言い訳させていただくと、続きを保存していたUSBが行方不明になりしばらく執筆ができない状態でした。
執筆再開からは二日で書き上げましたが、正直書き直しもあるかも知れません。
とりあえず、後編どうかお楽しみください。
「んんんんんんんっ!」
歯を食いしばって耐えた一回目。
「ん、はうっ! ぎっ! ひっ!」
襲い掛かる淫楽に漏れる声を耐えられなくなった二回目。
「い゛い゛っ! ぐっ! ひぐっ!」
もはや気をやるのを耐える事以外考えられなくなった三回目。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」
意識の片隅に気をやらなかったことだけは確認した四回目。
そして───
全身は汗で濡れ、顔は再び涙、鼻水、涎で蕩ている。蜜でしとどに濡れ大きく開く陰唇。包皮が剥け勃起したような陰核。そして、分泌した腸液が泡立つ肛門。
決定的に気をやって居ないだけでセイバーが既に限界なのは目に見えていた。
もともと、分の悪い勝負だったのだ。
腸内深くに挿入されたチューブを抜くという行為だけでも、今のセイバーには気をやらないのがおかしいほどの淫楽をもたらす。
それをもう四回───自分で引き抜いた分を含めれば五回も繰り返している。
しかも、セイバーは拘束されている為に一息にチューブを引き抜くことができない。
一息にチューブを抜けば一瞬で途轍もない淫楽が襲い掛かってくるが、その時間は短いので覚悟を決めればそれをセイバーの強靭な意志で抑え込むこともできる。
しかし、ゆるゆると、時間をかけて引き抜かねばならない現状、その淫楽はセイバーの強靭な意志を蝕むように襲ってくる。
もはや意地と誇り、そして、彼女の聖杯にかける願いだけが最後の一線を死守しているだけだった。
男はセイバーの腸内に深々とチューブを差し込みながらそれを察していた。
そして、セイバーを完全に堕とすには、それらを打ち砕けなければならないことを感じ取っていた。
それを厄介と感じると同時に、言い知れぬ愉悦を感じていた。
これだ。
貞淑な人妻を、認識阻害で普通の事のように誤認して生活する家族の前で犯しつくして堕とした時にも、気が強く頭もきれるマフィアのボスの情婦を、撲殺した構成員や幹部、ボスの死体の前で壊れるまで犯した時も、どこか物足りなさを感じていた。
自分が物足りないと感じていたのはこれだ。
どこまでも誇り高く、いかな恥辱、屈辱に塗れようとも最後の一線だけは、人として、個人としての一番大切なところだけは守り抜こうとする意志の強さ。正しく英霊と、英雄と呼ぶにふさわしい人間性。
こんな女を自分は待っていたのだ。
壊すことは不可能じゃない。このまま拷問の様な淫楽に曝されれば何れ壊れる。おそらく約束の十回を待たずにこの女は壊れる。
しかし、それではある意味こちらの負けだ。
壊れはしても女は最後の一線は守り通すだろう。いや、守り通すために壊れるのだ。
その一線を越え、真の意味で犯しつくしてこそ自分の勝利といえる。
さて、どうしたものか………
「なぁ、お前はどうしてそこまで耐えるんだ?」
淫楽でどろどろに蕩けきった頭の片隅で、ただひたすらに気をやることを拒んでいたセイバーの耳朶にその声が届いた。
度重なる恥辱と淫楽の末、遂には肛門に異物を挿入されることにすら淫楽を感じるようになってしまったセイバーは、自身の腸内深くまでチューブを挿入しながらそんなことを聞いてくる男の言葉に、ふと、遠く過ぎ去った日々を思い出した。
まだ自身の宿命も知らずひたすらに騎士を目指した幼き日々。
選定の剣を抜き人である事をやめ、王になった日。
信頼し、信頼された臣下であり仲間である円卓の騎士達と共に国を守るため駆け抜けた日々。
そして、週末の丘。
夥しい数の死体。
敵も味方も、全てが守るべき国の民であり、導くべき騎士と兵士達。
何故? 何故こうなった?
私も、彼らもただ、国を民を守りたかっただけなのに、どうして?
それは───
「せんふぇいのやりなおふぃを───」
「は?」
選定のやり直し?
このサーヴァントは今なんと言った?
「わらふぃが───私が、王にならなければ彼らは死ななかった。国は亡びなかった───だからこそ、国を滅ぼした王の責務として………私は、私は聖杯を望む───」
言葉に影響が出るほど蕩けきった思考は、その思いを口にする事で正常に戻り、思考も徐々に戻ってくる。
そうだ。私はこんな所で終わる訳にはいかない。
国を、民を、臣下達を救うため、今一度、選定のやり直しを。私以外の私より相応しい王を選定しなおさなければならないのだから………
「あー、それはあれか? ギャグかなにかか?」
そんな悲壮な覚悟を胸に抱くセイバーに帰ってきたのは冷め切った言葉。
セイバーからは見えないが、男はあきれ切った表情をしていた。
「何を───」
「いや、何って───形あるものいつかは壊れるんだ。国だろうと、人間関係だろうと、なんだろうと。お前さんが王だろうと王でなかろうと国はいつか滅びただろ?」
「それでも───それでも! あの結末には、あんな結末にはならない!」
「ああ、なんだお前さん。それが本音か?」
いよいよもって冷め切った男の言葉に、セイバーの性杯によって封じられた筈の直感が警鐘を鳴らす。
それ以上聞くな。聞けば───何かが終わると。
「要はあれだ。自分以外の誰かに肩代わりしてほしいんだろ? 王として背負った総てを。国を救うだとかウダウダと言い訳して」
自分の中で何かが崩れる音がした。
それは最後の最後で自分を守っていた何かが壊れる音。
「ち、ちg───」
「違うってことはねぇだろ? 選定のやり直しってことは、それまでの全てを捨てるってことと同意だろうが」
男の言葉にセイバーは無言で目を見開く。
セイバーが無意識に目をそらしていた事実。
裏切った者達がいた。最後まで共に戦った者達がいた。誰もが自身の選択の末に戦った。
例え、やり直して新たな王が全て丸く収めたとしても、やり直す前のセイバーの治世が無くなるわけではない。所謂、平行世界が一つ生まれるだけだ。
極論してしまえば、セイバーの治世における全ての臣民を見捨てるのと同義なのだ。
「わ、私は───私はっ!」
「は、誇り高い騎士様も一皮剥けばこんなもんかい」
本当に興醒めしたように男が吐き捨てる───セイバーには見えない背後で愉悦に頬を歪めながら。
思いかけず最後の一線を切り崩す事が出来たと男は内心笑っていた。
セイバーの最後の一線を守っていた思いが、見当違いも甚だしい義務感と見えるただの逃避だったのは確かに興醒めだが、この少女が気高さが嘘なわけではない。
堕ちる姿はさぞ美しいだろうと、舌なめずりしながら男はトドメに取り掛かる。
「なぁ、セイバー。お前はもう十分にその役目を果たしたんだ」
それは甘言。悪魔は優しい。甘く優しい言の葉で人の心の隙を突くとは誰の言葉だったか?
男の言葉は自分が目を背けていた事実に打ちひしがれたセイバーにとっては正しく、悪魔の甘言だった。
普段のセイバーならそんな言葉、一笑に付しただろう。
しかし、今のセイバーは淫楽で思考がまだ正常に働いていない上に、自分の願いを真っ向から否定され精神が酷く不安定だった。
男は身を乗り出しながら、セイバーの耳元でそっと囁く。
その手はチューブを手にしたまま、チューブを出し入れし、セイバーの思考をさらなる淫楽で奪っていく。
それすら、今のセイバーには認識できない。
「役目を果たした───?」
「そうさ。国は滅んだかもしれない。その結果は覆らない。やり直したとしてもその事実は消えない」
「ああっ!」
セイバーの悲痛で、艶を帯びた声が室内に響く。
「でもな、誰もお前を責めないさ。だってお前は頑張ったんだろう?」
男の手がセイバーの頭を撫でつける。セイバーにそれを振り払う事は出来ない。そんな気力はもう彼女に残されていない。
「お前はもう王様をしなくていいんだ。ただ一人の少女に戻っていいんだ。よく頑張ったな、セイバー」
「私は───私は………」
固く、最後の一線を守っていた誇りと思いは、もう、風前の灯だ。
示されたのは逃げ道。
王である事に無意識の内に疲れていたセイバーに示された許しと褒め称える言葉に、セイバーの心はその逃げ道へと進んでいく。
それが───英霊としての、英雄としての自分を淫楽に溺れる牝に堕とす罠だとは知らずに、セイバーはその道へと逃げていく。
「さ、セイバー、取り敢えず勝負を続けよう。もう半分まで来たんだ。君ならできるさ」
「勝負───」
呆けたように呟き、セイバーは手に持ったチューブに繋がったポンプを見やる。
これを後六回引き抜けば、自分はこの男に勝つ。
この拷問のような淫楽から抜け出す事が出来る。
でも───抜け出した後に何が残る?
自分の願いが臣民に対する裏切りでしかないと思い知らされた今、一体、自分に何が───
「ふあっ!」
セイバーの手がゆっくりとチューブを引き抜く為に動く。
腸内から肛門、脊髄から脳へと淫楽が駆け抜けていく。
「あああああっ!」
犯される。
自分を守っていた最後の一線が、痺れるような淫楽に犯されていく。
「ひ───」
男は嗤っていた。
自ら、ただの牝へと堕ちていく誇り高い騎士の姿を見やって、愉悦に頬を歪ませて嗤う。
「い───」
だらしなく開いた口、潤む瞳、上気する頬───淫楽に蕩けた顔でセイバーは最後の一線を───
「ひぐうぅぅぅぅぅぅぅうううううううううぅぅぅぅぅぅぅっ!」
───突き崩した。
音を立てて噴き出す潮とも尿ともつかない液体。それすらも新たな淫楽として甘受して登りつめていく。
もはや手は止まらない。気をやりながらもセイバーはチューブを引き抜いていく。
「ひぐぅっ! ああああああっ! 止まらないっ! ぎもちいいのどまらないぃぃぃぃっ!」
「くくっ!」
今まで我慢していた嬌声を纏めて吐き出すように声を上げるセイバーを見やり、男は低く喉で嗤う。
堕ちた。完膚なきまでに。その最後の一線を自分の手で突き崩したセイバーは貪るように淫楽に溺れている。
セイバーの強さは弱さの裏返しでしかない。
見たくないモノに蓋をして、必死に自分の正しさを信じて突き進んできた強さは、その正しさを取り上げてやれば残るのは弱い女。
そこに淫楽を流し込んでやれば、その弱さ故にあっさりと溺れる。
「くははっ!」
「いぐっ! いぐぅぅぅぅうううううっ!」
ついには腹を抱える男の嗤い声をバックに、セイバーはただひたすらに嬌声を上げ、淫楽をむさぼり続けた。
荒い息遣いが室内に響く。
チューブを引き抜き終わったセイバーの顔は淫楽に蕩けきり、体は痙攣に揺れ、ぐったりと力が抜けた肢体を拘束されるままに吊るされている状態だ。
「盛大にイったな、セイバー」
声をかけながら男はセイバーの腸内深く再びチューブを挿入していく。
挿入される度に、セイバーは小さく体を揺らし、短い嬌声を上げていく。
もはやそこに誇り高い騎士の姿は無い。
淫楽を甘受する牝が一匹いるだけだった。
だが、男は止まらない。
確かにセイバーは堕ちた。しかし、それではまだ足りない。何せ隷呪はまだ二画残っているし、セイバーが屈したのは淫楽であって男にではない。
心から自身に屈して、残り二画の隷呪が刻まれて初めてセイバーは自分の牝に堕ちるのだ。
「準備が終わったぞセイバー」
「ふえっ?」
引き締まった小ぶりな臀部を一つ乾いた音を立てて叩いてやれば、セイバーは呆けた表情で顔を上げる。
「ほら、浣腸液はタップリあるぞ。好きなだけ自分でするんだ」
「あ───」
セイバーの潤んだ瞳がポリバケツにいっぱいのグリセリン溶液に向けられる。
誇り高い騎士としてのセイバーなら激昂に声を荒げただろう。
しかし、ここにはもう誇り高き騎士など居ない。ここに居るのは───
「ふふっ♪」
───淫楽を貪る一匹の牝。
ただの少女の様に可憐に、それでいて娼婦の様に淫蕩に微笑んだセイバーは自分が握っているポンプを動かす。
「ふあっ!」
長いチューブを通って遂にグリセリン溶液はセイバーの腸内に侵入する。
暖かい腸内に冷たいグリセリン溶液が満たす感覚に嬌声を上げながらも、その手を止めずにセイバーはセルフ浣腸を続けていく。
それを確認して男はセットしていたカメラを起動する。
嬌声を上げ、セルフ浣腸を続けるセイバーがしっかりと録画されているのを確認して男はセイバーの背後に回った。
「タップリ浣腸すれば、それだけ気持ちよくなれるぞ、セイバー」
「ふぁいっ♪」
自分の言葉に導かれるままにセルフ浣腸に励むセイバーを感慨深げに見ながら男はセイバーの尻を撫でる。
さぁ、仕上げまであと少しだ。
いつまでセルフ浣腸が続いたろうか。ポリバケツの中にあったグリセリン溶液もその量を減らし、セイバーの腹は腸内のグリセリン溶液でまるで妊婦のように膨らんでいた。普通の人間がここまで浣腸を続ければ確実に壊れるだろうが、流石は英霊といった所だろう。苦痛に顔を歪めながらもその顔はこれから齎される解放感と淫楽の期待に蕩けてもいた。
忙しなく動いていたセイバーの手が止まるのを見て、男はセイバーのセルフ浣腸が限界まで来たのを見やって尻を撫でていた手を止める。
「んっ!」
腸内のグリセリン溶液を排出するために力むセイバー。
肛門が盛り上がり、今まさに排泄が始まるその瞬間───
「第二の隷呪において命ずる───俺の許可なく排泄行為を禁じる」
「えっ?」
───男の声が室内に響き、セイバーの排泄は時を止められたように止まった。
「な、何をっ!」
「ん~? いや、なに。あれだけ嫌がってたからな。もうこれ以上排泄できないように止めてやったのさ」
あわてて背後を振り返るセイバーに、然も良い事をしたと言わんばかりに男は頷いていた。
「ど、どうして今更っ! やめてくださいっ! 出させてっ! 出させてくださいっ!」
ガチャガチャと鎖を鳴らし、セイバーが懇願するが男は耳を小指で穿りながら鼻歌など歌いだす。
埒が明かない事を感じたセイバーは必死に力む。
グリセリン溶液と腸内のチューブが外に出ようと肛門を盛り上げるのがわかるが、どうやってもそれ以上は進まない。
必死に力むセイバーだが、隷呪の強制力は凄まじくけして排出をさせない。
そんなセイバーを鼻歌を歌いながら眺めやり、男はセイバーの体に刻まれたであろう隷呪を探す。
隷呪は臍に刻まれていた。
排泄行為の禁止を命じたためかその形は×を形作っていた。
「あああああああああああっ! 出したいっ! 出したいんですっ! お願いしますっ! 出させてくだいっ!」
形振り構わず懇願するセイバーを無視して、男は膨らんだセイバーの腹を臍の隷呪を中心に撫で付ける。.
「お゛ね゛がい゛じま゛ずっ! だざぜでっ!」
「不公平とは思わないか?」
排泄の許可を遂には泣きながら懇願するセイバーの前に立った男は、その顔を覗き込む。
「な゛、な゛に゛が?」
「お前ばっかり気持ちいい思いをしてるのがさ」
そう言って、男は台を持ってきて上る。
男の股間がちょうどセイバーの目の前に来る。
涙を流し、鼻を啜るセイバーはこれから起こる事など知らずにただ、齎されるはずだった淫楽が来ないことに涙する。
男の手がジッパーを引きおろし、パンツに隠された陰茎を取り出した。
それを見て泣きながらも思わず息をのむセイバー。
黒人故に肌の黒い男だが、それよりもなお黒く、カリ高でカリ太な亀頭。半起ちの太く長い竿。その陰茎に見合う大きな睾丸。
セイバーが見たこともない凶暴なソレがセイバーの目の前に晒された。
「見てみろ。お前さんがあんまりにもエロいもんだから起ちかけてる」
「うえっ!?」
男がそう言いながらセイバーの頬をその陰茎で叩くと、セイバーは驚きに声を上げる。
陰茎の熱さと生臭さを感じて目を見開くセイバーに頓着せず、男は陰茎をそのまま左右に振ってセイバーの頬をたたき続ける。
「や、やめっ───」
「俺もいい加減イキたいんだ」
顔を背けようとするセイバーの耳朶に男の声が響く。
動きを止めて顔を見上げてくるセイバーに、男は「どうすればいいかわかるよな?」と問いかける。
男の腰の動きが止まり、セイバーの目に再び男の陰茎がさらされる。
セイバーの頬を叩いた刺激にか、先ほどより凶暴さを増したように見える陰茎をセイバーは凝視する。
かつて、とある理由で魔術で性転換をしたことのあるセイバーは男性の喜ばせ方を男の視点で知っている。
しかし、かつて自分に生えたそれよりも凶暴な男のイチモツに思わず唾を飲み込んだ。
そして、覚悟を決めると顔と舌を突き出して男の亀頭をその小さな口に含んだ。
舌で亀頭を舐め回し、口を窄めて竿を扱きあげる。
かつて自分がどうされれば気持ちよかったを思い出しながら、セイバーは頭を前後に振り男の陰茎を銜えこんで扱きあげる。
口から息を漏らし、口を窄め、いささか間抜けな顔を晒しながらも必死に続けるセイバーに歪んだ喜びを感じながらも、男はそのフェラチオの巧みさに感心していた。
「存外上手いもんだ。臣下のでも銜え込んでたのか?」
「ぷはっ! そんな事はしてません! 男性になった経験があるだけですっ!」
「はぁ!? それはまた、貴重な経験を………まぁ、その経験が役立つなんて運がいいな」
まったく、と毒づき、再び男の陰茎を銜え込むセイバー。すっかり、普段の調子を取り戻しているものの、その行動は本来のセイバーからかけ離れている事に、男は自分の計画が正しく進んでいることに頬を歪める。
「ふぁやくだひてくだはいっ! わらひもふぁやくだしたいんでふっ!」
「銜えながら喋るとは、随分と手慣れたもので。本当に銜え込んでなかったのか?」
「ひてまへんっ!」
傍から見れば間抜けな遣り取りをするセイバーと男だが、少なくともセイバーは本気で急かしている。
先程からグリセリン溶液の効果で腸が活発に動いている低い唸り声のような音が聞こえている。
本来ならとっくにグリセリン溶液を排泄しているはずなのに、意志に反して体は一滴たりともグリセリン溶液を漏らさない。隷呪の効果の絶大さを改めて感じとりながら、口内でさらに固く、大きくなっていく陰茎に四苦八苦するセイバー。セイバーの小さな口はもはや限界まで開き、その凶暴なイチモツを必死に銜え込んでいた。
「そら、そろそろ出すぞ。全部飲み干せよ」
「のぉっ! ふぁ、ふぁかりふぁひた───」
抵抗はあるものの、男の言葉に従わなければあの凶悪なまでの淫楽を得られないとセイバーは、力強く陰茎を吸引しながら頭を前後する速さを早める。
「ああ、言ってなかったが───」
「?」
自身を見上げるセイバーに男は、口角を釣り上げる。
「俺の射精は魔術で量も勢いも強化しているからな」
「ふぁっ!」
セイバーが驚愕に目を見開いた瞬間、男の亀頭が膨れ上がり精子が解き放たれた。
「ぶっ!」
まるで放尿のような勢い、いや、あるいはそれ以上の勢いで解き放たれた精子は、セイバーの口内を瞬く間に満たしてなお、その勢いを弱めない。
膨れ上がる頬、瞳は驚愕に揺れ動き、あまりの量に逆流した精子はセイバーの鼻から噴出する。
「ごほっ! げへっ! がはっ! おえっ!」
それに耐えられず嘔吐くセイバーは、顔を振って陰茎を吐き出すと、口内に吐き出された精液を吐き出す。
そんなセイバーをいまだ吐き出される精液が整った顔を頭から汚していく様を見ながら、男は愉快そうに声を上げて笑う。
「おいおい、飲み干せって言っただろ? これじゃ、最初からやり直しだな」
「そんな───」
遠のく淫楽に絶望を顔に張り付けるセイバーに、男は笑みを浮かべる。
「ただまぁ、イクことは出来たわけだし───そうだな、下品に淫乱にお願いできたら、考えないこともない」
厭らしく、憎々しい笑みを浮かべる男を不満げに見やりながら、それでも約束された淫楽には勝てずに、セイバーは視線を迷わせ言葉を選ぶ。
「お、お願いします。わ、私のお腹の中のものを全部出させてください」
「それじゃ駄目だな」
肩をすくめて首を振る男は、射精が終了し鈴口に残った精液をセイバーの頬で拭っていた。
押し上げられる頬に目をつむりながらもセイバーは言葉を探す。
しかし、生前が生前故にそういった語彙に乏しいセイバーには思いつかない───はずだった。
唐突に、セイバーの知らない言葉の数々が思い浮かぶ。その正確な用途も、今、最も適した言葉も理解できてしまう。
それが、性杯からのサポートであるという結論にはすぐにたどり着けた。
「ふふっ───」
自嘲的な笑みが自然と浮かぶ。
知らない───知らなかったはずの数々の卑猥な言葉。
刻まれた隷呪。
淫楽に堕ちた肉体と心。
それが指し示すこと。
(もう、戻れないんですね………)
選定の剣を抜き、王となり、騎士達を率いて故国の危機を救わんと戦った日々。誇りと信念をもって騎士であり王であった在りし日の自分。
そんな自分にはもう戻れないんだと、まるで当たり前のように理解できた。
ああ、今ならハッキリと理解できる。
この男の言ったことは全面的に正しい。
確かに、結末は悲劇だったかもしれない。
しかし、その道行は、臣下達と駆け抜けた時間は、あの日々に胸に抱いていた思いは絶対に間違えではなかったのだ。
(ああ───私はなんて、愚かだったのだろう………)
選定のやり直しなんて願った結果が、これだ。
門虐の淫楽を欲し、その為には殺意すら抱いた男の陰茎を咥え、吐き出された精液で顔を汚す自分。
胸に抱いた誇りと信念。友であり臣下である騎士達と駆け抜けた日々。あの、選定の時に見せられた自分の未来、その光景を見た時に抱いた覚悟と思い。
その全てが、もう、手の届かない遥か彼方にあり───
セイバーは自嘲的な笑みを浮かべたまま、自身の体に視線を落とす。
そこにあるのは、自らの手でみっともなく膨らんだ妊婦のような腹と、無意識のうちにもどかしげに動く腰。
───ここに在るのはただの女にすら戻れない、堕ちた牝が一匹。
「ははははっ」
虚ろな笑いが室内に響く。
そんなセイバーの頭に手を置いて男は優しく頭を撫でる。
それは、男が始めてセイバーに見せた優しさ。大切なものを慈しむように優しく、優しく、撫でる。
しかし、飼い主がペットを、所有者がコレクションを愛でるようなもの。
最早、男にとってセイバーは所有物、自分の
そして、セイバーは男のそんな思いに気付いていた。
セイバーの拘束された手が自分の頭を撫でる男の手を取って精液の付いてないほうの頬に当て頬擦りをする。愛おしげに、嬉しそうに。
それは、ペットが飼い主を舐めるのに似ていた。きっと、セイバーに尻尾が付いていたのなら嬉しそうに揺れていたのだろう。
そう、セイバーは受け入れたのだ。
殺意すらも抱いた男。しかし、今は自身の淫欲を満たすこの男こそが自分の敬愛すべき
すっ、とセイバーの頬を一筋の涙が伝う。
それこそがもしかしたら彼女の中に残っていた英霊として“何か”だったのかもしれない。
頬擦りをしていた手を離し、セイバーは男に言われた言葉を口にしようとして、今更ながらに気付いた。
今、自分が撮影されていることに。
そして、性杯より齎された知識であることを思いついたセイバーはそれを実行するに必要な行動を起こす。
「マスター、申し訳ありませんが手の拘束を外して貰ってもよいですか?」
「ん? ああ、いいぞ」
自身をマスターと呼んだセイバーの態度に、自身に完全に屈した確信を深めて笑みを浮かべる。
例え自身に屈していなくとも、今のセイバーは見た目どおりの膂力しか持たない少女。男の力なら手早く拘束することも可能だからこそ、男は何の疑問も抱かずに手の拘束を解いた。
腕の自由を得たセイバーは自分の手で足の拘束を外し、ずり下ろされたズボンとショーツを完全に脱ぎ捨てて、男の前から自身を撮影するカメラの前まで移動する。
そんなセイバーの行動に怪訝そうに眉を顰め、しかし、その行動の理由を察した男はセイバーを待たせると、セットされたカメラのピントを調節する。
厭らしく笑みを浮かべながら調節を終わらせた男がカメラの後ろへと下がる。それを見届けたセイバーは喉を一つ鳴らした。
自身が淫楽に堕ちた一匹の牝であることを受け入れた。
自身が淫欲に堕ちた男の奴隷である事も受け入れた。
それでも、まだ、厳格であったセイバーには羞恥心が残っていた。これまでどれほどみっともない姿を晒しているとしても、今までの自分は其処まで劇的に変われない。
だから、その最後に残った羞恥心を捨てるための儀式が今始まる。
毅然とカメラの前に立つセイバー。それを見つめる男。
セイバーの視線は真っ直ぐにレンズと、その向こう側の男を見つめている。
そうして静かに跪き頭を垂れるセイバー。レンズはそのセイバーを正確に追う。
「マスター、どうか糞を垂れ流して興奮する救い様のない私の妊婦の如く膨れ上がった腹に充満した浣腸液をひり出すご許可をください」
それは、騎士が主の如く厳かな雰囲気をまといながら、どこまでも下品な言葉だった。
「ご許可をいただければこのセイバー、みっともなく喘ぎ声を上げ、堪え性なくアヘ顔を晒し、下品な屁と共に糞を噴出することを───」
其処まで言ったセイバーは立ち上がると、背を向けて尻を突き出して背中越しにカメラと男を視界に収める。レンズは立ち上がったセイバーを追って上へと上がり、突き出された尻をアップで収める。
それを確認したセイバーは両手を臀部に沿え、その小振りで引き締まった臀部を割り開く。
度重なる門虐に緩々に緩みながらも第二の隷呪の効果で硬く閉ざされ脱糞の時を今か今かと待つように盛り上がった肛門と、セイバーに排泄の淫楽を徹底的に刻んだ第一の隷呪を恥ずかしげもなく晒すと、セイバーはどこまでも厳かに、しかし、下品な宣誓をする。
「この、マスターに刻んでいただいたケツマンコ隷呪に誓います。どうか、どヘンタイの英霊・セイバーにケツアクメのご許可を。下品にケツマンコから浣腸液をひり出しみっともなくイキまくるご許可をください」
真剣な表情、厳かな声で、どこまでも下品な言葉を紡いだセイバー。
そんなセイバーの宣誓に男は満足げに笑みを浮かべると、先程までセイバーが居た台を指差す。
「許す。ただし、俺の
「───ッ!! はっ、はい! 感謝をマスター!」
セイバーに習ってそれらしい言葉で許可を出した男の声が耳朶を打った瞬間、晒された肛門から浣腸液が噴出しそうに成るのを必死に耐えて、セイバーは姿勢を正すと頭を垂れる。
毅然と歩いて行きたいところだが、今にも決壊しそうな肛門を閉めている為に覚束ない足取りで台に上る。
しとどに濡れる陰口をカメラに晒していることも気にも留める事無く、セイバーはポリバケツの位置を確認して腰を落とす。
そして、凛とした表情で再びピントを合わせたレンズと男を見ると、セイバーは両手を顔の位置まで挙げて指をある形にする。
それは、人差し指と中指を伸ばして他の指を握りこむ有名なハンドサイン。即ち、ピースサイン。
「それではマスター、どヘンタイ牝騎士セイバーのアヘ顔ダブルピースケツアクメをご覧ください」
「うむ」
鷹揚に男が頷く。それを確認してセイバーは肛門を緩める。力む必要もなく肛門は決壊した。
「んっほぉぉぉおおおおぉぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉっ!」
放屁の噴出音と水っぽい噴出音が部屋中にハーモニーを奏でる。
続いて聞こえてくるのは勢いよく噴出された浣腸液がバケツの底を叩く音。
さらに、放尿まで始まり、セイバーの下半身は完全に穴という穴を緩めていた。しかし、緩んだのは下半身の穴だけではない。
排便と共に白目をむいた顔は下品に緩みに緩み、口の端から涎を、白目をむいた目からは涙を、鼻からは鼻水を垂れ流す。
「うひぃぃぃぃぃっ! ますたーっ! ますたーっ! ごらんくださいっ! これが、せいばーのあへ顔だぶるぴーすけつあくめですぅぅぅぅぅっ!」
「うむ。下品でどスケベなお前の本性がよく表現されてるぞ」
「ありがとうございますぅぅぅぅぅっ! いひぃぃぃぃぃぃっ! イクイクイクイクッ! イクのとまりませんっっっっっ! けつあくめすごいぃぃぃぃぃぃぃっ!」
嬌声を上げて気をやり続けるセイバーに、厭らしい笑みを浮かべて鷹揚に頷く男。その陰茎は先程セイバーの口内に大量の精を吐き出したばかりだというのに隆々と勃起している。
それを白目を向いた目の端に捕らえたセイバーは、緩んだ顔で微笑む。
「ああぁぁぁぁああっ! ますたーのでかまらが勃起してるっ! せいばーのあへ顔だぶるぴーすけつあくめで勃起してるぅぅぅっ! おほぉぉぉおおおぉぉぉおおおっ! うれしいぃぃぃぃっ!」
噴出音のハーモニーをバックに、セイバーの歓喜の声と嬌声が響き渡る。
第二の隷呪は刻み込んだ。
セイバーの心と体は男に完全に屈して英霊から牝に成り果てた。
残すは、最後の仕上げのみ。
興奮に男の陰茎が一つ震えた。
「はぁ、はぁ、はぁ───あふっ! けちゅみゃんこ、しみゃりゃないぃ。けちゅあきゅめ、とまりゃないぃ」
肩で息をして脱力して台の上にへたり込むセイバーは、時折、残った浣腸液を水鉄砲の様にゆるく噴射しながら呂律の回らない口でうわ言のような嬌声を上げる。
そんなセイバーに背を向けカメラを調整していた男は、それが終わると同時に背後からセイバーに近づき、セイバーが排出した浣腸液を眺める。
ポリバケツに充満しているそれは浣腸される前と変わらず、大容量連続浣腸で腸内がいかに洗浄されているかを示していた。
「よくやったぞセイバー。それでこそ俺のどヘンタイ牝騎士だ」
「ふぁい、ありがひょうごひゃいますぅ、まひゅはー」
へたり込んだセイバーを撫でてやれば嬉しげに微笑む。
「さてセイバー、お前は俺のどヘンタイ牝騎士なわけだが───まだ、最後の仕上げが残っている」
そう言って男はセイバーの衣服を剥ぎ取り背後から抱え上げる。
その抱え方は、後ろから両膝に手を回し背を胸で支えて持ち上げる形だ。幼女に小便をさせる時の抱え上げ方と言えば判る者もいるだろう。
「ふぁ? しゃいご?」
「ああ、そうだ。ほれ、魔力を送るからしっかりしろ」
「───んっ………はぁ、ありがとうございます。マスター」
男とセイバーの間に繋がれたパスからセイバーに魔力が送られていく。
性杯がそうしているのか、セイバーは活力を得ると同時に緩やかな淫楽も得て小さな嬌声が漏れる。
男はセイバーを抱えたままセットされたカメラの前に立つと、厳かに言葉を発した。もっとも、その口は厭らしく歪んでいたが。
「セイバー、お前に最後の隷呪を刻む。これをもってお前は完全に俺のどヘンタイ牝騎士───いや、どヘンタイケツ穴牝騎士になる訳だが、お前には真名をもって誓いを立ててもらい───」
そう言うと、男は自分の陰茎をセイバーの肛門に宛がう。
「───と、同時に俺のペニスがお前のアナル処女奪う。その様子はこうして記録に残す。さぁ、俺のどヘンタイケツ穴牝騎士の名に恥じない誓いをしてみせろ、セイバー」
「ああ───っ!!」
感極まるとは正にこの事といわんばかりに好色に頬を染めるセイバー。蕩けた笑顔で目を潤ませて何度も頷いてみせる。
「さぁ、始めろ、セイバー」
「はい、マスター───私、騎士王アルトリア・ペンドラゴンはその真名において、マスターとそのデカマラに永遠の隷従を誓い、我が締りのないケツマンコのみならず、処女マンコも、口マンコも、この貧相な胸も、エクスカリバーを振るった腕も、我が五体遍く全てを捧げ、お仕えいたします」
陶酔しきった顔でセイバー───嘗てのブリテンの王、アーサー・ペンドラゴンことアルトリア・ペンドラゴンは誓いを紡いでいく。
「誓いをここに、我がどヘンタイな体と心の運命はマスターとそのデカマラと共にっ!」
涙さえ流しながら誓いを立てたアルトリア。誓いが終わると同時に男の手の最後の隷呪が輝く。
「誓いを受諾する。最後の隷呪によって命じる。アルトリア・ペンドラゴンよ───我が
言い終わると同時に男の隆々とそそり立つ陰茎がセイバーの度重なる門虐で緩みきった肛門を刺し貫いた。
「───あっ………」
それと同時に、乳首を限界まで勃起させていたアルトリアの胸の間に隷呪が刻まれる。
その形は、剣を形作っていたが途中から欠けていた。
そう、最後の隷呪の形は“折れた剣”。正に今のアルトリアを表す形であった。
「───んおっ、んほぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉっ! イッぐぅぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅううううぅぅぅぅぅっ!」
あまりの淫楽にそれを認識するのに時間差がおこり、挿入から一泊置いてアルトリアはその淫楽を認識した。
認識と同時に白目をむき、潮と尿を同時に噴出して痙攣を起こして、まるで竜の咆哮の様な嬌声を上げた。
屈強な体にすっぽりと収まる小柄なアルトリアの体を、男は遠慮なく動かし同時に自身の腰も激しく動かす。
痙攣するアルトリアの体はまるで糸の切れた操り人形のようにその動きに翻弄されがままになった。
「ひゅご、ひゅごいぃぃぃぃぃぃっ! ましゅたーのできゃまりゃしゅごしゅぎりゅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
しかし、その呂律の回らない口は止め処なく嬌声を上げる。
「あああああああああっ! やけぢょしゅりゅっ! ましゅたーの、できゃまりゃで、ありゅとりいやの、けちゅみゃんこ、やけぢょしゅりゅぅぅぅぅぅううううううぅぅぅぅぅっ!」
「そらっ! アルトリア! お前のだらしないケツマンコをもっと締め付けろっ! 俺のどヘンタイケツ穴牝騎士ならできるだろっ!」
「ひゃっ、ひゃいぃぃぃぃぃぃっ! しめちゅけまひゅっ! わらひの、ありゅとりやのけちゅみゃんこで、しめちゅけまひゅぅぅぅぅぅぅぅぅっ! りゃから、りゃからっ! もっひょっ! もっひょっ、ありゅとりやのけちゅみゃんこ、じゅぼじゅぼしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
「ははははっ! 素直じゃないか、アルトリアっ! まるで召喚されたばかりの頃が嘘のようだっ!」
高笑いを上げながら男は豪快に動く。その動きに翻弄されるがまま頭を激しく振るアルトリアから零れた唾液と涙と汗、陰口から垂れ流される愛液があたりに撒き散らされる。
しかし、男も、アルトリアもそんなものは気にも留めない。今はただ、お互いに淫楽を貪ることだけしか頭にない。
「うひょりゃたんでしゅっ! あにょありゅとりやはうひょりゃったんですぅっ! けちゅみゃんこを、おきゃされて、あへるいみゃのありゅとりやが、どひぇんちゃいけちゅあにゃめしゅきしが、ありゅとりやの、ひょんとうなんれひゅぅぅぅぅぅぅぅぅっ! けちゅみゃんこあきゅめ、とまりゃないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
アルトリア自身、自分が何を言っているかも判っていない。
大容量連続浣腸をも超える淫楽が彼女を襲い、思考を奪っているのだ。
毒ともいえる淫楽を上回る淫楽に蝕まれながらも、それを貪るアルトリア。正しく牝であり、騎士は、剣は、折れ砕けその片鱗すら伺えない。
あまりに激しく動いたためか、纏められていたアルトリアの髪が解けて広がる。
その髪に顔を擽られるのすら心地よいと言わんばかりに、男はまだまだ激しく動いていたが、激しく動かしていた腕を止めて、アルトリアに顔を寄せてその小さく整った唇に吸い付く。
「んぶっ!」
舌を互いの口内に侵入させ、水音を立てながら激しく絡ませあう。
肛門を行き来する陰茎のストロークこそ短くなったが、その分を小刻みに動かすことで補う。
「んひゃっ! ちきゅびぃぃぃぃぃぃっ! ちきゅびでいきゅぅぅぅぅぅぅうううううううぅぅぅぅぅぅっ!」
膝を抱えていた腕を更に伸ばし、アルトリアの勃起した乳首を抓んで、捻り、捏ね繰り、押しつぶす。
体を折りたたむように抱えられたアルトリアは、痙攣しながらも足の爪先まで伸ばしてその刺激に気をやる。
まるで玩具の様に体を、心を翻弄する男の陰茎がアルトリアの腸内で一際膨れ上がった。
思考を淫楽に蝕まれ奪われたアルトリアであったが、それが何を指し示すかは理解できた。
射精だ。
自分の口内を蹂躙しつくし今思えば情けないことに飲み下すこともできなかった、敬愛し、隷従する主の精液の量を、勢いを、熱さを、アルトリアは思い出していた。
「いいいいいいいいいいいいいっ! まひゅたー、まひゅたー、いきゅんでしゅね、いきゅんでしゅねっ!」
淫楽を貪る心のままに、アルトリアは肛門を全力で締め上げた。柔らかに男の陰茎を包み込んでいた腸も締め上げるように動くる。
「イクぞ、アルトリアッ! そら、ピースしろっ! また、お前のアヘ顔ダブルピースを記録してやるっ!」
「ひゃいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃっ!」
声を張り上げながらアルトリアは震える両手を挙げ、緩やかにピースサインを形作る。
それと同時に、男の尿動口から精液が解き放たれた。
「─────────っ!」
口で受け止めたときとは比べ物にならない勢いと量で飛び出してきた精液に、アルトリアは白目をむいたまま目を限界まで見開き、口を大きく開いて声にならない嬌声を上げた。
まるで爆発したかのように潮と尿を噴射し、既に二人で振りまいた体液で濡れた床を更に濡らしていく。
陸に打ち上げられた魚のように口を開閉し、最高の淫楽に打ち震えるアルトリア。
(ああ───)
アルトリアの意識が遠のく。
意識が白み行く中、アルトリアは可憐に、淫蕩に微笑んだ。
(私は───答えを得た。マスターの
正規の聖杯戦争において、自身のマスターとの交流で得た答えとはまったく別の答えを得たアルトリア。
客観的に見れば不幸であり、男に弄ばれているだけかもしれない。
それでも───彼女は幸せの絶頂に居た。
様々な体液で濡れた床にアルトリアは倒れている。
尻を突き出して力なく倒れる彼女の、だらしなく開いた肛門からは男の精液が零れ出て、時折、噴出している。
最初の射精で気絶したアルトリアの腸内に気の済むまでその精を解き放った男の怒張は流石にその勢いを収めている。
肩で息をする男はアルトリアの髪を掴んで引き起こし、膝立ちの状態にすると萎えた陰茎を手に取って尿道に残った精液を搾り出し、それを彼女の可憐な唇で拭った。
気絶しているはずのアルトリアの舌が唇に付いた精液を舐め取り、口内でしばらくそれを転がして音を立てて飲み込む。
そうして、うっすらと目を開けたアルトリアは自身の扱いを気にする事無く男を見上げて、本当に幸せそうに微笑んだ。
如何でしたでしょうか?
お楽しみいただけたのなら幸いです。
次は別のサーヴァントに移ります。