の続きです。
ギシッ…灰色の部屋で、一組の男女を乗せたベッドが軋む。
…組み敷いている側が少女で、組み敷かれている側が少年だ。
綾波レイの細い腕は、まるで二匹の白い蛇のごとく、
碇シンジの背と腕に絡みついていた。
「ふふっ、碇くん、
レイは楽しげにそう言ってシンジの
小鳥のように啄み、次に子猫のようにちろちろと舐めた。
くすぐったさと、それに混じる電流のような快楽に、シンジの身体が震える。
「っ…!きょ、今日は、NERV本部に行くんだろ…?
こんなこと、してる場合じゃ…」
「テストは
レイはシンジの逃げ口上をサラリと封じた。
青い髪がシンジの頬を撫でる。
花のようなシャンプーの香りと、少女の汗の匂いが混じり合い、
シンジの理性を溶かしていく。
「えーい、まどろっこしい事は抜きにしよ。うーりゃっ!」
レイは自分のスポーツブラを捲り上げた。
情緒も雰囲気もあったものではない、思い切りの良い動き。
白い二つの膨らみが鞠のように跳ねた。
「ちょっ…!?綾波さっ…んむっ!?」
「咥えて?歯は立てちゃダメだよー?」
シンジが目を見開いた瞬間、桃色の先端が彼の口に押し込まれる。
静かだが、有無を言わせぬレイの言葉が、シンジの頭の上から降った。
年相応の娘らしく微笑みながらも、
レイは娼婦のように少年の口を蹂躙し、
かと思えば慈母のように優しく頭を抱く。
「ん、んんっ…!」
シンジの喉から声が漏れる。
同世代の美少女の、柔らかい胸に触れている事による性的興奮。
赤ん坊のように頭を撫でられ、乳房を含まされる安心感。
相反する不思議な感覚に溺れながら、
シンジは唇でレイの膨らみに吸いつき、舌を絡みつける。
敏感な先端部分に熱い
「きゃうっ!?」っと子犬のような声を上げた。
(うっひゃあ…思ったよりガッついてくるなぁ。
無意識の動きかもしれないけど…
てゆーか、碇くんってば結構、上手いっ!?
ヤバぁ…背スジがゾクゾクするぅっ…!
えぇい、このまま主導権を奪われてたまるかっ!)
レイは心臓まで伝わる快感に耐えながら、
シンジのベルトに手を掛け…ホックを外し、ファスナーを降ろす。
反撃に移ったレイは、ニヤリと笑った。
「お?碇くんはブリーフ派ですな?」
「…ぷはっ!綾波さん、そこはっ…!」
シンジは慌ててレイの胸から口を離した。
少女の笑みは、苦笑へと転じる。
「下は全部脱いどいた方がいいと思うけどなー。
ウチは男
履いたまま
「そ、それは…ちょっと、困るかな…!」
「それに万が一、
黒地に白いカピカピが染みついちゃったまま本部に行った日にゃ…
碇くんもきっと
「わー!わーッ!脱ぐ!脱ぎます!」
妙に生々しい想像を膨らませるレイの言葉に、
羞恥に震える手でズボンと…プリーフを脱ぎ去るシンジ。
露出したシンジの
レイは「おぉ」と感嘆の声を上げ、おもむろに屹立する彼のモノに跨った。
黒いスパッツの股間部が押しつけられる…。
湿った音を立てながら、内側から海水の香りのする熱い液体が染み出してくる。
聴覚、嗅覚、視覚、触覚…多重の刺激に、シンジは吐息を漏らした。
「っ、あや、なみ、さっ…!?」
「あはっ、スパッツ越しなのに、碇くんのアレが
そっかー、
布地に浮いた縦筋が、シンジの裏筋を舐め上げる。
布一枚隔てた性器同士が擦れ合う。
挿入にこそ至っていない…いわゆる素股ではあるが、
二人の息は徐々に荒く…性感は急速に高まっていく…
形の良い乳房を震わせながら、
ぐいっ、ぐいっ、と腰を押しつけるレイの動きに、
シンジは反射的に縋りつくように彼女の背に両手を回した。
「っふ…あ、凄い、この、感じっ…!
あたしが、碇くんを、征服してるみたいっ…!」
「うぅっ…そんなに、されたらっ…僕、すぐに…!」
「イイよっ…!このまま、昇り詰めちゃおっ…!い、かり、く…んっ!」
「あ、ぐっ…!綾、波さっ…!んんっ…!」
絶頂を迎えるその時、レイはシンジの唇を奪い、貪るように舌を絡めた。
シンジはギュッと目を閉じ、本体を何度も脈動させて多量の精を噴き出す。
レイの胎内からは、それに倍する量の熱い潮が湧き、
スパッツの布地を抜けて、少年の腹の上にある白濁と混じり合う。
二人のファーストキスは甘酸っぱいスポーツドリンクの味とは裏腹に、
濃厚に、溶け合うように、長く交わされた。
レイは余韻に浸りながら、シンジの呼吸が寝息に変わっている事に気づく。
「あ、ヤッバ、やりすぎちったかー…
あはは、気持ちよくドバーっと行ったもんねぇ…?」
第2ラウンドは厳しそうだ。
出発までの時間とシンジの体力を考えたら、寝ていてもらった方がいい。
「…
ひとまずお休みー、碇くん」
いつもの悪戯めいた笑いを浮かべたレイは、
シンジの髪をわしゃわしゃと撫でた後、シャワーを浴びに行った。