「ぱんぱかぱーん! 着任、おめでとうございまーすっ! 私は愛宕っ」
「あ、ありがとう……よろしく」
鎮守府に着いたばかりの俺を出迎えたのは、金髪のバカっぽそうな女……艦娘だった。
何だよぱんぱかぱーんって。ファンファーレのつもりか。
しかし、まぁ。
こいつが履いているヒールのせいもあるだろうが、ほんの、ほんの少し平均より低い俺の身長、視線の正面にある二つの膨らみ。いい身体をしている。所々に白のレースを散りばめた蒼の衣装。どういう構造になっているのか、後ろ側はロングスカートに見える。
しかし正面から見ると黒の超ミニから同じく黒のストッキングに包まれた、むちむちとした脚が伸びて晒されている。
「さっ、それじゃ早速ご案内するわねっ」
「お願いします」
値踏みするような俺の視線に気づかずか、案内を買って出てくれる。くくっ、そんなもの大して意味もない癖に。
俺は、『提督』の真実を知っている。
海軍が、政府が隠している真実。『提督』とは艦娘を孕ませる為の種馬であると。
俺の親父は海軍で情報部門に勤めている。木っ端の役職ではあるが、艦娘関連の仕事をしているのだ。
始まりは偶然だった。偶々親父が持ち帰った資料、偶々不在の際に覗き込んだ内容。内容が内容だ、上手くぼかしているようだったが真実に突き当たるまでそう時間はかからなかった。俺は頭がいいんだ。
新聞やニュースで喧伝される艦娘達の活躍。艦娘は誰も彼も、美しく魅力的な女性ばかりだった。
そんな彼女達を孕ませる為の役職だって? 男なら、誰もが望むだろう。俺も、望んだ。
真実を知ってか知らずか、海軍に、『提督』を急に志すようになった俺に親父はいい顔はしなかった。だが、お前が望むのならと最後には認めた。そこからは、急速に事が進んだ。
元々深海棲艦により多数の戦死者が出た為、従軍可能な年齢は引き下げられている。『提督』への着任希望、それに必要な資格はやはり不自然に緩かった。心身健全、素行不良無しなど。人類の希望である艦娘を指揮運用する軍人という割に要される能力は大して求められていない。当然だ、ただの種馬にそんなもの本当は必要ない。
悠々と候補へ入ることは出来たが、そこから選ばれるかどうかの基準は結局分からないままだった。
しかし、選ばれた。
これで、俺は『提督』。この鎮守府の王だ。
搾取されるだけの種馬だなんて冗談じゃない。ここの連中全部を支配して、俺のハーレムを築き上げてやる。
「うふふ、こんなにも若い子が『提督』になってくれて嬉しいわぁ」
俺も嬉しいよ。前を進む、愛宕の後姿。大きく露出した黒タイツの脚はこちらからは伺えない。
だがその後ろ姿、白のレースと青の衣装、後ろから見れば完全なロングスカートのように見えて正面とは違い修道服のような清楚さを感じさせる。とはいえ、胸と同じく大きな尻が布を膨らませており歩くたびに揺れてボリュームを主張している。実に煽欲的だ。
「きゃっ……!?」
廊下を進む愛宕の尻肉を、突然掴む。突然の痴行に愛宕はその場に固まるように足を止めた。どっしりとした重さを感じる尻肉を、持ち上げるように揉み上げる。所謂安産型という奴だろうか、指は深く沈み込み文字通り手に余る程の質量だ。
「ちょ、ちょっと、『提督』……?」
「――ヤる為に俺を呼んだんだろう?」
愛宕の顔がどうして、と歪む。どうせ何も知らない子供を良いようにして、自分が主導権を握るつもりだったのだろうが。俺を初めて見た時、こいつが小さく舌なめずりしたのは見逃さなかった。
力一杯、愛宕の腕を引く。虚をついたからか、簡単に壁を背にして尻餅を突く愛宕。ほら、これで俺がこいつを見下ろす形だ。
「やだ、やっ……こ、こんな所で……ね、せめてお部屋で……」
「黙れよ」
支配しようとする俺に怯える愛宕。囀る口を唇で塞ぐ。肉厚の唇を味わう。
愛宕の肩を壁に押し付けながら、太腿の内側に手を伸ばす。さらさらとしたタイツの滑らかな感触を通して、女の柔肌と熱を感じる。両脚を押し広げ、その隙間に身を押し込んだ。
「ッ、は、ぅ……やめな、さい……!」
キスとキスの合間、息継ぎの合間に俺を睨みつけ、先ほどの諭すような言葉から打って変わり強い語気で告げられる。ふん。
「本気なら人間の俺を跳ね退けられるだろう?」
胸を無遠慮に揉みながら告げる。そう、艦娘は超上の存在。男女の性差など物ともしない身体能力を誇るはずだ。
言外に自身が心の底で拒否していないこと突きつけられ、愛宕が羞恥で顔を紅潮させる。嗜虐心をよく煽ってくれるよ、お前は。
「ち、ちが、ちがう、私……んぅッ!」
「違わないよ。お前はこうして押し倒されたかったんだよ。ほら」
更に体重をかけて密着する。胸と胸が押し潰し合って気持ちいい。短いスカート、簡単に手が届くそこへ撫で上げるように指を這わせる。タイツ越し、ショーツ越しであってもはっきりと分かる潤い。ぬぢゃり、と指に絡みつく。
「……っ」
その事実についに愛宕は顔を伏せ、押し黙ってしまった。出合った直後の、少年に余裕を見せる大人の女性、そんな余裕は消え失せた。後は差し出された極上を貪るだけだ。
乱暴に上着の前を開き、内側のシャツは力任せに破るように開く。元々一杯にまで押し上げられていたシャツ、それを支えていたボタンがいくつも軽い音で床に落ちていった。
瀟洒な装飾が施された黒いブラ。我慢する必要もなく上へ押し上げると、ぶるんッ、と想像以上の質量が露になった。
「はは、牛みてぇ」
「~~ッ」
大きな乳房、そしてそれに見合い大きな乳首。揶揄しながら俺の親指ほどもあるそれを無遠慮に掴み、引き絞る。しばし、その感触を味わう。乳房を下から跳ねさせるように弄んだり、先端に口付けて吸い上げてみたり。好き勝手に扱う。これはもう、俺のモノだと言わんばかりに。
愛宕はもう抵抗も、抗議の言葉もせずただそれを受け入れていた。時折肩を震えさせたり、押し殺した嬌声を上げるだけだ。
膣口も遠慮なく弄くる。タイツは煩わしくなって爪で破き、ショーツは横にずらし、指を突き入れ、中を探るように蠢かせる。きゅうきゅうと指を締め上げる膣肉が愉快だ。具合を確かめるように奥へ、奥へ。少しずつ猶予を広げていく膣に二本目の指を揃えるように侵入させた。
気づけば、愛宕が腰掛けた床には愛液による小さな染みが広がっていた。
「くぅんッ……!」
捻じ込んだ二本の指で、腹の内側を強めに抉ってやるとついに愛宕は高い嬌声を上げる。
そろそろいいだろう。俺自身も限界だった。
「ぁ……っ」
「ほら、お望みのモノだ」
ズボンのチャックを下し、肉棒を露出させる。曝け出した途端愛宕の視線が釘付けに、物欲しそうな顔をする。濡れぼそった膣口に亀頭を押し当てる。ひく、ひくと蠢く媚肉はまるで俺のモノをしゃぶっているようだ。しかし、まだだ。
「なぁ、欲しいなら言うべきことがあるだろ?」
「……う、くぅ……ぅ……」
ください。
虫の鳴くような小さな声。さぞ、自尊心を傷つけられていることだろう。
若い俺をこちらに呼び寄せ、童貞だろうと当たりをつけ。豊満な身体を持つ自分がリードしてやって夢中にさせてやることでも考えていただろうに。
だが実際は好き勝手玩ばれて身体を支配された上、おねだりまで強要されている。俯いた愛宕の顔から雫が落ちる。でも、ダメだ。
「聞こえないな」
「――ッ、くださいっ! ていとくのおちんちん、挿れてえッ……!」
絶叫するように強請る愛宕。はは、最高だよ、お前。
答え代わりに肉棒を捻じ込む。腰を突き出し、一気に最奥まで。
「ぁ、ひっ……!」
先ほどまで散々弄ったせいか、膣内は解れ切っている。愛宕が肺から漏らしたような声を上げる。膣が波打つようにうねり、膣口は食い千切る勢いで締め付ける。床に押し潰された尻が震えて、絶頂にあることを主張していた。だが。
「っ、ぁッ、ひィ、ま、って……い、ま……ッ」
猛然と腰を振り始める俺を留めようと愛宕は悲鳴を上げて両手を俺の胸元に当てるが、構わず貪るように膣肉を抉る。弱々しい抵抗が更に俺の雄を刺激していた。
「イ、くッ、イってる、からぁっ! 止まって、やめ、ひぐッ……!!」
柔らかな金髪を振り乱しながら顔を左右に振る愛宕。ぷしっ、と愛液が俺の腹を汚す。構わず腰の動きを荒々しく、自身の快楽を求める為だけに前後を繰り返す。腹の下に、熱が溜まっていく。
愛宕の両膝裏を両手で掴んで、真上から押し潰すような形でピストンし始める。体重まで掛けた挿入、深く、深く突き刺さる。もっと、もっと。一番、奥で。孕ませたいという本能だけの行為。
「い、ぎ――ッ!?」
許しを得ることも、合図することもせずに精一杯最奥で射精する。興奮していた為か、これまで経験したどれよりも激しい射精。勢いも、量も。無限に続くと思う程の長時間。
「……ぁ、ぅ……」
俺の下で射精を受け止めている愛宕は快楽に焼き切れたのか、呆けたように脱力している。
ついに膣口から精液が溢れ始めたのを見計らって引き抜く。
「ぁ~……あっ、ぁ……っ」
未だ勢いを残す射精。肉棒をホースにして愛宕の身体を精で汚す。びちゃり、びちゃり。蒼を基調とした瀟洒な衣装も、所々が裂けて破れた黒のタイツも、白で汚されていく。虚ろな目でそれを眺めている顔にも、髪にもかけてやる。そこでようやく射精が終わるが、未だ硬いままだ。もう二、三発は使わせてもらおう。
もはや抵抗の意思も示さなくなった愛宕に寝返りを打たせ、次は後ろから犯すことにする。
「え……愛宕……? なんで……て、提督……?」
おや。
廊下でなんかでヤってるから見られてしまったか。視線の先には愛宕と同じ蒼を基調とした衣装、こちらもいい身体をしている。ミニスカートから覗くガーターベルトが欲を煽る。
黒髪のこの女は確か愛宕の姉妹艦、高雄だったか。
愛宕との二回戦目を中断して、立ち上がる。次は、お前だ。