『えっち』から始まる恋があってもいいじゃない? 作:カゲロー
「……うん……いい、よ……」
甘えるような声の誘いに後押しされるかのように、海斗の手が彼女の乳房に触れる。セーラー服と下着の布越しであっても、その柔らかさを堪能できる彼女の乳房に指を沈めながら、ぐにぐにと揉んでいく。
じかに触っていないというのに、つきたての餅のような柔らかさを感じられる極上の感触に、海斗はまるで新しい玩具を与えられた子供のように一心不乱となって乳房を揉みしだいていく。と同時に葵の首筋に舌を這わせ、流れ落ちる汗を舐めとっていく。緩んだ胸元から覗く鎖骨辺りから首筋を上り、顎、頬、額と次々に舌と唇を這わせていく。
――あれ……? なんでこんな事してるんだろ……?
擽ったそうに小さく身を震えさせる葵は、セーラー服の胸元に皺が寄っていくのを見つめながら、熱に侵された頭の隅でそんなことを思う。
冷静な自分が、情欲に取りつかれた自分に疑問を投げかけているのがわかる。
でも、だめだった。
反論も出来ないまま理不尽な状況に追い込まれたことに対するストレスが、彼女が今までに溜めこんできた鬱憤と合わさって捌け口を求めているのだ。
友達に無理やりエントリーさせられたミスコンで優勝してしまったことを皮切りに、顔も知らない相手からのラブレターを渡されたり、告白される機会が増えた。
中には馴れ馴れしい男子もいて、嫌がる葵に構わず肩を抱いてきたりするような者までいた。
廊下を歩いていると否応なしに好奇の視線にさらされてしまい、学校生活の中では心の落ち着ける時間はほとんどなくなってしまった。
悩みを相談しようとしても、友達は『役得』だの『気にするな』だの言うばかりで真剣に相手してくれず、登下校を一緒にする幼馴染にいたっては、口にするのは自分が所属している部活での話題ばっかりで葵の相談を受けてもくれない。
――どうして? どうして皆、私のことをわかってくれないの……!?
否応なく溜まっていったストレスは今日の出来事でとうとう臨界に達してしまった。
そして溢れ出す激情は媚薬の後押しを受けて、目の前にいる自分と同じ悩みを抱えてくれる相手に縋り付く様に身を委ねるという選択を彼女に選ばせてしまったのだ。
そうすれば自分はこれ以上悩みを抱え込む事はなくなる、全部彼に任せてしまえばいいんだ、と。
そんな自暴自棄じみた考えを抱いてしまう葵の思いを察しているのかいないのか、葵を抱きしめる海斗の腕に込められた力が強まっていく。
もう放さない、お前は俺のモノだとでもいうかのように、彼女が苦しくない様加減をしながら自分の方へと引き寄せた。
「……脱がす、ぞ?」
抱きしめていた腕を緩めながらセーラー服の裾をめくり上げると、シルクのブラジャーに包まれた乳房があらわになった。
ごくり、とつばを飲み込みながら、背中のホックを片手で外す。すると、若い肌の匂いを香らせながら、大きな膨らみが完全に露出した。
「きれいだ……」
本心からの感想を呟きながら、真っ白な乳房をすくい上げるように触れる。その瞬間、葵の脳裏に電流が走ったかのような衝撃が巻き起こった。
「はぅぅっ!?」
――え? な、なんで……?
葵も年頃の娘なのだから、当然自慰行為もそれなりに経験している。
特に、最近急成長してきた大きな乳房は周囲の視線をいやおうなしに集めてしまうので、火照った体を慰めるようにここしばらくは毎日のように自慰を行ってしまっていた。
だが、自分で自分を慰める行為ではこんな感覚は味わったことが無かった。
たわわに実りつつある乳房はいまだに未成熟な青い果実なのだ。
芯は固く、力加減を誤ると強い痛みに襲われてしまう。
だからこそ、今までに乳房を愛撫したことは少なかったのだが、いま彼女が味わっている感覚は紛れも無く――快楽そのものだった。
熱く、情熱的なキスにより痛みを感じにくくなっているのもあるが、何より特筆すべきは海斗のテクニックであろう。
熟年層から年若い学生まで幅白いジャンルのアダルトビデオに主演してきた彼の性技は一流の領域に達しつつあり、今の海斗は無意識化でもその技術を披露することが可能なほどに至っているのだ。
無論それ以外にも理由があるのだが……それは後々にわかることになる。
「す、すごいな……」
たぷたぷと揺れながら、それでいて形が崩れない理想的な乳房に指を沈めていけば、おもわず海斗の口から感嘆の声が漏れてしまう。葵の乳房は、それほどまでに素晴らしいものだったのだ。
掌で感じる極上の乳房の感触を堪能しながら、指に力を込めて揉んでいく。ぶるっ、と戦慄を走らせる葵の表情を伺いながら、彼女の気持ち良い場所を探る様に乳房全体へ指を走らせていく。
膨らみの曲線をなぞるように手を這わせ、乳房をほぐす様に揉んでいく。重力に逆らうようにつん、と飛び出した乳房は柔らかく、ぷりぷりとした手触りでありながら、沈めた指を押し返す弾力があった。
喘ぎ声を漏らすのが恥ずかしいらしく、指を銜えながら必死になって堪える仕草が、非常に可愛らしく、ついつい悪戯してやりたくなる。
海斗は今まであえて触れなかった双丘に生えるピンク色の突起……乳首を不意打ちに摘み上げてやる。
「あっ……ぅん……っ!? んふぁあああっ!?」
その瞬間、一際大きな声が響き、葵の身体がビクンっと跳ねる。
その反応に気を良くして、海斗はより激しい乳首への愛撫を開始する。
すくい上げるように揉んでいた指先に力を籠めると、乳房全体を絞り込むように指を強く喰い込ませる。固く尖った乳首を中指と親指で摘み上げ、頭頂を人差し指の腹でぐりぐりと擦る。
「ふあぁぁっ、やぁ、やぁあぁぁっ!? つっ、つよ……い……よぉっ! あっ、ひゃぅっ……ぁあぁぁぁぁあっ!?」
いきなりの強い刺激に堪えられなくなったらしく、喘ぎ声を溢しながら左右に首を振る葵の姿をもっと見たくて、海斗の愛撫はさらに勢いを増していく。
天井知らずに高まり続ける快楽の嵐に翻弄される葵は、甘美な声を漏らして背を反らす。
意図せずに海斗の方へと突き出される形になった乳房に埋めるように顔を寄せると、摘み上げた乳首の片方を口に含む。
「はひゃぁあぁぁぁぁっ!? し、したぁ……わ、わたひのぉ……ちくび、ぃ……す、すわれちゃ……っ!!」
敏感な乳首を吸われ、舌で転がされる快楽に、葵の呂律が段々と回らなくなっていく。
「だ、だめっ、そこぉ……はぁあんっ!? んふぅっ、らめぇ……ふぁあぁぁっ!?」
――なっ、なに……これぇ……? こんな感じ……私、知らない……知らないよぉっ!?
艶めかしく身体をくねらせる葵の身体から力が抜け落ちていく。
しなだれかかる様にもたれかかってきた彼女の身体を抱き留めると、片手を乳房から離す。
ぴくぴくと痙攣を繰り返す彼女の太ももに手を這わせ、ゆっくりほぐす様に撫でまわす。
くすぐったそうに身体を震わせる葵の太ももを這いながら、海斗の指先が彼女の秘所へと近づいていく。
それに気づいた葵が両足を閉じるより早く、海斗の指がスカートの奥、シルクのショーツに隠された秘裂へと滑り込んでいった。
「ひゃあぅっ!? そっ、そこっ、はぁあぁぁぁぁっ!」
ショーツの上からスリットをなぞる様に指を這わせる。
与えられた快楽によって溢れ出してきた愛液がショーツに染みをつくり、そこを指がなぞると、にちょっ、と淫らな水音が立つ。
「んぅっ、はぁぅっ、はぁあっ、ヤっ……それ、だめぇ……だめ、なのぉ……やぁあぁぁんっ!」
葵はもう耳まで真っ赤に染め上げながら、海斗の愛撫を受け入れるしかできない。
すぐ耳元で放たれる喘ぎ声が海斗の興奮を高め、それは愛撫をより激しいものへと後押ししていく。そして葵にはさらなる快楽がもたらされていく。
海斗の指がショーツの隙間から差し込まれ、葵の秘部を直接触れる。
誰にも触らせたことのないソコを指でなぞれば、その度にくちゅくちゅというハッキリとした淫音が立っていく。
「わかるか、竜ヶ崎? お前のここから聴こえる音が?」
「ぅあぅう……き、聞こえ、てる……よぉ……くちゅくちゅってぇ……やらしい音がぁ……でちゃってるよぉ……っ」
羞恥心で顔を真っ赤にしながら、葵の身体はもっとしてと言わんばかりに、腰がくいっくいっと動いて、海斗の指に擦り付けられてくる。
自ら快楽を求める淫らな動きに、海斗の指の動きはその速度がどんどん増していく。
「あっ、ひぅうっ、んはぁあっ――……っ!? や、ヤッ! ソコはだめ――っひぃいぃぃぃんっ!?」
ある場所に指を這わせた瞬間、今日一番の快楽が葵の全身を駆け巡った。愛液で濡れた指先が、茂みの奥に隠された秘芽を捕えたのだ。
喉の奥から息の塊が吐き出され、酸欠したかのようにパクパクと開閉を繰り返す。
海斗は、葵が落ち着くのを待ってから愛撫を再開する。
痛みを与えないように被った皮をほぐし、その奥にある敏感な秘芽を指の腹でゆっくりと撫でる。
「んんっ……んぅっ……あっ、はぁ……あふぅうぅっ!」
絶え間なく襲いかかってくる快楽を堪えるように、海斗の肩を掴む葵の指先に力が籠る。
学園のアイドルが見せる数々の痴態に、海斗の男根も硬さを増していく。
男の象徴が制服の下でいきり立ち、今にも爆発してしまいそうに震えてしまう。
海斗は脱力した葵の身体を抱き上げると、ベッドのある寝室へと向かう。
ダイニングの隣にある寝室には、ダブルサイズのベッドが備え付けられている。
しわ一つ見当たらないベッドの上に葵を横たわらせると、脱げかけていた制服を引き剥がし、自分も制服を脱ぎながらあらわになった葵の裸体を舐めるように見つめれば、ごく自然に彼女の視線と交叉する。
つんっと突き出された豊満な乳房、細くくびれた腰、水泳で鍛えられた程よく引き締まった太もも……その総てが愛おしい。愁いを帯びた瞳が海斗を見上げてくる。照明に照らされてあらわになった自分の身体に熱い視線を送る海斗へまるで見せつけるように、葵は身体をくねらせながら膝を開いていく。まるで彼を受け入れると言わんばかりの反応に、海斗の下腹部が燃え盛る様な熱を帯びていく。
汗で濡れて、怪しげな輝きを放つ葵の裸体を見つめる海斗の心臓の鼓動がどんどん早くなっていく。このまま彼女の総てを蹂躙したいといい欲求が湧いてくるものの、海斗はかぶりを振ってその考えを振り払う。
――竜ヶ崎は、こういう経験がないみたいだな……なら、ここは俺がリードしてやらんといかんか。
海斗が葵の足首を持って左右に開かせると、太ももの奥に隠れた秘所があらわになった。
一見すると花の様にも見える女性器を目にした海斗の胸に、感動にも似た感情が生まれ出でる。
まるで初めて女性のソコを目にしたか時のような、不可思議な感覚だった。
葵のソコは、愛液で濡れそぼったイヤラシイ秘唇がぴったりと閉じられており、その上にやや薄めのヘアがある。その中から顔を覗かせている真珠のようなクリトリスが海斗の視線を浴びてふるふると震えている。秘唇の隙間からは、とろとろとした愛液が溢れ出してきていた。
ごくりと喉を鳴らすと、海斗は秘唇に指を押し当てて左右に開く。
すると、一層濃くなった甘い香りと共に、奥から愛液が滴り落ちてきた。
まるで極上の蜜のような香りと共に溢れだす愛液がシーツへと流れ落ちて、淫らなシミを作りだしていく。
海斗は覆いかぶさるように彼女の秘唇へと顔をよせると、割り開かれてむき出しになった膣に舌を這わせた。
「あっ!? ……ん、んふぅっ!?」
――な、舐められてる……!? 私のアソコ、舐められちゃってるのぉ!?
外気に晒された小陰唇を滴り落ちる愛液ごと舐め上げる。
甘くて熱っぽい喘ぎ声を漏らす葵の反応に気を良くした海斗は、秘唇の奥へと舌を差し入れてみる。
キュウキュウと締め付ける膣肉の感触を味わいながら痛みを与えないよう深く差し込まず、浅い場所に狙いを定め、重点的に舌を動かして蹂躙していく。
舌が膣肉を舐め上げるたびに葵の口から漏れ出す喘ぎ声のボリュームがどんどん大きくなっていく。
と同時に、ソコもだんだんと解れてきたように柔らかくなって、徐々に舌の動きがスムーズになっていく。
「あっ、ああっ……うむぅうっ……くふっ、あっ、あ……ああっ!」
唐突に伸ばされた手で乳房を鷲掴みにされて、葵の背中が反りかえる。
掌で乳首を押し潰す様に胸を揉みしだかれると、葵は何かに堪えるようにシーツに爪を食い込ませながら口を紡ぐ。
それを感じ取った海斗は意地の悪い笑みを浮かべると、あえて舌を這わせていなかったもっとも敏感な箇所……クリトリスへと舌を這わせた。
「はぅうっ!? あっ、ひゃう……ひぃいぃうっ!?」
一舐め、二舐めするごとに、葵の肢体はまるで電流が走ったかのような痙攣を繰り返す。
敏感すぎる故に、自分でも触れることを避けていた箇所なのだ。
初体験の衝撃は、生娘である彼女の想像を遥かに超えるシロモノだった。
完全に勃起して皮が剥けてしまっている秘芽を甘噛みされた瞬間、バチンとブレーカーが落ちたかのように視界がブラックアウトする。
だがそれも一瞬、次の瞬間には秘唇の最奥……子宮から込み上げてくる怒濤の快楽の波が押し寄せてきた。
強烈な刺激に身体の奥がかあっと熱くなって、全身の筋肉がおかしくなったように小刻みに痙攣を繰り返す。
どこまでも高まっていく身体が、もっともっとと叫び声を上げているのを感じる。
セックスはおろか、異性とデートしたこともない純粋な生娘である葵の身体は、本人の意思とは無関係なまでに男を、海斗を求めていた。
葵は胸を大きく上下させながら荒い息づかいを繰り返しつつ、涙で潤んだ目で海斗を見上げてくる。悲しみや嫌悪によるものではない涙を溢れさせる仕草すらも、今の海斗にとっては彼女を求める焦燥を増すスパイスになっていく。
だが、経験ある者としての自覚が、生まれて初めて男の手によってもたらされた絶頂へと至った彼女を休ませるべきだと告げていた。
秘唇へとよせていた顔を離し、呼吸が整うのを待つ。
そんな海斗へ熱っぽい視線を向けながら荒い呼吸を繰り返す葵の魅惑的な吐息が室内に響いていく。
それを耳にしただけで、海斗の男性器は硬さを増す。
仕事で酷使されたことで鍛え上げられたのか、同世代のそれに比べても黒く、硬質的に見えるそれを見つめる葵はおっかなびっくりといった風の表情を浮かべていた。
ずっと昔、まだ父親と一緒に入浴していたころの記憶を探ってみるが、彼女の記憶にある父親のソレと海斗のモノは何もかもが違っている。
特に、自分の秘唇のすぐ近くで小さく脈動する海斗のソレから感じられる生々しさと言ったらもう……うまく言葉で表現することは出来ない。
それでも視線を逸らせずにじいっと見つめてしまい、そんな様子を海斗に見られていたと気づくと真っ赤になりながら恥ずかしそうに頭を振る。
海斗にとって、そんな葵の姿はたまらなく愛おしく感じられた。
胸の内から湧き出してきた葵と一つになりたいという欲求に導かれるまま、中からあふれだす蜜でしっとりと濡れた秘唇に、己が分身の先端を押し当てる。
「入れるぞ……竜ヶ崎」
「あ、ちょっと待って!」
「どうした? やっぱり怖いか?」
「えと、それもあるんだけど……あのね? お願いがあるの」
潤んだ瞳で見上げながら、両手を海斗の首の後ろへとまわす。
「名前で、呼んでほしい、な……ダメ、かな?」
「……いいや? それくらいお安いお用だ」
葵を抱きしめるよう腕に力を込めながら、耳元でささやく様に彼女の名前を呼ぶ。
「……葵」
「ぁ……か、海斗、くん――んっ!?」
自分の思いが葵にも伝わる様に、この想いは決して媚薬なんかが原因で抱いたようなものではないと、総ての想いを込めたキスで彼女の唇を塞ぐ。
「ん、んっ……ぷふぁ……かい、とぉ……ちゅっ……かいとぉ……」
何度も繰り返し海斗の名前を呼びながらキスを受け入れる葵の身体から、緊張による硬さが抜けていく。
「いいか……葵……?」
「……うん」
瞳を覗き込みながらもう一度問いかけると、こくりと頷きながら答えが返ってきた。
覚悟を決めた葵に応えるように、腰を小刻みに動かして秘唇から溢れる蜜を肉茎に塗りたくっていく。
膣内の肉壁に極力痛みを与えないように潤滑油を纏わせたソレの先端を膣の入り口に押し当てると、くちゅりとイヤラシイ音が響く。
ゆっくりと腰を突き出し、暖かくもキツイ肉の壁を押し広げながらゆっくりと押し込んでいく。
「あっ、ぐぅうっ! ……ンっ! ……あっ、いた……っ!」
自分の中に他人が侵入してくる異質な感覚、心地良さすら感じていた愛撫とは全く別の苦痛。
まるで身体の芯が焼けた鉄の杭で撃ち貫かれたかのような、経験したことも無い激痛に、葵は爪が剥がれるほど強くシーツを握り締めながら、唇を噛み締めて悲鳴を押し殺す。
不意に、異物を押し出そうと激しく抵抗する肉壁をかき分けるように奥へと進んでいた男根の動きが止まった。
海斗の亀頭が葵の処女膜に到達したのだ。葵の処女膜はドーナツ状と呼ばれる形状で、かなり収縮性があるらしく、差し込まれた亀頭に力を込めようとも、膜が引き伸ばされるだけでそこから奥へと侵入することができない。
「……葵、ちょっとだけ我慢しろ」
「いっ、ぁ……! くっ、うううっ……ぅぇ?」
鋭い痛みに絶え間なく襲われる葵のことを思い、海斗は彼女の腰を持ち上げると、身体ごとぶつけるような勢いで一気に男根を押し込んだ。
狭い膣内を引き裂く様に押し込まれると同時に、ぷちっ、と硬い輪ゴムが切れたような感じを抱きながら、差し込まれた男根は膣肉の最奥……子宮口まで到達してやっと静止した。あれだけ抵抗していた膣肉はキュウキュウと締め付けるように海斗の男根を圧迫し、それでいて押し返すのではなくより奥に引き込もうとするかのごとく蠢いている。
敏感な亀頭部分がコリッとした子宮口を押し上げ、まるで吸いついてくるような錯覚すら感じられる。膣の中ほどにはざらついたような感触のところがあり、そこに男根が擦れるたびに膣全体がキュウッと収縮してくる。動かずとも男根全体を余すところなく刺激してくる葵の膣は、まさに極上の快楽をもたらしてくれる。
海斗は胸に湧き上がってくる充実感とも征服感とも取れぬ感情に酔いしれながら、葵の息が整うのを待っていた。葵は荒い呼吸を繰り返しながら、粘着質な愛液に混ざって真紅の蜜が溢れてくる己の秘唇をぼんやりと見つめていた。
破瓜の証である真紅の雫で化粧を施された秘唇には、ちいさく脈動を繰り返す男根がずっぽりと根元まで埋め込まれている。海斗の陰毛が完全に勃起している葵のクリトリスに擦れ、少しだけくすぐったい。
ジンジンとした痛みはいまだに残っているけれども、なんだか痛くなくなってきているような気がする。
――あれ? おかしいなあ……初めての時って、女の子の方はずっと痛いものだって雑誌に書いてあったのになぁ。
葵が疑問に思っている間にも、彼女の膣はまるで海斗の男根に馴染んでいくように蠢いている。
痛みはどんどん弱まっていき、後に残されたのはどうしようもない『悦び』だけ。
葵の意志に反して彼女の子宮は疼き、膣肉が別の生き物のようにうねっていく。膣肉の動きは、まるで男根を覚えようとしているかのようだった。
じんわりと溢れ続ける蜜液が海斗の分身を包み込むように絡みつき、しっとりと湿った膣肉がソレの形にぴったり合うように寄り添ってくる。
小刻みに痙攣を繰り返すたびに膣肉が男根を締めつけてくるので、じっとしていても最高に気持ち良いのだが、もっと彼女を感じてみたいという欲求に逆らうことが出来ず、ゆるゆると前後に動かし始める。
「動かすぞ……」
「ふぇ? ……ひゃはぁあっ!?」
何もしなくても射精感が高まっていく極上の感触を味わいつつも、処女を失ったばかりの葵になるべく痛みを与えない様にゆっくりとしたスロートを開始する。
前後に大きく動かすのではなく、亀頭を一番奥に擦り付ける様な動きだ。海斗は挿入の際に亀頭部分が子宮口を突いた瞬間、葵の表情に一瞬だけ悦楽の感情が浮かんだのを見逃さなかった。
子宮口が性感帯なのだろう。故に、処女膜の傷を擦る様な出し入れではなく、こちらの方が彼女に快楽を与えられると判断したのだ。
「ひうっっ! あっ、いっ! んくぅっ! あ、や……な、なん……でぇっ!? ……あふぅあぁっ!?」
狙い通り、膣をかき回される痛みよりも、性感帯を刺激されて生まれた快感の方が彼女の心を占めだしたらしい。下腹部からジンジンと昇ってくる快楽の波が全身を駆け巡り、処女喪失の痛みを遥か彼方へと奪い去ってく。代わりに残されたのは、今までに感じたことも無い激情の奔流。それは彼女が初めて知ることとなる、女としての悦びだった。
水泳で鍛え抜かれた白魚のような葵の足が海斗の腰に絡みつく。首に回した手と共にあらん限りの力を込めて、海斗の身体を自分の方へと抱き寄せてきた。
膣内全体がきゅうきゅうと収縮を繰り返し、まるで射精を促す様に海斗の男根をしごき上げてくる。
奥歯を噛み締めて湧き上がる射精の欲求に耐えながら、締めのキツい肉壁を擦るように腰を動かし続ける。
「うぁあ……あっ、こす……れて、るぅ……お腹のぉ、奥がぁ……、はぅあっ! こっ、こつんこつん、ってぇ……いってるのぉ……!」
だらしなく開かれた口から絶え間なく喘ぎ声を溢す葵の秘唇からは、熱くぬめった蜜液がとぷっとぷっと溢れ出して、真新しいシーツを濡らしていく。
膣肉は挿入直後のような硬さは完全に失われ、今は肉ヒダ1つ1つが生物のように絡みついてくる。妖しく蠢く……と表現すればよいのだろうか?
決して長くは無い海斗の人生の中でも、これほどまでの快感を味わえることなど初めてのこと。
葵の背中に回した両腕に力を込め、彼女の膣がもたらす心地良い極上の締め付けに酔いしれながら、腰を動かし続ける。
腰に絡みつかれた葵の足のせいで腰を打ち付けることが出来なくとも、僅かなストロークと捻りで彼女のナカを堪能していく。
絡みついてくる膣肉を捏ねあげるように腰を回してやれば、子宮口付近の膣肉がきゅうきゅうと亀頭を締め付けてきて、一瞬だけ意識が飛んでしまう。
「ら……めぇっ……あっ、はぁあっ、かっ、かきまわしちゃぁ……らめぇ、なのぉ……」
「――っ、く……! あお、い……俺、もう……!」
艶っぽい声を響かせる葵の最奥に亀頭を擦り付ける様に押し付ける。
すると子宮の入り口をこじ開けるように突き刺さった男根を逃すまいと、葵の膣肉がきゅうぅっ、と締めつけを増してきた。
射精を促す膣内の動きがもたらす快楽を味わっていた海斗と、初めてのセックスがもたらした気持ち良さに翻弄されていた葵の視線が交わった途端、葵は悦声を上げながら両手で顔を隠すように覆ってしまった。
「やっ! ぅあ、あぁああっ、た、らめぇぇっ! こんなのぉ、こんな顔……見ない、でぇっ!」
今更になって羞恥心が蘇ってきたらしい葵に、愛おしいものを感じつつも、意地の悪い笑みを浮かべた海斗は両手を彼女の手に重ね合わせるようにしてベッドに押し付ける。
そうすれば、羞恥と快楽によって真っ赤になった葵の顔が眼下に晒されることとなる。頭を振り、小さく唸っていた葵が涙目で睨んでくるが、海斗は笑って流す。
「隠すなよ……葵の可愛い顔、もっと見せてくれ」
「あ、ああっ……そ、んなぁ、うそぉ、だよぉ……かわいくなんてぇ、ないんだか……らぁ……」
とろんとした瞳で反論する葵の顔は、しかし満更でもないように見える。彼女の頬を伝う涙を舐め上げながら、彼女の耳元に口を寄せる。
「いいや? 俺にとって葵はものすごく魅力的な女の子にしか見えないぞ? だから、どんなお願いでも聞いてやりたくなるんだ。ほら――どうしてほしい?」
囁く様に告げられた言葉の意味を理解して葵の顔がさらに赤みを増していく。
「だ、だったらぁ……もっと、気持ち良く、して……ほしい、とか……」
恥ずかしそうにおねだりをする葵への返答は、彼女の膣内でさらに大きさを増していく肉棒だった。どくんどくんと脈打った肉棒を膣壁に擦り付け、子宮口を打ち付けるように腰を打ちつける。
互いの身体を貪る様に激しく腰を動かし、彼女の膣がもたらす快楽を脳髄に刻みつけながら、ぷっくらと瑞々しい葵の唇を奪う。
舌を絡ませ、唾液を啜り、お互いの歯がぶつかり合うことにも構わずに、まるで獣のような口づけを交わす。肌には珠のような汗が次々と浮き出ては、シーツへと流れ落ちていく。
肉棒全体を揉み上げて精子を搾り取ろうとするような膣肉の感触に、腰の奥から灼熱のマグマが噴き上がるかのごとき射精感が込み上げてきた。
「くうっ……! イ、クぞ……あおいぃいっ!」
葵もまた、全身をゾクゾクとした得体のしれない感覚が駆け巡っていた。脳裏に光が繰り返し点滅するこの感覚を、彼女は知識として知っている。これはきっと絶頂だ。
「うっ、嘘っ!? わたしっ、いっ……イクッ! イッちゃうよぉおっ!? か、かいとくぅううんっ!?」
込み上げる全てを叩き付けるように押し込んだ亀頭が子宮口をこじ開けた瞬間――
「くぅっ……あぁああっ!」
「あっ、ふぁああああああああっ!?」
二人の意識が白い閃光に呑み込まれる。
背筋を駆けあがる光悦感と共に灼熱の精液が葵の子宮口に直撃し、中に直接注ぎ込まれていく。
子宮に精液が染み渡るのを察したかのように、肉棒を咥え込んだ膣内全体が急速に収縮し、肉棒内に残されている残りの精液も吸い上げようと絞り上げてくる。
「あぁぁっ、でてるぅ……熱いせーえきがぁ、びゅるびゅるってぇ、出されちゃってるのぉ……ふぁああっ、あ、あぁああっ!」
精液が子宮を満たしていく感覚に、葵は盛大な喘ぎ声と共に背中を大きく反り返えさせて、絶頂に全身を震わせた。
快楽の爆発に身を委ね、肉棒を咥え込んだ膣口から溢れ出した精液混じりの蜜液を溢れさせる。
「あっ、はっ、うぁああっ」
絶頂の波が収まってくると、ブリッジのような体勢で硬直していた彼女の身体から力が抜け、小さく悶えながら崩れ落ちた。
「はぁっ、はあっ……ぁふ……」
完全に脱力した状態の葵の秘唇から肉棒を引き抜けば、ごぽっという生々しい音と共に精液と蜜液の混ざったものが零れ出た。
海斗は、荒い呼吸を繰り返す葵の隣に倒れ込むように身を横たえた。
ちらりと横を見れば、ベッドに身を沈めていた葵はそのまま眠ってしまったらしく、小さな寝息を溢している。
快楽の残滓が残っているのだろう、僅かに開かれた唇から漏れ出す寝息に混じる艶やかな吐息に彩られたそれは、まるで真紅のバラのような美しさと妖しさが感じられる。
ダブルベットなのでスペースに余裕はあるもの、汗が冷えてきたせいか肌寒く感じる。
海斗は葵を抱き寄せながら毛布を羽織る。明日も平日で、どんな事情があるにせよ学校には行かないといけないだろうと考えたからだ。
肌と肌が重なり合い、葵の体温を直接感じ取ることが出来た。
『温かい』それが海斗の抱いた最初の感想だった。
多くの女性と肌を重ね続けてきたせいで異性に対しての境界線のようなもの引いていた海斗の心の中に、葵の温もりはすんなりと入り込んでくる。不思議な感覚だった。
トクン、トクンとだいぶ落ち着いてきた彼女の心音が奏でる心地良い音色に身を委ねていれば、睡魔の誘いが舞い降りてきた。
それに導かれるまま、意識がまどろんでいく。
子猫のように額を擦り付けてくる葵の自然な笑みを見つめながら、海斗もまた葵に続くように眠りの淵へと落ちていった。