Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-千夏アジト- -月夜ノ刻-
ガルッチside
ガルッチ「警察署に、襲撃………ですか?」
しばらく休んでたとき、千夏から新しい任務が飛び込んできたのだ。
千夏『そうだ。良いところを悪いが、明日の任務を説明するぞ。明日は、無実の罪で逮捕し続ける警察達が多く居る警察署を襲撃するんだが…………、動けそうか?』
ガルッチ「済まない、まだ、身体が万全じゃない………。鎮静剤を飲んだとしても、動けるのは短時間だけだとおもう。長時間となると、途中で支障が起こるから、今回はパスさせてくれ。」
千夏『分かった、未来達に伝えておこう。』
ガルッチ「代わりなんだが、アラヤにするよ。」
千夏『え!?子供だろ!?』
ガルッチ「だが、年齢的に子供じゃない。戦闘面なら、足を引っ張る事はないはずだ。それに今回の任務は、アラヤが特化してると思う。」
千夏『どういう事?』
ガルッチ「アラヤがフランと一緒に散歩してたとき、その警察署のとこの階層を把握しているんだ。無実の罪で捕まってる奴も、知ってるはずだ。」
千夏『分かった。んじゃあ、明日はアラヤ君に頼んでおくね。』
僕は通話を切り、直ぐさま寝転んだ。
フラン「じゃあ、しばらくは動けないの?」
ガルッチ「うん、というか誰かな?あの時僕をイカしまくったのは………。」
イリヤ「アハハ………、それはホントにごめん。まさかそこまでになるなんて。」
言ってみれば、あの暗殺稼業以降、未だに動いていなかった。それもその筈、あの時の快楽や暗殺稼業後に藍と百合ックスしたからか、上手く動けないのだ。
別に快楽に溺れたくないとは思ってない。ただ、今後に支障がないように犯し犯されていたのだ。
全王神『意外、ガルッチちゃんって未来みたいに性欲ないの?』
んな訳あるか、表向きはそう見えるが、本性は未来以上に高いの。元々有翼人の皆は、子孫を残す為ともっと快楽が欲しいが為に、三大欲の中の一つ、性欲だけは人間以上に高いんだ。まぁその人にもよるけどね。
全王神『あらま、んじゃあ今でもムラムラしてるって事?』
実際そうだな。それに有翼男性の人の精液って、種族の中で案外沢山作りやすいようだし、意外と無限に近いほど、溜まるんだよね。その分理性も高めだし。
全王神『じゃあ、セックスし終わると、有翼人の皆って、理性がすぐ戻るの?』
いやぁ、流石にそれは分からん。僕の体質上かもしれないし、皆がそうかもって言えるほどの根拠もないからねぇ……………………。
全王神『そっか。』
まぁ、一応精力剤でも飲んどくか。
全王神『いや、何でそれ使うの?』
快楽で身体が動けないけど、精力剤を飲めば、性欲は高まる分、治る速度も早まるんだ。まぁ、個人差だけどね。
こいし「それじゃあ、しばらくはお兄ちゃんお留守番?」
ガルッチ「そうだね、代わりにアラヤに頼むよ。」
フラン「分かった。ゆっくり、休んでね。お兄ちゃん。♡」
ガルッチ「うん………、お休み。」
イリヤ「お休み、お兄ちゃん……。♡」
-???-
ん?アレ?僕何時から、ビルの屋上に?ん?
???「へぇ、驚いたな。彼奴の身体で、ずっと見てたけど、お前って面白いんだな。」
ん?誰なんだ?
???「おっと、俺は此処だぜ。彼奴の恋人さん?」
僕はすぐに右を振り向くと、未来らしい姿をした人が立っていた。未来には見えたが、だが雰囲気が違った。
ガルッチ「…………式?」
両儀式「そう、初めましてというべきだな。」
ガルッチ「何で、急に夢の中に?っていうか、ここは!?」
両儀式「ここか?ここは『空の境界』の世界、オガワハイムのビルの屋上だ。」
って事は、fateの世界とは全く違う世界か。何だか、雰囲気似てるけど………。
ガルッチ「だが式、何で急にこんなとこを呼び出したんだ?」
両儀式「ああ、彼奴の恋人さんってどんなのか気になってることと、お前に伝えなきゃいけねえ事があるんだ。」
ガルッチ「伝えなきゃいけないこと?」
どういう事なんだ?
両儀式「そうだね、先ずは俺の身体を使ってる、『門矢未来』なんだが………。彼奴の転生した肉体って、元々は俺の身体だろ?」
ガルッチ「まぁ、確かにな。」
両儀式「だろうな。だったらさ、彼奴にも使えるんじゃねえのか?」
ガルッチ「『直死の魔眼』か。」
両儀式「そう、お前の息子だって、あるんだろ?」
確かに、アラヤは『直死の魔眼』は持ってる。そして僕もまた、『直死の魔眼・絶望』を持ってる。変わってはしてるが、言ってみれば、これが僕の完成型の『直死の魔眼』かもしれない。
でも、未来のは見たことないな。
ガルッチ「未来の中に潜む『直死の魔眼』は、どうやって目覚めさせるの?」
両儀式「そうだな………、能力覚醒となると……………お前が今まで戦ってきた奴と戦わせるってのは?」
ガルッチ「って事は、ミストラル達や、宵闇霊夢、殺生院キアラ、ヘブンDIO、ブラック、
両儀式「そうなるな………。一応VRで再現出来るし、彼奴なら勝てるさ。」
ガルッチ「それで、晴れて習得でき────」
両儀式「いや、最後は自分自身と戦って、ようやく習得出来る。」
やっぱりそうなるのね…………。
両儀式「もし起き上がって、未来がここに来たら、こう伝えておけ。『いずれ君は、『直死の魔眼』が使えるようになる。だが、覚醒させるには、お前の恋人が、今まで戦ってきた奴らに勝ち、最後は自分自身と戦い、勝つ必要がある。手に入れれば、それなりに楽になるからな。』ってな。」
ガルッチ「自分では伝えないのか?」
両儀式「俺には無理さ。もし、お前達がこの世界に来ることがありゃ、着いてってやるぜ。地獄の果てまでとことん、な。」
それは、未来次第だな。
両儀式「んじゃ、彼奴に伝えておけよ。俺の恋人さん。」
ガルッチ「待て待て、なんでそうなんの!?」
両儀式「未来はお前の恋人だろ?だったら、俺の恋人にも変わりないさ。身体や魂、心も違えど、俺はお前の恋人だって事さ。彼奴も、お前のことを気に入ってるしな。」
ガルッチ「…………そうか。」
両儀式「じゃあな、ガルッチ。もしこの世界に来ることがあれば、歓迎するぜ。」
そうして、式との話が終わると同時に、夢から解放された。
-千夏アジト-
目が覚めると、そこには任務に行く前に、僕の様子を見に来た未来が来た。
未来「千夏から訊いたよ。ゆっくり休んでね。」
ガルッチ「ああ、後行く前に、話がある。」
未来「何?出来れば、手短で。」
僕は急いで、夢の内容、そして未来には『直死の魔眼』を持っていることを話した。
未来「『直死の魔眼』か…………。」
ガルッチ「でも、使えるようにするには、僕が今まで戦ってきた奴らと戦って、最後には自分自身に打ち勝たなければならないんだ。」
未来「………そっか。分かった、ありがとう。」
ガルッチ「行ってこい、未来。応援してるよ。」
未来「うん。行って来ます。」
to be continued⇨