※この作品はR-18です。

ダラダラしているが、時にやる気になる悪魔   作:現代のイッセー

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どうも。
皆様、約2週間ぶりですかね?

いろいろ考えた結果、A's編までやることが決定しました。
ハイスクールD×D編に戻って欲しいという方、申し訳ありません。

でも、パパっとはやてを攻略しつつ、ヴォルケンズをちょうky・・・ゴホンッ・・・トレイン好みにTYO✫U✫KYO✫Uをして駒王町に戻ることにしましょう。

拙いながらも頑張りますのでこの小説をこれからもよろしくお願いします!

では、スタート!


第48話

やっほー、トレインだ。

 

 

今日は日曜日である。

本来なら美由希とデートする予定でいたんだが、翠屋が大変らしく美由希も手伝いをしなければならなくなったらしい。

俺も行こうかなと思いはしたんだが、今日は働きたくない気分なので行くことはない。

 

 

もし、桃子から電話がかかってくることがあれば某青いハリネズミの如く、音速を超えた走りで翠屋まで向かうことだろう。そのあとはご褒美で、いろいろなことをさせてもらおう。もちろん、イヤラシイ意味ではない。セックス的な意味でだから安心してくれ。

 

 

と、まあどうでもいいことはおいといてだ。俺はいま、喫茶店にきて涼んでいるところである。

フェイトはプレシアとアリシアとリニスと一緒に鍛錬中である。鍛錬もする気にもなれないので俺はついていかなかったのだ。

特にやることもなく街をブラブラしていたら視界にふと喫茶店が入ってきた。

 

 

そろそろお昼だしこの店で腹ごしらえをしようと入店した。

店の中は結構おしゃれで落ち着いた雰囲気で、カップルとか勉強するにはうってつけの店といったらわかるだろうか。

 

 

メニューを開き、まず第一に値段をみてからどんなおかずがあるかを見る。

これは前世が貧乏だったためについてしまった癖みたいなものだ。これはもう直しようがない。

とりあえず、一番安いワンコインで食えるサンドイッチ+コーヒーにしよう。

足りない分は晩飯でたらふく食ってやる。

 

 

「あー、たりねー」

 

 

昼食という名のおやつを食べ終わりいまは外でブラブラしている。

さすがに4つは足りん。確かに美味しかったがやはり、ガッツリ系でないと俺は腹が膨れないな。これからは気をつけることにしよう。

 

 

「あれ?トレイン?」

 

 

腹の虫をどうやって静かにさせようか考えながら歩いていると、後ろから俺の名前を呼ばれ振り返った。

 

 

「すずかか。こんなとこで何してんの?」

 

 

「えっと、これから図書館に行こうかなって」

 

 

「な、何しに?」

 

 

猫の絵柄のショルダーバックに入れている本を何冊か手に取りながら、この本を返そうと思ってと笑顔を浮かべながら言った。

そういやこいつ本を読むの好きなんだっけ。あんな文字しかない本の何が面白いのか理解に苦しむね。

 

 

「トレインは何してるの?」

 

 

「俺は見ての通りこの美しい街を目に焼き付けているところさ!!」

 

 

俺は自分がいまできる100%スマイルをすずかにぶつけてやった。

空腹のせいで自分のキャラじゃないことをしてしまっているがこの時の俺はどうかしていたんだと思う。

 

 

「そ、そうなんだ」

 

 

すずかは苦笑いを浮かべながら少し引いてしまった。やはりキャラに合わないことはしないほうがいいな。みんなも気をつけろよ?・・・誰に言ってるんだろうか?

 

 

「嘘だって。暇だったからこの苦手なおひさまに慣れるためにブラブラしてるだけ」

 

 

「あ、じゃあ暇なんだ?なら、一緒に図書館に行きませんか?」

 

 

別にいいんだけど、俺図書館って苦手なんだよね。体が寄せ付けないというか、静かすぎて落ち着かないというか。

まあでも、苦手な場所でも可愛いすずかに頼まれたら図書館だろうがなんだろうが行くしかない。

 

 

「ああ、いいぞ。んじゃいこうや」

 

 

「ありがとう!」

 

 

すずかは天使の微笑みを俺に向けてきた。うむ、可愛いね。この笑顔を向けられたら邪な心を持つ人を浄化できるのではないかと思う。

俺?俺のどこが邪な心を持ってると言うんだ。確かに人の妻とか寝とってはいるが俺の心は真っ白で純白だ。

 

 

「おう。それとそのカバン寄越せ。持ってやる」

 

 

「え?で、でも・・・」

 

 

すずかは悪いと思っているのか遠慮してくる。

 

 

「いいから寄越せ。お前はちょっと力はあるが女なんだ。荷物くらい俺に任せろって」

 

 

「あ、うん・・・。それじゃあ、お願いしよう・・・かな?」

 

 

少し強引すぎかな?と思いながらすずかに荷物を渡すように言うと、少し頬に赤みを帯び始める。急に恥ずかしそうに顔を俯かせながらすずかはショルダーバックを俺に渡した。

すずかから受け取ったバックは思った以上に重いが余裕で持てる。

俺は肩にすずかのバックをかけて図書館に向けて出発。

 

 

道中では、すずかが学校で起きた出来事や、最近忍が同級生の男子に言い寄られていてうざったいと愚痴をこぼしていたこと等を話して盛り上がった。

可笑しそうに笑うすずかの笑顔を見てハァハァと発情していた中年おやじがいた。

そいつには、俺から道端に落ちていたカリントウを口の中に放り込もうとしたらすずかに止められてしまった。解せぬ。

 

 

そして、ショタや、一条少年に会うこともなく、無事に図書館につくことができた。

 

 

「じゃあ、わたしは本返しに行くからそこらへんでまっててね」

 

 

すずかはショルダーバックを持って返却口に向かっていった。

とりあえず、すぐ戻ってくるだろうからそこらへんでもブラブラしましょうか。

 

 

なにかおもしろい本でもないかねぇ。異世界に行ける本とか、某りんごが好きな死神が見える本とかさ。後者はあったとしても受けとりたくないけどな!前者もいまは遠慮したい。

 

 

すずかの好きそうな本を探していると車いすに乗った少女を発見。

歳はなのはやすずかたちと同世代くらいか。

ギリギリ取ることができず、あともう少し、と自分を励ますように声を出し、腕をプルプルさせながら

本に手を伸ばしている。

 

 

その子を助ける善良な市民はなし・・・か。本来なら主人公らしき人が助けてフラグ建てるはずなんだが、そんな人見当たらん。あれか。今日は風邪でフラグ建築はお休みですか?

まあいい。んじゃ、そのフラグは俺が建てさせてもらおうか。

 

 

「この本がみたいのか」

 

 

「え?」

 

 

俺はその子が頑張ってとろうとした本をとった。

急に自分が読みたかった本が消えたせいなのか、俺が声をかけたことに驚いたのか知らんが、変な声を出し目を丸くさせてこちらを見ていた。

 

 

「あ、そうです。ありがとうございます」

 

 

少し発音に違和感を感じた。この娘は関西人か?そういえば、俺の周りに関西弁を使う人いないな。

一人くらい入れてもバチは当たらないはず。どっかにいないかな?

・・・この娘を入れろと天の声が聴こえるんだが気のせいか?

 

 

「気にすんな。・・・お、これあいつが好きそうなやつじゃねーか」

 

 

少女が取りたかった本棚の隣にすずかの好きそうな本を見つけた。

題名は『愛人と過ごした日々』という小説だ。

この小説は、二児の子供を持つ専業主婦である主人公がある日に旦那の後輩と不倫関係になってドロドロになっていく物語だ。

 

 

あれ。でも確かこの小説R-18だったはず・・・。

なんでこんなのが図書館にあるのか気にしちゃ負けだな。これは見てみぬ振りしないとやってられない。

 

 

ちなみに、すずかがこういうのが好きになったのは忍の影響らしい。

あいつなにすずかに見せてんだよ、と注意したんだが、いつかはこういう知識がつくんだから早いか遅いかの違いでしょ?と言われてしまった。

 

 

確かにそのとおりだが、まだ二桁いってない少女に見せるものじゃないだろと思う。

 

 

「それおもろいですよね!」

 

 

おっと。この娘もこの小説を知っているらしい。最近の子供はませ過ぎではないだろうか?

 

 

「ああ、それには同意するけどもう少し声のボリュームを抑えようか」

 

 

あっ、と声を漏らして顔が羞恥に染まる。

関わったばかりで性格はまだわからんが容姿は結構可愛いね。将来が楽しみだ。

 

 

「君くらいの女の子と一緒に来てんだ。一緒に話でもしてやってくれないか?それと無理に敬語は使わなくていい。正直気持ち悪いから。あと、これも持ってくれ」

 

 

俺は別に愛人と過ごした日々を持ちながら車いすを押してもいいんだが、押しづらいからはやてに持ってもらう。

 

 

「なっ!しょ、初対面の人に対して失礼やないか!?」

 

 

はやては本を受け取りながら敬語ではない、彼女にとって普通の言葉を遣った。気持ち悪いもんは気持ち悪いんだもんよ。仕方ないだろ。いい加減すずかが待ちくたびれていそうだからさっさとこいつを連れて行かなければ。いまも俺にブツブツ文句垂れていやがるがスルー。

 

 

「あとで聞いてやるから俺の連れんとこ行くぞ。それと図書館は静かにな」

 

 

「うるさくしとんのは誰のせいだと思っとんのや!!というか私はまだ行くって言ってへんで!!」

 

 

俺のせいだと言いたいのか?まったく人のせいにしやがって。そんなことじゃ碌な大人にならんぞ。

俺は少女―――八神はやての車いすを押してすずかを探す。

親御さんと一緒に来たのか?と、聞いたら両親は事故で死んだらしい。

 

 

誰かと住むことはせず、どこかのおっちゃんの仕送りで過ごしているらしい。

車いすひとつで一人暮らしとか純粋にすごいと感心してしまった。

 

 

「お前すげーな。小学生が車いすでしかも一人暮らしでさらに家事とかしてんだろ?立派過ぎて気持ち悪いな」

 

 

「ふふーん、もっと褒めてもええんやで?でも、最後の一言はいらんわ!!」

 

 

「さすがロリ神はやて様。あっぱれすぎてロリロリしてしまいそうだ」

 

 

「ロリロリうっさいわ!もっと純粋に褒めることはできないんか!」

 

 

「あー、・・・ごめん、それは絶対に無理だ」

 

 

「くっ、どつきたいのに度付けないこの悔しさ・・・。どうやってこの鬱憤を晴らすべきか・・・」

 

 

「あのー」

 

 

俺達がくだらんやりとりをしていると司書らしき人が声をかけてきた。

 

 

「もう少し声を小さくしていただけませんか?他のお客様のご迷惑になりますので」

 

 

「申し訳ありません。この馬鹿がうるさくしてしまって。ちゃんとあとで注意しときますので」

 

 

さすがに少し騒ぎ過ぎたか。反省しないとな。主にこいつが騒いでるせいで怒られているんだがな。

俺が深々と頭を下げながら謝ると司書は去っていき、代わりにすずかがこちらに歩いてきた。

はやてはなんで自分だけ、とばかりに俺の方をギロッと睨んでいる。これは無視。

 

 

「トレイン、探したんだよ?」

 

 

「悪いな。ロリ様に絡まれていてな。逃げ出したくても逃げられなかったんだ」

 

 

「それって私のことやろ?なぁ?そうなんやろ?」

 

 

「よくわかってんじゃねーか」

 

 

「ちょっと車いすの向きを返さしてもらうわ・・・って前に倒しちゃダメや!私を落とす気か!?」

 

 

さっき初対面のはずなのに、なぜこんなことをしているんだろうか。こいつと絡んでいると少し思ってしまうが、そんなことは頭の隅にでもおいておこう。

 

 

「それよりもすずかはもういいのか?」

 

 

「うん。いまのところないかな」

 

 

「んじゃ、これはもう読んだのか?」

 

 

俺ははやてに預けておいた先ほど取ったR-18の本をすずかに見せた。

 

 

「これはもう読んだかな。でも、たまに読みたくなって何度か借りてたりしてるの」

 

 

あぁ、すでに読破済みですか。しかも何度も。さすがです。なにがさすがなのかわからないけどさすがです。

ということはこの本はいらないということだな。さっきのとこに返しにいかないとな。

 

 

「俺この本元の場所に戻しにいってくる。二人はその辺の椅子に座って話してろ」

 

 

俺は二人にそう言って、はやてから本を受け取って本があった場所に戻した。

マジでなんでこんな本があんだよ。純愛のR-18ならまだ理解はできなくはないがあれは寝とりで不倫系の話だぞ。

いますぐ撤去したほうがいいと思うんだけどなぁ。

意外にも借りてる人がいるから外そうにも外せないのか?

どうでもいいか。

 

 

さっさと戻って飯でも食わないとな。ほんと腹減った。いまは胃の中なんにも入ってなくて気持ち悪い。はやく食わないと死んでしまう。

 

 

少し歩くスピードを早めて二人の元へ急ぐ。二人と別れた場所まで行くとやはり二人の姿がいなく、あたりを見回すとすぐそばの椅子に座って楽しそうに話し込んでいた。

さすがにあの空気に入るのは勇気がいるが、今の俺は空腹すぎてそんな空気を読んでいる場合ではない。

ヘタをすれば餓死してしまうくらいに空腹なのだ。君たちには悪いがその楽しい時間は終わりだ。

 

 

「おい。そろそろ帰るぞ」

 

 

「あ、うん」

 

 

「え・・・」

 

 

はやてがなにやらまだ話し足りなそうな顔をしている。つか、そんな寂しそうなオーラを出すなよ。帰りづらいだろうが。

俺たちは図書館の出口の前にいる。はやてとは反対方向らしい。

別れたくないオーラ半端ない。でも、そんな顔は一切みせず笑顔を振りまくとか君器用だね。

 

 

「たまに図書館にきてやるからそんな顔すんなって」

 

 

「そうだよ。もし、トレインに会いたかったら翠屋にいけば結構な確率で会えるからいってみるといいよ?」

 

 

すずかのセリフは否定することができない。否定する必要すらないけどな。でも俺の行動が把握されているのはなんだか敗北感が・・・。

 

 

「そうなんか?なら、今度いってみようかなぁ」

 

 

「まあ、もし翠屋に来て俺に会えたらなにか奢ってやるよ」

 

 

「ホンマか!その言葉忘れたら許さんからなぁ!!」

 

 

「へいへい。んじゃ、またな」

 

 

「またねはやてちゃん」

 

 

「今日はありがとなぁ!ばいばい!」

 

 

俺とすずかははやてと別れた。次はいつ会えんのかねぇ?

つか、腹減った・・・。フェイトにいっぱい作っとくよう頼まねぇとな。

 

 

『フェイト、今日は夕飯たくさん作ってくれ。腹減って死にそうなんだよ』

 

 

『わかりました。では、もう二、三品増やしますね』

 

 

『ああ。よろしく頼むわ』

 

 

フェイトとの念話を切って隣にいるすずかと別れるまで色々話題を振っていった。

好きな人の話や俺以外で気になる人、さらに異性で付き合うならどういうタイプがいいかと面白半分で聞いていくと、普通ならいないとか、クラスの男子を言うはずだ。

 

 

そして質問してから思いだした。こいつ吸血鬼であまり社交的じゃねえんだと。

そして俺の質問の答えは

「トレインだよ」

「トレイン以外・・・いないよ?」

「トレインみたいなタイプかな」

 

 

これ全部すずかのセリフな?これだけ見るとヤンデレみたいだが決してそんなことないので安心してくれ。

そんな話をしていくうちに俺とすずかの分かれ道にたどり着く。

別れを済まし、俺はマンションに到着。

 

 

フェイトのお出迎えを受けて、早速飯にありつく。

なんでか俺がバクバク食べる姿をフェイトは笑顔で見ている。俺は頭にはてなマークを浮かべながら食事を進めていくのであった。まる




いかがだったでしょうか?

当初はこんな予定ではなかった。リハビリがてら一条少年、ショタを集結させてそこにトレインも参戦という形だったのですが、なぜこうなった?はやてってこんなキャラだっけ?

それとどうでもいいことですが、友達が絵を書いていて題名が『テレ顔ダブルピース』だったのですが、それが『アヘ顔ダブルピース』に見えてしまった自分はもう末期ですね。

これはもう誰かをアヘ顔にさせるしかありません。
真面目転生者、ショタ、聖(美由希に好意?を抱いている者)のどれかしかないですね(笑)

感想、誤字脱字よろしくお願いします!
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