※この作品はR-18です。

金瞳の二丁拳銃 アイナ   作:我楽娯兵

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遅くなりました。
幕間、エッチシーンです。


幕間 -失禁悶絶-

 フランシスに軟禁されそう月日が流れていない日。

 外出などは許されるわけも無く、インターネットの受信は出来るが送信は出来ない。

 早々にテレビの視聴も飽き、腐れた気分を筋トレと銃の手入れに費やしていた。

 昼時を過ぎ、日も僅かに傾きだしていた。

 アイナはソファーで前屈み気味になりながら、銃を分解しバレルに油を拭きかける。

 

「これ以上やっても返って駄目になるな」

 

 使うことの一切がなくなってしまい、現状この愛銃は美術館でガラスケース収まる日本刀(カタナ)とそう変わりはない。

 どれだけ丹念に整備しても、シリンダーに収まるべき弾がないのでは日本刀(カタナ)と同じだ。

 落胆するアイナ。もう数週間も銃を撃っていない。

 このままでは腕が鈍る。どうすうものかと考えていたとき背後より生温い気配がした。

 その場を飛び退きそいつを見る。

 後ろから私を抱き込もうとしていたのだろう、掴みそこなったフランシスが薄ら笑いを浮かべていた。

 

「そう逃げるかね。慣れ親しんだ中じゃねえか」

 

「軟禁しておいてよく言う。こっから出したらハグでもセックスでも何でもしてやるよ」

 

「そいつはできねえなぁ。アイナ」

 

 モッズコートをソファーに脱ぎ捨て、リクルートスーツのネクタイを緩めた。

 多少ギラギラしたセールスマンだった男が、タイを緩めたその姿はマフィアのそれであった。

 戦闘態勢。ファイティングポーズを取ったアイナはフランシスを睨みつける。

 ゆらりゆらりと足を進め間合いを詰めるフランシス。矢庭にアイナとの距離を急激に縮めた。

 完全にアイナの意識の切れ目と呼吸を読んだ動きだった。狼が獲物の呼吸を読み多数で食い殺す事が出来るのは個人個人の連携とそれを為しえる個のポテンシャルがあるからだ。

 フランシスのポテンシャルは誰よりも抜きん出ている、この意識の切れ目を読み取る力も。

 

「ッチ」

 

「対人格闘の腕が落ちたんじゃないか? ここに来る前のお前だったら意識を切らすことはなかったろ」

 

 アイナの力不足。いや、銃への過信からくる体術の必要性の無さと決め付けていたからだ。

 二挺拳銃戦闘術(トゥーハンド・コンバット)は乱戦状態での銃撃戦を生き抜く方法を突き詰めた戦闘術。乱戦の中で比較的安全な場所を読み解く力、警戒心もその一つであるが――安全な場所などない場合の切り抜ける格闘戦術も含まれる。

 そう、アイナはここのところ危険地帯から自力で切り抜ける混戦状態に陥っていなかった。

 必然的に格闘戦術も落ちる。

 対するフランシスは真逆だ。フラタニティの戦術指導教官としてE&S社に命を狙われている。

 E&S社は公然として暗殺を行っている、恐らく幾度と無く暗殺者がフランシスの元に送られ射る筈だ。それらと縺れ合う格闘戦を潜り抜けている筈、アイナより上なのは当然のこと。

 それを抜きにしたとしても、自然の摂理で男と女の筋力は違う。    

 右のジョブをフランシスの顔に打ち込むが、顔に当たる寸前で手首を捕まれる。

 左ローキック、足首を蹴り上げるが鉄棒でも蹴っているような固さであった。

 足が元の位置に戻る前にフランシスがアイナの太ももを掴み上げ、押し倒されてしまう。

 

「ぐッ、があ……」

 

「ああ、いいねえ。この体にむしゃぶりつきたいね」

 

「気持ち悪いこと……言ってんじゃねえ……っ」

 

「スー……ハァ。心休まる臭いだ、男も昂ぶる」

 

 鎖骨の辺りに鼻を押し付けて牝の芳香を肺に満たしていた。

 骨ばった手の平がヘソの上を這い上がり、胸元へと伸びていく。

 下乳の隙間に冷たい手を滑りこませおっぱいを持ち上げるようにし薄桃色の乳輪の縁をなでる。

 柔らかな女性の感触。官能的な興奮にフランシスは体の毛をそばだ立たせ、その甘美な果実に齧りついていた。

 

「胸だけで満足してんのかっ……? とんだベイビーだ」

 

「これにむしゃぶりつかない男はいないぜ、アイナ。これで娼婦ならアバズレになれるぜ」

 

 舌をたわわに実った果実に這わせ、その柔肌を味わう舌使い。

 犬に舐められているようなくすぐったいようなくすぐったさに身悶えるアイナは身を捩った。

 そんな最中、アイナの脇腹辺りに凍えるように冷たいフランシスの手が伸びそのスベ肌をなでた。

 

「んひッ!! どこ触ってんだよ。この馬鹿ッ!!」

 

「どこって……腰の辺りだが?」

 

 アイナの反応に首を捻るフランシス。そしてやや熟考して答えを導き出した。

 

「くすぐってぇのか?」

 

「く、くすぐったいもんかッ?」

 

 語彙を強めに反論した。僅かに図星だった。

 フランシスの冷たい手が自然に体を強張らせ、そして他人に敏感な箇所を触れられる違和感からアイナの体にはくすぐったさがあった。

 別に何というわけではないのだがこの感覚がバレればフランシスは何か悪い事を考え出すに違いない。そう思えアイナは声を荒げ、態度だけでもと隠そうとした。

 だがフランシスにはその態度が着火剤となった。

 赤黒い舌先がアイナの頬を舐め上げ頬を吊り上げて笑う。

 

「いいこと、いや、この場合悪い事を思いついた」

 

 いつの間にかうなじに手を伸ばしていたフランシス。静かに肌に張り付くシールがあることに気づく。

 ノックアウトシール――そう気づく頃にはアイナの意識は黒い闇に沈んだ。

 

 

 

 

 

 

「ハロー、アイナ」

 

 眼を覚ませばそこは忌まわしい地下の物置だった。

 身を捩りフランシスを拒否しようとしたが身動きがまるで取れなかった。

 両腕は頭の上で拘束され万歳の状態。体は産婦人科の経膣エコーで使う台のような物に乗せられ足も腰もベルトで縛られ身動きが取れない。

 そして当然の如くアイナは裸に剥かれていた。

 ツンと上向きの乳頭が硬くなり、まるでフランシスを誘っているかのような淫乱さ。

 一服盛られたのか火照る体を抑え込み、呆れたような表情を作って見せた。

 

「またこのパターンかよ。代わり映えがねえ」

 

「まあなあ。どうせ拘束でもしねえとお前は暴れ倒すからな、我慢してくれ」

 

 爪を切りながらフランシスは楽しげに言った。

 舌打ちを一つ。忌々しい相手に聞えるようにした。

 どうせこの後の展開はレイプ紛いのセックスが待ち受けているのだ。抵抗しても無駄ならこいつの昂ぶりを削ぐのがせめてもの抵抗だろう。

 マグロを決め込もうかと思考していたが、フランシスは満面の笑みで私の顔を舐める。

 

「今回はちょっと趣向を変えた。やっぱり恋人ってのは楽しく気持ちよくってもんだろ」

 

「だっ、誰が恋人だッ!」

 

 スルリと伸びるフランシスの手にアイナは気づかなかった。

 ふざけた言動に声を荒げてスカしたツラに噛み付こうと体を乗り出すが、その動きは想像もしなかった方法で阻止された。

 

「ひゃぁあッ! ど、どこ触ってる?!」

 

「ハハっ。やっぱりここはお前でも弱いか、まっ当たり前か」

 

 フランシスの手が伸びた先は今まで触れてきた秘部やおっぱいではなく、脇腹だった。

 ゾワっとした感覚が全身を駆け抜け腰が浮き上がった。ほんの一瞬だったが、その一瞬が体に異変を示させた。

 どっと溢れ出す汗、それは危険など感じたときに溢れ出す冷や汗。心臓は早く高鳴り、バクバクとうるさいくらいに鼓動している。

 ――この感覚は知っている。どうやっても敵わないときに感じる危機を感じている時の感覚だ。

 頭の中ではなんて事はない。だが体は完全に恐怖しているのだ。

 

「知ってるかアイナ。人間の脳みそってのは『くすぐったい』って感じる感覚器官は存在しないんだ。俺たちが感じてる『くすぐったい』を感じ取ってるのは自律神経、生命危機のサインなんだ」

 

「なにがいいたい……」

 

「笑顔になろうぜ。その仏頂面を満面の笑みにしたい」

 

 わきわきと手をわざとらしく蠢かせる姿をアイナに見せるフランシス。

 ――笑う? 笑顔? 何のことだ? 

 すぐには理解が追いつかなかったが理解は徐々に出来た。

 

「ま、まさか、ウソだろ……やめろっ!」

 

「ピース・オブ・スマール」

 

 フランシスの太い指がアイナの脇腹に食らいついた。

 細くくびれた腰を這い回り、何かを探すように弄りまわす。

 

「ひっ……ぐ、んンン、く……ふっ」

 

 必死に声を堪え、体全身を硬直させ耐えがたいくすぐったさを耐えた。

 身を捩りどうにかくすぐりから逃げようとするが、アイナを拘束する台がその身動きの一切を許さずフランシスの遊戯に強制的に付き合わせた。

 あまりにも暴力的で、そして凶悪な遊び。ただ『笑わせる』というだけで、『苦痛』と共に笑わせる遊(・)び(・)。その遊びはアイナから息継ぎという行為すら奪い去り、過呼吸気味な息であえぐしかなかった。

 

「あ、ひっ……ん、ひゃあああっ!!」

 

「ハハハハっ、脇腹より腋のほうが弱いのかアイナ?」

 

 脇腹よりあばらを撫で上げ、腋に手を移動させる。柔かい腋肉を摘み、揉み、弄る。

 右腋を責められ、反対側にかすかに捩り逃げるが、左腋もその太い指で蹂躙される。

 まるで感触を楽しんでいるかのような指使い。

 体の火照りが更に増し、股座は水けを帯びていく。自然な反応だった、体が生命の危機だと叫び身を逃げさそうとしている。

 

(拘束具さえなければ……ッ!)

 

 口惜しいことに今のアイナは身動きの一つ許されずこの狂おしい感覚を受けるしか道はなかった。

 

「んっ、ふっん……は、はぁ」

 

「もっと声出そうぜ。楽しい遊びなんだぜ」

 

「うる……さ、い。くゥぅぅ、いい加減に、しろォ……」

 

 羽ペンを取り出したフランシスは首筋を撫で上げる。

 

「んんっ……あああああッ!」

 

 微かに覚えだす体の異変。

 ――私はこんなに敏感だったか? 

 違う、私はこんなに鋭敏な感覚はもっていない。

 それはフランシスの楽しみの一環で作られた状態だった。

 アイナに盛られた薬の作用、それは肌の痛覚受容体を鋭敏化させるものだった。

 フランシスの言ったように『くすぐったい』っという感覚受容体は存在しない。触覚、痛覚から発生する危機発生を知らせる合図なのだ。

 それを鋭敏化させられたアイナは今途轍もなく敏感な体に改造されていた。

 ほんの少しの刺激で体を悶えさせる超敏感体質に変身しているのだ。

 ただアイナはまだ気づいていなかった。敏感になった時に付随する現象を――

 

「いい事をしえてやるよアイナ。今何分ぐらいお前は笑う行為を我慢してると思う?」

 

「は、ぁ? ふひッ……! 10分、ぐらい――か」

 

「14分だ。それでいい事の話だ、笑うってのは生命危機を知らせるサインってのはさっき話はしたな」

 

「はっ、あぁ?」

 

「それで、生命危機ってのは冗談じゃない。笑いを堪え過ぎっで人ってのは死ぬんだ」

 

「――っ!」

 

 思考が一瞬停止した。笑いを堪えると――死ぬ?

 

「笑うって行為って言うのは全身の筋肉の運動なんだ。三十分笑うだけでフルマラソンを行ってるだけのカロリー消費をしているんだ。堪える行為はその倍のカロリーを消費してるんだ。答えは分かるな?」

 

 笑い死ぬ――

 冗談じゃない。笑い話にもならない。

 冗談のように思えるが実際に笑い死ぬという事はあり得る。1975年レンガ職人がテレビ番組を見て現実で笑い死んでいる。死ぬまでに要した時間は――およそ25分。

 死ぬ。そう考えた瞬間に体が一気に硬直した。

 笑う行為を我慢していることは更にカロリー消費を体に与え、もっと体に負荷を与えている。

 25分死ぬまでのリミットがるとしてすでに十分、堪えていたことを加味してさらに短いだろう。

 そう意識した瞬間に体の火照りは加速した。

 股座の水気は更に増し、さらに敏感になっていく。

 

「キッ、ふっ、フフ、ハハハハ」

 

 声はもう耐えられなかった。徐々に漏れ出す声は限界に達し遂に決壊した。

 

「アハッ! ハハッ。あははは、ひゃはははっ!」

 

「おお、ついに笑ったか。さあもっと笑え」

 

 こうなってしまえば耐えることなどもう不可能であった。腹の底から笑い声を上げていた。

 

「ひゃはは! ち、ちくしょうっ、くく、あハハハハ」

 

 どこかしこも敏感になり、乳首は痛いくらいに勃起し激しく主張していた。

 ふと気を抜いた瞬間におしっこを漏らしていた。放物線を描く黄色の液はコンクリの床を濡らし立ち上がる湯気が自身の体内より排泄されたことを嫌と言うほど証明していた。

 ほのかに香るアンモニアの臭いが鼻を突き、羞恥を煽るが口より漏れる声は笑い声であった。

 

「……ッ!! あ~~~ッ! あひっ、ひひひ、はひひひ~っ」

 

「もっともだえて笑えアイナっ!!」

 

 フランシスは興奮を抑えられず、痙攣し跳ね回るアイナの体で激しいく主張を続ける乳首に齧りついた。

 舌先で転がされる乳首は貪欲に快感を受け取り、顔には恍惚な表情が浮かんでしまう。

 

「その顔、いいぜ。もった蕩けろよ、愛しい女。アイナ、お前は俺の女だッ!」

 

 反りあがったペニスをヴァギナに押し当てたフランシスは力強く押し込んだ。

 腹の底から感じるフランシスのペニスの熱さ。あまりにも生々しく、そして強く感じる。

 くすぐられながらのセックスはアイナの膣肉を活動的にさせ、いつもは何もないはずの動きは活動的になりペニスを強く離さないように締め付けていた。

 

「くっ、すげえなこりゃ。なんつう締め付けだ」

 

「ひゃひゃひゃッ! 無理、もう無理だッ! ギブ、ギブギブ――ッ!」

 

 快感とくすぐったさのダブルパンチ。止まる事のないペニスのストロークがアイナの中を掘り返し、愛液を次々と掻き出す。更に快感を高めるくすぐっさのコンボ。

 二人ともすでに昂ぶりは最高潮に達していた。

 

「ああ、いい。マジでいい、おめえのマンコぎゅうぎゅう締め付けてくる」

 

「はぁ、ああ♥ フランシス少し弱めて、ダメだ。フランシスのペニス……子宮にチュッチュして♥」

 

 もうくすぐる事もやめて快感を双方とも快感に流されていた。

 ガンガンと容赦のない腰使いでアイナの子宮を突き上げ、子宮口に鈴口の濃厚なディープキスをしてみせる。ペニスは根元まですっぽりとアイナの中に埋まり小刻みに動かす上下運動で、何の知るかもわからない下より出た汁が混じりあいえもいわれぬ淫靡な匂いが部屋中に溢れた。

 

「ダメだっ、腰が抜けちまいそうだ。うッ! ううッ、もうイキそうだ……っ! 射精(だ)すぞアイナっ!」

 

「あん♥ だ、だめえぇっ! そとに、せめてそとにいィいッ♥」

 

 アイナの制止も聞かずフランシスは更に深くにペニスを押し込み――撃ち放つ。

 ビュクビュクッ、ビュルル、ブシュ。

 中で脈動し小分けにし撃ちだされる精液の砲撃。アイナの子宮のキャパを大きく超え、結合部より白く濁る愛液と精液の混合液がとめどなく溢れた。

 

「ひゃああああああ♥ イく、イく、イッくうううううううッ♥」

 

 

 

 

 

 

「起きたかアイナ」

 

 跳ね起きたアイナは寝ていたベットの毛布を掻き寄せて体を隠した。

 あのセックスの後、アイナは気絶したようでフランシスがベットまで運んだようであった。

 裸で寝かされている事はすぐさま分かり、あんな醜態をもう見せたくはなかった。

 

「よくもあんなことしてくれたなっ」

 

「悪かたっよ。興が乗っちまった」

 

 どろりと股より溢れ出る感覚があった。

 間違いなくフランシスの精液がアイナの膣から出る感覚だった。

 膝を抱え、疲れたように呟く。

 

「もうあんなセックス懲り懲りだ」

 

「悪かったよ。もうやらねえ」

 

 フランシスはぽんぽんと肩を叩く。

 慰めにもなっていない慰めに、アイナは一人拗ねてふくれるしかなかった。




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特にHシーン、どういったシチュエーションがいいなどは大歓迎です。
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