こばやしさんちのめいどらごん 作:書いてる人
「うわあああああああああああああん!!!!」
小林さんが引きこもって出てきてくれなくなった。
原因は朝のキスです勿論。
悪いとおもってますよ?!でもちゃんと抵抗しなかった小林さんも小林さんです!!…………ん?よく考えると抵抗、してー、た、か。してましたね。
「ごめんなさい小林さん本当に何もしませんから引きこもりニートはやめ、…………む、そ、その場合私が養うのも悪くな、」
「かってにニートにすな!」
「ぬおっ!」
ツッコミが帰ってきた。ちょっと嬉しい。
「はぁ、ごめん考えるから静かにしてて」
「……は、はい…………」
静かにするので中に入れて、とは、さすがに言えない。
ああ、だめだ、こんな煩く騒ぐだけじゃ、私も考えないといけない。
小林さんが考えている間に、じっくりと。
正直今すぐにでも小林さんに出てけと言われたら、出ざるを得ないくらいの事をしているわけだ。逆に追い出されていない今なんか奇跡だろう。小林さんじゃなかったら多分警察にでも連れて行かれたかもしれない。まぁ小林さん以外の人間と暮らす気は地球が滅亡してもあり得ませんが。
…………はー、
小林さんに殺されても文句言えないなぁ。まぁ言えたとしても言わない自信ありますけど。
「…………」
とても静かだ。
晴れているし、いつもなら掃除とか、テレビとか、小林さんのそばにいれる休日なのに。
………小林さんの顔が見たい。
ーーーーー
キス弱いんですね、ってトールに言われてそんなの知るかと返してしまった。
ついさっきの話だ。
まだボーッとなってる気がする。
しっかりしろとブルブルと頭を振る。髪の毛がぺちぺちと当たって気がつく。髪の毛も結んでないままだしパジャマのままだし。
パジャマ…………。
昨日の、これ、脱が、され…………
「ぬ、ぬおおおお……!!」
二日酔いでもしたみたいに頭がいたい!!枕に顔を埋めて唸る。
キス弱いんですね?
え?知るわけないでしょ、あんなか、過激な!
なんでキスで記憶が朦朧とするのさ?!
気持ちよかったし、
?
は?
「…………」
え?は?き、何?気持ちよ、よよよ?いやいや、は?何、大丈夫か私。え?熱あるこれ?熱か。なんかさっきから全身あっついなと思ってたけど、熱ね!風邪か!昨日スッポンポンだったし?!あっはっはっは!
「あっはっはっはじゃねぇよ!!」
は?
いやいやいやまてよ。
わけわかんない。なんかとりあえず整理しよう。
私は、トールに襲われた。
トールはごめんなさいって言ってる。
私は、襲わないで欲しいと思ってる。
でもトールは襲うかもしれないと言ってる。
私はそれが、怖い…、と、思ってる。
で。
わかった。
正直になろう。
…………本当のところ、あの、ふわふわした感じは、す、すき。
なんか、その、気持ちが?いい、というか?
トール、と、その。触れ合う?のは、き、嫌いでは、ない。
「ぐぅッ!」
クソッッ内心認めるのもくそ恥ずかしい死にたい!!でも、うん、き、気持ちよくない、といえば、まぁ、嘘になる。
…………じゃあ、えっと、?
私は、トールが嫌いなわけじゃないし、むしろ好きだし、あ、いや、性的にってことではないが。こう、トールとして、すき、だし。
そうか、怖いと思ってたけど、違うな。
少し、悲しかったんだ。
トールとの昨日までの関係が崩れた事に気付いて悲しかった。
悲しかったけど。
…………?
「…………あれ?」
何か、問題はあるか?
正直トールに色々言ったけど、トールが悲しむような態度をとらない自信が出てきたし、正直普通に触れたし会話したし。
ただ恥ずかしいとかそういうのだ。
そこが問題で、いや、え?
いや、そういうことじゃないんだけど。
でも、嫌じゃないならもうそれでいいのでは??
「…………」
ベットから降りてそのまま部屋を出る。
電気もテレビもつけてない部屋の隅っこでトールが体育座りをしている。
「トール」
「はわ?!こ、小林さん、えっと、」
あたふたとして視線の合わないトール。負い目を感じてるようだし、もういいか。
まぁでもまだちょっと怒っているし。
「トール」
「え?は、はい」
「一週間半径1メートル以内にこないでね」
「え、えと、はい」
「それが守れたなら、うん、そのあとは前みたいに過ごせるように頑張ろう」
「えっと」
「私は昨日のこと忘れる事にするから」
「え?え?」
「トールは我慢してね、できるよね。私の嫌がる事はしないでしょう?」
「あ、その、」
「ね?」
「は、はいっっ!わ、わかりました!」
「よし。じゃ、話し終わり。おなかすいたなー」
いつもの席に座る。
トールが立ち上がる。
「…………小林さん」
「ん?」
「ごめんなさい」
「……、いいよ」
反省してるなら、許すべきだろう。
ーーーーーー
ごめんなさい。
小林さん、私まだ諦めきれていません。
「ごめんなさい」
「……、いいよ」
小林さん、あの手この手で、小林さんから来てもらえるよう色々すると思いますが、許してください。
考えていましたが、やっぱり、我慢は難しいですから。
本当にごめんなさいと、先に言っておきます。
ルコア「ははっ、なんかよくわかんないなって人がいればそれはそうだと思うね。書いている本人が"結局何がしたいんだ"って謎に思ってるから。
まぁ簡単に言えば、小林さんさんは忘れて水に流そう!って言ってるけどトールくんは一向にその気がないって話だったね。ひどい話だよ。
ここであれだけど僕が二人の記憶消せたら全ての問題は解決するのかもしれないね。結局トールくんが襲っちゃうかもしれないけどさ。
あとr18な感じ一切なかったから描いたんだって。雑らしいから見たい人だけにしてほしいな。一話の小林さんを描いたらしいよ。
【挿絵表示】
……今更だけどほんと流すように読むようにね。注意してね。
本当の本当に雰囲気で読んでね。雰囲気で。自身の妄想力で文章力の足りない部分を補ってほしいな。読む人の力にかかっているわけだよ。
ではでは」
ルコアさんレギュラー化してきた。