※この作品はR-18です。

Moon Light Another fate   作:深緑 風龍

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-始原の城-

はぁ、いやまあここまでやらかすって、ビックリしたな………。

士「同感だ…………。着々と、俺を超え始めてきている気がする…………。」
鳴滝「折檻するからだろ。きっと笑いのツボ押して押して押しまくるぞ?」
士「怖っ………。」

まぁ、終わった後なのか、全次元の後遺症はなしだな。っていうか戻したのがガルッチって、ホントに凄いよ…………。

イリア「うん、私も思う。何で解除した途端元の次元に戻れちゃうんだろ。」

あれ?規格外ってなんだっけ?

葵連「遂にゲシュタルト崩壊し始めたのか……………。」


第34話 月の花

-杜王町 病院-

 

ガルッチside

 

あれから一ヶ月、簪はまだ病院で眠っている。無理もないだろう。あれだけの力を使えば、バッタリと倒れない方がおかしい………。

そして杜王町だが、あの時円卓の騎士が破壊された場所は、2週間ぐらいで復興できた。まぁ、殆ど僕がやりましたがね……………。

愛梨さんと紅虎さんはというと、何でも円卓の騎士として自首したそうな…………。いい人なのに……………。

 

未来「……………。」

ガルッチ「大丈夫、簪は起きるよ。」

未来「でも…………。」

ガルッチ「死んだわけじゃないんだから、気をしっかり持とう。な?」

未来「そう…………だね。」

 

しかし、一番の問題は未来のショックだな…………。この一ヶ月間、未来を励ます為に色々頑張ってたんだよね………。あのショックは凄まじかった。

 

『着メロ IS ed曲『SUPER ∞ STREAM 更識姉妹版』~♪』

 

ん?誰からだ?

 

ガルッチ「ちょっと電話してくる。」

未来「うん…………。」

 

僕は屋上のところにワープし、そこで電話をかけた。

 

???『もしもし、初めまして。』

 

ん?なんかクロエと似たような声が聞こえる…………。

 

ガルッチ「どちら様?」

???『あ、名乗ってなかったね。私は簪の姉、更識楯無よ。妹の事が気になって…………。』

ガルッチ「彼女の事でしたら、まだ眠ってます。もう一ヶ月ぐらい………。」

楯無『一ヶ月!?』

ガルッチ「おい、頼むから電話越しで大声は止めてくれ。」

楯無『ご、ごめん。それで大丈夫なの?』

ガルッチ「見たところ後遺症はない。力の使いすぎて、眠ってるだけさ。まぁ、あれだけの力を使えば、眠らない方がおかしいさ。」

楯無『そっか……………。でも、参ったねぇ…………。ありゃ私をずば抜けて超えちゃってくれたよ…………。遠くから見ていたとは言え、簪には追い抜かれちゃったし…………。

もうアレは、姉に勝る妹だね。』

ガルッチ「そりゃあ未来と一緒に旅をしているからね。っていうか思うんだが、何で僕の番号知ってんの!?」

 

今更だけど、何で番号も知らないはずなのにかけられたの!?何で!?

 

楯無『そりゃあ勿論、束が教えてくれたよ。』

ガルッチ「あんにゃろ~………、いつの間に番号を……………。後で触手&媚薬責めしてやる。」

楯無『そこまで…………?まぁ良いわ。』

束『ちょ!?何で私酷い扱いなの!?』

ガルッチ「そして何気に念話してくるな、束。追加として快楽責めだ。」

楯無『うわぁ……………、エグイ。』

 

束が解せぬって言うてるが、デモ僕ニハ関係ナイ関係ナイ。

 

楯無『まぁ良いとして、もし退院したら電話お願いね。』

ガルッチ「了解。刀奈さん。」

楯無『!?』

ガルッチ「次に貴女は、『何で私の名前を!?』という。」

楯無『何で私の名前を!?………( ゚д゚)ハッ!?って何で!?』

ガルッチ「単なる勘だな。」

楯無『勘でって、貴男ねぇ……………。』

ガルッチ「まぁ、簪の事は心配ない。あの子はあの子自身で決めた事さ。どう生きるか、どういう道を歩むかは、彼女次第なんだからさ。」

楯無『……………そうね。正直、未来と一緒に旅をするって聞いたとき、凄くビックリしたわ。っていうか、行って欲しくなかった………。でも、あの子が幸せなら、それでいいよ。これからも、簪の事お願いね。』

ガルッチ「当然だ、それと一つ聞きたいんだが…………。」

 

数分後…………。

 

楯無『えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?いやいや、確かにまぁ、あの子は料理出来るけど、でも歳的に早過ぎじゃ───』

ガルッチ「それだったら、見た目の僕も言えることだろ…………。今じゃ、∞歳になっちまったんだし…………。」

楯無『……………ごめん、それ訊きたくなかった。うーん、仮に私がOKしても、虚はなんて言うのかやら…………。実際あの子って、シスコンなとこがあって………。ちょっと映像があるから、見てみて。』

 

ミスト『楯無さんから送られた映像があるよ。見てみよう、兄や。』

 

了解、さてどんな様子が────

 

 

『ハァハァ、本音のぱんちゅクンカクンカ─────』ピッ

 

 

……………………………うん、なんか疲れてるのかな?今変質者っぽい人が居た気がする。もう一度再生っと。

 

 

『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、本音ちゃん何故行っちゃったの!?お姉ちゃん寂しくて寂しくて死んじゃいそうだよ~…………。もし未来のお嫁さんになるなんて言ったら、私は如何すれば良いの!?これからの私は如何生きればいいの!?あの子が幸せならそれでいいけど、もし苦しんでいたら、未来を殺してでも取り返さないと…………。っていうか私の本音ちゃんを返して~!もう生パンだけじゃ物足りない………。本音ちゃんのおもらしぱんちゅも─────』ピッ

 

 

…………………これ以上は見ないでおこう、うん。そして本音には黙っておこう。そして削除。彼女の名誉のために………。いや、名誉もへったくれもないな。

 

 

ガルッチ「……………刀奈さん、アレは淫獣ですか?」

楯無『さぁ…………。私も、あんなやばい性癖持ってるなんて、思わなかったよ………。』

ガルッチ「取り敢えず、そちらはOKって事で、宜しいでしょうか?」

楯無『そうね、私も幸せになって欲しいって思うし、何しろ、未来ガルの同人誌をジャンジャン作ってくれればそれで─────』

ガルッチ「おい待て、なんつった?」

楯無『あ。』

ガルッチ「未来ガルの同人誌を…………、なんだって?(^ω^ )ンン?」

楯無『えーっと、そのぉ………私は………………別に…………………、っておっと、学校にいかなきゃ!!じゃあね!!』

ガルッチ「あ、おい─────」

 

『プツンッ。ツー、ツー、ツー。』

 

逃げたな、あれ絶対逃げた。まさか更識家って、腐女子しかいないの?いや、それはない。絶対にない……………………………と思いたい。

 

ガルッチ「………………………ちょっと、簪の為に、花でも送ろうかな。月まで行こうっと。」

 

 

sideChange

 

 

未来side

 

 

未来「……………簪。」

 

もう一ヶ月ぐらい、簪は眠ってる。正直、ハイタッチした後に倒れるなんて、思わなかった。ガルッチは眠っているだけっていってたけど、もし簪が死んだら…………。

うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!考えたくない考えたくない!!死んで欲しくないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

 

簪「ん………んんっ……………。」

 

ッ!?

 

簪「あ、あれ?ここは?」

未来「簪ぃぃぃ!!!」

 

よかった、目覚めてくれた!!

 

簪「未来!?って痛い痛い!!」

未来「よかった……………、簪が生きててよかった~……………。」

簪「待って待って、その前にここは!?」

???「お、ナイスタイミングで目が覚めたか。」

 

僕は後ろを振り向くと、いつの間にか花束を持ったガルッチが、病室に入ってきた。

 

簪「ガルッチ、おはよう。」

ガルッチ「おはようって…………、いや仕方ないか。ほら、月まで採ってきた花だぞ。」

簪「つ、月!?」

未来「月まで行ってきたの!?」

ガルッチ「うん。しかし、ラッキーだったよ。まさか月の花こと『マグノリアムーン』が多くあったとは思わなかった。」

 

っていうか宇宙まで行ってくるって、ホントに凄いよ……………。

 

ガルッチ「調子はどう?」

簪「うん、すっかり良くなったよ。ところでどれぐらい寝ていたの?」

未来ガル「「一ヶ月。」」

簪「…………………え、私そこまで寝ていたの?」

未来ガル「「うん。」」

簪「アハハ、そこまで寝てたなんて、思わなかった……………。皆は?」

ガルッチ「ちょくちょく見舞いに行ってるよ。そういえば、僕長野に行って適当なとこ掘ってたら、温泉が吹き出してね。」

簪「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

未来「うん、思いもよらなかったよ…………。それで退院したら、ガルッチが引き当てた温泉のところで宴をするって。」

 

ホントにガルッチって、運がいいのか悪いのか分かんないなぁ…………。

 

簪「そっか、だったら頑張ってリハビリしないとね。」

ガルッチ「うん、退院したら連絡するよ。それじゃ。」

未来「え、ちょっと引っ張らないで~。」

 

そして僕とガルッチは、そのまま病院に出て行った。

 

ガルッチ「………………。」

未来「如何したの?難しい顔になって。」

ガルッチ「いやなに、簪の事なんだけど…………。確か前に、一度死にかけていたんだよな?」

未来「うん。」

ガルッチ「……………もしかしたら、いや信じたくないが………………。」

 

何で、そんなに悩むのかな?

 

未来「簪が死にかけたけど、それがどうかしたの?」

ガルッチ「多分だけど、別の種族が目覚めたんじゃないかって…………。」

未来「え?いやガルッチ、流石にそれはないよ。」

ガルッチ「まぁね、あくまで過程なんだが、鈴美さんの祖先は『零の龍神』だよね?」

未来「そうだね、確かに彼女は『零の龍神』の子孫だったし………。」

ガルッチ「それで思うんだ。表向きは人間だけど、血筋は………………『全の竜神』だったりして。」

未来「……………………………いやまって、流石に簪が『全の竜神』は……………ありそうか。」

ガルッチ「まぁ過程だけどね。」

 

確かに、ないとは言いきれないかもしれない。実際鈴美さんもそうだけど、多分それはウルトラマン達によって生き返らせたんだと思うなぁ。

でも、何でガルッチって深く考えるんだろう。

 

ガルッチ「まぁ、今は杜王町を救って、宴の事でも考えておくか!貸切もしておいたし。」

未来「でも、簪が帰ってきてからね。」

ガルッチ「そうだね。」

 

ついでだから、仗助達も誘おうかなぁ。今回のVIPは簪だしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてしばらくして、簪は退院して、早速僕らは仗助達を連れて、ガルッチが掘り当てた温泉のところに向かった。その途中、簪の髪に違和感があり、よくよく見ると、ガルッチが送った花が飾られていたのを見た。

 

 

to be continued⇨

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