Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-杜王町だった町-
ガルッチside
作戦決行の日となり、皆は外に出た途端、驚く場所に変わっていた。
今までの杜王町の風景はなく、あったのは城壁ばかりだった。
仗助「俺達の町を…………!!!!」
ガルッチ「戦闘向きじゃない人は、隠れ家に入ってて。それにしても、此処までとは…………。」
未来「…………如何する?」
ガルッチ「いずれアーサー王を倒すことになる。どうせなら、正面突破がいいだろう。簪達は、捕虜が居れば救出してあげて。アラヤ、鳳凰は僕達に着いてきて。フラン達も。仗助達は…………。」
仗助「好きに暴れさせて貰うぜ。奪還するなら、奴らを滅ぼしてからだしな!」
???「悪いが、私が居るかぎり壊させはしない!」
城門から現れたのは、鎧をつけ、大きな盾を持った青年がいた。
ガルッチ「その姿から察するに、ギャラハットか。」
???「ご名答です、アーサー王に楯突く者よ。私はギャラハット、真名『
ガルッチ「あの悪事を働いてるというのに、それを守るとは……………大した忠誠心だな。」
盾「ふっ、元より彼女が外道に陥りようが、私はただ守るだけの存在。彼女の理想郷を邪魔する者は、一匹たりとも通しはしない!我がスタンド『ラウンドシールド』で、貴方方の野望を阻ませて貰う!」
仗助「グレート、だかこっちだって意地がある。そこを退かせて貰うぜ!『クレイジーダイヤモンド』!!」
『ドォォォォラァァァァァァァ!!!!!!!!』
クレイジーダイヤモンドを出した仗助は、彼のスタンド『ラウンドシールド』に殴りを入れた。そのままラッシュをかける。が、耐えていた。
盾「悪いが、お前達のラッシュを使おうが、私には勝てない!」
仗助「くっ、なんだあの硬さ!?ホントに利いてんのか!?」
ガルッチ「……………アレを使うか。『
僕は直ぐさま、アルトリアの宝具である『
というか、この盾重いな………。多分重量再現させるためだとは思うが、此処までのものか?
ガルッチ「行くぞ、どちらの盾が砕けるか、勝負だ!」
盾「こい、私は決して屈しない!」
ガルッチ「おい、敵の僕が言うのも難だが、その台詞は禁句だ。」
絶対エロ展開になりそうな気がしてならないんだけどなぁ………。
ガルッチ「ハッ!!」
盾「無駄だ!」
魔力を込めて剣を振るうも、『ラウンドシールド』が邪魔されていて、どんなに斬っても弾き返されてしまう。
ならば、之ならばどうだ?
ガルッチ「『シールドバニッシュ』!」
盾「!?」
ぶつかったのか、相手は仰け反る。チャンスだ!
ガルッチ「
盾「くぅぅ………!!!!」
仗助「すげぇ…………。」
ガルッチ「反転!
盾「なっ!?」
未来「反転させた!?」
ガルッチ「『デート・ア・ライブ』の精霊って、反転も出来るんだろ?その応用さ。」
盾「このままでは不味いですね、仕方ありません!
真名、開帳―― 私は、災厄の席に立つ。
それは全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷。
顕現せよ!!『
ちっ、ここで鉄壁の守りかよ!だったら、それを超える宝具で!!彼方が対悪宝具なら、こっちは対善宝具!
ガルッチ「ギャラハット、反転!」
盾「まさか……………。」
ガルッチ「反転、開帳───我は、厄災をもたらす者。
それは全ての瘕、全ての怨恨を蘇らせし、厄災の故郷。
怨念よ、高らかに叫べ!!『
『ラウンドシールド』は崩れ去り、剣と化した物は黒い光を纏い、そのままギャラハットで斬る。瞬間、相手のラウンドシールドにヒビが入った。
盾「ぐっ…………、このぉ………!!!」
深雪「ガルッチ!私も手伝う!災禍『呪いの雛人形』!!」
盾「こんなところで、こんなところでっ!!負けてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
盾から凄まじいほどの風圧が来た………。それと同時に、相手のスタンドの損傷が激しくなっている。
ガルッチ「お前、いい加減にしろ!死ぬ気か!?」
盾「構わない!ここで死ぬのも本能だ!!!」
ガルッチ「馬鹿か!?スタンドが砕けたら、お前悲惨な事になるんだぞ!?」
盾「重々承知だ!!!!」
駄目だこの騎士、意地でも死ぬつもりじゃねえか!?あーもー!!!自分が言うのも難だが、もうどうなっても知らんぞ!!!
ガルッチ「簪!!『
簪「え、えぇぇぇぇぇぇ!?そんなことしたら、ガルッチと深雪が!!」
ガルッチ「安心しろ、食らって死ぬほど柔じゃない!だから!!!」
sideChange
簪side
ベリアル『まだ気にしてんのか、簪。』
当たり前でしょ!?もしホントにガルッチに当たったら、最悪─────
ベリアル『阿呆、彼奴の力を見くびりすぎだ!彼奴の覚悟は、俺ですら恐れ多い程のものだぞ!それを無にさせるってのか!?』
確かにそうだけど……………、でも!!
ガルッチ「簪!!!だったら、姉を超えると思って放て!!僕は君の姉はどんな人なのかは分からない。けど、今の君は、姉を超えている!後は、お前の覚悟次第だ!!!超えるべき姉を、今ここで見せつけろ!!!!!!!!!!!!」
お姉ちゃんを…………、超える……………?
ガルッチ「僕はな、兄さんを超えようとは思ったことはなかったが、実力的には既に、兄さんを超えていた。本当に超えようと思えば、兄さんを超えることは出来る!だから、今一度だけ、お前の覚悟を、姉に見せつけるんだ!!!!」
そうだ……………、今の私はお姉ちゃんを超えようと頑張ってたんだ…………。未来や、ガルッチと出会ったおかげで、私は強くなってきてる……………。
本当に超えろって言うなら、私は……………、私は……………!!!
簪「私は、もう迷わない!!!!!!!」
『complete! One of ability Install!!』
『
私の専用機から、自動音声が響く。
簪「行くよ!!『召喚』!!」
『『ハイパーゼットン』!!『ダークバルタン』!!『キングジョーブラック』!!』
すると、私の後ろにその3匹が現れ大きく唸り声をあげていた。
仗助「うげっ、でっけぇぇぇぇ…………。」
康一「………此もう、スタンド使っても勝てそうにないなぁ…………。」
仗助「俺もそう思う。」
露伴「凄い…………、簪君!君は最高だ!!!何というリアリティを見せてくれるんだ!!」
未来「露伴さん?」ニッコリ
露伴「……………ごめん、それは勘弁してくれませんか?」
未来「簪!!」
ガルッチ「思いっきしやったれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
簪「お願い、ガルッチを援護して!!!」
ゼットン『■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!』
バルタン『フォ!!!!!!!』
キングジョー『掃射!!!』
ハイパーゼットンのハイパーゼットンアブソーブとキングジョーブラックのハイパーデスト・レイ、そしてダークバルタンのヒートブラスターが放たれ、ギャラハットの盾に直撃した。その威力は、計り知れない物で、さすがのあれも耐えきれない筈…………。
盾「ガハッ!!ま…………まだ…………やられるわけには…………。」
ガルッチ「なっ…………、なんつうタフだ……………。」
盾「私は………………、アーサー王に恩がある!それを、仇で返すわけには、いかないんだ!!!たとえ悪事を働いてたとしても、残虐非道な人だとしても、私は!!!あの人を、守るんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
もう殆どが、ひび割れを起こしていて、何時割れてもおかしくないというにもかかわらず、彼は最後の力を振り絞って、仲間を守ろうとしていた。
私達からしたら、最早敵ながら天晴れだと思う。でも遂に、それが終わるときが来てしまった。
彼のスタンドが砕け散ると同時に、悲惨な声をあげながら血飛沫を出していた。
私はそれに耐えられず、目を背けようとした。でも、何故か出来なかった。
ガルッチ「もう、終わりだ。ギャラハット………。」
盾「あ……………ぁ………………。」
ガルッチ「アーサー王は、お前に取っちゃ恩人かも知れないけど、それでも僕等は、倒さなくちゃならないんだ。だから、悪いがここで死んでくれ。」
盾「ハハハ……………、そう……………ですか………………。アー……………サー…………………………王……………。も………う………………し………………訳………………ご…………………ざ…………………。」
盾のスタンド使いは、一筋の涙を流し、息を引き取っていった……………。
sideout
ギャラハット
真名 江ノ島盾
スタンド名『ラウンドシールド』
【破壊力:Z/スピード:-/射程距離:-/持続力:EX/精密動作性:-/成長性:E】
技 『
見た目 マシュが持ってた盾
防衛するも、守り抜く事出来ず
ガルッチ「……………『
何を思ったのか、ガルッチはスコップを投影し、アンジェロ岩の隣に掘り始め、人が入れるぐらいの穴となった途端、盾を抱え、その穴の中に入れ、そのまま埋め、石碑を建てた。
『アーサー王を守ろうとした英雄
江ノ島盾
アンジェロ岩の横で眠る』
ガルッチ「行こう、杜王町を取り戻すために………。」
to be continued⇨