※この作品はR-18です。

《練習作》Fate/どスケベ~性杯戦争~   作:寿 タカシ

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某サイトに触発されて初めてエロ小説にチャレンジします。

正直、エロさに自信はありません。

感想、評価、お待ちしております。


プロローグ~とある参加者と修道女の場合~

 某国某所。

 

 良質な地脈を有するこの土地で、六十年に一度の魔術師達による儀式が行われる。

 

 ある特定の条件を満たした者達が集い、六十年かけて地脈から集めた魔力で行われるその儀式は、あらゆる願いを叶えるとされる杯の争奪戦。

 

 ───少なくとも表向きは。

 

 この儀式の元となったのは、極東における冬木と呼ばれる地方都市で行われる聖杯戦争。

 

 七人の魔術師と七騎の英霊による聖杯の争奪戦。

 

 しかし、その本質は根源に至る為に御三家と呼ばれる魔術師達が六騎の英霊を贄として聖杯を生み出す為に始めた魔術儀式なのである。

 

 さて、話を某国某所の件の儀式に戻すが、儀式は聖杯戦争をモデルとしている為に英霊を召喚するところまでは同じだが、召喚される英霊には一つの共通点がある。

 

 召喚される英霊は全て女性なのである。

 

 そして、対となる魔術師達は全て男性。

 

 男性魔術師と女性英霊によるあらゆる願いを叶える杯の争奪戦とされるこの儀式。モデルとなった聖杯戦争同様、本質は違う。

 

 魔法使いが施した規格外の認識阻害の魔術により隔離された街で行われるのは、性欲を持て余した男性魔術師と内に眠る性欲をどスケベに成るまで強制開放された女性英霊による大乱交という名の房中術。

 

 そう、奇跡の体現者といわれる魔法使いではなく、三十過ぎても童貞な性欲を持て余した魔術師達がその性欲を満たし、魔法使いを卒業するついでにあらゆる願いを叶えると言えてしまう程の膨大な魔力を手に入れるための儀式魔術。

 

 故に、参加者達の間ではこの争奪戦はこう呼ばれる───性杯戦争と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その男は、そこそこ代を重ねた魔術師の家系の次期当主ではなく次期当主の弟であった。

 

 魔術師としては次期当主たる兄に及ばず人間としても微妙であったが、魔力量だけは矢鱈と多い為に分家や他の魔術師の家に婿入りするか、魔力タンクとして飼い慣らされる運命だった。

 

 しかし、引きこもって研究と食事に精を出しすぎた為に酷い肥満型の体型、お世辞にも整っているとはいえない顔に人格も微妙な為にどこの家からも婿入りを断られ、次期当主の美形で人気者の兄とも仲が良くなく、家では厄介者として冷遇されていた。

 

 そんな彼の転機は、ある魔術儀式への参加権を得たことである。

 

 そう、性杯戦争の参加権である。

 

 この性杯戦争を参加権は、開催者にして第一回性杯戦争にて念願の童貞卒業をした元魔法使い達が聖堂教会や魔術教会等に完璧な隠蔽工作を行いつつ、厳選した性欲を持て余した男性魔術師達へ参加権たる聖痕ならぬ性痕───隷呪が刻まれた魔術品と性杯戦争の詳細並びに注意事項が書かれた書類と共に極秘裏に送られる。

 

 参加者以外に誰も知らない魔術儀式、それが性杯戦争。

 

 参加権たる隷呪を手に入れた彼は、注意事項に従い極秘裏に開催地へと渡った。

 

 幼い頃から兄と比べられ、女性に対して歪んだ欲望を抱いていた彼にとって性杯戦争は良い憂さ晴らしだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 街に着いた彼がまず向かったのは、町外れにある教会。

 

 この教会こそ性杯戦争を監視、監督する聖堂協会内の協力者が管理する教会であり、神父あるいは修道女でありながらも性欲を持て余し件の開催者に協力する代わりにお零れに預かる、破戒僧とも呼ぶべき者達の巣窟である。

 

「ようこそいらっしゃいました。私はこの教会の修道女、カレン・オルテンシアといいます」

 

 厳かな聖堂、祈りを捧げていた一人の修道女が扉が開いた音に、ゆっくり、と振り向き微笑を浮かべ彼を出迎えた。

 

 彼の修道女───カレンに対する第一印象は、白黒。

 

 別に、彼女の纏う衣装が原因ではない。修道女らしい白と黒の衣装もさることながら、彼女自身の色素が薄いのだ。

 

 アルビノというやつだろう。

 

 そうして、彼的には何と無しに、傍から見ればじっとりとした粘つく視線で、頭の先からつま先までカレンを眺める。

 

 ウエーブのかかった髪は背中の中ほどまで伸び、ゆったりとした服ゆえにその体型は分かりにくいが中肉、あるいは痩せ型といったところだろう。

 

 背も女性としては平均的といった感じで、笑みを浮かべている顔は整った所謂、美少女と呼んでも差し支えのない少女と彼には思えた。

 

 どくりっ、と彼の男根が脈打った気がした。実際に脈打ったわけではないが股間は傍から見てわかるほど膨らんでいた。

 

 これから神話や歴史に名を残した英霊を犯し放題に犯せると期待していた彼は性欲が大分高ぶっていた所に、カレンのような美少女修道女を見た為だ。

 

 教会という静謐なシュチュエーションも彼という歪んだ欲望の持ち主には良いアクセントとなり、性欲は高ぶるばかりだ。

 

「御用件は………御伺いするまでも御座いませんね───」

 

 そんな彼に微笑んでいたカレンの笑みの質が変わる。

 

 先程まで浮かべていた柔和な笑みは、冷たく、蔑む、彼の見慣れた表情へと変わった。

 

「見っとも無くペニスを勃起させて───はしたない」

 

 ポルガミゼーリア(みじめな雌豚)、という呟きが彼の耳朶を打つ。

 

「何だとッ!?」

 

 青筋を浮かべ激高し顔を赤く変色させる彼を見て、カレンは一層、蔑みを含んだ笑みを浮かべる。

 

「まぁ、赤くなると益々───そっくりですわね、ふふっ」

 

 手を口に当て可愛らしく笑みを浮かべるが、その視線だけは蔑みを含め彼の盛大に膨らんだ股間に注がれる。

 

「お、お前っ!」

 

 彼が怒りに任せて掴みかかろうと一歩前に出たところで、カレンは余裕を持った笑みを浮かべる。

 

「───この教会に所属するものは、中立たる監督役………危害を加えれば相応のペナルティを科せられますが、宜しいので?」

 

「ぐっ!」

 

 その一言で彼の足は止まった。

 

 歪んだ欲望を遠慮することなくぶつけられる折角の機会。そんな時に煩わしいペナルティなど科せられては堪らない。

 

 彼の冷静な部分がそう囁きかけ彼の足を止めたのだ。

 

 それでも怒りは収まることなく顔はさらに赤黒く変色していく。

 

 そんな彼の様を楽しげに眺めながら、カレンは余裕を持って彼に近づいていく。

 

「性杯戦争の参加表明………と言うことで宜しいのですね?」

 

「あ、ああ───ああっ! そうだよっ!」 

 

 激高するままに叫ぶ彼にカレンは微笑を浮かべたまま近づいていく。

 

 そんな彼は気づかなかったが、しかし、その微笑に蔑みはなかった。

 

 そこに有るのは慈愛。

 

 まるで、先程までの蔑みを含んだ笑みと毒舌が嘘の様な慈愛に満ちた、聖女の如き微笑を浮かべている。

 

「まだサーヴァントは召喚されていないというのに───」

 

 息がかかる程の距離まで彼に近づいたカレンは、怒りに歪んだ彼の目を見つめながら、そっと、彼の股間に掌を当てる。

 

 突然のことに、びくりっ、と彼の身体が震え、呆然とカレンの金色の瞳を見つめる。

 

「この御様子では御辛いでしょう?」

 

 聖女の如き微笑を浮かべた彼女の瞳は───

 

「私で良ければ、慰めて差し上げますよ? お望みのままに───」

 

 淫魔の如く淫らに潤んでいた。

 

 今度こそ本当に彼のペニスは脈を打った。

 

 顔を寄せられ、耳元で淫らに囁かれたその言葉を彼は理解できずに、彼は先程までの怒りを忘れ、ぽかん、と間抜け面を晒している。

 

 そんな彼の顔を横目に見て、カレンは、くすりっ、と笑った。

 

「この程度のことで動揺して───こ、の、ポルガミゼーリア」

 

 ふっ、という鼻で笑った息が、男の耳に触れた瞬間、予想外の言葉に鎮火した怒りと言う火は、業火となって燃え盛った。

 

「このッ!」

 

 ブクブクに肥太った手でカレンの肩を怒りのままに掴むと、怒りのままに突き飛ばす。

 

 その頭には最早、冷静さなどは一遍もなく歪んだ欲望と怒りだけが支配していた。

 

「きゃっ!」

 

 突き飛ばされるがままに聖堂に倒れこむカレン。

 

 そんな様子を怒りの眼差しで見下ろす彼は、どしどし、と足音を立ててカレンに近づくと、パンパンに膨れ上がった男根をズボン越しにカレンのその整った顔に押し付けた。

 

「お言葉に甘えさせてもらうぞっ!」

 

 低く恫喝するように発するつもりが、興奮に上ずった声を出したのも気づかぬままに、彼はカレンの頭を掴んでさらに強く押し付ける。

 

「手を使わずに、口だけでお前が豚と蔑んだペニスを取り出して咥えろっ!」

 

「───ええ、分かりました。ただ、手を退けていただいても?」

 

 押し付けられる男根に顔を歪めながらも、どこか余裕を持って答えるカレンに、ふん、と彼は盛大に鼻を鳴らす。

 

「このままやるんだよっ! とっととしやがれこのッ、牝豚シスターがッ!」

 

 男根をカレンの滑らかな頬に擦りつけ彼は仕返しとばかりに罵倒する。

 

 そんな彼に困ったような表情を浮かべながらもその瞳だけは余裕を浮かべ、カレンは顔を動かす。

 

 もぞもぞと動き出したカレンを見下ろして、ひひっ、と嗜虐的な笑みを浮かべる彼は腰を動かし、顔を押し付け、カレンがチャックを咥えようとするのを邪魔する。

 

「ああ、そんなに動かれると………」

 

「黙って、とっとと、咥えろッ! 牝豚ッ!」

 

 罵倒を続ける彼に見えない様に俯いて、カレンは、うっとり、と笑みを浮かべる。

 

 

 

 カレン・オルテンシアという修道女はこの性杯戦争を代々監督してきた教会に居るだけあり、普通の修道女ではない。

 

 被虐霊媒体質と呼ばれる悪魔に反応し、その被憑依者と同じ霊障を体現するという特異な体質の持ち主であり、その特異性故に聖堂協会の代行者としての道を歩みだした少女だ。

 

 そんな特異な体質の持ち主ゆえに生傷は絶える事はなく、被憑依者に暴行されるのも珍しくなかった。

 

 そして、それこそが彼女がこの教会に居る理由である。

 

 生来のサディストであり毒舌の持ち主である彼女であるが、その特異な体質と経験、修道女としての信仰心が複雑に混ざり合いマゾヒスティックな悦びを覚えるようになったのだ。

 

 先天的サディストとでありながら後天的マゾヒスト。

 

 それが彼女、カレン・オルテンシアである。

 

 教会を訪れた参加者に毒舌を浴びせサディスティックな悦びを満たし、キレさせて暴行されることによってマゾヒスティックな悦びを満たす。

 

 そんな彼女にとってこの性杯戦争の監督役───厳密に言えば彼女は補佐役だが───はまさに、天職と言えた。

 

 

 

「んんっ───」

 

 ジジッ、と音を立ててジッパーが最後まで下ろされる。

 

 その先にあるのは勃起した男根を包む白のブリーフ。

 

 むわり、と男根が帯びた熱と先走り汁の臭いがカレンの鼻を突く。

 

「───ああ、酷い臭い」

 

「はっ! その酷い臭いを嗅いで自分がどんな顔をしてるか分かっていってるのか? ええッ? マゾ牝豚ッ!」

 

 もう何度目になるかわからない程押し付けられる男根に、カレンは最早隠すことなく、うっとり、と淫らな笑みを浮かべる。

 

 ズボン越しより、より強く感じる感触、熱、そして、臭い。

 

 いい様に罵り、短い間でその器の小ささが見て取れる酷く醜い男に逆にいい様に罵られる。

 

 それらがカレンのマゾヒストとしての部分をより刺激する。

 

 衣装の下でカレンの乳首は痛いほど隆起し、女穴は悦びに濡れる。

 

 カレンの淫らな笑みに歪んだ欲望を満たす彼はそんな有様に気づくことなく、執拗に男根をカレンの頬と言わず顔中に擦りつける。

 

「ちっ! さっさと咥えろよっ!」

 

「むごぐっ」

 

 ブリーフ越しに男根を口に押し付けられ、おかしな言葉を発するカレンに被虐的な笑みを浮かべる彼。

 

 そんな所にも悦びを感じつつ、カレンは口でブリーフを下げるのではなく、鼻と口を使って男根を取り出す部分を押し広げようと自ら男根に顔を押し付ける。

 

 鼻を突く臭い、独特の硬さと熱、それらを楽しむように顔を押し付けていたカレンであったが、彼にとってはそれ宜しくなかった。

 

 先程からズボン越しに男根を擦りつけていた彼だが、ブリーフ越し男根を押し付けられる感触は刺激はズボン越し以上に強く、今回の性杯戦争の為に自慰を控えていた彼は射精が近いことを感じでいた。

 

「ちっ! このっ!」

 

 いよいよ我慢が限界を迎えた彼はカレンの頭を乱暴にどかすと、もどかしげにベルトを外してズボンを落とすと勢い良くブリーフを下ろし男根に手を添える。

 

「ぐっ!」

 

「あっ───」

 

 びゅるっ、とそんな音を聞いた気がしたカレンの視力をほぼ喪失している右目に向かって大量の精液が吐き出された。

 

 びゅるびゅる、と長い射精が続く。

 

 彼は手を添えた男根を動かしてカレンの上気した頬を、小さく開いた口を、額を、髪を、勝手気ままに汚していく。

 

 そうして、長い射精が終わり彼が、ふうっ、と吐息を漏らした時、カレンは顔中に精液が吐きつけられていた。

 

 顔をゆっくりと流れる黄ばんで粘性の強い精液、口元に付いたそれを指で掬って口に含んだカレン。

 

「………この───う」

 

「あ?」

 

 射精の開放感を味わっていた彼は、その呟きが聞き取れなくてカレンを見下ろした。

 

「この、早漏と言ったのよ、童貞。去勢するわよ、汚豚(おぶた)」

 

 正直、カレンは萎えた。

 

 この後、苦労して男根を取り出し、存分に口に法張り、体勢的にイラマチオ等と考えていたカレンにしてみれば男の暴発は許せるものではなかった。

 

 マゾヒストとしての部分が萎えだすと同時に、サディストとしての部分がムクムクと首を上げる。

 

 自身の言葉に引きつった笑みを浮かべる彼を気にすることなく、カレンの毒舌は続く。

 

「なに? なんなのこれは? ここで暴発なんて、このポルガミゼーリア。分に似合わず立派なものを持ってるようだけど、自己満足で終わるなんて本当にどうしようもない童貞ね。しかも、仮性とはいえ包茎。救いようのないポルガミゼーリアね」

 

 ふん、と鼻を鳴らすとハンカチを取り出し、顔中に吐き出された精液を拭う。

 

 完全にマゾヒストとしての部分が萎えたカレンは、そのサディストとしての部分が命ずるままに彼を罵倒する。

 

 怒りに顔を引きつらせ、体を震わせる彼に気づくことなく。

 

 自分がどのような位置に居るのかも忘れて。

 

「さっさとその粗末なものを───」

 

「黙れッ!」

 

「───ぐっ!!」

 

 彼の怒声と共に放たれた蹴りはつま先がカレンの鳩尾を捕らえ、彼女の息を詰まらせ、続く罵倒を途絶えさせた。

 

「この、牝豚がッ! 人のペニスに顔を埋めてみっともなく顔を蕩けさせてたくせにッ! フザけるなよッ! この! この!」

 

「ぐっ! うぐっ!」

 

 体重差にして倍はあるだろう彼のストンピングがカレンを襲う。

 

 最初の一撃で蹲ったカレンは、されるがままに踏みつけられる。

 

 一回、二回、三回………十を超える回数踏みつけた後に止めとばかりに蹴り上げられて、床に仰向けに倒れるカレン。

 

 呻き声を上げるカレンに頓着することなく彼は完全にズボンとブリーフを脱ぐと、カレンの髪を掴み上げその顔を持ち上げる。

 

 痛みに朦朧となるカレンの目に飛び込んできたのは、先程以上にそそり立つ男根。

 

 仮性包茎ゆえにカリの部分で纏まっていた包皮は今は完全に剝けて、カリに恥垢が溜まり、先ほどの射精の名残が尿道から漏れ出ている。

 

 血管が浮かぶ余りにも汚いその巨根に、ずくり、とカレンの子宮が蹴られた痛みとは違う疼きを訴えた気がした。

 

「まだ満足してないぞ、俺はッ!」

 

 言うや否や、彼はカレンの頭を抱え込みその巨根を口に捩じ込んだ。

 

「う゛え゛ッ!」

 

 恥垢と精液に塗れた巨根を喉の深くまで捻じ込まれたカレンがえずくが、知った事かとばかりに彼は力強く腰を振り始める。

 

 それは、カレンの事など全く考えていない、まるで男性用の性具の様な扱い。

 

 喉を突かれる度にえずき、目尻に涙を溜め、押し付けられる脂肪の塊とも言うべき下腹と陰毛の不愉快さ。

 

 口の中で恥垢が唾液で溶け出し、極端な味しか感じぬ筈の味覚に強烈な刺激を与え、喉から上る臭いは嗅覚に刺激を与える。

 

 怒りに吊り上り、痛みに朦朧とした目が、萎えたはずのマゾヒスティックな悦びに蕩けだす。

 

 そうなればカレンも慣れたもので、舌をうまくクッションにし、喉に向かって遠慮無く突き込まれる巨根の勢いを弱め、喉で巨根を締め上げる。

 

「くそッ! 随分慣れたもんじゃないか、ええッ! 牝豚ッ!」

 

 悪態をつきながらも彼の腰は止まらない。

 

 寧ろ、もたらされる快感に加速していく。

 

 そんな彼の巨根をうっとりとした表情で飲み込み、締め上げ、吸い込むカレン。

 

 萎えたはずのマゾヒスティックな悦びは、天井知らずに駆け上っていく。

 

「くそッ! 今度は一番奥で出してやるッ!」

 

 びくびく、と震える巨根に、射精が近いとカレンが感じると同時に頭を抱え込まれ、顔中がブヨブヨとした脂肪のたっぷりと詰まった下腹に埋もれ、巨根は喉の奥へと突き込まれる。

 

 同時に、カレンは男の巨根に軽く歯を当てて、絶妙な刺激を与えて射精を促す。

 

 聞こえないはずの、びゅるびゅる、という音が聞こえた気がした。

 

(ああ、なんて、臭くて、不味くて、ブヨブヨな精子、一度出した後なのに最初のより濃いなんて───ッ!)

 

 びくびく、と痙攣する彼。そして、カレン。

 

 彼が射精すると同時に気を遣ったカレンは、思考を蕩けさせながらも喉を鳴らして精液を飲み下していく。

 

 長い、一度目よりも長い射精が終わる。

 

 ふうっ、ふうっ、と息を荒げる彼は、しかし、まだ抱え込んだカレンの頭を離すことなく、下腹に埋もれたカレンも鼻で息を数個とが困難なうえ、口を巨根でふさがれている為に呼吸困難で別の意味で思考が蕩けてきていた。

 

「こいつはオマケだ」

 

 そんな彼の言葉を、朦朧とする意識の中、カレンは聞いた気がした。

 

 熱い液体が喉を通る。反射的に飲み下していくカレンは、それが何か気づいた。

 

(これ───オシッコ………尿? ああ、この男、私の喉に放尿してるわ。なんて汚らしい男───なんて汚らしい、私………)

 

 今まで精液を何度も飲まされたことはあった。膣に吐き出されたことも、腸内に吐き出されたことも一度や二度じゃない。

 

 暴行され、疲れ果て倒れた体に放尿されたこともあった。

 

 だが、口の中に、拒むこと出来ぬ喉の奥に放尿されたことは初めてだった。

 

 暴行されつくしたと思っていた自分が、経験したことも無い行為。

 

 酷く味の濃い───といっても、今日始めて飲んだので他のものがどんな味かは知らないが───尿を流し込まれるという未知の経験。

 

 先程気を遣ったばかりのカレンは、先程よりも深く、深く、気を遣る。

 

 ぷしゅ、という音を立てて盛大に潮を吹き、それに留まることなく続けて放尿。

 

 スカートと床を盛大に濡らしながら、カレンの意識は余りの快感と悦楽と酸欠で白く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──ター、シスター・カレン、私の声が聞こえますか?」

 

「うっ───神父………様?」

 

 自分を呼ぶ声に、ゆっくりと、カレンの意識は浮上する。

 

 場所は気を失う前と同じ聖堂。

 

 その天井を視界に収め、自分が気を失ったことを悟ったカレンは体を起こそうとして、違和感に気づいた。

 

 肌寒さを感じると思ったら衣服は無残に破かれ、所々包帯に包まれた肢体を晒していた。

 

 それだけに留まらず、女穴や肛門からは精液が溢れ、体中隈なく精液に濡れていた。

 

 自分の尿と彼の精液で衣服は濡れ最早使い物にならず、聖堂中に精液独特の臭いが充満していた。

 

「あれだけ出して………まだ出せたの? 本当に躾のなってない汚豚ね」

 

 溜息を吐いて毒づくと、くしゅん、と小さくくしゃみがでる。

 

 随分と長い間放置されていた様で、体は冷え切り、髪に付着した精液などは乾燥しかかっていた。

 

「いや、これはまた、一体何人咥え込んだんですが、シスター・カレン」

 

 厳かな聖堂を汚され、自身の教会の修道女が酷い有様だというのに、慣れた様子で神父は苦笑を浮かべるだけだ。

 

「一人です。神父様」

 

「それはまた………今回の性杯戦争には随分とお強い参加者がいたものですね。まだ、始まってもいないというのに」

 

 はははっ、と朗らかに笑う神父。その笑い声で、ポルガミゼーリアというカレンの呟きは神父の耳に届かない。

 

 溜息を吐いて立ち上がったカレンは、破かれ、精液と尿で濡れた服を纏め、裸体に包帯のみという姿を惜しげもなく神父に晒す。

 

 双方、恥じ入る様子など無い。

 

 こんなことはお互いなれたものだ。

 

「先にシャワーと着替えを済ませてください、シスター・カレン。掃除はその後で」

 

「───はい。承りました、神父様」

 

 マゾヒスティックな悦びが満たされた為通常運行と戻ったカレンは、かなり面倒くさいと思いながらも上司の言葉に逆らうわけにもいかず、真顔で一言、ポルガミゼーリアと呟いてふと、ある事を思いついた。

 

「あの、神父様?」

 

「何です、シスター・カレン?」

 

 聖堂を後にしようとした神父は立ち止まってカレンに振り返る。

 

「後で性杯戦争の参加者の名簿をお借りしても宜しいでしょうか?」

 

「それは構いませんが、一体何に使うのですか?」

 

 首を傾げる神父に、カレンは、くすり、と嗜虐的で蠱惑的な笑みを浮かべる。

 

「いえ、中立たる協会の監督役の補佐に暴行を働いたものに相応のペナルティを───と、思いまして」

 

 くすくす、と可愛らしく笑みを浮かべるが格好が格好なだけに寧ろ恐怖すら誘うその笑みに、神父は肩を竦めて苦笑を浮かべる。

 

「程々にするんですよ、私達は中立たる監督役───なのですから」

 

「ええ、勿論です神父様」

 

 そういってカレンは歩みだし神父の横を通り過ぎ、聖堂を後にする。

 

 音を立てて扉が閉まると同時に、ぽつり、と言葉が零れる。

 

「ええ、あの汚豚は生かさず殺さず、しっかりと躾けないといけませんから───ね」

 

 ふふっ、と年相応な笑みを浮かべながら、ポルガミゼーリアと彼女は呟くのだった。

 

 

 

 後に、件の魔術師は実家に戻ることは無く失踪。厄介者が消えたと彼の関係者も捜索することなく、人々の記憶から薄れていく。

 

 ただ、とある教会にやけに肥満体型な神父見習いが一人、修道女に扱き使われる光景が目撃される事となる。

 

 

 

 

 

 




と、言うわけでタグにあった通り、プロローグはサーヴァントではなく何故かカレンです。

結構好きなんですよね。彼女。

次回は女性サーバントにするつもりですので、ご期待いただければ幸いです。
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