『えっち』から始まる恋があってもいいじゃない? 作:カゲロー
おひさしぶりのえっちシーンでございます。
体育館の裏手に建てられたいくつかの体育倉庫のひとつ。
普段は今回のイベントでも持ち出されている体育用具が仕舞われているその中で息を顰め、外の様子を伺う海斗と葵の姿があった。
蝶歌の爆弾発言に煽動され、しっとの権化へと進化してしまった連中の追跡をかわすべく、ずぼらな実行委員が鍵を閉め忘れていた倉庫に逃げ込んだ2人は、入り口の僅かな隙間から外の様子を伺う。
「もう行ったようだな」
「だねぇ。……はふぅ~」
ようやく落ち着けたと言わんばかりのため気を吐きながら座り込む葵を抱きとめつつ、海斗もまた、僅かに開いていたドアをしっかり閉じて肩の力を抜く。
朝からハイテンションな幼馴染への連続ツッコミで喉が痛み、乾きを覚える。出来る事ならスポーツドリンクを数本一気飲みしてみたいところだが、未だに自分たちを探し回っている連中のしつこさを考えたら、当分は我慢しないといけないだろう。
――ま、お祭り好きな単細胞しかいないんだから、次の競技が始まるころにはグラウンドに戻るだろ。
楽観し過ぎな気がしないでもないと自分でも思うが、これがけっこう的を射ているのだから何とも言えない。つくづく、この学園への入学云々の元凶になった両親への憤怒で胸の中が煮えたぎる……が、
「あっ……ふぁ♪」
「おいコラ。人の腕の中で妙な声出すんじゃない」
「んっ……! も、もぉ、海斗くんがいけないんだよ? 耳に吐息がかかってくすぐったいんだよ……あんっ♪」
「~~っ! だ、だから色っぽい声出すの禁止だっての!」
「むっ! 私だけが悪者扱いってヒドイよ。……お尻に熱いナニカが押し付けられてるのはどういうことなのかな~?」
頬を染めながら誤魔化す様にそっぽを向く海斗を見上げながら、葵が指摘する。
事実、胡坐をかく海斗の腕の中にすっぽりと納まっている葵は、ブルマ越しに慣れ親しんだ彼の分身が自己主張しているのを確認していたのだから。
だが、節操なしと海斗を責めるのは酷というモノだ。
海斗は祭りの空気にあてられ、おまけにふざけすぎる幼馴染とのやり取りで普段被っている虎猫の皮が破れてしまい、素の自分を曝け出してしまった。
精神的に参っていた彼は、ついつい二人っきりの時と同じように葵と接してしまったのが、先の告白の真相だ。
そう、つまり最近“(仮)”が取っ払われた『2人の愛の巣(真)』に居る時と同様の状態になったが故にかなり大胆な発言を口にすることも躊躇しなくなり、ついでに何時ものお約束な展開を本能的に欲してしまった身体がついつい反応してしまい――今に至る。
そもそも仕事ならともかく、葵相手に『コスチュームプレイ』を頼んだこともしてもらった事も無かったのに、体操着姿の彼女を抱きしめつつ、惜しげもなく曝け出されたしなやかな脚や汗に濡れたうなじなどを目の前にして興奮するなというのも酷な話である。
だから……、
「んっ、ちゅ……っ」
「ん……んぁ……」
こんな場所で昂ってしまったのも仕方がないことなのだ! ……多分!
薄暗く、蒸し暑い倉庫の中に粘液が混ざり合う淫靡な艶音が木霊する。
唇を振りほどこうとするどころか、体勢を変えて向かい合うように抱き締め合いながら重ね合う互いの唇を貪り食うかのように求め合う。
興奮は瞬く間に理性を溶かし、お互いを映す瞳に淫蕩な情欲が浮かび上がっていく。
瞼が落ち、吐息に熱が帯びていく。
燃え上がるように昂ってしまった欲望を抑え込むことは、性に飢えた若者たちに出来るはずも無かった。
天蓋近くに備え付けられ開かれたままの小窓から聞こえてくる蝶歌のアナウンスと、それに反応して離れていく生徒たちの気配を頭の隅で察知しつつ、心の大半を支配された本能の赴くまま、葵の豊かな乳房を体操着の上から優しく揉む。
厚手の生地でできた体操着と下着越しとは思えない弾力と柔らかさ。
幾度触れたのかも分からないくらい肌を重ね合わせたと言うのに、海斗の心を捉えて離さない。
手のひらから感じる弾力を堪能するように、豊かな乳房をやわやわと揉みしだいていく。
「やぁ……ンッ! お、おっぱいダメぇ……!」
白い喉を仰け反らせて喘ぐ葵から溢れ出す艶声。
言葉でこそ拒絶しているのに、海斗の首へ回された彼女の両腕に込められた力は増し、まるで自ら彼の手のひらに乳房を押し付けているかのように背中を反らしている。自分を慰めても絶対に味わうことが出来ないソレは、言うなれば甘く切ない心地良さが身体の内側から溢れ出てくるような錯覚だ。
痛みを感じず、ゾクゾク感と果てし無い昂揚を齎す海斗の指が、葵は大好きだった。
彼の額に自分の額を擦りつけ、甘える。
それは葵が海斗との生活の中で自然と身に付いたサイン。
もっと気持ち良くしてほしいという、可愛らしいおねだり。
彼女の求めに応えるかのように、海斗の愛撫はより激しく、大胆なものへと変化していく。
手のひらだけの愛撫が、5本の指もくわえた大胆な動きへと変化し、葵の腰を掴んでいたもう片方の手が、ブルマからはみ出した尻肉を掴み、揉みしだく。
しっとりと汗に濡れたきめ細かい柔肌をムニュムニュと弄ばれると、ブルマとショーツに護られた秘部から牝の匂いが僅かに香ってくる。
それを知ってか知らずか、餅をこねるように葵のお尻を揉みしだいていた海斗の指先が剥き出しの尻肉からブルマへ滑るように泳ぐ。
しっとりと汗を吸い、ヒップラインをクッキリと浮かび上がらせたブルマをキャンパスになぞらえたかのように、筆に見立てられた海斗の指が動き……お尻のワレメの隙間へするりと潜り込む。
「んあっ!? や、ヤダ……、海斗くん!? なにして……ひやぅっ!?」
「ん~? 気にしない気にしない」
「そんな訳にいくわけないでしょ……んあうっ!?」
ブルマの裾を横にズらし、ワレメを擽るようになぞっていくと、すぼまっていたアヌスのシワヒダが少しずつ広がっていく。
指先の感覚でアヌスを捉えた海斗は、意地悪く「クッ」と喉で笑ってから顕わになったソレの中心へ指を一本差し入れた。
「ひ――……~~ッ!!」
「ん……熱い、な」
ズプリ、と人さし指の第一関節まで彼女のナカに収まった瞬間、唇を強引に重ねることで悲鳴を抑え込み、更なる追撃を仕掛ける。
片寄せられて顕わになった秘部、愛液でぐしょぐしょに濡れた秘唇にズボンの中から自己主張する分身の先端を擦りつけた。
さらに体操着の上からでもわかるくらい固くなった乳首を摘まみ、重ね合されたままの唇から差し込まれていた葵の舌を絡め取り、吸いよせる。
充血したように大きくなった
舌と舌が絡み合って湿った音が漏れ響く唇の隙間から、吐息とは違うか細い声が零れ落ちていく。
乳房に食い込むほど強く、大胆に動く指の刺激と順調に開発されているアヌスの奥を掻き回されるえも言えぬ感覚が葵の全身を駆け巡り、情欲の火を天井知らずに燃え上がらせていく。
もはや彼女自身にも抑えが利かないほどに、どうしようもない熱が葵を支配しつつあった。
「あうう……っ、ぷぁ……も、もぉ、海斗くんってば興奮しすぎだよぉ……。ひょっとして、『ぶるまふぇち』さんだったの?」
「ぬぐっ!? そ、そんなわけない……ハズ、です……多分」
聞き様によってはマニアックな属性が付与されそうになり、慌てて否定しようとするものの……葵のブルマに興奮してしまったのは事実な訳で。
ちらりと汗の雫が流れ落ちる胸の谷間と体操着と言う背徳的な衣装の生み出す相乗効果にくらっとよろめきそうになるのを必死に拒絶する海斗。
そんな彼に意地の悪い笑みを浮かべた葵が一言。
「海斗くんの『ぶるまにあ』~」
「やめください!? その称号は流石に看過しきれませんよ!?」
「つ~ん」
「ほ~、そっぽを向きやがりますかそうですか。撤回してくれないんなら、こっちにだって考えがあるぞ。――てや」
「わふんっ!?」 と可愛らしい悲鳴を上げる葵をマットの上に転がすように押し倒すと、両足を掴んで頭の方まで持ち上げた。
下半身を海斗の目の前に突き出すような形に抑え込まれ、葵は身動きが取れなくなってしまう。
「ちょっ!? こんな恰好恥ずかしいよっ!」
真っ赤に赤面しながら拒絶を言葉にしているが、本気で嫌がっているそぶりは見せない。むしろ、心なしか“この先”を期待している雰囲気すら見える。
「くっくっく……どんな気分だ? 大事なところがこんな近くで見られている気持ちは。ああ、もちろん俺は最高だよ? なにせ『ぶるまにあ』だからな」
「すっごく根に持ってるよね!? や、やあっ、くんくん匂い嗅いじゃだめだよ――っあ、ああああうっ!?」
脇寄せたブルマから覗くぷっくりと柔らかそうな秘唇に吸い寄せられるように顔を寄せた海斗が、一切の前振りも無く唇を落とし、キスの雨を降らせていく。
唐突な強すぎる刺激に敏感に反応した葵が暴れるのを抑え込みながら、ワレメをなぞる様に舌を這わせる。
溢れ出す蜜液は蕩ける様に甘く、それでいで甘酸っぱいような香りを放ち、鼻孔を擽ってくる。脳幹が蕩ける様な興奮を覚えながら、表面上は冷静さを装って舌を這わせ続ける海斗。
ブルマの上からワレメをなぞり、にじみ出てくる蜜液を舐めとりながら、時折小さく自己主張しているクリトリスへ啄む様なキスを落とす。
ぷっくりと充血したソレを唇で挟み込み、痛みを与えない様に軽く噛む。
さらに舌先で押し込む様に突いてやれば、葵の全身を快感の電流が駆け巡り、痙攣を起こしたかのように激しく震えた。
同時に、外へ声が漏れないように唇を引き結び、両手で口元を覆っていた葵が目を見開きながら声なき悲鳴を上げた。
「んっ!? んんーー!? っぷは、ちょ、ま、はげっ……激し……ッ!」
涙まじりの懇願を当然のようにスルーして、彼女にわざと音が聞こえる様に舐めしゃぶる海斗。
彼の反応からやめてくれそうにない事を悟った葵は、快感の波をどうにか堪えようと歯を食いしばる。それでも、口を抑えつける指の隙間からくぐもった艶声が溢れ出すのを止めることが出来なかった。身体から力が抜け、されるがままに身を委ねてしまう。
「やぁ……! き、気づかれちゃう……気づかれ――はっ、あぁああああんっ!」
歯を食いしばろうとするが無駄だった。蜜液と唾液でグショグショになった陰部を一舐めされる度に甘い声が漏れてしまう。
誰かに見られてしまうかもしれないという不安が火種となり、少女の中に芽生えた牝の本能がどうしようもなく昂っていく。
けれど、恐れは感じない。こうして肌を、心を触れ合わせている海斗と一緒なら、怖い事なんて何もないと思えるから。
「あっ、あぁあっ! か、海斗ぉ……く……~~ッ!! もっと……はげし、くぅ」
乳房の芯が燃えるような熱を帯び、堪えきれないほどに疼く。もはや普通の発汗ではどうしようも出来ないほどの熱で蝕まれ、海斗以外の何も考えられなくなっていく。声を我慢しようとする思考が霞に呑まれ、さらなる官能を求めておねだりの声が出てしまう。
だが、されるがままなのはなんというか……面白くない。
「んふっ、あ……ねえ、海斗くん。次は私にさせてくれないかな?」
「へ? 葵にって……なにを?」
戸惑う海斗の胸を突っぱねる様に押し返し、マットに倒れ込んだ彼に馬乗りになる葵。ちろり、と唇を舐めるピンクの舌先がなんともエロティックだ。
汗と唾液で濡れた体操着が肌にへばり付き、ライムグリーン色のブラジャーが透けて見えている。むっちりとなめらかな太股を、ブルマの端からにじみ出ている蜜液が伝い落ちていく。
「んふふ~、反撃開始だよぉ。てや♪」
「うお……おぉ……!?」
興奮を隠せない色香を瞳に映し、葵の指が海斗の身体を撫でまわしていく。身体のラインをなぞる様に優しく、離れそうで離れない、何とも言えない絶妙のソフトタッチ。興奮と倉庫に満ちる熱気で触感が敏感になっている海斗は、それだけで電流が迸る様な快感を受けてしまう。
「ん……ちろっ、ちゅ……んふっ……ぅ」
首筋、耳たぶ、頬と続いて額や鼻頭にもキスの雨を降らせていく。あえて唇を避けているのは彼女なりの焦らし方というところか。
可愛く自己主張している乳首が布越しに海斗のソレと擦れ合うたびに、甘い声と汗の雫が溢れ出す。
白い肌は紅潮していない箇所を探す方が難しいほどに火照り、物欲しそうに身体をくねらせている。
ゴクリと唾を呑み、思わず手を伸ばしかけてしまった海斗だったが、彼の意を躱すよう狙ったようなタイミングで上半身を起こした葵がもぞもぞと体勢を変えてきた。
次に彼女は、硬さを増してズボンを押し上げる様に自己主張する男根を太ももで挟み込んできた。
もっりと柔らかい肉感としっとり汗ばんだなめらかさの生み出す軟肉に挟み込まれる圧迫感が、言いようのない快感を与えてくる。
「こ、これは……!?」
海斗の腹部に手を置きながら剛直と呼ぶほどに起立したソレを太ももで挟み込んだまま上下に揺すり始めた。
それは扱き上げる様な動きでありながら、乳房で挟み込むパイズリとも、膣内に挿入するのとも違った感触だった。
本人も初めての試みだから戸惑っているのだろう、「んしょ……。こう、かな……?」 などと口走りながら剛直への愛撫を続けている。
左右をしっとりの肌と密着しているだけでも気持ちいいと言うのに、彼女が動く度に敏感なカリの部分がブルマと擦れ合って痺れる様な官能が生まれ、海斗を責めたてていく。ボリューム感たっぷりの乳房を揺らす葵が視界いっぱいに広がっているため、視覚的にも興奮を感じずにいられない。
「ちょ、おま……どこでこんなモンを……!?」
「んっ……ふあ? えと、こないだ部活の後輩と出かけた時に見せてもらったティーンズ雑誌に……その、『彼氏を喜ばせる必殺テクニック』って特集が乗っててね?」
「絶対に字が違う……! これ、『悦ばせる』方だろ」
「……気持ち良く、ない?」
しゅん、と悲しげに目を伏せられては「はいそうです」と誤魔化すわけにもいかず。
「……すごく気持ちいいです」
「えへへ……そっかぁ、気持ちいいんだ。なら、もっとしてあげるね……んっ、んんんっ!」
海斗の反応に気を良くした葵は、太ももの挟み込みに強弱をつける動きにシフトしていく。
さらに前屈みになっていた上半身を後方へ仰け反らせて、秘部と剛直を一層密着するように変化をつけてきた。さらなる刺激に応えるかのように跳ね上がる海斗の分身がかつてないほどに滾る。
情欲に支配された葵のとろんとした瞳と見つめ合う海斗。
彼の身体もまた、更なる快感を求めて腰がひとりでに動き出してしまう。クチュリ、クチュリと淫猥な水音が蒸し暑い体育倉庫へ溶けるように広がっていく。
やがて、海斗の剛直の先端から溢れ出る先走りがズボンを濡らし、太ももを伝う蜜液と混ざり合い、さらに淫靡な音を生み出し始めた。
「んっ……ふぁっ、はっ、ぁ……ぅ、か、海斗くん、どう? 気持ちいい、かな?」
「言わなくても……くっ! わかる、だろ……」
もちろんわかっている。ズボンを突き破ってしまうのではないかと思うほどに固く反りかえったソレのさきっちょを愛おしげに撫で、瞳を潤ませる葵。
おちつかないように身体をもじもじさせ、物欲しそうに繰り返し撫でるソレと海斗の顔を交互に見やる。
「ぷっ……」
「っ!? うぅ~~っ!」
迷子になった小動物を思わせる可愛らしい仕草に思わず吹き出した自分を恨めしげに睨みつけてきた葵の頬に手を伸ばし、反論を許さぬとばかりに引き寄せ、唇を重ねあわせる。濡れすぼった唇を味わいながら片手を彼女の下肢へと伸ばし、ブルマ、さらに下着の中へと差し入れた。
思った通り、蜜液で濡れすぼった陰毛を搔き分けてたどり着いた大陰唇はじっとりと熱い粘液で覆われており、膣口へ差し入れた指を吸い込む様に呑み込んでいく。
途端、ダムが決壊したかのように溢れ出してきた蜜液が指を伝って流れ出し、下着のみならずブルマにまで牝の匂いと染みつけていった。
膣道がわななく様に伸縮を繰り返し、海斗のソレを求めて子宮が疼いているのだ。
「あ、ん、ぁ……だ、ダメ……、もう、限界だよぉ……。お願い、欲しいの……ねぇ、入れてもイイでしょ?」
「ああ……」
返答と共に顕わにされた海斗の男根を見てニンマリ笑顔になった葵が一度腰を持ち上げ、ブルマの端を寄せて秘唇を顕わにさせると、海斗を跨ぐようにM字開脚になって大陰唇を擦りつけてきた。先走りでキラキラと光っている亀頭がさらに蜜液でコーティングされていく。
やがて、クネクネと動く腰の動きに翻弄されつつも硬さを失わない肉茎の先端部……亀頭が秘口と重なり合った。
「海斗くん……いくよ……?」
返答は優しいキスだった。
唇と唇を重ねるだけのソフトキス。
けれど、お互いの想いを直に感じられるこのキスが、2人は大好きだった。
互いの吐息が重なり合うと共に沈み込んでいく葵の腰。
ずぶぶ……、と熱く潤う膣内に猛々しい肉茎がめり込んでいった。
「かっ、は――ぁ……ひうっ、ぁ……あああうっ!」
「あ……すごく熱いな」
「あ、んぅっ……だっ、だってぇ……お腹の奥の方がジンジンするんだもん」
限界まで怒張した肉茎を全て呑み込み、粘度が高く、ミルクのように甘い香りを纏った蜜液が包み込んでくる。
と同時に、待ち望んでいた肉茎を逃すまいと蠕動する内ヒダがしゃぶりつくすように反応した。
まるで無数の舌で舐めしゃぶられているかのような錯覚を感じてしまう。
何の抵抗も無く奥へ、奥へと呑み込まれていき、やがてコリッとした子宮口まで難なく達した。
赤ちゃんの苗床を押し上げるように腰を突き上げてみると、肉茎をしごき上げていた膣肉が痙攣を起こしたように激しく振動しながら締め付けてくるのがまた気持ちいい。
一番敏感な性感帯である子宮口を刺激される度にビクンビクン、と身悶える葵を愛おしげに抱きしめながら、海斗は円を描くような腰つきで突き上げていく。
燃える様に熱い膣の感触に目を細め、感嘆の声が漏れそうになってしまう。
だが、快感に満たされていたのは葵も同様だったらしく、真っ赤に染まりきった顔を蕩けさせ、甘える様に頬を摺り寄せてくる。
それでいで、下肢は彼女の意志を無視するかのように上下に動き、扱き上げてきた。
腰をくねらせながら持ち上げ、膣内のヒダヒダで締め付けながら沈み込む。
外気と粘液が混ざりあって淫靡な音を生み出し、2人の興奮を否応なしに引き上げていく。
「くっ、お……すげ、気持ちイイ……」
騎乗位のため自ら積極的に突き上げを行う事こそできないが、海斗の感じる箇所に絶妙な刺激を与えてくれるので物足りなさなど感じない。
ブルマからはみ出したむっちり感たっぷりの尻肉を鷲掴みにし、葵の腰の動きに合わせて上下に動かす。それだけで彼女の負担が軽減され、腰のくねりがより情熱的なものへと昇華されていく。喘ぎ声を聴かれたくないと、キスを続けて我慢する葵がどうしようもなく可愛くて仕方がない。
愛しさと色っぽさを併せ持つ美貌をつぶさに見上げつつ、上肢も小刻みに動かして密着している乳房、その先端へ刺激を送り込む。すると、海斗のソレを身体の中で堪能していた葵の背筋を電流が駆け昇った。キスで理性を溶かされ、肉茎の動きに意識がいっていた所への不意打ちだ。
「ひっ、……くぁ、ふぁああんっ! ち、乳首、悪戯しちゃダメなんだからぁ……! 今日は私が動いてあげるんだからねっ」
きゅっ、と下腹部に力を入れた葵が山犬の如き輝きを瞳に宿した次の瞬間、海斗から素っ頓狂な声が上がった。
葵の膣肉が
「うおぁ!? ちょ、おま、いつの間にこんな技を……!?」
海斗の表情を満足げに見つめながら巧みな腰捌きで絶え間なく刺激を送り込んでくる葵。
絶頂が近づくにつれて艶めかしく移り変わっていく彼女の表情に魅入られたかのように、海斗の精巣が大量の精子を生成していく。
射精の気配を感じとり、また己自身も限界が近い事を察して、葵の腰の動きがさらなる過激なものへと進化する。
「んくっ……くっ、あ、あうっ……あんんっ……! か、かいとぉ……も、もう欲しいの……!」
腰をくねらせながら海斗を覗き込み、頬を舐めながら懇願する葵。
愛らしいおねだりに胸の奥がきゅうんっ、と疼くのを自覚した海斗の両手が尻肉から乳房へと移り、パンパンに張っている乳肉に本気で指を沈み込ませた。
「あうんっ!? ふぁ、あ、はぁぁ……あ、あ、あ、……くふぁっ!? む、胸だけじゃなてぇ……! しっ、子宮がきゅんきゅんって疼いちゃってるんだよぉ……あふぅっ! も、もお、我慢できないのぉ……!」
跡が残っても構わないとばかりに激しい指捌きで更なる快感を送り込まれ、葵が両手を突っ張って背中を仰け反らせる。
瞬間、上肢を起こした刹那に、僅かに浮いた彼女の腰を再度掴み、引き寄せながら自らも最奥目指して突き上げた。
子宮にズシンと響くほどの衝撃と快感を打ち込まれ、喉が掠れたような声なき悲鳴を吐き出しなが絶頂へ達する葵。
膣肉は痙攣を起こしたように小刻みに震え、仕上げとばかりに肉茎を引き千切れんばかりに締め上げてきた。
亀頭に吸い付いて放さないと言わんばかりの子宮口のコリコリッとした感触と射精を促される扇動に誘われ、海斗もまた射精へと誘われていく。
そして――、
「あっ、ふっあ……ふぁぁああああんっ♪」
「クッ! お、おぉ……ッ!!」
煮えたぎるマグマの如き熱量を宿した精液が解き放たれ、膣を駆け昇って子宮の中へと注ぎ込まれていく。
脳裏が真っ白に染まり、全身から力が抜けるほどの恍惚で心が満たされていくのがわかる。
待ち望んでいた精子に歓喜しているのだろう、膣肉の蠕動は収まる兆しを見せず、気持ち良さ気に瞼を閉じて絶頂の溜飲を味わう葵の下肢が時折ビクビクッ、と痙攣していた。
「ふぅぅ……っかはぁ……」
「はっ、はっ……はぁぁあ~~……」
ぐったりと脱力してもたれかかってきた自分を抱き締めてくれる海斗の温もりに身を委ね、うまく言葉に出来ない気持ち良さに胸が満たされる。
「海斗くん……」
「ん~? どした?」
悲しみでは無い涙を目尻に浮かべ、頬を海斗に擦りつけながら呟く。
「お腹のなか……海斗くんでいっぱいだよぉ」
「……あんまそーゆーことは言わないよーに」
「あっ……もぉ、また固くなってるよ?」
「……うっさい」
恥ずかしそうにそっぽを向く海斗がなんだか可愛くて、ぷっと吹き出してしまう。
くすくすと笑う声が熱気に包まれた体育倉庫に木霊し、何とも言えぬくすぐったい空気に包まれてしまう。
えも言えぬ幸福感に包まれながら、葵は心地良い熱さで満たされた下腹部を優しく撫で上げた。
次話は午後の部……の前に自宅での2回戦になるかな?
更新は神造遊戯をちょこちょこ書き進めているので次の次辺りになるかもです。