「それで私が居ない間にまた女の子をを増やしたのね」
エシリアがジト目で不満を訴えてくる。
今日は王都に来て初めて会うことになったのだが、正直に今までの事を報告するといきなり不機嫌になられた。
「まったく、よりにもよってエレス様なんて、バレたらただじゃすまないわよ」
それ関しては弁明の余地もないので、怒られても素直に甘んじるしかない。
「ごめん!でもこれからもどんなに女の子が増えても彼女はエシリアだけだよ」
「増える前提なのがね……まぁ私もそれで良いんだけど。やっぱり女の子としては複雑なのよ」
エシリアはタクトが他の女の子に手を出すことを一応承認している。しかし承認しているからと言って実際にされるといい気はしないのも事実だ。
「埋め合わせとして今日1日は私のためだけに時間を割いてよ」
「デートってこと」
「そうよ!タクトがこっちに来たら一緒に行きたい場所を沢山調べてるんだから♪」
最初の不機嫌はどこはやらすっかり恋人モードに入ってタクトの腕にしがみつき胸を押し当てながら引っ張ってくる。
やっぱり可愛いなと思いつつ歩幅を合わせて二人並んで歩き出す。
まず初めに立ち寄ったのはお洒落でカップルがよく利用しそうな雰囲気が出ている。メニューもカップル向けの物が多い、どれにしようかと迷っていたらエシリアがカップル用のパフェを注文する。
エシリアは鼻歌を歌いながら満面の笑みを浮かべながらパフェが運ばれてくるのを待つ。
しばらくすると大きなパフェが運ばれてくる。カップル用とだけあって大きいが二人で食べるのにはちょうどいイサイズだ。
「ここのスイーツは王都で一番美味しいって評判なんだよね♪」
そう言ってエシリアはパフェに手を付けようとするが途中で止まる。
「どうせだったら食べさせあいっこしよ」
エシリアはあーんと口を開ける。
「ん~~~美味しい」
パフェを掬って食べさせてやるとほっぺを押さえご満悦のご様子である。
「ほらタクトも」
今度はエシリアが食べさせてくれる。甘いものはあまり取らないがここのパフェは間違いなく美味しいと分かる。
その後は楽しく会話をしながらお互いに食べさせあった。
「エシリア、クリームが付いてるぞ」
そう言ってクリームを取ってやりそのまま指を嘗める。何だかんだで定番のやつをやってエシリアは顔を赤くしながらも嬉しそうだ。
食べ終わり会計を済ますと次の目的地に向かう。またエシリアは腕にしがみつく。どこから見ても完璧なカップルに見えているだろう。辺りの男からは羨望と嫉妬の目を向けられているのがその証拠だ。
「あらエシリアちゃん、彼氏かい?」
時々エシリアは王都の住人に声をかけられる。考えてみればエシリアは王都でも有名人だ。そんなエシリアが男を連れていたら話題になるのだろう。
「そうですよ」
エシリアは答えながらぎゅう~と抱きついてくる。
「あらあら、若いっていいわね」
そんな会話を何度かしている。そして少し話したあとにまた目的地を目指す。
「エシリアじゃないか」
声の方を見ると150cmくらいの黒髪の女の子が立っていた。
「あら師匠」
「師匠!?」
エシリアの言葉に驚く。師匠と言うからにはエシリアより強いのだろう。しかしこんな子供がエシリアより強いとはなかなか思えない。
そんなことを考えているとその子がタクトの事を睨み付けてくる。
「おい貴様!今私の事をチビの子供だと思っただろ!」
「あ、いえ」
その剣幕に咄嗟に嘘をつく。
「嘘をつくな!私を初めて見たやつの感想とリアクションなんかいつも同じだから直ぐに分かる!!」
「あの……ごめんなさい」
これは素直に謝った方が良いと悟り頭を下げて謝る。
「それで貴様はエシリアの彼氏か?」
「ええ、そうです」
答えると女の子が俯きプルプルと震え出す。
「くそう!!何で私より先にエシリアが彼氏がいるんだ!!胸か!胸がないから私には彼氏ができないのか!!!」
いきなり顔を上げると大声で叫びながら地団駄を踏み出す。
その度に地面に亀裂が入っているのは気のせいだろうか?
「大丈夫でだよ、これから成長するって」
慌ててフォローするといきなり無表情になり動きが止まる。むしろそっちの方が怖いのだが。
「タクト……師匠はもう成人してるのよ……」
「うわぁぁん!!私だってカッコイイ彼氏つくってやるんだから!!」
エシリアの言葉がトドメになったのか女の子もとい女性が本気で泣きながら弾丸のような速さで立ち去る。
ぽけーとしながらも可愛いなと思っていると頬をつねられる。
「タクト、ダメだからね!少なくとも今日は!」
顔に出ていたのだろうかエシリアに読まれてしまっていたらしい。まぁ、今日はエシリアに対して埋め合わせなのでそんなことはしないが。
「まったくもう」
少し膨れっ面になりながらもそう言うこと自体は否定してこない。
呆れてはいるが失望はしていない、本当に出来すぎた彼女だ。
「ごめんごめん」
「そんなので誤魔化されないんだから」
謝りながら頬にキスをしてやと口では怒っているが顔に出なくなる。
一騒動有ったがその後は問題なくデートをして時間はすっかり夜になっていた。
「ねぇタクトここに寄らない?」
エシリアが指差したのはなんの変哲もない宿屋だ。
「何でこんなところに」
「その……ここは、そう言うことするための宿屋なの」
エシリアの言葉で何となく察した。つまり今日はここでしたいということだ。
「いいよ」
快く承諾して一緒に宿屋に入ると受付の人に部屋に案内される。
部屋の中は少し薄暗く妖しい色で照らされている。
二人は部屋にある大きなベッドに腰掛ける。
「凄いとこだね」
エシリアも初めてのようで少し緊張しているようだ。
「とりあえず一緒にお風呂入ろ」
そう言って部屋に備え付けられているお風呂を指差す。タクトは頷きお互いに服を脱がしあう。
「私が洗ってあげるからそこに座って」
お風呂には入るとエシリアが椅子に座るように促してきたので素直に従い座る。
エシリアは躰を濡らすとボディーソープを胸に垂らし擦り合わせて泡立てる。そしてそのまま胸を背中に押し付けてくる。
「こんなことどこで知ったんだよ」
「他の先輩たちとかにね、こうすると男の子って喜ぶんでしょ」
一応知識には有るがエシリアには教えていないので聞いてみると予想外の答えが返ってきた。エシリアはその手のことが苦手で他の人に聞くなんて思ってもなかったからだ。同時にエシリアが自分のためにそこまでしてくれることが嬉しかった。
「それじゃ洗うね」
エシリアはそう言って背中に当てた胸を上下にスライドさせる。
どんなスポンジよりもやわらかく気持ちいい。直ぐに下半身に血が集まってくる。
「もう、お風呂では無しよ」
そんなことを言いながら腕や胸元等を洗ってくれる。そしてついにそそりた剛直に胸が辿り着く。
エシリアは剛直を胸で挟む。
性器から乳房の柔らかい感触と石鹸のヌルヌルとした感触が感じられ、その感触で更に剛直が大きく膨張する。
「こんなに元気になっちゃって、一回だけ抜いてあげる」
エシリアは微笑むと胸を使って怒張を擦り始める。
亀頭だけでなく竿にまで性器全体に快感が襲い直ぐに射精感が込み上げてくる。
「気持ちいい?」
「っ、あぁ……最高だ」
脳髄が溶けそうな快感に呻きながらも答える。するとエシリアは嬉しそうに更に胸で抜いてくれる。
背中がゾクゾクと震え怒張が膨らみ、白濁した精液が放出される。
「きゃ!?」
精液は勢いよくエシリアの胸元や顔にかかり白く染めていく。エシリアが自分の色に染まっていくと思うと更に興奮し射精は長い間続いた。
「元気すぎるよ」
エシリアは顔にかかった精液の匂いにクラクラしながら笑う。
「ほら、今度はタクトが私を洗ってよ。タクトのでこんなになっちゃたんだし」
「そうだな」
タクトは椅子から立ち上がり、代わりにエシリアが座る。エシリアを洗うと言っても素直にスポンジを使って洗うのも面白味かないのでこちらは手で直接洗うことにした。
「きゃははは!あは、く、くすぐったいよ、あははは」
「ほら暴れない」
手わ泡立たせてエシリアの柔肌を擦っていくとエシリアは笑いながらタクトの手から逃げようとする。だがタクトも逃がさないように追いかけ洗ってやる。
そんな感じで仲良く躰を洗い合いお風呂を済ます。
「なぁエシリア、エシリアは今日激しくされるのと優しくされるのどっちがいい?」
風呂場を後にし二人で裸のままベッドの近くまで来ると質問する。本当は激しくしたいのだがエシリアに決めてもらいたい。するとエシリアが照れ臭そうにしながら答える。
「優しくして」
エシリアの答えを聞きそっと唇を塞ぐ。
「ちゅっ、……ん、ふちゅ」
やわらかい唇を吸い舌を差し込んでいく。
「ん……んむ、ふ、ん」
エシリアも口を開け俺の舌を受け入れてくれる。エシリアの口内に入るとまずエシリアの舌で迎えられる。
「ふむ、ちゅる……ちゅぷ、む、……あっ」
舌をなぞり合い、絡め、粘膜と粘膜が触れる感触を楽しみながら唾液を送り込んでやると、エシリアは自分の唾液と混ぜこちらに返してくる。それを嚥下し喉を潤して息が切れるまで口を離さない。
「はぁ……はぁ……」
二人の間につぅーと唾液の橋が掛かり厭らしい気持ちにさせる。
そのままエシリアを下に組敷く形でベッドに押し倒す。
お互いの吐息が肌にかかりどこまでも興奮を高めていく。
俺はエシリアの首筋を舌でなぞりながら手は胸の先端で咲き自己主張をしている蕾に伸びる。
「ん……あっ!んくっ……はぁぁぁあっ」
エシリアの可愛い声に甘い響きが加わり艶かしいものに変わっていく。
先端をクリクリとつねったり、押し潰してみたり、転がしたりと色々な責め方で弄る。
「は、やぁ吸わないで♥」
顔を徐々に下に下げていきエシリアの胸に辿り着くとそのまま吸い付く。そして空いた片手はエシリアの股間に。
エシリアのそこは既にヌルヌルとした愛液で濡れており、手を入れるとくちゅっという水音と共に指先が濡れる。
「ふあっ、ああ……あんっ!タクトのが……」
エシリアの中は暖かく膣肉がネットリ纏わり付く。それを抉じ開けるように指を開き、中を擦っていく。その度にずちゅっ、ずちゅっという音が部屋に響き更にエシリアの秘部を濡らしていく。
「はっ!ん……くふ、ああ、んっ!」
エシリアが腰を浮かせ硬直する。
「イッたのか?」
エシリアは顔を両手で覆いながらも頷く。
「なぁエシリア…………」
興奮で荒くなった息を吐きながらエシリアを求める。
エシリアも荒い息を吐きながら自分の股を開きこちらを求めてくる。
エシリアの割れ目に肉棒を添える。
「タクト……来て」
エシリアの言葉に合わせて挿入する。性器に粘膜が絡み付き万力のように締め上げヒクヒクと震え甘く蕩けるような刺激を与えてれる。
「くっ……あっ、あぁ」
動かしていないのにもう出してしまいそうなほど気持ちよく、吐息が漏れる。
「はぁぁぁぁぁ♥タクトが私の中に、っあ……感じる♥」
エシリアも挿入の快楽に腰を浮かせブリッジのような体勢になっている。
快楽に蕩けそうになりながらもゆっくりと腰を振り始める。
「あっ……くぁ、ふぁ……あぁぁぁ、ふぁっ!!」
エシリアは抽送の快楽に裸身をくねらせ乱れる。そしてエシリアが動く度にウネウネと中が蠢きこちらにも甘美な刺激を送ってくる。
こうしてお互いに快楽を高め合いながらどこまでも昇っていく。
「やぁぁ♥はぁぁぁんっ♥しきゅう……ゴリゴリ、こしゅれて……き、きもちいい♥」
エシリアは子宮口を責められるのが弱いらしく、先端が子宮口をノックしこじ開ける度にエシリアは達してしまう。
「はぁっ、はぁっ……んっ」
エシリアがイク度に膣壁が痙攣しこちらの限界も近付いてくる。
「う、ぁぁぁぁっ!タク、ト♥出して……私の中に……く、ふぁ♥タクトの精液……頂戴♥」
エシリアの締め付けが格段によくなり一気に持っていかれる。
「ひゃぁ♥タクトの……暖かいのが、んんん♥ドクドクって出てる♥はぁぁぁん♥」
エシリアは溢れ出る欲望を子宮で受けとめ、ガクガクと躰を跳ねさせながらイキ続ける。
「タクト、このまま抱いていて」
長い射精が終わり二人とも落ち着いてきた頃にエシリアが繋がったまま抱きついてくる。俺は余韻に浸りながらも抱き返しお互いの鼓動と温もりを肌に全体で感じる。
こうしてエシリアとの初めてのデートは満足のいくものに終わった。