太平洋に浮かぶ孤島。自分がかつて住んでいた世界には恐らく存在しないこの島にて俺は艦娘を率いて戦っていた。
「提督ー、第2艦隊の補給関係の書類ここに置いとくよー?」
「鈴谷……そこは改装関係の書類が置いてあるから止めてくれ」
「提督さん!夕立の第3艦隊移籍書類、判子押してほしいっぽい!」
「後で押しとくから4って書かれた机に置いといてくれ……」
「提督、暁から外出許可届けを預かっているんだが」
「夕立の書類の隣に置いといてくれ、他の書類と混ぜないように」
主に書類と。
ある日、気がついたら俺は提督となっていた。最初は驚いた。なんせ目の前にドアップの鈴谷の顔があったから。
それから怪しまれない様に気をつけながら調べてみたらここが自分の育てた艦隊がある鎮守府で、自分は提督となっていることが分かった。
その事実に俺は興奮した。初めてうちに着任した戦艦であり、主力戦艦である伊勢の35・6センチ砲の咆吼、気が遠くなるようなマラソンの果てにそろえた翔鶴、瑞鶴から発艦していく零戦隊、那珂を先頭に敵艦隊に突っ込んでいく水雷戦隊。
それらを生で見られるのだ。興奮しない訳がない。まるで遠足前の子供のように興奮して眠れなかった俺を執務室で待っていたのは。
「提督、今日はまずオリョール攻略作戦に関する書類をお願いします。それが終わったら今後の建造計画に関する書類を……」
部屋を埋め尽くさんばかりに積み上げられた書類を背景に立つ大淀だった。
うん、まあ現実にいたときから想像はしてたんだ。艦これの提督も軍人、それも高級将校なんだから普通は艦隊指揮じゃなくて書類仕事がメインになるだろうって。
でもまあ最近は何とか慣れてきたし、艦娘達とも仲良くなれてきたので悪くないと思い始めている。何せ高級将校だけあって現実に居た頃とは比べものにならないほどの高収入だ。一度気になって預金残高を見たときは笑いが止まらなくなったほどである。
「提督ー、休憩時間だよー」
「おー、じゃあお茶にしようか。俺はお菓子取ってくるから鈴谷はお茶お願いな」
「はーい!」
鈴谷の元気な声を聞きながら俺は魔境と化した執務室の棚から茶菓子を引っ張り出す。少し埃が被っていたが賞味期限はまだまだ余裕だし問題ない。
と、そこで埃が鼻に入って咳き込んだそのとき、俺は急に体温が下がった気がした。周囲を見回すとそこにはいつもより高い位置から執務室が広がっていた。……というかほんと汚いな、この部屋。来客とかは応接室で対応するから良いけど、絶対に鎮守府以外の人には見せられないぞ。
「提督、どうしたの!?しっかりして!!」
声が聞こえた方を向いてみると下では鈴谷が倒れた俺の体を介抱していた。
確かこういうのって霊体と肉体が重なることで元に戻れたりするよな? ……じゃあここで鈴谷と重なったらどうなるんだ?
好奇心を抑えきれなかった俺は、鈴谷とそっと重なる。すると……。
「んっ?お、おおお!」
鈴谷の可愛らしい声が自分の喉から出ている。そのことに興奮を隠せない。
「うっはぁ……本当に鈴谷になったんだぁ……」
棚の上に置いてあった小さな鏡で自分が鈴谷に憑依したことをあらためて確認する。そして視線は下……大きく膨らんだ胸部へ向かう。
「…………」
思えばここに来てからずっと書類仕事ばかりで、性欲関係はずっとご無沙汰だった。ここが女所帯というのもあって自慰すらしていなかった。
発散したい。男の体ではなく、女の、鈴谷の体で。
その思いを胸に俺は執務室を飛び出した。
場所は変わって町外れの倉庫。勢いに任せて鎮守府を飛び出した俺は今、ここで猛烈な自己嫌悪に襲われていた。
この体は鈴谷のものであって俺のものではない。それを好きにして良いはずがない。だいたい、何故鈴谷の体で性欲処理をする必要がある? 男の体で十分ではないか。
そんなことを考えて30分、ひとしきり自己嫌悪が終わると頬を叩き、これからどうするのかを考える。
「……帰ろう。帰って、ちゃんと返そう」
もうそのことで頭がいっぱいになった俺はとぼとぼと重い足取りで入り口に向けて歩き出す。
考え事で頭がいっぱいだったからだろうか。背後に立っていたそれに俺は気がつかなかった。
次の瞬間、俺は倉庫の床に仰向けで倒れていた。
「……えっ?」
いつの間にか周囲にはガラの悪そうな男達が俺を囲っていた。上下にいる男2人が両手両足を押さえているために頭と胴体しか動かせない。
「いい女見つけたって聞いてきてみたが……マジだったな!」
「だろ!見つけて連絡したのも俺だったんだから最初は俺にヤらせてくれよ?」
「ちっ、しゃあねえな。だけど早く終わらせろよ」
どうやら鎮守府を出てからどこかで目をつけられていたらしい。混乱と興奮で頭がいっぱいだったので全く気がつかなかった。
何とか逃げだそうと暴れるが暴れるほどより強く押さえつけられ、より身動きがとれなくなっていく。そうこうしているうちにシャツを引き裂いて薄ピンクのブラジャーをずり上げる。服の上からでも分かる巨乳はブラをずり上げられたときにブルルンッと揺れる。左右に陣取る男2人はその光景に唾を飲み込み、鈴谷の柔らかい肉球を握りつぶすように強く揉む。
「いたっ……いたぁ……」
こちらを気持ちよくすることなどまったく考えていない触り方に涙目になりながら抗議する。が男達はそれにさらに鼻息を荒くすると腹や太ももに手を這わせてスベスベの肌とぷにぷにの脂肪の感触を堪能する。
足を押さえていた男はスカートの中に顔を突っ込み秘所へパンツ越しにしゃぶりつく。ただしゃぶったり舌で舐めるだけでなく舌をクロッチを回り込ませるようにして直接舐めてくるのでそれが微妙な快感となって微量ではあるが愛液を分泌させる。
「おっ、濡れてきたな。じゃあ入れるかな」
「いいなぁ~こんないい娘に一番乗りだなんて」
「へへっ、だったらお前も良い娘を見つけろよ。そんときゃ手伝ってやる」
ブラジャーと同じ色のパンツを膝まで下ろし、肉棒を取り出しながら自分勝手な話をする男達。そこには自分たちの都合はあるが鈴谷のことはまったく配慮されていない。
「やめて……おねがい、おねがいだからぁ……」
「うるせえなぁ、これでも咥えてろ!」
「むぐう!?」
気に障ったのか上の男がいつの間にか取り出していた肉棒で鈴谷の口をふさぐ。恥垢の溜まったそれが口を出入りする度に少しずつ恥垢が落ちていく。
口に気を取られていると秘所に何か硬く熱いナニカが触れた。それはそのまま閉じられた穴を強引にこじ開けながら前進していく。そして。
「そおい!」
「むぐううう!!!」
ついに最奥に到達した。破瓜の血が男の肉棒にまとわりつきながら鈴谷の美尻を伝って地面に広がる。
「おっほ!処女だったのかこいつ!」
「くっそ!俺が見つけていればヤれたのに!」
くじ引きで当たりを引いた様に喜ぶ男と目の前でそれを見て悔しがる男。だが左右の男は鬱憤晴らしのためかそれぞれの肉棒を鈴谷の巨乳で下敷きにする。両手で乳を弄びながら肉棒を前後に動かして快感を得ようとする。
鈴谷が処女だったことに感激していた男はその悦びをピストン運動で表す。こちらがついさっきまで処女だったことなどお構いなしに腰を振って処女特有のキツい締め付けを愉しむ。
一方でこちらとしては堪ったものではない。上は口と喉を使われて息が苦しく、胴体は乳を使われているせいで動かせない。下半身に至っては処女喪失の痛みと鈴谷の体を使われている快感で感覚自体がほとんどしない。
「よっし、このまま射精すぞ!一発目は膣内射精だ!」
「ああ~この娘の乳マンコ気持ちいい~。もう射精るわ~」
そのまま一気に男達はラストスパートをかけてきた。それに抗う術を俺は持っていなかった。
「ッ~~~!!!」
一番最初にイったのは口を使っていた男だった。喉まで突っ込んで胃に精液を流し込むと、出し切れなかった分を鈴谷の端正な顔に振りかけた。巨乳を使っていた男達はそれぞれ乳の中で射精し、芸術的な造形の下乳を黄ばんだ粘液で汚す。
秘所に挿入していた男は最後の突き込みで子宮口を突くと大量の精液を鈴谷の子宮にぶちまけた。じんわり広がっていく温かいのが精液だと脳が認識すると涙が出てきた。
「じゃ交代な。俺今度は口で」
「うっし、今度は俺がマンコな」
「おいおい俺らはどうすんだよ?」
「おとなしく待ってるか、手でシゴいてもらえ」
「ひっでぇなぁ」
男達はまだ続けるようだ。俺はこれが夢であることを祈りながら、意識を手放した。