「わーい!」
壊れた橋を上るフレンズ。
「たーのしー!」
上った橋を滑り落ち ざばん と川の中に落ちたと思ったら、すいすいと泳いで再度橋を上り始めるフレンズ。
「わははーーい!
たーのしー!」
ざばん
水しぶきを上げ、フレンズの笑い声が響き、僕はどうしようという気持ちも忘れて、不思議な光景に見入ってしまう。
「あはははは」
滑り台で遊ぶフレンズは滑る事に夢中で、僕の存在には気が付いていない。
その時、僕の頭の中にサーバルちゃんが教えてくれた『フレンズの子に話せば、次のちほーまで案内してくれるから!』という言葉を思い出し、腹を決める。
「……あ、あの……あのぉ!」
「お?」
手を振り声を出した僕に気が付いたフレンズは、滑ってからそのまま僕のいる所まですいすいと泳いでやってきた。
「私、コツメカワウソ!
今日は良い滑り日和だねー。
君も滑りにきたの?」
グレーのショートカット。毛先に向かうほどに白色が増す様な髪。
ふわふわした物を首にまいて、髪と合わせたような色合いの服を着ていて、とても元気な女の子だった。
なんとなくサーバルちゃんに似た雰囲気を感じ、僕は少しホっとしながら言葉を返す。
「いえ、滑りに来たわけじゃあないんです。
この道の先に進みたかったんですけど、道がなくなってて……」
道が続いていたであろう川を眺める。
するとコツメカワウソちゃんも僕の視線を追って目を向けた。
「道? ん~?
この辺は結構前からずっと私の遊び場だけど、道って知らないなぁ。」
「……そうですか。」
「うん! さぁて、もー一滑りしちゃおーっと!」
コツメカワウソちゃんはあっという間に僕に背を向けて走り出す。
コツメカワウソちゃんの大きな尻尾が揺れると、プリンとしたお尻の形が垣間見え、お尻が丸わかりになるような服に僕はドギマギせずにはいられなかった。
垣間見えるお尻に目を取られている内に、あっという間にコツメカワウソちゃんが離れていき、ハっと我に返る。
「あ! 待って! ちょっと待って!」
「ん~?」
僕の呼びかけにすぐに振り向くコツメカワウソちゃん。
「あの、僕アンイン橋に行きたいんですけど、何かいい方法は無いですか?」
「それならジャガーちゃんがここ通るから、乗せてってもらえば?」
「え? ジャガーちゃん? 乗る?」
「うん! さいっこーに楽しいんだよー。私も泳げるのについ乗っちゃうもんねー。」
また僕の方へと歩み寄るコツメカワウソちゃん。
「ジャガーちゃんに……乗れるんですか?」
「うん! 乗せてくれるよー。
今日はまだ来てないから、その内来るだろうし気長に待つといーよー。」
コツメカワウソちゃんは、そう言い放つと、地面に腰掛けた。
座りながらニコリと微笑んでくれていて、どうやら一緒にジャガーちゃんを待ってくれるらしい。
僕はチラリとボスに目を向ける。
「マ……ママ…マ……」
おかしくなったままの状態からまったく動いていないようで、この際ボスは放っておくことにして、コツメカワウソちゃんの隣に腰掛け、ジャガーちゃんが来るのを待つ事にした。
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コツメカワウソちゃんは、じっと待つのは楽しくないようで、落ちていた石を拾って一人で遊び始めていた。
僕はといえば、隣のコツメカワウソちゃんの露出している肩や、お尻、太ももが気になって、ついチラチラ見てしまっていたのだけれど、僕がどれだけ見てもコツメカワウソちゃんが気にする様子もないので、もうチラ見ではなく、じっと眺めさせてもらっている。
仰向けにねそべりながら拾った石を右手から左手に、左手から右手にと飛ばして遊ぶコツメカワウソちゃん。
その動きに伴って、プル プル と小気味よく揺れる胸。
コツメカワウソちゃんの恰好は、胸の形がはっきりとわかるような恰好だから、僕はなぜか、どうしてもその柔らかそうな揺れから目が外せなくなり、また、その揺れに合わせて僕の尻尾に徐々に血が流れ込んで行くのを感じずにはいられなかった。
僕の尻尾がどんどん大きくなるにつれ、サーバルちゃんとした交尾の快感を鮮明に思いだして、もう一度気持ちよくなりたくなってくる。
そんな気持ちになってしまうと、隣にいるコツメカワウソちゃんと交尾してみたいと思うようになるまで、そんなに時間はかからなかった。
「……コツメカワウソちゃん……たのしい?」
「うん! たーのしー!」
「……そっか。」
僕を見てニコっと微笑んで、またすぐに石遊びに戻っていくコツメカワウソちゃん。
そんなコツメカワウソちゃんがなんだかとても可愛くて、僕はどうしてもコツメカワウソちゃんと交尾したくなっていた。
僕の頭の中にサーバルちゃんの姿が思い浮かんで、さばんなちほーに帰って、すぐにサーバルちゃんと交尾をしたい気持ちと、今、目の前にいるコツメカワウソちゃんが魅力的に見えて仕方が無い気持ち。
そんな天秤がグラグラとグラつく中で、僕の口は勝手に開いていた。
「ねぇ、コツメカワウソちゃん。
僕、とっても気持ちよくて楽しい事を、知ってるんだけど……やってみる?」
「え! なになにー! やるやるー!」
遊んでいた石から即時、興味を無くし、身体ごと僕の方を向くコツメカワウソちゃん。
僕の方を向く為に大きく動いた反動から、たゆん と揺れる胸。
僕の尻尾は胸の動きにビクンと反応するのだった
分岐点(仮)