足音を立てないようにゆっくりとフランシスの部屋へと向かう。
バクバクと心臓がうるさく鼓動して苦しいくらいに顔が熱く火照ってった。
収まらない衝動と小さな復讐心がアイナを駆り立て、その矛先は自らの欲望の解消を目的に動かされていた。
ドアを開けて、本棚とベットそして読みかけの本の山しかない部屋に踏み入りその匂いにため息が出る。
芳醇な雄の香りが鼻を刺激して饐えた新鮮な汗の香りがアイナの体を苛んだ肉欲を加速させた。
「……ごくん」
思わず生唾を飲んでしまう。
ベットに寝る獲物の姿に、うっとりとした表情を浮かべかけたアイナは頭を振った。
(何やってんだ、俺! 我慢すればいいだけだろ!)
生娘のように恥じらう心がアイナの行動を邪魔する。
理性はあるが、しかし──。
(もう……疼いて仕方ねえんだよぉ……)
言葉には出さなかったがその表情は発情していると言われても否定できない。
艶っぽい吐息を漏らしじっとりと汗ばんだ肢体。自ら慰めている最中に中断した肉壺から伝う蜜は内腿を滑り落ちる。
いじらしく腿を擦り合わせて、むやみやたらに獲物に襲い掛かりたいがその衝動をグッと抑え込んだ。
ベットに転がる獲物──私の家族のような存在で、今この家にいる唯一の異性。
「──ふ、フランシスぅ……」
熱っぽい小さな呼び声で、フランシスにすり寄ったアイナはその体を見て思わず涎が垂れそうになる。
引き締まった筋肉質な体を惜しげもなく露わにし寝ていたフランシス。
熱かったのか服を脱ぎ捨て、ボクサーパンツ姿のフランシスの覆いかぶさった。
「あん……ちゅっ──」
フランシスの胸に舌を這わせて、乳首を転がして楽しんだ。
汗の味が舌を痺れさせたがその味は女性からは発せられない味で、頭を痺れさせた。
「あぁん……んンッ、はぁ、ああ、くっせぇ……うまぃ……」
体から出た老廃物も交じっているだろうがその味もアイナの味覚と性欲をダイレクトに刺激し虜にする。
女性のモノとは違いゴマ粒のような乳首を必死になってついつくアイナの表情は羞恥と背徳感が如実に表れて見せられたものではなかった。
しかしその舌先の動きは止まることなく、汚れた体であろうと男性というだけで今のアイナは誰にでも股を開きそうな心境だった。
「ん、くっせえ……どんだけ、風呂入ってねぇんだ。こいつ……」
蕩けた表情はさらに淫乱さを増して、アイナの手はするするとフランシスの下半身へと向かってゆく。
柔らかく硬さも持ち合わせた陰部の感触にうっとりとしてしまう。
顔をそのまま下へ下へと移して行き、遂にフランシスの下着に手を掛けた。
「んんッ……ん、フ──―」
「ッ!?」
寝苦しさに声を上げたフランシスにアイナは勢いよく起き上がり僅かに距離を取った。
(何やってんだ! こんなこと……へんたいのやることだッ!)
後ずさり、部屋を出ようかと思うがしかしその衝動だけは隠し切れようがない。
アイナの左目は今もフランシスの逸物にくぎ付けであった。
荒い息遣いでゆっくりと近づき再度手が伸びて行き下着に手を掛けた。
ゆっくりと、気づかれないように下着を降ろしたアイナはそれに目を輝かせて喜びの吐息が漏れた。
「はぁ、はぁ──フニャフニャだな。今がちがちにしてやるよ」
ペニスを手で触れその質感、色合い、匂いを存分に堪能する。
ゆっくりと上下に手を動かしペニスに刺激を与えてゆく。
ベニスの皮が伸びたり縮んだり、亀頭のエラが指の輪っかにコリコリと引っかかる感触が指を楽しませる。粘膜の突っ張ったぎこちない突っ掛かりかた、それに合わせて漂う洗ってないペニスの香りが鼻を刺激した。
「スン、スンスン……ス──―。あぁ……クッセぇ、なんて匂いさせてやがんが。いやらしいチン臭……生臭くて、エロい匂いさせやがって……」
手の動きにやアイナの息遣いに反応したのか徐々に勃起してゆくフランシスのペニス。
親指と人差し指で作った輪っかで刺激していたが、そんなガキのお遊びでは失礼と思えるほど猛々しい大人のペニスへとその姿を変えた。
パンパンに張れた亀頭は薄暗い部屋でも微かな光で照り輝き、今のアイナにはまるで宝石のようだった。幹はしっかりとした硬さを保持し、血管が僅かに浮き上がった姿。立派に勃起したそのペニスを優しく撫でるように擦り始めた。
「先走り汁、垂らしやがって……、自分で自分のを濡らして、あぁん──」
舌先をその露を掬い取ったアイナはいやらしい声を上げる。
「ぺろ、じゅるぅ、……あぁ、なんて、味させてやがんだ。この洗ってねえ不潔チンポぉ……んん」
貶すようにフランシスのペニスを言うが、それをから顔をそむけることはせずむしろよりアイナはそれに食いついた。
喉奥にグッと咥え込んで、口と喉でその存在をしっかりと味わう。
「じゅっ、ジュルル……チュパ、ズル、ンん、はぁ──」
苦しさからか、不味さからか、それとも欲望の解消での嬉しさからか、目元に薄っすらと涙を浮かべてむしゃぶりつくアイナの表情はまさに淫乱のそれだった。
口にめいっぱい唾液を溜めてペニスへと刷り込んでゆく。
「んべぇぇ、んちゅっ、じゅるっ──じゅう、チュパッ!」
強く吸い着いた状態から引き抜き、淫液の飛沫がチンポからパッと散った。
荒い息で玉に舌を伸ばし、口で全体で遊ぶように咥え込んだ。
自身の股間へも片手を伸ばし、絶え間なく淫蜜を垂らすマンコを弄り始めた。
「フッ、ッフ! んん、ズルルッッ! ジュパっっ、ジュッパ!」
はばかることなくいやらしい音を立てて玉を吸い上げる。
もう声も抑えることをやめて身を任せたように喘ぎ声を出していた。
「ふうぅっっ! こんなにパンパンにしやがって……たったの三日、……ぅウン、射精できなくて我慢できないってか。はぁ、あぁぁん!」
ぐちゃくちゃと自らのマンコを搔き回し、粘っこい愛液をベットシーツに飛び散らせる。
手の平全体が愛液まみれでもう片方は涎と先走りの混合液。体中から流れ出る汗からは尋常ではないほどの淫臭が漂い、まさに歩く性的物そのものだ。
淫核は痛いくらいに勃起して、どうしようもなく疼いてしまう。
「んんっ……クリ、きもひぃ。じゅるぅっ……ジュポ、ジュッ! あん、あぁ……バカチンポ……こんなにデカくしやがってぇ……」
裏筋に舌先をで執拗に舐め付ける。
その刺激にチンポはビクビクと痙攣して反応を示してくるものだからアイナも調子づいてしまう。
「俺の、ジュ……フェラが、気持ちいのか? 聞こえちゃいないか──」
しかし──。
「もうちょい静かにオレをイかせてくれたら、いい夢見れたね」
「なあぁッ!」
非難交じりの残念そうな声がアイナの心臓を破裂寸前まで跳ね上がらせた。
やれやれといった様子で眠たげな眼を擦るフランシスが寝っ転がったままこちらを
「い、いつから起きてやがった!」
「お前が股間弄り始めてからだ、夜這いを掻けるならもう少し作法ってもんがあるだろ」
「ッ~~~」
顔を真っ赤にして怒りと恥じらいの混じる顔でフランシスを睨みつける。
体を震わせ、当たり散らすことが出来たらどれだけよかったか。
汗ばむ体でツンと上向きに勃起した乳首も愛液でべちゃべちゃにした股座も、
「続けないのか?」
「やるか、馬鹿ぁッ!」
そっぽを向いて憤って見せるが、視線はチラチラとチンポに向かっていた。
隠し切れない未成熟な性欲にアイナ自身素直になれていない。そんな姿にフランシスは眠そうな表情だったが哀れなものを見つけたと言わんばかりに笑った。
「怖がりな女は苦労するな、やり方が分からないなら手取り足取り教えてやるよ。乙女な
その挑発にカチンときたアイナはフランシスに飛びつき、上に跨ってひどく鋭い形相で見下ろして言う。
「そうかい! じゃあ、今からお前は俺の肉バイブだ。動くなよ!」
自らの割れ目をフランシスに見せつけるように手で開いて見せる。
まだまだ未成熟で綺麗なピンク色の花びらが淫靡な露を垂らして糸を引く。
愛液をチンポの先にホットケーキにシロップを垂らす様に塗りつけ淫裂にあてがいゆっくりと腰を下ろしてゆく。
「んんッ! ンアアあぁぁぁッ!」
裂け目を掻き分け奥までしっかりと咥え込まれたチンポの圧迫感に声が漏れる。
とくん、とくん、と静かに脈打つペニスの鼓動がダイレクトに子宮に伝わり強くセックスを意識して顔がほてってしまう。
キュンキュンと膣肉がペニスを締め上げ、フランシスの顔が歪んだ。
「キツイな、寝起きにハードな運動になりそうだ」
体を起こそうとしたフランシスをベットに押し付けて起こさせない。
マウントはアイナが取っている。今回ばかりはフランシスに性行為の手綱は握らせないとついさっき決めたばかりだった。
胸元をベットに押さえつけて、アイナはフランシスの耳に囁きかけるように告げる。
「お前は俺の肉バイブだ。動くんじゃねえよ……」
その一言にビクンとチンポがアイナの中で大きく脈打った。
その反応に気を良くしたのかアイナはより挑発的な表情を浮かべてフランシスを見下ろした。
「肉バイブ扱いされて、反応するなんて……変態かよ」
「えらく積極的じゃねえか。──いいぜ好きにしな」
余裕そうな表情を浮かべて不敵に笑うフランシスの顔を崩してやる。アイナはそう心の中で自らに言い聞かせて腰をゆっくりと動かし始めた。
「んぁ、はんっっ。このチンポ──いいぜ、あたし好みのデカチンポだ」
「ぐ、んふぅ……今日の趣向は女王様ってか?」
快楽の苦しさか目元が僅かに狭まったのを見逃さなかった。
前後に腰をゆすりチンポ全体に膣の感覚を教え込ませる。
と、言いたいところだったがアイナ自身その圧迫感に余裕を見せるのは口だけで、自らの淫壺に肉槍を馴染ませることで必死だった。
「ああ、そうだ。今日は俺がお前の女王様だ、このクソチンポ野郎」
「趣向の違うセックスってのも……レスにならなくていい、なッ!」
グン! と腰を突き上げたフランシス。
チンポの先がゴツンと子宮口を小突き上げ、頭の中で快感が電気のように弾ける。
「あはっぁっっ! ばか、うごく……なぁっ!」
「はいはい。ご自由に」
憎たらしい顔でアイナを見るフランシスにイラつぎが増す。
腕を頭の後ろで組んで、早くしてれと言わんばかりの顔を今崩してやる。
腰を大きく引き上げ、勢いよく振り下ろした。
愛液が舞い散り、肉同士がぶつかる打撃音が部屋中に響く。
バチンバチンと何度も何度叩きつけら急に荒れる腰使いに、フランシスも少し驚いたように表情が崩れる。
「積極、的じゃねえか……うぐッ──」
「ああ……、フッう。当たり前だ。ふっ、んんっ……今のお前は俺の……バイブだぁ!」
下品に踏ん張っているアイナの姿勢は自然と膣に力を込めて、チンポを締め上げる。
潤滑油のように愛液がとめどなく溢れ出て、フランシスの腹部を濡らしてゆく。
上擦った嬌声が土から洩れても、気にすることなくフランシスを屈服させると言う事に必死になり、それに付随する性的興奮にどっぷりと脳味噌が漬かっていた。
「くゥっっ! はァっっ! どうだ? お前が大好きな……セックスだぞぉ、ああん!」
ペニスを食いちぎらんばかりに締め上げて、柔らかな亀頭がグニグニと形が変わるのが膣の感覚で分かる。
弾けんばかりの快感がマンコを痺れさせ、馬鹿になってしまいそなほど狂おしい。
汗と愛液の饐えた臭いが鼻孔を麻痺させてくらくらと眩暈を誘う。
「ぐ、はぁ、いいぞアイナ。オラっ!」
また勝手に腰を突き上げるフランシスは今度は止まることなくアイナの腰をガッチリと掴んでガンガンと腰を振ってくる。
「ああんっ、ダメぇええ勝手に動くなぁ……イクイクッ」
「どうしたアイナ。お前から始めたんだろ? 愉しくないのか?」
腰を上げ、アイナの子宮を小突き上げた。
「ぁあんッ! うっ、動くなぁ!」
ごりゅ、っという感触が子宮に響く。
亀頭の柔らかな感触が膣内から消えて、太いく長いペニスの感触だけが肉穴に残る。
「はァっっ! 入ってる子宮の中に……入ってるぅっっっ!!」
「トロっトロに蕩けてんじゃねえか。ええ? どうしたっ……女王様ァッッ!」
強く、さらに強く。フランシスの腰使いは荒っぽい快感だけを貪るモノに変化している。
最初の方のねっとりとアイナを弄ぶ遊びの利いた腰の使い方はどこへ行ったのやら、的確にアイナの感じる箇所に狙いを付けて、フランシス自身も感じる場所を的確に擦り上げてくる。
もう手綱も何もあったものではなかった。
牡と牝、双方が互いの快感を貪るだけの性行為。
その刺激にビックンと背を震わせて仰け反ったアイナは切ない感覚が全身を伝う。
「アァ……ダメぇ、ダメダメ……ダメぇっっ!」
ギュッと収縮した牝肉。腰が浮き上がって括約筋が決壊した。
透明な汁が迸り、綺麗な弧を描いて噴出する。股が避けるような痛みにも似た快感と共に体中が痙攣する。
「オレの顔面に、潮浴びせかけるたぁ。いつの間にド淫乱になったぁ! ええ? 答えろ! アイナァッ!」
「ヒャぁッッ! 動くな! 今、動くなぁっっ!」
絶頂の余韻も味合わせず突き上げるチンポの上下運動。
汁まみれで泡立つ膣にフランシスは熱く猛り狂う子種をぶちまけた。
「はひっっ、いっ……イクゥ、イクゥっっっ‼」
うるさいくらいの絶頂の嬌声に白目をむいて吠えるアイナ。
ドロドロと粘度の高い白濁とした精液が子宮に直接注がれ、熱い重みが体を支配した。
細かく噴き上げる潮の噴出。全身グチャグチャのドロドロの淫液まみれの獣のようなセックス。
肩で息をするアイナの衝動が、僅かながら治まりフランシスの胸板に倒れ込んだ。
「どうだ? オレの愛しの
「はァ……はァ、うるせえ……バカ、やろぅ……」
二人は気絶するように眠りに落ち、そのいやらしい臭いに包まれながらその意識を手放した。
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