朝からサハギン狩り。
昨日あれほどヤリまくったのに、ドッペルゲンガーもキナも砂浜を駆けては足を止め、銃とクロスボウを撃つ。
元気なものだ。
苦笑いをして、俺もサハギンの頭部を撃ち抜いた。
「ショットガンもよさそうだな、オリジナル。そろそろ交換しようぜ」
「おう。ほれ」
昨日MP200で出せるようになったWW1ショットガンを渡し、同じ消費MPのWW1狙撃銃を受け取る。
そうしてから俺が軽く屈み込むと、背負っているカゴにある各種弾薬袋から、ドッペルゲンガーが弾をいくつか取った。
おそらくだが通常の散弾だけでなく、マスターキーなどとも言われる、弾が1発しか発射されないスラッグ弾も試すはずだ。
「子猫ちゃんも狙撃用クロスボウはもういい。次はこれを使え」
「はい。……ずいぶん変わった形ですね。この上に付いてる鉄の枠って、もしかして……」
「お察しの通り、連射式クロスボウだ。まずは装填から教える。しっかり見とけよ?」
「はい、師匠」
ドッペルゲンガーが言うには、WW1というのは日本も参戦した第一次世界大戦の事であるらしい。
もし銃の進化の過程で作られた物がすべてリストに載っていたらとんでもない数になるので、前装式単発銃の次は後装式単発銃、それからWW1シリーズと、MPに応じて補給要請で出せる武器が増えるようになっているのだろうと言っていた。
そうやって交換しながら、夜中にせっせとMPを回復しながら出した銃をあらかた試し終えたのでステータス画面を見れば、到達したら教えろとドッペルゲンガー言っていたレベル44になっている。
「おい、レベルが44になったぞ」
「意外と早かったな。そんじゃ、道に戻るぞ。門番の姐さんの話じゃ、森を越えてりゃ砂浜より田舎道の方が安全だとさ」
「いや。ここまでかなり進んだのに、倒したサハギンは全部そのまま放置してんだぞ? もったいねえじゃねえか」
「いいからいいから。ほら、行くぞ」
正確な数はわからないが、砂浜を南に向いながら50匹はサハギンを倒している。
俺達はまだいいがキナにはまだまだ金が必要なのに、コイツは何を考えているのやら。
それでもクロスボウを持ったキナが、バックパックを背負って斜面に向かうドッペルゲンガーを追ったので、仕方なく俺もそれに続いた。
「よし、ここならいいな。補給要請リストを確認だ、オリジナル」
「へいへい。キナ、水分補給を忘れるなよ」
「はいっ」
ウィンドウを出すと、ドッペルゲンガーが勝手にそれを操作する。
ステータス画面以外は他者が見る事すらできないのだが、コイツは俺なので操作すら可能であるらしい。
「へっ、やっぱり出やがった」
「何がだよ。……って、三輪タクシーに三輪トラックだぁっ!?」
ついに、ついに二輪ではない車両が召喚できるのか。
「おう。昨日子猫ちゃんのクチマンコとオマンコを犯しながら、175ccのバイクがMP200で、150ccの船外機付きボートが同じくMP200で出せるようになったって言ってただろ?」
「あ、ああ」
「だから乗り物関係は、排気量プラス車体の大きさで消費MPが決まるんだろうって推測した訳よ」
「へえ。俺のくせにアタマいいな、オマエ……」
「自分がバカなのを認めるんじゃねえ。哀しくなるだろうが。ほんで腰を振りながら日本で過去に見た雑誌や本を読み直してたんだが、オート三輪ってのは150ccからあったらしい。だからレベルが44になってMPが225になれば、150ccか175ccの軽三輪がリストに載ると思ってよ」
「これは、えーっと……」
リストの名前をタップし、三輪トラックの概要図と説明文を出す。
「175ccだな」
「みてえだなあ。まあ世界的には150より175ccのオート三輪が多かったらしいし、こっちは道がわりいから175からなんだろ。んじゃオレは召喚を解除すっから、三輪トラックを2台出しとけ。MPを全回復させるのも忘れずにな」
「あいよ。荷台には、10以上サハギンが積めそうだ。これはいいな」
ドッペルゲンガーが消え、硬貨ではなくそれが詰まった革の巾着が音を立てて土の路面に落ちる。
水筒を慌ててベルトに戻したキナはそれを拾い、宝物のようにそっと腰のポーチに入れた。
「ははっ、ドッペルゲンガーに預かっとけって言われたのか?」
「です」
「まずは1台。それからガソリンだな」
「それはその、やっぱり」
「そうなるな」
「なら、すぐに魔法で小屋を」
「いいさ。周りを見ろよ。海と草っぱらと土が剥き出しの田舎道以外は何もねえ。モンスターにすら見られねえさ」
「で、でもっ……」
「いいから。ほら、早くしな。昨日、こういう時のMP回復方法は話し合ったろ?」
「は、はい」
タバコを咥えて火を点ける。
酒でも舐めながらじっくりと見物したいところだが、モンスターの姿は見えなくともこんな場所で酒が飲めるはずがない。
なので紫煙を味わいながら、己の股間に手を伸ばすキナを見守った。
「んっ」
「急がなくていいからな。痛みを感じたりしねえようにしろ」
「はい。でも、もう」
「濡れてんのか?」
「……はい」
ネコ耳をへにゃりとさせながら、恥ずかしそうにうつむく美少女というのもいいものだ。
しかも秘所を弄るたびにくちゅくちゅと音が上がると、その表情がさらに羞恥で赤くなるのだからたまらない。
「もうグチョグチョなんだな、キナ」
「い、言わないでくださいっ」
「だって、ホントの事だろ。指をマン汁でベトベトにしたら、わかってるな?」
「は、いっ」
荒い息と淫靡な水音はすぐに止み、太陽の光を受けてテカテカと光る指が俺に差し出される。
タバコを捨ててブーツでしっかりと消し、その手首を取った。
「いいな。キナの匂いだ」
「か、嗅がないでください。お願いですからっ」
「そうかい。なら、こうだな」
舌を出し、ほんの少しだけ細い指の根元を舐める。
「やあっ。そんないやらしく……」
「効率がいいように回復してるだけさ。舐めまくったらすぐになくなるから、こうするのが一番らしい」
「んっ……」
くすぐったいのか、自分で指を汚した淫液を男が舐めているのを見て昂っているのか、キナが小さくそんな声を上げた。
本当ならここで膣を犯しながらMPを回復したいが、それは夜の愉しみにしておこうと三輪トラックを出し、満タンにする。
「満タンにしたが、まだマン汁は残ってるな。キナ、オナニーでイキたいんじゃないか?」
「へ、平気ですから」
「そりゃあ残念」
舌先を尖らせて淫液に触れさせ、じっと待つ。
その舌を動かすのは、MPの回復が止んでから。
これが最も効率的な、出先でのMP回復法であるらしい。
足りないからとまた秘所へ指を向かわせる前に魔法で男の唾液を清潔にしないと、しばらく女が使い物にならなくなってしまうそうだが、キナは俺と違って慎重さを持ち合わせているので、そんなヘマはやらかさないだろう。
「足りそうですか?」
「ああ。残念ながら、な」
「夜、またたくさんするんだからいいじゃないですか」
「まあな。よし、2台目だ」
召喚した2台目も満タンにすると、ドッペルゲンガーが早く再召喚しろと無線で喚く。
「ああもうったく、うっせえな。ほらよ」
「……よし、タイヤはやっぱオフロード用だな」
「し、師匠。まずは服を着てくださいっ!」
俺も、バイクや車は嫌いではない。
だがドッペルゲンガーはそれ以上のようで、召喚したこちらの世界の服や靴をえらく適当に身に着けると、嬉々として三輪トラックの運転席に跨った。
基本的に三輪の車両はバイクにリヤカーをくっつけたようなものであるようだが、三輪トラックは運転席がそのままバイク型で、三輪タクシーはどちらかというと車の運転席に近いらしい。
「おお、生意気にも5速まである。バックギアも付いてら」
「そんでも車体が重いから、125ccより速度は出ねえだろ。荷物を満載したら、原付バイク並みかもな」
「いいんだよ。そんでも、今までよりだいぶマシだ」
「まあな。トラックにはねえが、三輪タクシーの方には金属製の屋根と、ドア代わりのビニール製の幌が付いてる。石畳の神代街道なら、よっぽどの豪雨じゃなきゃ走れそうだ」
「いいねえ。そんじゃあ、砂浜を進めるか試すぞ?」
「ああ。こかすんじゃねえぞ」
「誰に言ってやがんだ、ダボが」
テメエだよと返す前にエンジンがかかる。
この道から砂浜に下りるなら、斜面がなだらかな20メートルほど先から。
ドッペルゲンガーは俺がそれを言わずともそこまで進み、慎重に斜面を下りていった。
「わあっ。凄いですね、砂浜を普通に進んでますよ」
「小さくてもオフロード車だからなあ。悔しいが、ドッペルゲンガーの方が運転は巧そうだ。キナはあっちの荷台に乗れ」
「はいっ」
オフロード車とは言っても175ccなので、馬力はたかが知れている。
しかも、走るのは砂浜。
数えてみたら48もあったサハギンを冒険者ギルドの査定所に運び終えただけで、また狩りをしようとは思えない時間になってしまった。
「少し早いが、ギルドに向かうか」
「ですね。またここに戻る事を考えたら、狩れても数匹ですし」
またドッペルゲンガーに買い物を任せたらロクな事にならなそうなので、3人で街へ入って冒険者ギルド、酒屋、市場の順で回って小屋へ帰る。
「すぐに開けますね、えいっ」
「サンキュ」
「さあて、今夜もたっぷりと愉しむか。子猫ちゃんは、もうすっかりセックス中毒になっちまってるからなあ」
「わ、わざわざ言わなくていいですから、師匠っ」
家具は12時を回った時点でキナの膣を貫きながら出してあるので、そのままだ。
そのテーブルの上や周りに、ドッペルゲンガーと荷物を運ぶ。
「ダ、ダメですって。カズヤさんが荷物を解いてるのに。キナも手伝わないとっ!」
「気にしねえでいいぞ。好きに愉しんでな」
「だとさ」
ドッペルゲンガーが素早くキナのブラを外す。
恥ずかしそうに胸を隠すのは前と同じだが、そうしながらもキナの瞳には隠し切れない期待の色が滲んでいる。
ドッペルゲンガーが言うように、すっかりセックスが大好きになっているらしい。
「ちょ」
「にしても、自分でオレとキナの分までツマミを焼くつもりか。大雑把な性格のくせに、料理だけは好きだよなあ。オリジナルは」
「まあな。襲ってこねえから俺達はスルーしてた、サハギンが食ってるらしい海のカニも1匹丸ごと買ってある。これは丸ごと茹でるか? ……いや、足の半分は焼きガニだな」
「あんま凝りすぎんなよ?」
「わあってるって」
「どうだか。おい、子猫ちゃん。まずはこの脱がされただけで勃起してる、淫乱乳首を捏ね繰り回してやるからな。ありがたく思え」
「んっ、あんっ。は、はい師匠っ。ありがとうござい、にゃぁっ!」