キス。
身を硬くしてそれを受けた女将だが、俺の舌が口腔内に侵入して濡れた熱い舌先に触れると、それはもう情熱的に舌を絡めてくれた。
やはり、巧い。
舌の動きが、若い女とはまるで違う。
こちらの女はキスで口が性感帯になるので自身の快楽ばかりを追ってしまうものだが、女将はしっかりと俺がくすぐったいと感じる部分を、舌が触れるか触れないかの力加減で撫で、それに焦れると「こうされたかったんだろう?」とでもいうように激しく擦り上げるのだ。
「んっ……」
俺が顔を離す。
すると女将の舌からつうっと粘性の高い唾液が糸を引き、魔力灯の光りを受けて輝いた。
そんな眺めも、興奮を高めてくれていい。
「いいね。こんなにキスが巧いなら、フェラの方も期待できそうだ」
「もしかして、かなり痛みを感じないほど高レベルなのかい?」
「まあ、そこそこな」
「こ、こら。まだ話の途中なんだ。腰なんか抱かないでおくれ」
「こうしながら話せばいいんだよ。しかし、どうすっかねえ」
「同じ女って生き物である母親としちゃ、どうせあんたがMPを回復するんなら、娘を使ってついでに男の味を教えてやってほしいと思うのが人情だからねえ」
「あんな小さな子が、挿入はしねえにしても男と肌を重ねんのは賛成なんかよ?」
「もちろん。男の子なら大反対するだろうけど、あれは女だからね。それにできるなら入れてやって、魔法でいつでもあんたを思い出せるようにしてやってほしいさ。冒険者なんてやってる男に惚れた女は、あの魔法がないと身が保たないからね」
またオナニー魔法。
もしかしたらこれからもMPを回復したいと思ったら、それの上書きとやらを繰り返す事になるのか。
街道上の街に点々と子供がいるようなのは絶対にゴメンだが、それも似たような物のような気がする。
「惚れたは言いすぎだろ。あの年頃の子は、無条件で年上の異性がよく見えちまったりするもんだ」
「どうだろうねえ。あの子は直感系のスキルを持ってるし、普段は男になんか目もくれない。かなり本気だとは思うよ。親の欲目と笑われるかもしれないけど、決して他人に向かって魔法を放つような子じゃないからこそ、まだ学生なのに休みにはレベル上げに連れてったりしてるんだし」
「ふうん。じゃあ、女将さんは娘が男を知る事は問題ねえって思ってんだな?」
「もちろんさ。成人は15だけど、性欲を持て余すようになったら、それでもう立派な女だ」
となると、問題は俺があんな小さな子を抱けるかどうかという一点。
(イメージトレーニングならもう終わってるぞ。任せろ、オリジナル)
(珍しく黙ってると思ったら、またバカな事を。ちなみに、そのイメトレだとどうなってた?)
(両方の手首を俺が掴んでベッドに顔を押し付けて、ロリマンコをちょっと舐めてやっただけで派手にイッてたな。んでこの世界に来てまだ味わってねえ処女膜、イキ膜ってのをブチッとやったら、ションベン漏らして昇天だ。そっからは小さな体を組み敷いたり持ち上げたりしながら、こう、ズブズブっと。そうしながらマン汁と混じったションベンを指につけて舐めてやると、それはもうだな)
(……もういい、スカトロリコン。俺が下になって女将に腰を振らせながら、操作モードであの子の好きにさせるのが良さそうだ)
(そりゃねえぜ、兄弟!?)
ああだこうだと喚く声をシカトして、女将にドッペルゲンガーというスキルの説明をする。
男なのにそんな有用なスキルを与えられるなんてとたいそう驚かれたが、それを使うなら娘だけでなく自分も好きにしていいと、女将は頬を紅潮させて視線を逸らしながら言った。
ならば好きにさせてもらおうと、大きなふくらみに手を伸ばす。
「あんっ!」
「なんだこれ。もしかして、ブラジャーか?」
「そ、そうだよ。ババアだから垂れてるんだ。お願いだから、ブラは外さないでおくれよ」
「バカな。そんなもったいねえ事ができっかよ」
シャツのボタンを外すと、こちらの世界に来て初めて見る純粋な下着としてのブラジャーに包まれた、いかにも柔らかそうな巨乳が露わになる。
二極化前のそれのようにレースの飾りなどあるはずもないが、背中ではなくふくらみの中央で結ばれた紐がいい感じだ。
「あ、あんまり見ないでおくれ……」
返事はせずに紐を解く。
「きゃあっ!」
これはまた。
こちらの世界の女は、エルフでもなければ羞恥心などないに等しいのだと思っていたが。
女将は見るからに気の強そうな眉根を限界まで寄せ、強くその目を閉じている。
その羞恥は自らが劣化したと思っている肢体を男の視線に晒しているがゆえのものだろうが、そんな表情がたまらなく艶っぽい。
やはり女には、年月を経る事でしかその身にまとえない魅力があるのだ。
美醜なんてのは、生まれ持たされた、持って生まれてしまったものでしかない。
それはもう、転がした賽の目が偶数か奇数か、なんて程度の運不運の問題だろう。
「キレイだなあ……」
「そ、そんなしみじみ言わないでおくれ。本気にしちまうじゃないか」
「本気だからな」
「こんなババアなんだよ。おっぱいだって垂れちまって、……んうっ!」
「だからこそ、こんなに柔らかいんだろうが。見なよ、てのひらからこぼれる乳肉に、俺の指がどこまでも沈んでいきそうだ」
「あ、ああっ」
「その指の間で形を変えられた乳肉のてっぺんにある、これもキレイだよ」
乳首。
いかにも我が子を産んで育てた女らしい、だいぶ大きなそれに、指でなく舌先で触れた。
「んっく。そ、そんないやらしく勃起乳首を舐め上げられたらっ」
「どうなるんだい?」
「……ガマンができなくなるに決まってるじゃないのさ」
女将の手が迷わずにベルトを外す。
ガマンができないからすると決めた行動もそうだが、娘と同じくこちらにはないベルトをすんなりと外して見せたのはもっと凄い。
こちらの服はすべて、ドッペルゲンガーにいつも着せているそれも、女将の穿いているスカートも、紐のように細かったり包帯より太かったりの違いはあるが、帯で締めているというのに。
「こ、この大きさは……」
「娘さんの年齢じゃキツイだろ?」
「まさか。女の体なんてのは、呆れるくらいに頑丈にできてるんだよ」
「そうかい」
二極化前の下着、ボクサーパンツに女将が顔を寄せる。
ちょうどカリ首の辺りで小さく鼻を鳴らした女将は、そこをねっとりと舐めてから肉棒全体をてのひらで優しくさすった。
「やっぱり、あの子の匂いがするねえ」
「ペロペロ舐めるだけのくすぐったいフェラだったが、驚くほど女の顔をしてたよ」
「そうだろうねえ。じゃあ、母親としてお詫びをしてあげないとね」
ボクサーパンツのふくらみ。
それを女将がそっと食む。
「焦らすねえ、女将さん」
「ふふっ。どっちもかわいいからこそさ」
「なるほど」
ズボンが脱がされる。
だが女将は、ボクサーパンツには手をかけなかった。
食む。
舐める。
鼻を押し当てて大きく息を吸う。
また布地の上に舌を這わせる。
そうしながらたまにチラリと俺を見上げる女将もまた、娘であるシャンナと同じように女の、メスの顔をしていた。
女将は俺から少し離れてベッドに腰かけていたが、床にしゃがみ込むように姿勢を変えたのでその頭を撫でる。
赤毛は見た目よりも細く柔らかく、いい手触りがした。
「そうされるとなんだか子供に戻っちまったみたいで、くすぐったいねえ」
「してる行為が行為なのにな」
「まったくだよ。……ああ、コッチの匂いもたまんないねえ」
「玉袋の裏かケツの穴かわかんねえな」
「どっちもに決まってるじゃないか」
俺が口に出した場所の臭いもしっかりと嗅ぎ、それからようやく舌で舐め上げる。
そうしながら女将は、肉棒を撫でさすっていた。
「さあて、どっちを先にするかね」
「こっちに決まってんだろ。ほら、自分で脱ぐからしゃぶってくれよ」
「おやおや」
立ち上がってボクサーパンツを下ろし、ついでに靴下とブーツも脱ぐ。
またベッドに腰かける時には、股を開いた状態で座った。
女将の濡れた瞳は、そうした拍子にだらりと垂れた肉棒に向いている。
「さあ」
「本当に大きいねえ」
「故郷じゃこれのせいで、若い女が相手だと痛がられたりしてな」
「へえ。ヤワな女もいたもんだ」
こっちの世界の女と比べられちゃ、日本の女がかわいそうだ。
そう心から思うが、その理由を説明する気はなかった。
俺が落ち人とやらである事は、なるべく打ち明けないのが相手のためでもあるらしい。
女将が肉棒を握りながら腹筋にキスをする。
そうしながら俺の顔に向く視線は、「このくらい握っても痛くないか?」と確認しているようだ。
「もっと強く握って擦ってくれていい。レベルアップのおかげだけじゃなく、元からあまり痛みを感じないんだ」
「じゃあ、咥えた時もかい?」
「ああ。歯が当たると気持ちよくはねえが、それ以外ならどんなに激しくフェラしたって平気さ」
「いろんな意味でとんでもないねえ。……ああ、味も最高じゃないか。濡れちまうよ」
腹筋から舌が徐々に下りてゆく。
大人と比べると笑ってしまうくらいしかない陰毛までを、女将は丁寧に食み、舐め、咥えまでして味わった。
(ったく。1人で愉しみやがって)
(まあもう少し待てって。感覚は共有してんだから同じじゃねえか)
(そんでもオートモードでセックスする方が気持ちいいんだっての。オリジナルだってそうだろうが)
(まあなあ)
(お。しかし中古の肉便器だけあって、フェラは巧いな)
(ああ。ララの熱心な、むしゃぶりつくようなフェラも悪くなかったが、技巧って意味じゃ段違いだ)
女将は半ばまでを這いつくばるようにまでして舐め、それから優しく握って上を向かせた肉棒の裏スジを丁寧に舐め上げている。
死んだ夫にかなり仕込まれたのか、強弱の利いた舌使いはなかなかのものだ。
「それじゃ、頬張るよ?」
「ああ」
亀頭を舐め終えた女将が、ゆっくりと肉棒を咥える。
元から体温が高いのか、ひさしぶりのフェラで頬が紅潮しているだけでなく全身が熱を持つほど興奮しているのか、かなりの熱さに肉棒が包まれた。
歯は当たっていない。
舌もねっとりと尿道を舐めたかと思えば、次の瞬間にはカリで激しく踊ったりする。
女将はまだかすかにしか顔を上下させていないが、そうしながら熱い頬の内側を肉棒の脇に触れさせるのも忘れてはいない。
(いいな。ヘタすりゃ、日本の商売女よりも巧い)
(だな。だから早くオレのも咥えさせろって)