Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-千夏アジト-
ガルッチside
???「『やぁ、初めましてだね。』」
そこにいたのは、学生服を着た青年の姿だった。そして、まるで怯えている鈴美もそこにいた。
念のために殺意のオーラを放つ。
ガルッチ「誰だ?あと鈴美さんに何をしようとする。」
未来「その人は球磨川禊。殺意は収めて、ガルッチ。禊、その人を離して。」
禊「『はいはい。』」
ガルッチ「………分かった。」
未来がそう言うのなら、収めておこう………。
未来「何か用?」
禊「『うん、予想通り『零の龍神』の力、解放してるね。』『なじみの言うとおりだ。』」
ガルッチ「なじみを知ってるの?」
禊「『うん。』『それに彼女が目覚めた以上、どうやら動き始めそうだしね。』」
深雪「動き始めるって、どういう事?」
禊「『『運命の予言者』である、イエス・キリストから、あることを告げられたらしい。』『零と全が蘇る時、再び歯車が動き出す。』『新たな無の神、いや、虚神が虚数宇宙を目覚めさせ、再び全てを交えた戦いに赴く。』」
ガルッチ「無の神!?」
深雪「え?あの~。状況が読み込めないんだけど。」
ガルッチ「かつて、無の神こと星の破壊者ラヴォスは消滅したと思われた。結構やばい状態だったんだけどね。」
未来「でも禊、虚神って?」
禊「『恐らく関係してるのは、その妹と名乗る少女じゃないか?』『ガルッチとイフは気が付いているらしいけど?』」
未来「そうなの!?」
ちょっとではあるけど、まあそうだな。
ガルッチ「どうやらその愛花って子、あらゆる世界の全員の能力が、この子に備わってるんだ。しかも全王神よりも、ディルーラー士よりも強大な力を………。」
未来「嘘ーん、チートすぎない?」
深雪「私よりチートがいたなんて………。」
ガルッチ「だが、その子と一体なんの関係があるの?」
禊「『それは、君達次第。』『それと鈴美、未来、ガルッチ、英竜、藍、夜神、士織。そして、龍神王に出会い、転生した者。君達にもまたその運命と闘う羽目になる。』」
おいおい、またかよ…………………。
ガルッチ「何で運命は僕達を楽にしてくれないんだ………。」
禊「『文句を言わない。』『それに君の責任じゃないんだ。』『だけど、最も重要な人物は…………………………。』」
すると禊は、僕を指差した。いや、正しくは…………。
ガルッチ「ジャックが?」
クリムゾン『…………………俺と関係する、って事は、お前のいいたいことが分かったぜ。』
ガルッチ「ジャック?」
クリムゾン『ガルッチ、済まないが千夏アジトにいる全員に、この場に集めてくれ。』
数分後……………
僕はジャックの言うとおりにし、フラン達と簪達、そして英竜達を呼び出し、大広間に集まらせた。
そして、禊はこれから起こることと、運命の預言者が予言した事を全て話した。そして、それに関係するジャックが、久方振りに姿を現した。
クリムゾン「ふう、久々だな!ここに出られるのは。」
簪「え!?誰!?」
クリムゾン「簪達には、初めましてかな?俺はジャックとでも呼んでくれ。鈴美の伯父だな。」
本音「へぇ~。伯父なのに、龍っぽい姿をしてるんだね。」
クリムゾン「俺達『零の龍神』は、いや龍族は皆この姿さ。鈴美は人間寄りだがな。」
鈴美「そ、そうだったのね…………。」
クリムゾン「とりあえず、今回の元凶を話すが、恐らくは俺の兄貴『カオス・ゼロノス・デストラクション』。つまり『零の龍神』が、全てを掌握しようとしてる。」
英竜「ゼロノス?」
クリムゾン「あの野郎は相当な野心家で、俺や妹の事なぞ眼中になかった。彼奴はいつも、『いつかは全てを越え、全てを掌握してみせる!』って言ってたし、俺は兄貴と一緒にいるのが嫌だったんで、妹と一緒に出てってやった。」
それからは、ロストエンドの頃の記憶通りかも知れない。暫くして、僕はジャックに出会い、七つの大罪の世界で暫く居たときに、妹が殺されたと言い、ジャックは怒り狂い、七つの大罪の騎士に喧嘩を売った。だが、殺したのは別の七つの大罪の奴だったことを知り、そいつの復讐を手伝い、見事撃破。
そして、ジャックとお別れして、僕は別の世界に出て、ジャックは妹を生き返らせるために、禁忌蘇生魔法を放って、ジャックの命の引換に、妹を生き返らせ、ギルサンダーに頼み、この世を去ったと思われた。
クリムゾン「正直、彼奴がやろうとしてんのが、此処までとなると、もう見逃せねぇな。だから、皆に頼みがある!
『兄貴を、あの野郎の野望を打ち砕かせてやってくれ』!!頼む!この通りだ!」
ガルッチ「おいおい、何も土下座する事はないんじゃ………。」
未来「…………英竜達は?」
英竜「確かに、全王神様を超えようだなんて、許せない奴よね。いいよ、手伝ってあげる。」
藍「私に出来ることがあるなら、手伝います!」
白夜叉「偶には、こういう刺激的なものもほしいしのう。」
レティシア「まぁな。」
フラン「それに、今更過ぎるわよ。ジャック。」
こいし「そうそう、ここには強い味方がいっぱい居るんだもん。」
ガルッチ「深雪は、如何するの?」
深雪「私は……………。」
クリムゾン「行きたくないなら、俺は構わねぇ。強制でも何でもねぇしな。」
確かに、いきなり来て、いきなりこんなヤバすぎる戦に飛び出させるのって、やっぱり心配だしね…………。
深雪「私、行きたい。二度とあんな思いをしないために。」
クリムゾン「悪い、恩に着る。」
ガルッチ「だから、お願いだから顔をあげてくれない?あと土下座はいいから。」
あかんな、どうも僕土下座は苦手意識がでるな…………。
未来「それで、其奴の居場所は?」
クリムゾン「分かんねぇ。だが、『零の龍神』に対抗するには『全の竜神』の力を貸さなくちゃならねぇ。其奴は俺達と同様、滅んじまってるしな………。」
未来「ううん、多分『
クリムゾン「甘く見ない方が良いぜ。『全の竜神』は、俺達よりもひっそりと住んでいやがるし、何より何も残さねぇようにしてるから、情報を探すなんざ雲を掴むぐらいの可能性だぜ?」
それ、完全に手詰まりになるんじゃ………ん?
ガルッチ「あったわ。」
クリムゾン「あったんかよ!?」
ガルッチ「うーん、確かに滅んでるって書いてあるだけで、それ以外は曖昧だな。恐らく、何処かの世界で生きてるはずだ。」
クリムゾン「マジかよ…………。」
簪「んじゃあ、暫くしたらこの世界に出るの?」
ガルッチ「千夏、お前は─────」
千夏「大丈夫です。そんなことだろうと、すでにドッペルゲンガーの準備は出来ています。それよりまずは、天照大神様と月夜見尊様がお作りになられた世界の時代を─────」
ガルッチ「それなら、もう決まってる。『平安時代』から『鎌倉時代』で頼む。」
全王神『はいはーい!天ちゃんとつっくんに伝えるねぇ~!』
気軽だな………………。
ガルッチ「まぁ、完成するまでは、皆好きなようにしよっか。」
まずはあの2人が作った世界。舞台は平安時代の日本。だが、平安時代だが現代風。銀魂みたいな感じだが、ギャグ要素は、多分母さんが作るだろうな………。
ガルッチ「(さてと、次に大事が決まっちまったことだし、そろそろ物語も動き始めそうだな。
だが、僕は生き続ける。この幸せを、護るために!)」
とりあえず、夜になったのは良いとして…………。
4人「「「「何が一体如何したらこうなった?」」」」
いやそもそも、何で来て間もない深雪さんとヤルの?そして藍達も乗り気だし、っていうか今更だけど、女性陣多くね!?なにこのハーレム!?
英竜「なぁ、何がどうしてこうなったのだ?」
レティシア「私に聞くな。元より、フラン達が企画したのだから………。」
深雪「え?っていうか私、何時から脱がされたの!?」
こいし「私が脱がせました。」
ガルッチ「ごめん、深雪さん。うちの嫁達が………。」
未来「何でもフラン達は、親睦を深めるために、乱交パーティーを始めたとか何とか…………。」
英竜「えぇぇぇぇぇ!?」
ガルッチ「マジですんません、うちの嫁達が…………。」
愛花「それにしても、深雪お姉ちゃんのおっぱい大きいなぁ…………。」
ガルッチ「って勝手に揉んでるし!?」
んで、肝心の簪は……………。やっぱりペンもって、しかも露伴みたいに素早く書いてるわ………。
っていうか思うんだが、これリサ達には見せられないよね!?早過ぎるって!
まぁ、寝ているから何も問題ないでしょ。多分……………。
sideChange
アラヤside
どうも、未来父さんと母さんの息子のアラヤです。実はちょっと眠らない事があるんです。
何故なら……………。
アラヤ「(この状況、如何すれば良いんですか!?)」
だって、鳳凰お姉ちゃんとリサお姉ちゃんの間に眠ってるんですよ!?しかも、僕を抱き締めてるから、余計にドキドキします!
いえ、慣れてはいるんですが…………、一度エッチな本?っていうのを見て以来、凄くドキドキするんですよ!でも、リサお姉ちゃんはともかく鳳凰お姉ちゃんとしたら、近親相姦になっちゃいます!
うー…………、見なければ、こんなことにはならなかったのに………。僕のアレが、大変なことに…………。
どうか、お二人に気付かれませんように………………。
to be continued⇨