気づくと、彼の腕の中に介抱されていました。
ペニスバンドの
胸がきゅんきゅんと
「ライラックさん、すごくステキでした」
自分の乱れ様を思い出して、かぁーっと顔が熱くなります。
いつもいつも恥ずかしくなるのに、でも気持ちよくて、やめられないんです。
それに、ペニスバンドのカスタマイズなんて彼としかできないしね。
「そ、そうかな? おしりのほうが、よくなっちゃった?」
いつも優しそうな紫色の瞳が、お姉ちゃんの刀みたいに鋭く
勢いよくがばりと抱きしめられて、くるりと仰向けにされます。
ベッドの上を転がると、彼の欲棒が
端正な顔立ちに光る欲情した視線に目を捕らわれて、鼓動がうるさくて……!
「全然足りない。もっと
「うん……あっ」
熱いキスを受け取ると、下唇をなぞられて思わず目をつむって。
幾度か往復すると、貪るように角度を変えて何度も何度も唇を奪われました。
瞳を閉じると、部屋の中を漂うグルマン系のフレグランスが甘ったるくて。
唇を塞がれたまま、くの字に曲がった彼の指でナカを探られて、じゅくじゅくと蜜が溢れ出して……。
指の腹で敏感な突起を優しく押しつぶされて、
けど……彼のが、欲しくて……。
早く、繋がりたいよ……!
でも、それを言うのは恥ずかしいかなっていうより。
彼、おしりでも射精しちゃうんです。おちんちん、触ってなくても。
昨日もしたし、復活までもう少し時間がかかりそうなのに
「わたし、また……おしゃぶりの練習、したい……っ」
「ライラックさんの奉仕は完璧です。これ以上、練習することなんてありませんよ」
「そ、じゃなくて……今、連戦で、気持ちよすぎて、苦しくって。少し、休憩、欲しいの……あっんっ」
「気づかなくてすみません。少し休みますか?」
本当はもっと欲しくて……引き抜かれる彼の指にすがるようにナカが
潤んだ瞳で見上げると、彼は優しく頭を撫でてくれて。
「ん……大丈夫。もっと、したいし……今は、わたしにさせて、ね?」
ちょっとすねた感じの彼が、年上なのにかわいくて。
体を交差させて、彼の半分ほど立ち上がっている切っ先にお帽子を被せました。
彼は嫌がらずに舌でしてくれるのに、わたし、どうしても……抵抗があって。
一つになるときは直接繋がりあうのに、ご奉仕するときばかりは、ゴム越しにしちゃいます。
くるくると避妊具をかぶせていくと、脈打つ彼自身がちょっと大きくなりました。
くたっとした彼自身は、グロテスクな見た目なのにとっても愛らしいです!
おっきくなあれって、先端にちゅ、ちゅ、と小鳥のさえずりのようなキスを散らして。
「僕も、ライラックさんばかりに甘えられていられませんね」
はむ、とくびれを甘噛みすると、わたしも下腹部にむずがゆい刺激を感じました。
ざらついた舌先で恥ずかしいところを舐め取られて……!
彼の唾液とわたしの愛蜜とが混ざり合って、秘所のまわりが熱と湿り気を帯びていきます。
それなのに、そこでぱたりと刺激は病んで。
少しお留守にしちゃったから、おしおきなのかな?
彼の太い幹をやわやわと揉みほぐしながら、唇で挟んで
「ひゃうんっ!」
突然、下の突起にブルブル震える何かを押し当てられて、その衝撃に
びっくりしてわたわたしていたら、彼のものが
噛んじゃわなくて、よかった!
「ごめんなさい、強く強く押し当て過ぎましたか」
全然、ごめんなさいって思ってないよね?
包皮の上から円を描くようになぞられているローターの刺激は、ゆるやかでも確実に理性を削っていって。
だって……わたしの、わたしによる、わたしのための手づくりなんだもん……!
その振動の気持ちよさだけだったら、彼より……かも……。
ううん、だって、してくれてるのが大好きな彼だから……!
「あっ……はっ……」
下腹部に
女神のときのお姉ちゃんみたいにスタイルよければ、何度でもしてもらえたりするのかな……なんて考えてへこんで。
CDもう0.5枚分くらい、大きくなりたいなぁ。
唇の奥に彼自身をくるんで、舌先で丁寧になで上げて。
口の中の彼はすごく硬くて、びくびくって脈打っていて……うれしい。
彼が興奮してくれていることに胸の奥があたたかくなって……。
そんな自分に気づいたら恥ずかしくなって、ふわっと体温が上がって。
「ん……っふぁ……!」
いつの間にか弾けんばかりに溜まっていた下腹部の熱は、もう抑えきれなくて。
彼が花芯を押しつぶすように当てると、我慢できない快感がそこから弾けました。
体の力が抜けてご奉仕できなくって、深く
「ふぁ……はぁ……」
体の熱はぜんぜん冷めなくって、じんじんとまとわりつく甘い
そんなわたしを、彼はあやすように撫でてくれて。
「ん……」
「は……ふ……」
目尻にキスを受けて、目を開けていられなくって。
まぶたを閉じると、頬、首すじ、肩へとキスの嵐を降り注がれました。
時おり強く吸われて、ちくっとするのさえ気持ちよくって。
体を支えながら、肩や背中を撫でられます。
脇腹、はちょっと自信ないから、恥ずかしいのに。
「ん……ん……っ!」
固く抱きしめられたまま、深く唇を繋がれます。
その間も、頭の裏を彼の手が心地よいリズムで寄せては返して。
差し出された彼の舌に、しどろもどろで絡めます。
欲しいのに、すぐにはもらえなくて……そういうの、舌先に、出ちゃって。
けど、彼の息も確かに熱くて。
「ふ……」
彼の唇が離れて、二人の間にその
「綺麗です。ライラックさん」
「うん……」
落ち着いた声が耳に染み渡って、胸がいっぱいになります。
彼はゴソゴソと手を動かすと、たぶん、さっきのゴム……をゴミ箱へ捨てました。
溢れ出ているところに、ようやく待ち焦がれていたものがあてがわれて。
ゆっくりと繋がり合っていく心地よい圧迫感を感じて、彼の背中に腕を回しました。
彫刻みたいな綺麗な体なのに、温もりが暖かいです。
二人の隙間から、抑え切らない想いがとくとくと溢れてきて。
なのに……少しだけ心配になっちゃう……。
「赤ちゃん……できるかな……」
そんなわたしを、彼は優しく撫でてくれて。
「結婚してからまだ日が浅いですし、悩まなくても大丈夫ですよ」
欲しかった言葉とはちょっと違ったけれど、それだけでも落ち着きます。
男の人って、あまり子ども欲しいって思わないのかな……。
「まだ、子どもはいい……?」
「いつだって構いません。ただ……ライラックさんに、僕の子を産んで欲しい」
「うん……。だったら……」
恥ずかしくて、言えないよぉー!
なのに、彼は黙ったままで。
真剣に聞いてくれているのか、それとも……また、
気まずくなるのが嫌で茶化しちゃおうかなって思って、それでも。
「いっぱい……して? 赤ちゃん、欲しい、です」
「あまり
目を合わせられなくて彼から背けたままだった顔を、頬に手を添えられ正面へ持っていかれて。
欲情したオトコの視線に
気持ちよくって、きゅうとナカが狭まると、それに呼応して彼の吐息も不規則になります。
ただの刺激だけなら、ペニスバンドのフィードバックのほうがよっぽど
わたしの中で、大好きな彼が気持ちよくなってくれてるっていうだけで。
どうして、こんなに幸せなんだろう……!
「ふあ……ふぁ……ひゃうんっ!」
繋がっているところより少し上の突起を
丸裸にされたそこをいきなりつねられて、腰が
そしたら、おなかの裏側の気持ちのいいところに、彼がこすれて……!
むき出しにされたクリトリスは、彼の恥毛の当たるのさえ快感に変えていきました。
あまりの悦楽に、目の前がチカチカします。
「あっ……はっ……やっ、そこ、あっあん……っ!」
「乱れた姿も素敵ですね」
「やだ、わたし、そんなに、いやらしい……ん……か、な? ……んあ!」
「いやらしくて、とても可愛らしい。もっと乱れた姿を見せて」
自分の口から出たとは思いたくないようなはしたない喘ぎ声に、ますます体は熱を帯びて。
肩、次は乳首と彼に
胸の先を舌先で
その体の中心を、彼の熱に絶え間なく打ち付けられたら。
逃げ場がなくて……腰を引いては彼に追い詰められて、その反動でひくついたナカが彼を強く求めて。
自分でも、この快楽から逃げたいのか、もっと
「やだっ、来ちゃう、おかしくなっちゃうよ……っ! んあん……っ!」
「いいんですよライラックさん。おかしく、なって」
彼が少し上擦った声ででも落ち着いて答えてくれたのに、その指先はいじわるで。
「あっ、ああっ、んああああんぅ!」
乳首を強く吸われ、角度を変えて何度もクリトリスを摘まれると、ぴんと体が張り詰めました。
全身に緊張が広がって、それが抜けるときに体がふるふると震えて。
気がつくと、彼は横に寝て肩を撫ぜてくれていました。
それはわたしのことを想ってのことなんだろうけど……少し、不安になります。
「ごめんなさい、わたしばかり……気持ちよく、なっちゃった」
「いえいえ、僕もライラックさんの乱れた姿が見られて大満足です。いやらしいお嫁さんだ」
本当に嬉しそうなのには、安心して。だけど……
「いやらしい嫁には、赤ちゃん、預けられないかな」
ついさっきとは打って変わって、男の目をした彼の眼光に
その目に、吸い込まれるように魅入られて。
「
「そんな、こと……」
考えてないのに、と続けようとして、キスで
静かだけど、息もできないような口づけに、部屋へ散ったはずの熱がまた戻ってきます。
唇が離れると、今生の別れみたいな心地がして、ぎゅっと彼の腕を握ってしまいました。
すると、彼はわたしの腰を支えながら、上体を起こすようにして。
彼に
「
「はい」
人形になったみたいな心地で数歩歩いて、はた、とこれからすることに気づいて。
薄暗いモノクロじみた景色に、昼間の色味が重なって見えました。
鼓動が、一気に高まります。
辿り着いた窓枠の縁に静かに手をつくと、後ろから抱きすくめられて。
「ふぁ……あ……」
うなじにキスされただけで、甘い
おしりに、硬さを失っていない彼のものが当たってます……。
それが太ももをこすって、前へ出ると繋がるところのうえの出っ張りをつつくように往復して……!
もどかしくて、押し付けるように、
「ライラックさんは、どうしたいんです?」
「
「何を?」
わたしの奥へとつぷり、と入ってきたそれは、でも欲しいものとは違って。
答えないでいると突起はおあずけのまま、ナカばかりを指先でなぞられます。
彼、わたしが中じゃあまり感じないのを知ってて……いじわるだよ。
言葉に詰まったまま、でも彼が弱いところをかすめるたびに息は乱れて。
不完全燃焼の欲求に、だんだんと意識を
「赤ちゃん……ください……」
「よく言えました」
赤ちゃんをあやすみたいに頭を撫でてもらって安心した刹那。
「あぁっ!」
怒張した彼自身で、最奥へと一息に貫かれました。
深……い……!
最初のうちは痛いばかりだった奥もすっかり彼のものにされちゃっていて。
入り込んだ彼がもっと欲しくて、きゅうきゅうと締め付けちゃいます‥…。
「凄く良く締まります。そんなに欲しかったんですか」
「んあ……あっ、はい……あ……っ」
赤ちゃんが欲しいだけです、と言い訳したくても、人間らしい声が出なくて。
後ろからで彼に恥ずかしい顔を見られないで済んでるからなのか、腰、動いちゃって、止まらないよ……!
きっと彼は気づいているはずで、恥ずかしくて、なのに止められなくって、気持ちよくって。
ぐちゃぐちゃになった気持ちがぽっかり空いた下の穴から出て、彼を濡らしながらぽたりと垂れていきました。
両腕で捕まえるように抱きしめてくれていた彼も、だんだんとその腕を上下に離して。
彼は繋がっているところへと性急に手を当てると、クリトリスをぎゅっと摘まれました。
びくっとして倒れそうになる体を、もう片方の腕で抱きとめられます。
けど下からは、奥を執拗に突かれ犯されていて。
「や‥…あっ、んん……んああっ!」
「は……っ、くっ」
わたしの突起をつかんだ彼は、皮にくるまったままのそれをあの綺麗な指先で
摘まれるたびに、我慢できない快感が生まれて喉から漏れて。
背中に感じる彼の体温と、次第に速まる律動に、幸せな悲鳴を上げていました。
彼が……興奮してくれているのが、とても気持ちよくって。けど、そんな自分が恥ずかしくて。
また、体の中にえっちなわだかまりが溜まってきて……!
「やんっ、あっ、やだっ、いっちゃう、わたし、また、いっちゃう、よ!」
「僕の子を、
彼の上擦った声に、きゅんと胸が熱くなって。もう、限界……!
恥ずかしいって考える間もなく答えていました。
「はっ、んっ、赤ちゃん、中に、いっぱいいっぱい、出し、んっ、て……!」
「……っ! ライラックさん……出ます……ッ!」
次の瞬間、それに共振したみたいにそこがひくひくと痙攣して、彼のものが一際大きくなりました。
彼に力いっぱい抱きしめられると、一番深いところまで繋げられて、その圧迫感が心地よくって。
わたしの中で彼がとくとくと脈動する音が聞こえるみたいで、幸せに包まれて力が抜けました――
「それにしても、どこで覚えたんですか。あんな言葉」
「えっと……どんな言葉?」
「なか」
「わー! わー!」
ベールさんが言ってたんだもん。
男の人ってなんて言われたら嬉しいんでしょうかって聞いたら、「中に出して」が一番ですわ、って。
彼にわたしの中で言って欲しくて……ちょっとだけ、勇気をだしてみました。なのに。
優しくないなぁ。
「ね! ね! あのね……」
話題を変えようと思って、彼の手をぎゅっと抱いて。
「早く、一人前のお嫁さんになりたいの。もうすぐ排卵日だから……もう少しなかよししたいな」
「ライラックさんは……真面目ですね」
全然、真面目なんかじゃなくって。
彼は分かっちゃってるとは思うけれど……ちょっと罪悪感を感じちゃいます。
結局、その日は日が昇るまで、休み休み……求め合っちゃいました……。