ダラダラしているが、時にやる気になる悪魔 作:現代のイッセー
みなさんお久しぶりです。
元気にしてましたか?
今回、美由希は出てきません。
では、スタート!
やっほー、トレインだ。
今日は土曜日。つまり休日なわけだ。美由希は今日学校に行く必要がないわけでこの3日間はあいつに会うことはない。
普通は2日間だけど、月曜が祝日らしい。だから三日だ。
さすがの俺もあんなキャラの濃いナルシスト馬鹿を毎日みたいとは思わない。つか、高町姉妹は週5で会ってんだもんな。少し同情しちまうよ。
今日フェイトは一人でジュエルシードを探している。特にやることもなく、美由希とデートでもしようかと思ったわけだが、用事があるようで無理らしい。だから俺も探そうか?と聞いてみたけど、ひとりでも大丈夫ですのでご主人様はゆっくりしていてくださいと言われた。とりあえず、散歩してこれからどうしようかなと翠屋の前で考えているとなのはから念話。
『これからアースラに行くけどトレインはどうする?』
『あぁ?暇だしいいぞ?一緒に行くか?』
『ほんと!?一緒に行こう!どこにいるの?』
『公園だ』
『じゃあ、僕たちもそっちに行くからその場から動かないで待ってて』
ユーノがそういうと二人の声が聞こえなくなった。とりあえずあの二人が来るまでジュースでも買ってのんびり待つことにしよう。
翠屋はどんな感じになってんのかなと足を向けてみたら繁盛していて結構頻繁に客が足を運んでくる。あの人数は店内は大忙しだろうと思うが手伝う気にはなれない。
桃子の好感度を上げるのはいいが、いまはリンディの好感度もあげとかないといけない。なので今回はパスすることにする。
公園のベンチで数分、待っていると一人と一匹がこちらに小走りで向かってきた。その一匹はなのはの肩に乗っているけど。
なのはは肩で呼吸するくらいに消耗しているようで、回復するまで俺は少し休憩するように言った。
なのはは息を切らしながら弱々しく笑顔を浮かべて首を縦に振る。しゃべるのも辛いんだろう。
「ふぅ・・・。もう大丈夫!」
「よし、ならアースラにいk」
「ようなのは。偶然だな」
はてさてこんな偶然はあるのだろうか?そんなことは置いといて。俺の後ろから声が聞こえたので振り向くと金髪(ショタver)が漫画だと擬音語でキラッと書かれそうな位な笑顔でなのはに挨拶した。俺はその顔見てイラッとした。
金髪(ショタver)改めショタは俺の顔をみると誰が見てもわかるくらいに忌々しそうに歪める。
「おいてめぇ!なのはに話しかけてんだ!嫌がってんだろ!」
「悪いな。俺はなのはの嫌がる顔が好きなんだよ」
「えっ。トレインはなのはのこと好きなの!?」
「ふざけんな!この鬼畜ロリコン野郎が!」
なんだこの状況は。ショタが現れたせいでカオスったんだけど。つうか、ショタはそんな言葉どこで仕入れてきてんだ?おそらくこいつはなのはとかを嫁呼ばわりして同棲の友達はいないはず。じゃあ、親、もしくは兄弟の誰かが仕込んでんのか?家族の顔が見てみたいね。
「ねぇトレイン!なのはのこと好きなの!?」
「おいてめぇ!さっさとなのはから離れろ!」
「なのはのこと好き。これでいいか?いいならはやくアースラいかね?」
「ふぅ。誰か僕にかまってくれないかな・・・」
ユーノが寂しそうな目をして俺たちのやり取りをうらやましそうに見ている。そんな悲しそうな顔をしていないでなのはたちを止めて欲しい。はやくリンディに会いたいんだ!!
と、なんだかんだありながらもようやく俺たちはアースラに転移。
「あら、みんないらっしゃい」
お出迎えしてくれたのはなんと未亡人リンディさんだった。相変わらずいい体つきですね。服の上からでもその豊満な胸は隠しきれていない。はやくその胸を・・・おっと、興奮しすぎて鼻血が。ティッシュをツメツメっと。
前回と同じく変わった和室の部屋に俺たちは連れお茶を頂いている。そのお茶はエイミィが持ってきてくれた。エイミィが入れてきてくれたお茶に砂糖にミルクを何杯か入れて飲んでいく。
それはツッコミ待ちなのか?と疑問を抱くけどあま~いお茶を美味しそうに頂いてるのでボケてはいないらしい。
味覚が狂ってんじゃね?
あ、それでよくよく考えてみれば、リンディ攻略の前にエイミィを攻略したほうがカンタンに事は進むだろうか。
クロノはいま仕事中でみんなの指揮を取っている。リンディさんは休憩中に俺たちがちょうどここにきたらしい。ナイスタイミング。
「トレインさん私の顔になにか?」
「いえいえ。相変わらず綺麗だなと思いまして」
「あら、お世辞が上手ね」
「実際あなたの年齢は知りませんが、ひとりの子供を産んでそれほどの美貌、スタイルを持つ方なんてしりませんよ」
嘘です。桃子とプレシアのふたりを知っています。あの二人もそうとう見た目が若い。あの二人の美貌は俺との情事のおかげかな、なんて言ってみたり。
「・・・おいモブ。艦長さんに興味あんだろ?だったらさっさと艦長さんと結婚してなのはの前から消えろ。なのはも迷惑してんだ。歳の近いモブと艦長さんと結婚してどこか人のいないとこに住んで毎日子作りでもしてろ」
「えぇっ!?」
「にゃっ!?」
「・・・結婚かぁ。僕誰とできるかなぁ」
ショタはリンディさんには興味がないのか淡々と言ってくる。小学生の彼のセリフはちょっとあれだけど、俺としては満更でもない。むしろどこか人気のないとこに家立てて、眷属のやつら+エイミィとリンディで住むというのもアリだ。そうなれば、まさしく酒池肉林。男の夢がここに完成する・・・か。
リンディさんのほうを見てみるとショタの不意打ちのせいか少し頬が赤くなっていた。まあ、いきなりあんなこと言われたら脈がなくともそんな反応になるわな。正直俺もびっくりしたし。
なのはは・・・な、なんだこの圧力・・・。ショタにではなくなぜ俺にそんな殺気を向けてくるんでありますか?俺なにもいってなくない!?悪魔なのはから魔王なのはに進化しちゃうの?
リンディさんは少し動揺していたがすぐに立ち直り、ゴホンっと咳払いひとつしてショタに視線を向けた。
「えーっと聖くん?」
「なんすか?」
「子供がそんなこと下品な言葉使っちゃダメよ?」
「あ?実際艦長さんも少しトレインのこと気になってんだろ?」
笑みを浮かべて優しく母親が子供に諭すような声色でショタに言ったリンディだが、ショタは遠慮なしに言っていく。気になってんだろ?の部分でリンディさんは顔は動かさずこちらを恥ずかしそうにチラッと視線を向け、俺と視線が合うとすぐに戻した。
なんだその反応は?俺期待しちまうよ?
「それに誰も夜の相手してくれなくてムラムラしてもひとr」
「ゴホゴホっ!はぁい聖くぅん?それ以上言ったら怒りますよ?」
「・・・ちっ。あともう少しでなのはを・・・ブツブツ」
リンディさんは怒気を含ませてショタに注意した。怒っているせいなのか、恥ずかしくてかはわからんが顔を真っ赤にして。
その姿は俺にとってみれば好きな人に自分の恥ずかしいところを知られてしまった反応に見えている。
ショタのほうはあのセリフはなのはを俺から遠ざける作戦だったらしい。隣にいるこいつから「艦長とモブが結ばれれば、なのは、フェイト、はやてたちが俺のものに・・・」と寝言が聞こえてくる。
そんな作戦でリンディさんが俺のものになってくれれば誰も苦労はせんよ。はやてというやつは知らんが、なのはとフェイトは俺のもんだ。
「すみませんね。こいつが変なこと言ってしまって」
「わ、私は別に気にしてないので大丈夫ですよ?」
お、さすが艦長さん。見事に顔のほうは少し赤いけど元に戻ってますね。声は上ずってるけど。
「ぶぅ・・・。トレインはなのはのだもん!」
「おっとなのは。俺はお前のではない」
「モブ!俺のなのはになに勝手に話しかけてんだ!ぶっつぶすぞ!」
「はぁ・・・。お茶が美味しいなぁ。僕はこの一杯のために生きてるんだぁ・・・」
「ふふっ。賑やかでいいわね」
リンディさん、俺は賑やかすぎて困りますよ。ユーノはお茶を一杯一杯大事にすすっている。
リンディさんは時計をみると俺たちに申し訳なさそうにして言ってくる。
「ごめんね。もう少しあなたたちとおはなししていたいんだけど、そろそろ仕事に戻らないといけないの」
リンディさんはそろそろ仕事に戻らないといけないらしい。俺としては別に用はすんだので構わない。つか、このまま解散でもいいんだけど。
「今日ジュエルシードはどうなんですか?」
「今日は反応なしね」
「そうですか・・・」
なのはは少し顔を伏せて残念そうな声をあげた。
「なのはちゃん?ちょっとトレインさんと二人で話したいことあるからクロノのところにいっててくれないかしら?」
「はい、わかりました!」
「よしいくぞなのは!もしなにかあっても俺がお前を守ってやるから安心しろよ?」
「はいはい」
「お茶ごちそうさまでした」
なのははショタの言うことを流して早歩きでこの部屋を出て行った。ショタはそんなことをおかまいなしになのはにアプローチしている。ユーノは二人においていかれまいと後ろについていく。
三人が出て行くと一気に静かになってしまった。この部屋には俺とリンディさんの二人きり。このまま押し倒すという選択肢もないわけではないが、さすがにそんな行動に出るほど俺もバカじゃない。
リンディさんの俺に対しての好感度はせいぜいいってもなのはの保護者という感じだと思う。
さっきのショタのときの反応を抜きにしたらの話ね?
「なぜトレインさんと二人きりになったのか、理由はわかりますね?」
「ええ。それは俺のことが好きで二人きりになりたかったから、ということですかね?」
「ふざけないでください」
真面目な雰囲気になって俺がふざけたことをいっても真面目な口調はやはり変わらん。こういう雰囲気苦手なんだよね。まあ、ちゃんとやりますか。
「理由ですか。それはあの金髪美少女のことですよね?」
「ええ、そうです。あの娘とあなたは仲間ではないんですか?」
フェイトのことをいってんだよな?一緒にジュエルさん探索してるところ見られてたか?それとも散歩してるところ・・・も同じか。前者が見られてるならもう仲間と思われてもおかしくない。後者はあいつと関係者とはいっても仲間とまでは思われない・・・かな?
「なんでそんなことを聞くんですか?」
「以前あなたと金髪の女の子と一緒にジュエルシードを封印しているところを発見しました」
はい、アウトー。まあ、別に見られても俺としちゃ見られていようがいまいが関係ないけどな。だから肯定するとしよう。
「盗撮するくらい俺のこと・・・いえ、なんでもないです。ええ、一応仲間ですね」
眷属という名の仲間だね。嘘は言ってない。眷属も仲間です。
「やっぱりそうなんですか・・・」
リンディさんは顔を下に向けて顎に手をのせて、少し考える素振りをした。沈黙が空間を覆う。
なにを発言するか決まったのか顔をあげて俺に視線を合わせた。
「あなたたちはなぜジュエルシードを集めているんですか?」
「さあ?なんででしょう?」
俺はとぼけたような感じで言った。実際俺なんで集めてんのか知らんし。ジュエルシードを使った実験でもしたいんじゃないか?
とは思うが、口には出さない。
「やはり言わないんですね」
「当たり前ですよ。普通そんな集める理由なんて的に簡単に言わないです。無理やり言わせるためにここで俺を取り押さえますか?」
「いえ。そんなことはしません」
「それはなぜですか?」
ここで俺を取り押さえてフェイトにジュエルさんをよこせ!って言えばほとんどゲットできるのに?
「もしあなたを取り押さえたとなるとなのはちゃんが敵になりますし、なにより、あなたと戦っても損をするだけですから」
あー、うん。ありえるね。つうかもし俺が捕まったら、プレシアとかリニス、なのは、フェイトが敵になるのか。アースラなんて木っ端微塵になったりしてな。
「ははっ。そうですね。まあ、ジュエルシードの件は手伝えませんが、もし他の件で手伝って欲しいことがあれば言ってください。報酬はあなたとのデートで手を打ちましょう」
「・・・そんなものでいいなら今度是非手伝ってもらいますよ?」
「俺はいいですよ。デートと言っても一日デートですからね?お間違いがないよう」
それでは、と言って俺はアースラから去っていった。幸いにも転送装置の道の途中になのはにあわなかったのはラッキーだった。あいつに会えばショタに絡まれるのは目に見えてるからな。
はてさて、そろそろ美由希の処女でもいただきましょう。近々ゲッチュしましょうか。ついでに眷属にもしちまうか。美由希の周りに変な虫がついてるから早めに行動起こさないといけない。
なら明日・・・だな。堕とすためにリンディに使う予定のあの薬でも使ってみようか。実験という意味も込めてな。
・・・俺って最低・・・。いつからこんな歪んだんだろうか・・・。
まあいい!一旦時の庭園に戻って取りに帰ろう。
いかがだったでしょうか?
途中からリンディがリンディではなくなりましたね。私が一番疑問に思っております。
リンディってこんなだっけ?と。
でも、可愛ければいいんです。みんな共通している正義とは一体なにか?
それは「可愛い」です。可愛いは可愛いは正義です。
ということで許してください。
次の更新はいつになるんだろう?はやめに更新できたらいいなぁ。
感想、誤字脱字よろしくお願いします!