マンティコアの目撃報告で辺りに避難勧告が出されタクトたちは自宅を離れることになった。
そして今タクトたちは王都に有るある邸に住んでいた。
勿論エレスの邸だ。エレスは王都に実家以外に自分専用の邸も持っており、そこに表向きは新しい使用人として住み着いているのだ。
「あぁぁぁ!あぁぁっ!!」
「ふぁぁぁっ!ひゃんっ、ああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その邸の最上階にあるエレスの自室では二人の女の声がこだましていた。
タクトに本格的に調教されているエレスとスカーレットの声だ。
「いくら大声を出しても無駄だぞここの声は外には漏れない。万が一漏れてもここには俺たち以外の使用人は基本来ないからな」
タクトはこの邸に来るなりエレスを操って最上階の担当はタクト達だけにして、それ以外の使用人は用事がなければ立ち入り禁止にしたのだ。
さらに最上階に少し弱い人避けの結界と、そこで見たものを思い出せなくする結界を邸全体に張っているのでタクト達の事が外にバレることはない。
「それじゃ、始めるか」
そう無慈悲に告げ本当に屈服させるための調教を始める。
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「お前の心までちゃんと奴隷にしてやる」
エレス様の邸に着きエレス様の部屋に入ると忌々しい男がそんなことを宣う。今すぐに殺してやりたいがワタシの攻撃はソイツには効かないことはもういやと言うほど理解させられた。
「卑怯な手を使わないとワタシ達を犯せないような軟弱者にワタシ達が堕ちるとでも?」
攻撃は与えられなくても逃げることは出来る。言葉で煽りながら逃げ道を確保する。相手はなめているのか隙だらけだ。
「んあっ!!」
エレス様を連れ逃げようとした瞬間全身が痺れ力が抜ける。ぺたりと膝を着けへたりこむ
「どうせ俺は卑怯な手を使わないとお前たちを犯せない、なんて思ってんだろ」
自分の力でワタシ達を犯せるということを証明するためにわざとワタシに逃げるチャンスを与えてやったなどと言う。だが実際ワタシは今犯されても抵抗出来ない。
「何をした」
奴隷に対する強制命令ではない。ここに着いた時に奴隷化は一度解除している。出来る限り鋭い視線で問いかける。
「ただ淫魔法を使っただけだ」
淫魔法、その言葉に冷や汗が流れる。淫魔法は古の魔王ただ一人が使えた創造魔法で、それにかけられた女がどんな運命を辿ったのかは有名な逸話になっている。
「さて、さっさと始めるぞ」
エレス様を別の部屋に連れていって部屋に戻ってきた後にそう言って一歩こちらに近づいてくる。ワタシは一歩後退る。また一歩近づいてくる、一歩後退る。そしてついに壁際に追い込まれてしまう。
「きゃっ」
髪の毛を掴まれ地面に倒される。
咄嗟に手を突きだし転けるのを防ぐ。しかしそのれは、四つん這いで股間をタクトに向けている体勢だ。
慌てて起き上がろうとすると床から触手が生え、躰を拘束して動けなくする。
「くっ、この……やめろ」
ワタシの服はすぐに破かれ裸にされる。
さらに天井からも触手が生えてきてワタシの腰を入れやすい高さまで持ち上げてくる。
「あああぁぁぁぁぁっ!!??い、ったい……」
タクトは初めての時と同じ様に濡れていない膣に肉棒を挿入してくる。だけどズドンと子宮を叩く衝撃と共にブチリと何かが破かれる音が聞こえる。
まさかと思った瞬間に鈍い痛みが走る。
「そう言えばお前の膜は治しておいたぞ」
そんなことを言いながら奥まで挿入した肉棒を引き抜き、膣口まで引き抜くとまた勢いよく突きつけてくる。
解れていなく肉棒を締め出そうとする膣を抉じ開けてくる男性器、膣に異物が入っている感覚と激痛に悶える。
「はっ……ふぁぁぁぁっ!?あぁぁぁぁぁああああ!!」
突然リングが振動を始め電撃が性感帯を襲う。同時に始めて犯されたときの恐怖が蘇ってくる。
「締め付けが強くなって、出すぞ」
ワタシの中に熱い液体が放たれる。しかし電撃に蹂躙されているワタシにはそんなことを気にする余裕なんて無かった。
「でんきとめれえええぇぇぇ!!あひいいいぃぃいぃぃ!!」
躰は固定されていて暴れまわって少しでも発散させることすら出来ない。
ワタシはきっと媚に媚びた目でタクトを見ているのだろう。
だがこのままなら本当に死んでしまいそうだ。ワタシは死の恐怖を刻み込まれている。口が勝手に動き助けを乞う。
「止めてほしいか?」
ワタシの中から男性器を抜きニヤニヤと笑いながらわざと確認を取って時間をかける。
「あいいいぃぃぃぃ!!!どめでぐだざいいぃぃぃぃ!!」
恥も外聞もなく泣きわめきながら懇願する。
「なら条件がある。これからお前が口にして良い言葉は『気持ちいい』だけだ」
「きもぢいい!ぎもぢいいぃぃぃぃぃぃ!!」
気持ちいいと言うとリングの振動と電撃が止む。
ワタシは不規則な呼吸をしながら脱力する。
「ふー、ふーっ、ふー……」
「まだ調教は始まったばかりだぞ。もっと抵抗したらどうなんだ?」
ワタシは弱々しく首を横に振る。
こんなことされたら抵抗する気力が奪われる。きっとそれが狙いなのだろうけれどもここは掌で転がされるしかない。
「ならもう一度奴隷になるか?」
この質問には首を大きく左右に振る。もう一度奴隷になるなど考えられない。
いつかきっと誰が助け出してくれる。根拠もない希望に縋り最後の一線だけは越えないように耐える。
「そうか、まだ調教が必要だな」
またリングを使うかと思ったが予想に反してリングは静かなままだ。
「ぎっ、いた…………ひぎゃあああああぁぁぁぁ!!」
背中に鋭い痛みが走り悲鳴を上げた瞬間リングが作動する。
「言っただろ、お前が言って良い言葉は『気持ちいい』だけだと」
「きもぢいいです!!きもちいい!!きもちいい!!きもちいいぃぃぃぃぃ!!」
また気持ちいいと言うとリングが止まる。しかしまた鋭い痛みが走る。
「ぐっ……気持ちいい………」
痛みを必死に堪えて気持ちいいと言う。こうしなければまたリングを使われるのが分かったからだ。
「ほう…スカーレットは叩かれて感じるマゾなのか」
嘲るような言葉にゾクリと震える。しかしタクトの狙いも分かった。
タクトはワタシに痛みを気持ちいいと言わせてマゾに仕立て上げようとしているのだ。
そんな手には乗るものかと心の中で誓う。
「俺の目的に気付いても無駄だ。お前は元からこうされることを望んでいるマゾだ、俺はそれを認めさせるだけだ。お前がどんなに抵抗しようともいずれメッキが剥がれてくる」
しかしタクトはこちらが気付いていることに気付いている。
それでもなお笑みを浮かべている。その笑みを見ただけでからだの芯に氷を入れられたような感覚に陥る。
(ワタシがマゾのわけがない!これもアイツの作戦だ、気を確かに持て)
自分に言い聞かせるように何度も何度も繰り返し心の中で呟く。
「お兄ちゃん♥皆の分の食事持ってきたよ♪」
何度も背中を打たれた時間の感覚がなくなってきたころ突如部屋のドアが開けられる。
助かるかと期待したが、そこにいたのはメイド服を着たタクトの妹のローズだった。
「スカーレットさんわたしでガッカリした?」
露骨に顔に出ていたのかローズに看過される。しかしフルフルと否定する。
「もうそんな時間か……飯食ったらエレスの相手をしてくるからその間スカーレットを頼むぞ」
「はーい」
そう言ってタクトはワタシを拘束したまま部屋を出ていく。
「背中凄い真っ赤ですよ、痛いでしょ」
ローズは背中をひんやりとした手が痛む箇所に触れ気持ちが良い。
「君はワタシ達を助けてはくれないのか?」
僅かな希望を抱きながら聞いてみるが答えはNOだった。
「わたしはお兄ちゃんの奴隷なので、それにスカーレットさん達がお兄ちゃんをいじめていた事はわたしも恨んでますから」
その言葉に項垂れる。
別にいじめていたつもりはなかった、しかし確かに何をしてもダメで役に立たない男だと見下していた部分は有ったかもしれない。
まさかそれがこんな結果になるとは思わなかった。
「ならなんでワタシに優しくする」
背中を擦ったり、拘束されている自分に食事を与えてくれるローズはどこまでも優しかった。
「そうですねーもうすぐスカーレットさんもお兄ちゃんの奴隷になるからですかね♪」
笑顔でそんなことを告げ、さらに続ける。
「わたし自身マゾの変態だから分かりますけど、スカーレットさんも本性はわたしと同じです。だからお兄ちゃんからは逃れられません」
「……ワタシはそんなんじゃない」
何故かローズの言葉はワタシの自己暗示の障壁を突き抜け心の奥まで届いてしまう。だから否定するのに少し時間がかかってしまった。
「スカーレットさんも早く認めて気持ちよくなった方がいいですよ」
全てを見透かしたような目でこちらの目をまっすぐ見てる。ワタシは思わず目を逸らしてしまう。
(何をしているんだワタシは、これでは本当に自分がマゾだと認めているみたいじゃないか)
ローズの目をこちらもまっすぐ見つめ返しそんなことはないと主張する。
「ま、いずれわかりますよ。……それじゃあお兄ちゃんがエレス様の相手をしている間はわたしがスカーレットさんを調教してあげるから」
ローズの顔はとてもマゾとは思えない嗜虐の顔つきをしていた。
「んぁっ!!んふっ!んんんっ……んぶぅ!」
辺りに生えていた触手がいきなり口の中に入り込み全身に絡み付く。
「んぶっ、んんぅっ……、んじゅっ、んぐっ……んふぅぅぅぅぅううっ!!」
口の中をじゅぶじゅぶと蹂躙し、膣壁を押し広げ、子宮の中にまで入り込んで暴れられワタシは堪らずイッてしまう。
しかし触手はイッている最中でも止まることなくワタシを蹂躙する。
「んふぅぅぅっ!!んぶぅぅぅぅ!!んう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
絶頂で敏感になっている時に与えられる快楽に逆らえるわけもなくまたイキ、そしてさらに敏感になったところを攻められまたまたイク。
絶頂の無限連鎖に嬲られ意識を飛ばしそうになると急に触手が止まる。
「んふぅー、んふぅー、んふぅー」
「気持ちよかったですか?」
「んん!!んんっ!」
気持ちいい訳がない。あんなのはただの拷問だ。頭を振り激しく否定する。
「おかしいですね…その触手の汁、媚薬効果もあるから気持ちよくないわけないはずなんですけどねー……それじゃあこれはどうですか!?」
目隠しをされ何も見えなくされた次の瞬間、脳髄を優しく溶かすような甘美な快楽を感じ心の底からイかされてしまう。
どこまでも気持ちよくいつまでも浸っていたい、そんなことを考えてしまう。
「スカーレットさん、質問です。これから今のとさっきの、どっちをされ続けるのが良いですか?」
口の触手が抜き取られ自由に喋れるようになる。これでどちらが良いかを言えということらしい。
最初のは絶対に有り得ない、あんなことをされ続けたら狂ってしまう。
「後ので!!後のでお願いします!!」
「では今度は何をされたのか見ながらしてあげますね」
そう言って目隠しをしていた触手が退けられる。
そしてワタシの横には鞭を持ったローズがいて…………
ローズが鞭を振りかぶり、ひゅんと空気を裂く音、そしてスパンッと自分のお尻に鞭が叩き付けられる音と同時に先程の快楽を感じる。
「ああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
それで感じてはダメだと自分に言い聞かせても、押し寄せる快楽の濁流に呑まれ嬌声を上げながらイッてしまう。
「お兄ちゃんの魔法に快楽以外の感覚を遮断する魔法が有るんですよ、だから痛みも感じないでしょ?……でもそれじゃあ何でスカーレットさんはイッてるんですか?叩かれることに快楽を覚えなければ何も感じないはずなのに───これでもまだマゾじゃないって言うんですか?」
(そんなはずはない!これは罠だ!わたしに何かしてマゾだと思い込ませる気なだけだ!!……そうだ、さっきこんな手には乗らないと心に決めたばかりじゃないか。相手の思い通りになるな!!)
「そう言えばスカーレットさんって男性嫌いでしたよね。もしかしてわたしが女だから感じたんですか?」
ローズの言葉に全てが納得いく。
「そうだ!女だから感じただけでワタシはマゾじゃない!!」
「そうですよね♪それじゃあもっと感じてください♪」
そう言ってまた目隠しをされ甘い快楽を受け入れる。
(女だから、女だから感じているんだ、ワタシはマゾじゃない、マゾじゃない)
しばらく快楽に喘ぎ溺れていたら突然目隠しが外される。そしてその時目に入ってきた光景はワタシのそんな言い訳を脆く砕くものだった。
「女だから感じてるんだよな?ならなんで今俺に鞭で打たれて喜んでるんだ?」
いつの間にか戻ってきていたタクトが鞭を持ち歪んだ笑みを浮かべながら立っていた。
「な、え?」
ワタシは状況が分からずに……いや分かりたくなくてただただタクトを見上げる。
するとタクトが鞭をワタシに打ち付けてくる。頭ではここでイッたら戻れなくなると分かっているが押し寄せる快楽には勝てず盛大に潮を吹きながら達する。
「で、これはどうやって言い訳するんだ?」
言い訳なんて出来ない、もう認めるしかない。
顔をくしゃくしゃにして泣きながら認める。
「でも、ワタシがマゾだからって貴方の奴隷になんかならないから」
認めても最後の最後でなんとか抵抗してやる。しかし返ってきたのは失笑だ。
「それは俺にいじめてほしくて言っているのか?」
タクトが鏡を造り出しワタシの顔を見せてくる。
そこには淫蕩な笑みを浮かべたワタシが映っていた。
その目は明らかにいじめられることを期待している目で……
「まぁそこまで言うならもうなにもしない。その代わり俺が教えた快楽は返してもらうけどな」
「え……?」
タクトがそう言うと触手が離れ躰が自由にされる。しかし困惑していると躰の表面に薄い膜が張られる。
「それは刺激を全て吸収する膜だ。これでお前はもう快楽を感じることが出来ない。しばらく時間をやるから本当に奴隷になりたくないかよく考えろ」
そう言ってローズと共に部屋を出ていく。
そんなことで自分の気持ちが変わるとは思えなかった。だからついにしばらく経てば解放されると思った。
しかし媚薬効果の有る汁を飲んだため躰は快楽を求めていた。
次第に我慢できなくなり自分で慰めようとするが膜が邪魔をして一切感じれない。
(そん、な……こんなの、こんな苦しいの、耐えられない)
この苦しみに比べたら連続アクメやリングの攻めなど些細なものに感じられる。
(あああああぁぁ!!ダメだ!ダメだ!ダメだ!!!)
狂ったように自慰をしても鞭で自分を叩いても治まらない疼き。
「もう根を上げたのか?」
気が狂いそうになった時にまるで分かっていたかのように入ってくる男、この疼きを唯一解消してくれる存在。
「ご主人様、どうか、マゾで変態のワタシを……ど、奴隷にしてください」
タクトの事をご主人様と呼び頭を床に擦り付け平伏しながら懇願する。
すると目の前に足が差し出される。何を意味しているのかはすぐに分かった。おずおずと舌をご主人様の足に這わしまるで思い人にキスをするように丁重になぞる。
躰がぶるりと震え軽くイッてしまう。マゾだと認めていなければこんな屈辱的な事で快楽を感じることも無かっただろう。
「あうっ♥」
舐め終わるとワタシの髪でワタシの唾液で濡れた足を拭いてくる。
そんな事で喜んでお漏らしまでしてしまう。そしてその事にも感じて足元のいやらしい水溜まりを更に大きくする。
「本気かどうか証拠を見せてもらう。また、お前の処女膜を再生した、自分で俺に捧げろ」
仰向けに寝てそそりたつ剛直を見せつけてくる。
ワタシはご主人様の上に跨がって自分の秘所にご主人様のものを宛がい一気に腰を落とす。
「んふぁぁぁぁっ!!ああぁぁぁぁぁぁっ!!」
三度めの破瓜の痛み、それは痛みの中に抗いがたい快楽を含んでいた。
「凄いぃぃぃ!!こんなの、もう後戻り出来ない!!ご主人様無しじゃ生きれない!!!」
「奴隷になると誓え」
「奴隷になります!!ワタシ、スカーレットはタクトご主人様の変態マゾ奴隷にならしていただきます!!あぁああああっ!あひぃいぃぃ!!おぼぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」
子宮をこじ開けられる感覚も子宮を押し潰される感覚も全てが気持ちよくワタシを貫く。
「スカーレットさん、この快楽をくれるのはお兄ちゃんだけだってこと忘れないでくださいね」
忘れれる訳がない、もう躰はご主人様の事を覚えてしまっている。
(こんなに虐げられるのが気持ちいなんて……)
その瞬間スカーレットという女は死に一匹の雌が誕生した。