「なぁ、提督……来たぜ?」
夜半の執務室、おどおどとした様子でその扉が開かれる。
私と揃いの指輪に黒髪の一つ結び、灰色の縁をした眼鏡をした艦娘、天霧が部屋に入る。
「なぁ、提督……本当に、スるのか?」
あぁ、と小さく頷いて目の前の彼女の腕を掴み抱き寄せる。
「わわっ……ったく、アンタはいつも乱暴なんだから……」
頬を赤く染める彼女が、たまらなく愛おしい。思わず強く抱き締めて背中を撫でると、天霧もそれに応えるように抱きついてくる。
こうして抱きしめると、彼女……いや、正確には彼だろうか。男でありながら天霧という艦娘として働いている目の前の少年が男であることを改めて確認させられる。
「その、どうだ?アタシの身体……」
不安そうに私の顔を見上げる彼を落ち着かせるように、大丈夫だと答えて優しく頭を撫でる。
「ん、そうか……ありがとな、提督?」
にかっというような擬音が合うような笑みを浮かべて、天霧は私の胸に顔を埋めて擦り付ける。
「それで、さ……アタシだって覚悟決めたんだ。。その……抱いてくれないか?」
顔を離して私を見る。私はそれに小さく頷いて応えた。
「提督……これが本当の初夜、だな?」
場所を移して私の寝室に来ると、ベッドの上に腰を下ろした彼と向かい合う。
確かにケッコンをしたその日も共に寝たが、その時はまだ彼には手をつけていない。
「ったく、この前まで指であんなに痛がってたのにさ……もう、こんなに入っちまうんだぜ?」
足を開き腰で座るように体制を変えた彼は、彼女の後孔を塞ぐアナルプラグをゆっくりと引き抜く。
「まぁ、そのさ…提督のを受け止めれるか、わからないけどな?」
それもそうだなと隣に腰掛けて頭を撫でる。最大径こそ私のものよりも太いが、先は丸く細まっている。
「だからその、な?提督ので、アタシを貫いてくれないか?」
彼の手元にある彼の粘液で塗らついた器具と、彼の言葉。私の理性はそこで崩壊し、彼を求めるように乱暴に押し倒す。
「ちょ、乱暴すぎ、っ……」
口では否定の言葉を並べる彼女も、反抗しないで私の行為を受け止める。唇を重ねては乱暴に舌を絡ませ、唾液の交換。唇を離せば私と彼の唾液が混じりきった糸が、私と彼の唇に架かる。
「はぁ、はぁっ……てい、とくっ……」
私の腕の中にいる彼女が、目をトロンととろけさせて私の方を見る。
すっかり固くなってしまった私の剛直を彼の菊門にあてがうと、物欲しそうに吸い付いてくる。
呼吸をするように言うと、彼の腹筋が動くほどに
大きく、ゆっくりと深呼吸をする。
その深呼吸に合わせて挿入すると、面白いほどに肉襞が絡みついてくる。
「っぁ、てい……っ!」
シーツに皺ができるのではないか、という程に強く握っている彼を見て、洗う必要があるななんて脳ををよぎるが、そもそも汚れることは決まっているなと思考を切り替える。思ったより脳は冷静で、目の前の彼をメスにさせることに集中させられそうだ。
「ぁ、ふーっ……奥まで、入ったか……?」
私が根元まで挿入しきって軽く押し込むと、彼も長く息を吐く。あぁ、頷いてやると彼は笑みを浮かべる。
「これで、アタシはアンタに女にさせられたわけだな?」
次の瞬間には天霧の両足が私の腰に、両腕が私の首に回されてぴったりと身体を密着させられる。
「どうだ、提督……アタシの鼓動、速くなってるだろ……?」
その表情は見れなかったが、耳まで赤く熱くなっているのが分かる。私も抱き締め返して背中を撫でると、落ち着いたように彼は息を吐く。
「それじゃあ、そのさ……動いて、くれよ?」
上体を離して私を見る彼に頷いて、彼の腰に手を添える。
「ほら、いいぜ……?」
その口調とは裏腹に甘えるように見上げられて、私の股間に血液が集まるのが分る。
ゆっくりと腰を引くと、天霧も息をつく。
艤装との接続が強まり、生殖機能を失った彼の男性器も、今は自己主張をせんとばかりに膨らませている。
不意にそれの裏筋を軽く撫でてやる。
「ひ、ぁっ!?」
嬌声をあげて身体を跳ねさせたので、それに合わせて奥まで突いてやる。
「っ、う!」
彼はどうやら乱暴にされるのが好きなようだ。
時折陰核代わりの肉棒を弾きつつ徐々にピストンを早めていくと、面白いように彼が鳴く。
それが堪らなく愛おしく、もっともっとと速め乱暴にして、彼がそれに応える。
しばらく……とはいえどれぐらいたったかはわからないが、感覚的にはすぐだった。私も彼も高まり間もなくという所で、彼は喘ぎながら口を開く。
「てい、とく……も、むり、っ……!」
ならば、一緒にな?そう耳元で囁いてやると嬉しそうに締め付けてくる。
包み込まれ搾り取られるような蠕動に、我慢はできなかった。
「っ、ぁ……ひ、っ……!」
彼の中に私の精が吐き出されると同時に、彼も身体を跳ねさせてサラサラとした精液をビュクビュクと何度かに分けて噴き出させる。
正常位でしていたからか、私の体に掛かってしまった精液でさえも、今はただ愛おしかった。
「はぁっ、はぁっ……てい、とくぅ……」
蕩けた顔を見せる彼を見た私の剛直が、硬さを取り戻したのを確かに感じてしまった。
どうも、久里浜です。
なんですかこれ、天霧くんシコくないですか!?((
というわけで今回は天霧くんですええ。
天霧の腹筋はぜひ指でなぞってみたいですね。
というわけで天霧が出てくる最初の小説……だったらいいなぁ。
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