はるか昔、人々を恐怖のドン底に突き落とす男が魔界に生まれた。
その男は何人にも傷つけられない肉体を持ち、何人にも抗えない強大な力を持っていた
独りの体には到底収まれるとは思えないほど膨大な魔力とこの世の生物とは思えないほどの身体能力を有し、先人たちを嘲笑うかのように新たな魔法を幾万と生み出し、既存の戦略を覆し続けた。
その男はその強大な力を持って魔界の王として君臨し、魔界だけに留まらず、人間界や神々の住まう神界にまでその魔の手を伸ばした。
神々と人々は力を合わせその男に対抗し長く激しい戦争の果てに神々は
その男の名はマーズファルド。討伐された現在でさえ神々からも人々からも恐れられ続けている最強の魔王である。
魔界のマーズファルドが居城とした魔王城のある土地はマーズファルドが張った結界により誰も近づけなくなっており、忘れ去られた土地となっていた。
しかし、その誰もいないはずの魔王城に1つの影があった。その影は全てを超越するような圧倒的な存在感を放ちながら魔王が腰かけていた玉座に座り手に持つ鏡に写る少年に無表情に眺ている。
ただ、その瞳だけは愉快そうに揺れている。
「ようやく見つけたぞ、我が半身よ」
影は先程まで無表情とは打って変わって獲物を見つけた獣を彷彿とさせる気配を漂わせ唇を獰猛に歪める。
もし他の者がその光景を見れば狙われた獲物を哀れに思う事だろう。もしそれが自分に向けられたものだったら蛇に睨まれた蛙の様に硬直してただただ餌食になる瞬間を震えながら待つ事しか出来ないだろう。
「もうすぐ、もうすぐだ」
次の言葉が発せられた時には既に影は消え去っていた。
誰もいなくなった空間にその影の言葉だけが不穏を知らせる鐘のように辺りに木霊していた。
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広大な浴場、大理石で作られた壁や柱には意匠が凝らされており、自然を演出するように配置された天然の岩や浴室の周りを囲うように植えられている木々や草花、内側からだけ透過する事の出来る天幕からは月や星々の明かりが差し込む。まさに豪勢という言葉そのものといった空間だ。
そんな薄く湯気の立ち上る浴場で4人の男女が戯れていた。
その光景を他の男が見ればそこにいる男を亡き者にしようと誰もが思う子とだろう。
男ならその姿に見惚れ、女なら嫉妬に狂うであろう美貌と肢体を持った三人の美少女たちを何も身に付けていない生まれたままの姿で侍らせているのだからそれも当然だ。
「ふー」
その男、タクトは弛緩した吐息を漏らす。
ここはファルネア城の中にある大浴場だ。
タクトはラフォリアを自分の女にしてからはよくこの城に忍び込むようになった。忍び込むといっても以前のようにコソコソ侵入するのではなくラフォリアの寝室に直接転移するだけなのだが、今日も普段通りにラフォリアに会いに城に忍び込んだところラフォリアから一緒に湯浴みに誘われたのだ。
「タクト様、お気に召していただけたでしょうか?」
「あぁ、すごく気に入った」
「それはよかったです」
ラフォリアの豊満な胸を枕がわりにして両隣のエシリアとルナリアを胸やお尻を揉んだりと男なら一度は夢見る状況もだが、それを抜きにしても純粋にこの浴場の素晴らしさに心が奪われた。
「私も中に入るのは初めてですけど、今までの疲れが全部洗い流される気分です」
「うむ、本当に素晴らしい」
エシリアとルナリアも称賛の言葉を口にする。
ただ、二人とも分不相応の場所にいるようで少し窮屈そうだ。
今ラフォリアだけでなくこの三人で混浴を楽しんでいるのは同じ立場の親睦会という側面ももっているからだ
ラフォリアはルナリアと同じように奴隷契約を結んだままだがタクトの恋人という立場にいる。
ラフォリア自身は奴隷のままで構わないと言ったのだが、エシリアとルナリアが『姫様が奴隷で私たちが恋人の立ち位置にいるなんてそんなことできません!』と恐縮してしまったのでこのような形に治まった。
「でしたらこれから毎日ご一緒していただけませんか?」
「それも悪くないな」
この浴場は本当に気に入った、毎日来れるなら断る理由はないだろう。ただ、ラフォリア以外の女たちとも一緒に風呂に入りたいなという気持ちも無いわけではない。
「もちろん他の方々とご一緒でも構いませんよ」
どうしようかなと悩んでいると、こちらの表情から考えを読んだのか口に出す前にラフォリアが答える。
「いいのか?」
少し首を上に向けラフォリアの顔を見る。
ラフォリアは一国の王女としての責務があるためタクトと接する時間は他に比べて格段に少ない。
今もエシリアとルナリアをタクトが少し強引に誘ったためなにも言わないが、本音はタクトと二人きりでいたかったはずだ。
「正直に申しますとタクト様と二人がよいのですが、タクト様がそれで喜んでくださるのでしたら」
迷いを見せるように一瞬だけタクトから視線を外すが最後にはタクトの目をしっかり見て告げる。
愛らしい事を言ってくるラフォリアに自然に笑みが浮かぶ。
「ならお言葉に甘えさせてもらおうか」
ラフォリアがそれで構わないならそれこそ断る理由がない。
タクトの快諾にラフォリアはエシリアとルナリアも釣られてしまうほどの笑みを漏らす。
「ねぇタクト、そろそろ辛いんじゃない?」
エシリアは呆れたようにタクトの股間を見つめる。
そこにはバッキバキに勃起しているタクトの肉棒があった。
血管が浮き上がりともすればグロテスクに見えるほど禍々しい逸物、その固さと大きさは他の男と比べるまでもないのはタクト以外の男をほとんど知らないラフォリアでさえ分かるほどだ。
「そうだな。でもせっかく風呂に入ってるんだし普通にするのも勿体ないよな」
タクトは少し悪い顔を浮かべながら三人を見る。
「っ!?」
「………」
「ど、どういうことですか?」
「とりあえずお前たちの体を使って俺の体を洗ってくれてことだ」
まず初めに理解したのはルナリア、その次にエシリア、結局最後まで分からなかったラフォリアはタクトに教えてもらった内容に顔を真赤にさせる。
この三人の中で最も性の知識があるのはルナリアだと言っても一般教養くらいなのだが。その次はエシリア、初めはほとんど知らなかったがタクトが少しずつ教えている為ラフォリアよりは知識がある。ラフォリアは本能的に性交がどんなものか知ってはいるが、やはり高貴な身なのでその手に関する知識は一番少ない。
「タクト様、本当にするんですか」
「………」
「うぅ…」
ラフォリアが羞恥に震える声で確認してくるが帰って来るのは無言。その無言を肯定と捉えたラフォリアは覚悟を決める。
まず椅子に腰かけたタクトの両肩から両腕へ、胸部から腹部へと全身にボディーソープを塗っていく。
「あっ……」
タクトのいきり立った肉棒にしなやかな手を絡ませたラフォリアはその硬度と熱さに熱を帯びた吐息を漏らす。
「と、ところで私はどうすればいい?」
タクトの体にボディーソープを塗り終わり、エシリアとラフォリアは自分の胸にもボディーソープを垂らし泡立てている中、ルナリアは発育のよくない胸を撫で下ろしながら尋ねてくる。
「そうだな、足だ。口だけでしろ」
「なっ!?」
ずいっと突き出された足を見て絶句するルナリア。口だけでしろ、つまり足を舐めろと言われているのだ。
ルナリアは男などには負けないという誇りもプライドも有る。それが最も屈辱的な足を舐めるという行為などできるはずもなく、馬鹿を言うなと口を開こうとして固まる。タクトの目は冷たく、どこまでも自分を見下していた。
その目を見てルナリアはタクトに奴隷にされた時を、徹底的に陵辱された日の事を思い起こしてしまう。それだけでルナリアから拒否という選択肢はなくなる。
「あ、ああ」
ルナリアはゆっくりと膝を床につけ、土下座のような体制になる。
そして突き出した舌を目の前の足に徐々に近付けていく。
(うぅ、こんな屈辱的なことを)
頭の中では止めろと大声を出しているが、あの目に射貫かれては体が言うことを聞かない。
そして舌先がタクトの足に触れた瞬間、
「んふぅううんッ!!」
ルナリアの体は大きく仰け反り、股からは大量の愛液が噴き出る。それは誰が見ても分かる、ルナリアはタクトの足を舐めて盛大にイッたのだ。
「ちゅぷっ、ちゅっ、はっ…ちゅっ、れろ……」
ルナリアはタクトの足の甲を唾液で濡らし、足先を咥えて指の間まで丹念に舐め取り、顔を床に着けて足の裏まで舐めようとする。
タクトが軽く足を上げてやるとその隙間に顔を捻じ込みタクトに顔を踏まれているような体勢になりながらも舐め続ける。
タクトは足の裏を舐められて少しくすぐったく感じながら今も愛液をまき散らしながらイッているルナリアを満足そうに見る。
実はルナリアもラフォリアに負けないくらい他人に虐げられることに性的快感を感じるドMなのだ。ただしラフォリアと違って普段は自覚がなくスイッチが入った時だけ己の本能に忠実になる、一種のトランス状態の様なものだが。
「れろ、れろ……ちゅ、ぴちゃ」
スイッチの入ったルナリアは快楽を貪るようにタクトの足を舐め、愛液を秘部から垂れ流し水たまりを作っている。
「二人もあんな風に奉仕してくれるか」
「「……はい♥」」
ルナリアの姿は浅ましいものだろう。だが同時にその浅ましい姿はどこまでも淫らで女は雌の本能を、男は雄の獣性を刺激される。タクトは肉棒を更に大きくさせ二人を促し、エシリアとルナリアは目を潤ませ、雌の色香を漂わせながら頷く。
ラフォリアはタクトの背後に回り後ろから抱き付くような形でその泡立った胸を背中に当てる。そしてその温かく柔らかい乳房を上下にスライドさせる。
エシリアはタクトの前に回り脚の上に跨り股間を足に、ラフォリアに負けない位豊満な胸を胸板に立てる。
二人はタクトの体を乳房で洗うだけでなく、タクトを楽しませるように、上下だけではなく、左右や円の描くように動かし、時に軽く触れる程度や乳房がつぶれるよほど強く押し付けたりと強弱を付けたりとそれぞれの胸を余すことなく使ってくる。
エシリアは胸だけでなく跨っている脚の上で腰を揺らし、事前に石鹸を塗っていた秘部も使っている。
「ん、はっ………ぅぅ」
「あっ、はぁ、っ!」
二人は胸の先端を硬く張り詰めさせ、秘部から愛液を垂らし快楽を感じていることを主張している。吐息のなかにも甘い響きが混じり出している。
3人の美女が自分に奉仕している姿を見ると、彼女たちを支配している事を実感させ、体が高ぶってくる。
今すぐにでも押し倒して思いのままに蹂躙したくなるが、たまにはこういった余興を楽しむのも悪くないだろう。