹減ってんだよ!はやくよこせ!」
「はい。それで僕が回収しようと・・・」
俺たちが横で食料強奪戦争をやっている間、横では真面目な話しをしていた。本来ならここは静かにして俺も会話に混ざるべきなのだが、人間の三大欲求の食欲には勝てない。俺は悪魔だけど。
真面目な話をしている横でドタバタしている俺たちに見かねたのか、ひとりの魔王サマが降臨あされた。
「トレイン・・・?」
「ああ!?・・・はっ!」
「少し・・・静かにしようか?」
なのはが俺に魔力を放出させ、ものすごい威圧を放ちながら愛くるしい笑顔を向けてきた。その光景は、いつか俺が桃子を怒らせたときといまのなのはは似ている気がする。さすが親娘。似て欲しくないところはばっちり似てやがる。
そして、その笑顔は普通なら可愛さに負けて抱きついたり、頬ずりしたりするんだろうが、そんなことはできる雰囲気ではない。なぜ俺だけなのだろうか?金髪も騒いでいたのに俺だけとか理不尽すぎて泣ける・・・。金髪は俺にドヤ顔をしながら見せつけてくるようにして和菓子を口に含んだ。それをみて、かなりイラッとしたが、もしなにかしようものならなのはがなにするかわからないので我慢することにした。
「は、はい・・・」
「えっと、それでなんの話してましたっけ?」
「ジュエルシードは時空管理局が全権を持ちますってところよ?」
「でも、そんなことは・・・」
「あなたたちはこのことは全部忘れてそれぞれの世界に帰りなさい?」
ん?ここって確か管理外世界なんだろ?だったら管理局が介入するのっておかしくね?・・・ジュエルシードの力が欲しいってわけですか?ジュエルシードの力は凄まじいからうまく制御すれば大抵のことはできるから魅力的なのはわかるけどさ。
「でもですね・・・」
「まあ、いきなりそんなことを言われても気持ちの整理はつかないでしょうから、一晩ゆっくり二人で考えて、それから再度話をしましょう?」
はぁ・・・。やっと帰れる。今日のご飯はなにかなぁ?とウキウキさせながら立とうとしたら一条少年が余計なことを言い出しやがった。
「要は、あなたがた時空管理局はジュエルシードが欲しくて、俺たちも加入してくれればラッキーと、そういうことですか?」
リンディさんに睨みをきかせながらそんな馬鹿なことを発しやがった。
なんで余計なこと言うんだよ!別にジュエルシードは欲しかったらあげればいいじゃん!人材云々はお前らが入りたければ入ればよしなんだ。俺は入る気はないが。
「どういうこと?」
「はぁ、高町、そのままの意味だ。簡単な話、子供だろうがなんだろうが使えるやつは使う。ロストロギアも自分たちが欲しいから自分たちが得するようにうまく話を持っていったんだよ」
「あら、心外ね。私はそんなこと思ってないわよ?」
「どうだか・・・」
リンディさんは笑顔で否定するが、一条少年は警戒している。俺は早く終わらないかなとぼーっと事態がどう転ぶか見守っている。金髪はなにを考えているかわからんがリンディさんとなのはをみていやらしい笑みを浮かべている。・・・キモ・・・。
「おいおい、リンディさんがそんな狡くて汚い策とか、うまく話をもってくわけねえだろ?」
「・・・トレイン、ほんとうは?」
「早く帰って飯を食いたい。いや、綺麗なとことか汚い策とかも嘘じゃないよ?」
「それは私を口説いてるのかしら?」
「俺は正直に話しているだけだ。実際リンディさんが俺たちを利用しようが関係ないし」
リンディがキョトンとして、「それはなんでかしら?」と聞いてきた。俺は少し殺気を込めてある程度俺の存在を覚えさせることにする。
「もし、俺が不快に思ったり、邪魔をしようとしたら管理局という幻想(組織)をぶっ殺すからだ」
一度某上条さんみたいに幻想という言葉を使いたかったのでいま俺は猛烈にテンションが上がっている。いまならなんでもできる気がする!
「そう。ならあなたたちにできるだけ危害は加えないようにしなくちゃね」
「できるだけなのか。まあいいけど~」
怯んだ様子もなく表情は笑顔のまま。あぁ、これはあの情報通りだわ。こういうタイプは面倒だ。さあて、これからこの人を堕とす作業に移すか。美由希も同時並行だな。・・・なのはと桃子に見つからないようにしないとな・・・。じゃないと殺される・・・。
なんて思いながら巨大戦艦を後にした。
時刻は午後7時。日は傾きすぎてもう見えなくなっており、月が俺たちを照らしてお仕事をしていた。いつもお勤めご苦労様です。
場所は高町家である。一条少年は帰宅。金髪は母に見つかり無理やり連れてかれたのでこの場には高町ファミリー+俺とフェイトがいた。
「さて、やっと夕食にありつける」
「トレインさっきから腹減った~ってうるさかったの」
「ご主人様は消化が早いですからね」
すでにテーブルには夕食が並んでおり、みんなそれぞれ定位置に座る。俺の左隣にはフェイト、右隣には美由希、そして膝の上にはなのはが我が物顔で座っている。なんだこの図は?つうかなのは、最近俺にべったりすぎじゃない?少しは離れようよ。
「トレイン食べさして!」
「はぁ?自分でやれよ」
「だってなのはの箸ないもん」
だからって俺から食べさせてもらおうなんて思うんじゃない。俺は食事くらいのんびり自分のペースで食べたいんだ。こいつに食べさせながらとかめんどうだし。
「待ってろ。すぐに取ってきてやr」
「知ってるお母さん?」
俺のセリフを遮って桃子になにかを言おうとしていた。こいつ、なにを言おうとしてるんだ?場合によっちゃ社会的に殺されてしまう。
「ん?なに?」
「なのはね、この前の温泉でトレインのt」
「なのはあーん!」
「あーん」
最後まで言わせずに全力でおかずをつまみ、なのはの口に持ってった。それをなのはは小さな口を大きく開けて嬉しそうに目を細めておかずを美味しそうに口に含んだ。あぶねぇ・・・。こいつ、何言おうとしてやがる!もしバレたら殺されるなんてレベルじゃないぞ!?
「トレインが・・・なに?」
「ううん、なんでもない!」
「ふーん」
俺の顔を見て怪訝そうな表情を浮かべ、その視線を受けている間背中には大量の体液が流れ落ちる。なんとかしなければ・・・!さっきから静かにしてる美由希にちょっかいをかけることにしよう。フェイトはフェイトで、桃子に料理のことを聞いているので大丈夫だろう。男性二人は剣のことについて、ユーノはフェレットになって高級のドックフードをプレゼントしてやった。
「おい、美由希、さっきからぼーっとしてるが大丈夫か?」
「・・・え?だ、大丈夫だよ!」
自分は元気だ!とわからせるためバクバクと夕飯を口の中に次々放り込んでいく。そんなことしたら喉に詰まるぞーと注意しようとしたら、
「むぐっ!?」
もう喉に詰まらせやがった。美由希は喉を押さえて苦しんでいる。俺は自分のコップを美由希に飲ませてやった。俺のがすべて美由希の中に入っていった。・・・下ネタじゃないよ?
「ぷはぁっ。生き返った~」
「急いで食いすぎなんだよ。もうちょっとゆっくり食えよな」
「あはは、ごめんごめん」
なんてやり取りがあった夕飯はそんなこんなで終了し、現在は客間に布団を引いてもう後寝るだけの状態だ。桃子から泊まっていって?とお願いされたので泊まることにしたのだ。それで、風呂もおもしろおかしいこともなく、無事に今日はO★HA★NA★SHIはなかったので嬉しい限りだ。
「俺はトイレ行ってくるから先寝ててくれ」
「はい、おやすみなさいご主人様」
フェイトは布団に潜って目を瞑った。俺は静かに客間から出て便所に向かって、用を足した。そして向かうは美由希の部屋。今日のあいつはどこかおかしかったのでなにかあったのか聞くために足を向けたわけだ。
美由希の部屋の前に到着。いくら美由希でもさすがにいきなり開けることはしない。親しき仲にも礼儀ありだ。2回扉をノックした。すると、中からどうぞーという声が聞こえたのでドアを開けて中に入った。
「あれ?トレインどうしたの?」
「お前が気になったからな。様子を見に来たんだ」
「・・・ふぇ!?」
可愛らしい驚きの声をあげるやつだ。パジャマも女の子らしいクマの顔がついている。胸のところもチラッと見た限りではブラをしているかどうかはわからん。凝視しないとダメなのだが、さすがに好感度が低い美由希にそんなことしたら追い出されることが目に見えてるので顔を凝視。
とりあえず、本題に入ることにしよう。俺はベッドに腰掛けている美由希に対面するように椅子を引っ張り出して座った。
「なぁ、お前どうしたんだ?」
「な、なんの話し?」
「だから、お前なに悩んでんの?」
目を見開き、なぜバレた!?と言わんばかりに驚いていた。こいつマジで馬鹿なのか?来た時からぼーっとしてたら誰でもわかるだろ。
「えっと、いつから?」
「まあ、悩んでるかどうかは当てずっぽうだったけどなにかあったとわかったのは今日高町家にお邪魔したときだな」
うぅ・・・と呻いたあとに顔を俯かせて頭を抱えて考え込んでしまった。というか、いまこの場には二人きりなんだよな?押し倒しても大丈夫なような気がするのは俺のきのせいか?
「・・・トレイン、相談に乗ってくれる?」
美由希は少し顔を上げて上目遣いでこちらを向いてきた。さらに言えば、その上目遣いした体勢のせいでうまい具合にパジャマの隙間から胸が見えてるんだ。ブラが見えないということはノーブラなわけか。あともう少しでピンクの突起物が見えそうなのに!!でもこれ以上見るのはバレる危険性があるので目をみることにした。
「もちろん。そのために俺はここにきたんだ」
視線を下に向けないよう必死に笑顔を作ってやり過ごした俺ってすごいと思う。
「うん、ありがとう・・・。実はね・・・」
ポツリポツリと自分が抱えてる悩みを俺に吐露してくれた。要約すれば、最近、違う学校の同じ学年の男子生徒が自分に付きまとってくるからどう突き放そうか悩んでいたそうだ。「別にそれくらい無視しとけばいいのに」と言ったら
「その人はその学校では結構有名でファンクラブまであるし、私の学校でもファンクラブが存在してるんだよね。だから無視したら・・・」
ということらしい。厄介なのに目を付けられたな美由希の嬢ちゃんは。美由希はかっこいいけど、恋愛に発展することはないらしい。曰く、かっこいい男性は信用ならないらしい。恋をするならフツメンでいいとのこと。こいつ・・・いいこと言いやがる!!
「ふーん。・・・こんなの普通の女性に頼まれても引き受けはしなかったんだがな・・・」
「え・・・?」
「任せろ。俺がなんとかしてやる。だから安心して寝ろ」
ポンポンと優しく頭を撫でてやったら美由希は払いのけることはなくされるがままに撫でられていた。顔をみると少し恥ずかしそうに赤らめていたが、気持ちよさそうだった。
もういいかなと思い、手を離したら残念そうな顔・・・ではなく、気持ちよかったなぁというような顔をこちらに向けてきた。そんな顔をするならまた今度してやろうかな?
「俺は寝る。じゃあな」
「おやすみー」
俺は椅子を元の位置に戻して美由希の部屋から出て、ドアを締めようと思ったが、手を停めて美由希に一言いう事にした。
「そうそう。明日から俺たち恋人(という設定)だからそこんとこよろしく」
「・・・ふぇ?」
ええええええええええっ!?と雄叫びを上げた美由希を無視して、もう一度トイレに行って用をたしてから就寝した。
美由希はトレインと恋人という関係に少し嬉しく思ってしまってそんな自分に「偽りの関係だから!!」と暗示をかけるように眠ろうとしたが、目が冴えてしまってなかなか寝付けず、最終的に3時すぎくらいにやっと夢の中に旅立っていった。
とりあえず2話連続投稿。
お待たせしたので、急ピッチで書き上げました。
ツッコミどころが満載ですが、スルーしてくれるとありがたいです。
美由希の相談に関しては・・・トレインと美由希が勝手にいいやがりました。私はなにも知りません。こんな予定ではなかったんです。もう勝手にしやがれってかんじです。
感想、誤字脱字お待ちしております。