※この作品はR-18です。

東日本陸軍退役将校の淫蕩なる異世界生活   作:ふくふくろう

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旅の始まり4

 

 

 

 理解はしたが、それでも迷いはある。

 いくらこの2人が寝取られ願望のある変態夫婦でも、それは若さゆえの一時的な性衝動でしかないという可能性は高い。

 見た目はこうでもいい大人である俺が、はいそうですかと、夫の目の前で若妻を犯していいはずがないだろう。

 

「あの、冒険者さん」

「ん? どうした、奥さん?」

「えっと、その。私が好みというのは、ホントなんでしょうか?」

「ああ、そりゃ間違いないさ。いかにも明るくて活発そうな美人で、大きなおっぱいとケツも若いから張りがありそうでいい。店じゃチャキチャキよく働いてたし、その指輪がなかったら口説いてたくれえだ」

「なら、是非お願いします」

「……マジかよ」

 

 ララが真剣な表情で頷く。

 

「私はこの子のためなら、どんな事だってできます」

「いつかコイツが、奥さんが他の男と寝たって理由で別れようなんて言い出してもかい?」

「はい」

「やだなあ。そんな事、あるはずないじゃないですかー」

「若いからそう言えるんだよ」

「いえいえ」

「それにファマルは、その。性欲が薄いせいなのか、昔っから変態っぽいのが好きで。これから私が自慰魔法で冒険者さんに与えられた快感に喘ぐたび、大喜びすると思うんです。そしたらいつか、自然妊娠も可能かもしれませんし」

「……ああ、なるほど。他人との記憶で喘ぐ自分を見せて性欲の薄いコイツを興奮させ、自慰魔法を前戯にして、充分に潤ったオマンコで痛みを感じやすいチンコを迎え入れるのか」

「はい。オマ、じゃなくてアソコが気持ち悪いと思うのは目隠しをすればいいし、臭いも鼻栓でどうにかできるのはわかってますから」

「そうきたかあ……」

 

 これは、どうしたものか。

 

 まだ夜の9時頃でも膣内射精を最後にすれば日付が変わってから銃や弾を出せるだろうし、ララのように10代でいいカラダの女と寝るのはひさしぶりなので、俺としては納得できる理由があるのなら否はない。

 

 問題は、本当にファマルが今の気持ちをこの先ずっと持ち続けていられるかだろう。

 

「なら奥さん、ちょっとこっちに来てくれ」

「は、はい」

 

 魔法の属性が土なのか、肩甲骨の辺りに毛先があるまっすぐな茶色の髪を揺らしてララが立ち上がる。

 ウェイトレスだから清潔感を出すためか、上も下も純白のブラウスとミニスカートだ。

 

「こ、ここでいいですか?」

「ああ。よく見てろよ、ファマル」

「はいっ」

 

 寝取られ願望のある旦那様はノリノリで、期待を隠そうとも思わないらしい。

 これじゃあ確認は必要ないかとも思うが、それでも訊ねてはおこうと、ララのほどよい肉付きをしたふとももに手を伸ばした。

 

「んっ……」

「どうだ、自分の奥さんが他の男に触れられてる気分は?」

「ゾクゾクします。これが、性的興奮なんでしょうか?」

 

 椅子の上で前のめりにまでなってそう言うファマルは、どうやら本物の変態であるらしい。

 目の輝きが異常だ。

 

「俺にわかるはずがねえっての。奥さんの方は?」

「お、同じです。ゾクゾクして、もう……」

「……どっちも本物さんかよ、ったく。まあ、2人が変態なのはわかった。だが俺はどっちかっつーとSなんで、どうも気乗りがしねえんだよなあ」

「そんなっ。ホリノウチさんがSなら、思いっきりララを汚してあげてください。痛くし過ぎないなら、どんな事でもしていいですから。ね、ララっ?」

「う、うん」

「とは言ってもなあ。……あ」

「どうしたんです?」

「そういや、こんなのにうってつけのバカがいたなと思ってよ。まあ、聞いてくれ。俺のクラスは見ての通り召喚系で、レベルも上がってるから初期スキル以外のスキルもあってよ」

「わあ。さすがですね」

 

 世辞はいらないと返してから、ドッペルゲンガーの概要と、それは俺が操る事もできるが、擬似的な人格を与え、それに自由に体を使わせる事も可能なのだと説明する。

 

「えーっと、それってホリノウチさんじゃない人になるんですか?」

「信じたくはねえが、オートモードのドッペルゲンガーも間違いなく俺であるらしい。ただ、普段の俺が無意識に押し込めてる感情ばかりが表に出てるようなヤツでな。女を辱めるだの汚すだのって行為は、そいつの方が得意そうだ。それに嫁が嬲られて興奮するなら、男2人がかりでって方がいいんじゃねえか?」

「2人のホリノウチさんに、ララが…… ぜ、是非それでお願いしますっ!」

「奥さんはどうだ?」

「……少し怖いですけど、ファマルがそうしたいなら」

「あいよ。そんじゃ、今から出す。できるならあまり見たくねえツラだけどよ」

 

 テーブルの横にドッペルゲンガーを召喚と念じた。

 

「ちんちんでっかっ!?」

「ウソ、こんなのって……」

「あー、まずはそっからか。ちょっと普通よりデケエだけだよ。それに俺はレベルが上がってるから、痛みも感じなくてな。ゴシゴシ擦っても大丈夫なくらいだから、まあセックスには向いたチンコだ」

「まるで、エッチなマンガに出てくるミノタウロスですね。僕と同じ男性なのに、筋肉も凄い」

「そんじゃオートモードで起動、っと」

 

 ドッペルゲンガー専用のステータス画面にあるオートモードという文字をタップすると、全裸で立っているもう1人の俺は、閉じている目を開くより先にニイッと口の端だけを持ち上げる。

 

「よくぞオレの事を思い出してくれたぜ、オリジナル」

「汚れ仕事はすべてオマエさ。そのために、そんな腐れた性格になってんだろ?」

「ハッ、くだらねえ冗談を。オレはオマエなんだよ、オリジナル。どんなに善人を気取っても、オマエの中にはこんなドロドロした想いが常に燻り続けてんのさ。いい加減に直視しろって」

「できっかよ、タコ。直視した目が腐るっての。ほんで、やるべき事はわかってんよな?」

「ああ。この変態夫婦の望み通りに、だろ」

「そうなる。依頼って話だが金は受け取らず、明日になってからのMP回復を報酬にしてもらうからな。中出しは最後の最後だ。まだ日が変わるまでは、だいぶ時間がある」

「OKOK。いやあ、今からたっぷりこのド変態の淫乱女を犯していいと思うと、それだけで勃起しそうだぜ」

「頼むから、やり過ぎんじゃねえぞ?」

「おう。安心して任せろ」

 

 安心できる要素などどこを探したって欠片も見つけられないと思うが、それを言うと俺とは思えないほど性格の悪いコイツがうるさい。

 なので黙って頷いて、酒で唇を湿らせた。

 

「そんじゃ始めようか、淫乱女。お望みの犯され方はあるかい?」

「と、特にありません」

「そうかい。じゃあ、オレの好きにしていいんだな?」

「え、ええ」

「そいつはラッキー。こっちに来な」

 

 ドッペルゲンガーのチンピラ気質をこの短時間でもう理解できたらしいララが、不承不承といった感じで全裸の少年に歩み寄る。

 

「だよなあ。俺が奥さんなら、大声でチェンジって叫んでるトコだ」

「うっせえよ、オリジナル」

「ここでいいですか?」

「ああ」

「……ううっ」

 

 いきなりその秘所に手を伸ばされたララが呻く。

 俺も酒場でチラリと見たがやはり純白であるララの下着は、こちらでは女の誰もが身に着けるという腰の横に紐を結んで止める生地が極端に小さな物だ。

 スカートも屈めばショーツが丸見えになるほど短いので、クチュクチュという音がすぐに聞こえてくる。

 

「とんでもねえ濡れ具合だ。さすがは淫乱女」

「や、ああっ。音がっ……」

「丸聞こえだぜ、愛するダンナにも」

「ううっ」

「ほら、大好きなダンナに言ってやれ。あなたの妻はとんでもない淫乱で、初めて会う男にオマンコを弄られてこんな音が出るほど濡れてるんです、って。ほら、言えよ。言わなかったら、かなりヤバい目に遭うぜ? いいのか、え? もしかしたら、ダンナの前でクソでもさせられるかもなあ」

 

 やはり、コイツは俺じゃない。

 

 人が酒を飲んでんのにクソの話をするんじゃねえと言いかけたが、ララが喘ぎを堪えながらドッペルゲンガーの言葉を復唱し始めたので、黙ってタバコを咥えた。

 

 かなり濡れているのはまだ聞こえ続けている水音から容易に察せるし、普通なら怒って殴りかかってもおかしくはない命令に従うララも、その言葉にいちいち頷くファマルも、こんなのが嫌いではないらしい。

 さすがは変態夫婦。

 

 これはもうドッペルゲンガーに任せた方がよさそうだと、マッチを擦って咥えたタバコに火を点ける。

 

「こ、これでいいですか?」

「ああ。しっかしよくもまあ、あんな恥ずかしい事を愛するダンナに言えたもんだ。さすが、ド変態の淫乱女は違うぜ」

「くっ」

「こんなんだが大丈夫そうか、ファマル?」

「ええ。ドキドキとゾクゾクが止まりませんよ。ララがもう1人のホリノウチさんの命令に従い出したのを見て、ワクワクもそれに加わってます」

「……はあ。そうかい」

 

 ドッペルゲンガーがララのショーツからその手を抜く。

 2人が立っているのはテーブルの横で、ちょうどソファーにいる俺と木製の背凭れの付いた椅子に座るファマルの中間辺り。

 その俺からドッペルゲンガーの指にベッタリと付着した淫液が見えているのだから、ファマルもそれには気がついているだろう。

 

「フン。くっせえマン汁だな」

「か、嗅がないでくださいっ!」

「嫌だね。それに匂いを愉しんだら、こうだ」

 

 ドッペルゲンガーがララに見せつけるようにして、自身の指を舐め上げる。

 

「そ、そんな。ファマルだけじゃなく、男の人はみんな女の体液の臭いが嫌いなのに……」

「オレやそこのオリジナルくらいになると、そうじゃねえのさ。さあ、今度はそのオリジナルに向かってケツを突き出すんだ。ダンナはグロいオマンコが嫌いなんだろ。アヘ顔だけ見せてりゃいい」

「お尻を、ですか」

「ああ。テーブルを移動してやるからそこに手を付いて、大股開きでな」

「おい、酒とツマミが遠くなるっての。灰皿も」

「お盆に載せてソファーに置けばいいだろうが。いつも病院じゃそうしてただろ、ったく」

 

 盆にジョッキや灰皿を載せたドッペルゲンガーがそれをソファーに置き、テーブルを軽々と移動させた。

 それは斜めになっているので、手を付いた状態になればファマルからはララの表情が、俺からは若々しい張りのある大きな尻がよく見える事だろう。

 

 

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