※この作品はR-18です。

Moon Light Another fate   作:深緑 風龍

22 / 95
第19話 零と全

-???-

 

風龍side

 

士「風龍、何を読んでるんだ?」

風龍「ああ、調べもんさ。『零の龍神』について、色々と調べてたらさ、面白いのがあったんだ。」

葵連「面白いの?」

 

皆は僕が読んでいる本、『零と全を持つ龍神王』を見せた。

 

士「なんだ、これは?」

風龍「多分皆は、『零の龍神』の章だけは知っているだろうけど、実際は他にも居るんだ。例えば『全の竜神』。零を相反する全の竜の神様とも呼ばれていて、この者らも同様、居なくなってる筈なんだ。」

イリア「筈って、貴方曖昧すぎないかしら?」

風龍「鈴美みたいに、子孫を残してる可能性もあるって事なんだ。だから、全の竜神だって、子孫を残してるってのも、ありえるだろ?」

葵連「確かにだな…………。って、うん?なんだこの龍は。」

風龍「……………こいつか。おそらく、全王神と同等の力を持ってる龍神の王。『零と全の龍神王』と呼ばれる奴だ。」

 

ただ、姿的に何故か幼女姿。どういうこっちゃな。

 

風龍「伝説では、全王神と全面戦争を仕掛けた事もあり、『第零宇宙』と『最終宇宙』の民や兵士達は、どちらが滅びるまで戦っていたそうだ。だが、ある日『虚数宇宙』と呼ばれるものが、そのどちらも戦争を仕掛けるのを見て、全王神と龍神王は手を組み、虚数宇宙と戦い、勝利したらしい。が、龍神王は虚数宇宙との戦いにより、疲弊していて、全王神はこれ以上犠牲を生ませないために、同盟を組んだらしい。それ以降の龍神王の姿を見た者は、全く居なかったそうだ。」

士「……………龍神王か。」

風龍「まぁ、全面戦争の原因は………これは呆れてものが言えない物なんだけど…………。」

葵連「知ってるのか?」

風龍「実は、異次元の人間と呼ばれて間もないとき、一度龍神王と出会ったことがあってね。んで彼女らの全面戦争の原因が…………、『マンゴープリン』の奪い合いからだとか。」

 

皆はそれを聞いて、( ゚д゚)ポカーンってしちゃったよ。そりゃあそうだろ、プリンの為に全面戦争を起こしたなんて、呆れて物が言えないだろうよ。

むしろそれにのった皆もどうかと思うけどね。

 

風龍「まぁ、忘れろ。彼女らの名誉の為にね。」

2人「「そうする。(・_・;)」」

 

しかし、龍神王の奴…………今頃どうしてんのかな?

 

 

sideChange

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-???-

 

???side

 

 

???「ほう、ここに来たと言うことは、転生しにきたということか。」

 

誰かの声がした。男なのか、女なのか、老人なのか、子供なのか、全く解らない。

 

だが解るのだ。それは、自然の摂理すら超越する存在。

 

 

???「我は、お主の望みを叶えてやろう。」

「貴方は?」

???「我は神では無い。そしてお前達の言う宇宙人でも、メタヒューマンでもない。お前の好きなように呼んで良い。」

「じゃあ、シェンロンで。それで、転生ですか?」

???「そうだ。我は転生させることが出来る。お前が望めば、転生する────」

「いえ、興味ないです。」

???「ファ?」

「そもそも私、転生したいなんて思いません。私がやったことは、ただの復讐ですし、地獄で永遠と供養する事にします。」

???「………………。」フルフルフルフル

 

あら?何で震えて………………?

 

???「もうーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!折角全ちゃんのシリアスモードを真似して神様っぽく言ってやったのにぃぃぃ!!!!此処はあれでしょ!?『ありがとうございます!!特典貰って楽しく転生人生送ります!』って、言うもんでしょうがぁぁぁぁ!!!!」

 

あれ?なにこのシェンロン可愛い。キャピキャピっとした女の子みたいな喋り方になってるし、っていうか全ちゃんって誰?

 

???「まぁ私は、この転生をしたくてしたくてウズウズしてたんだもん。というか全ちゃん狡いぃ!私だって、最強の転生者を作りたいもん!ニャァァァ!!」

「知りませんよ、そんなこと。そもそも私は──────」

???「そうプリプリと怒っちゃやーよ。君自身は如何したいの?転生して好きなように生きたいと思わない?You,転生しちゃいなよ~。」

「しません。そもそも私は罪人なので、地獄に行かなきゃならないので。」

???「そんな必要ナッシング!たとえ皆が地獄に行けと言われても、私は許しちゃうよ~!」

「だからって、私がやったことは─────」

???「それに、君自身はそう願ってる。解るんだよ。さっきから目の奥が何だか悲しそうにしていたし。」

「関係ないで────」

???「あっるもーん!!こうして出会い、そして転生するしないの話をしている。此だけでも充分関係があるよ~!!」

「煩い!私に何が─────」

???「ほら、もう泣き始めちゃったじゃない。辛かったよね?寂しかったよね。望みが適って欲しかったよね。でももう良いよ。最期だし欲出しちゃえ!」

「…………ホントに、ホントに私が望んだ生き方に、なれるの?」

???「勿論!!さぁ、どうする?」

 

てっきり、私がやったことは、許されない物だと思ってた。私の友達が、あのいじめっ子を殺されてしまって、それから私は、そのいじめっ子に復讐するために、殺人に手を汚してしまった。おかげで、私は警察に捕まり、それから死刑にされてしまい、世間を許せなかった。

何でいじめっ子を、そうまでして生かしたいの?先生も親も、誰も信じない………。いじめっ子さえいなければ、あんな事にはならなかったのに…………。

でも、どうせ最後になるぐらいなら、転生でも何でもする!

 

「お願い!転生させて!!」

???「待ってました!任されました!!」

 

変わろう、二度とこんな思いをしないように!

 

 

─────────────────────────────────────────

 

 

 

 

???「それで転生先だけど、全ちゃんが作った世界に行って、全ちゃんの転生者や息子と出会って貰うよ。」

「その全ちゃんって、誰なの?」

???「全王神っていう、私の友達なの。あっちも転生してくれるようで、今じゃ3人も転生したこともあるんだよ。」

「そうなのですか………。」

???「それで、転生する際には特典が与えられるんだ。神々を脅かすものでも、世界を滅ぼせるような力でも良いよ?」

「待って下さい、そうなると貴方が危険では………。」

???「かもね。でも放っておけないの。全ちゃんも昔、誰からも存在しない者扱いされていたんだ。何でも出来るってだけで、忌み嫌われてね。可哀想だと思った私は、話し掛けて、一緒に寄り添ってあげてたの。それからかな?友達になったの。偶に喧嘩もしちゃうけどね。」

 

神々の喧嘩って、私達からすればはた迷惑な気がする…………。

 

???「それで、決まった?」

「うーん、何でも良いですよね?」

???「うん。いくつ持っても構わないよ。」

「だったら、先ずは『東方project』の『全能力』を扱えるようにして、全部のスペルカードを使えるようにして下さい。」

???「ほうほう、まだある?」

「fateシリーズの全宝具、そのスキルも扱えるようにしたいです。あと、不老不死、完全生命体イフのような無限進化が欲しいです。」

???「なる程。イフちゃん人気ねぇ……。そういえば、息子も不老不死を持っていたわね。後は?」

「自分から戦いたいので、格闘や剣術、色々とお願いします!」

???「OK!こんな感じかな?」

 

〈東方project〉

 

『全スペルカードを同時に使用できるようにする』『紅魔郷からの全員の能力を扱える』

 

 

〈fate〉

 

『全英霊の好感度は最大値』『全英霊の宝具、またはスキルをEX(狂化は使用する場合のみ)』

 

 

〈無限進化〉

 

『完全生命体イフのような力を持ち、あらゆる能力を得る』『肉体強化のため、不老不死』

 

その他諸々

 

 

「自分で言うのもなんですが、チートですね。」

???「そうでしょそうでしょ?因みに全ちゃんの転生者も皆チートだよ。」

「出会ってみたいですね…………。」

???「それじゃ、早速転生させるよ。全ちゃんにも、連絡入れるから。」

「分かった。」

???「行ってらっしゃーい!」

 

私は、扉を潜る。此処から変わろう。私は、私の人生を歩むんだ!!!もう二度と、あんな思いをしないために!

 

sideChange

 

 

 

 

 

龍神王side

 

 

さてさて~、あの子は無事転生したようだね。早速全ちゃんに連絡しよう~。♡

 

???「もしもし全ちゃ~ん!」

全王神『あ、龍ちゃん久しぶり~!元気だった?』

龍神王「うん!もうアルティメットフィーバーしたくなるぐらいだよ~!」

全王神『それでそれで、何か用?』

龍神王「全ちゃんが作った世界で、私が出した最初の転生者を出したよ。」

全王神『お~!!って事は、未来ちゃんやガルッチちゃん、あと英竜ちゃんと出会うんだね!!何て言う名前なの?』

龍神王「その子はね、『神風深雪』ちゃんっていう、滅茶苦茶可愛いおにゃのこなの!」

全王神『えぇぇぇぇ!!羨ましい!!私も会いたいなぁ~………。』

龍神王「大丈夫、息子ちゃんとみっくんと出会えば、自動的に見れるから!」

全王神『ヒャッホー!やっぱり。』

龍神王「可愛いはぁぁぁぁ!」

「『ジャスティス!!!!』」

 

 

 

sideChange

 

 

-千夏アジト-

 

ガルッチside

 

 

ガルッチ「ッ!?」

愛花「如何したの?兄に。」

ガルッチ「何故か、一瞬寒気がした気がする…………。」

未来「いや当たり前でしょ…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君が『大豪雪』を呼び起こしちゃったからだよ。」

 

仕方ないだろ!?愛花が可愛すぎるんだから!!

 

ガルッチ「未来だって、楽しんでたじゃん。」

未来「まぁ、確かにね。でも君の結界凄いね。アジト全体で護られてるんだもん。」

英竜「私もお邪魔させてしまったが、確かに凄いな。」

ガルッチ「まぁ、雪が解けても沈まないようにした母さんは、凄いもんだ。性格がアレだけど………。」

全王神『酷~い!何でガルッチちゃんはそんなに冷たいの~?ツンデレなの~?』

 

ちょっとは僕の苦労を考えろ…………。

 

藍「それにしても、この子可愛いねぇ。」

未来「でしょ~?」

簪「それに、未来の妹だし~。」

 

うーん、でもやっぱりその力は気になるよな。全王神でさえ超える力かぁ………。

 

全王神『あ、そうそう。未来ちゃんと英竜ちゃんに伝えて。龍ちゃんの初めての転生者が、この世界にいるって。』

 

え?っていうか龍ちゃん?

 

全王神『あ、そういえばガルッチちゃんは知らないんだっけ。私の友達に、龍神王っていう神様がいて、友達なの。』

 

嘘~ん。全く知らなかったんだけど………。

 

全王神『それで、名前は『神風深雪』ちゃんて言う、未来ちゃんみたいにすっごい可愛く、ちょっと英竜ちゃんと似ているって感じかなぁ?』

 

マジですか………。

 

全王神『んじゃ私、強化で忙しいから皆に伝えてねぇ~。』

 

丸投げされた………。でも強化って、一体………。

 

未来「ガルッチ?どうかした?」

ガルッチ「母さんから連絡があった。何でも、全王神の友人からの転生者が、この世界にいるって。」

英竜「なんだって?」

藍「因みに、どんな人ですか?」

ガルッチ「可愛らしさは未来だけど、前世に関しては英竜と似てる感じかな?名前は『神風深雪』という人らしい。」

未来「深雪か………。」

 

どんな奴だろう…………。会ってみたいな。

 

sideChange

 

 

 

 

-ロスサントス-

 

神風side

 

クシュン!うー、まさか豪雪だなんて思わなかった~………。早く温まる場所…………あ、もこたんの能力で、自分を暖めればいいんだ。

 

神風「さて、全王神がいう転生者は何処かな?」

 

 

to be continued⇨

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。