Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-アンブレラ研究所 ???-
ガルッチside
この戦いの中、フラン達はランサーのカード回収も終わり、フレディとこいしはジェイソンと和解、そして未来達はハートレスサーヴァントを討伐。後は、僕が教官を倒すだけとなった。
ガルッチ「オラァァァァァァァ!!!!」
キース「ハァァァァァァ!!!!!」
剣と剣がぶつかるが、此方には無数の魔手を持っていたため、隙あらば殴りつけていた。
『ガキンッ!』
キース「グフォ!?」
ガルッチ「傷を付け、呪いに抗え!!『裁け背の罪』!!」
今度は大きな手を出し、全身を引っ掻こうとする。だがそれを避け、反撃を繰り出した。
キース「隙あり!!」
ガルッチ「絶望よ、我を守れ!『ダークネスシールド』!!」
キース「くっ、貴様…………。攻撃をも防ぐか!」
ガルッチ「それだけじゃない。噛み砕け、アムール!!」
キース「何ッ!?」
『ブチンッ!!』
アムール『キースのアーム、引き千切り完了。』
ガルッチ「良くやった、アムール。」
1本引き千切られたことにより、残ったのは5本。だが、その途端何かのオーラを纏い始めた。
ミスト『拙い!兄や、アムール!アンドルフが使う回転レーザーが来るよ!』
ガルッチ「マジか………。だったらっ!花弁よ、我らを守りたまえ!『
レーザーが放たれると同時に、僕は14枚の花弁を召喚させ、レーザーを防いでいく。そして攻撃が止むや否や、速攻で攻撃してきた。
キース「ウォォォォォォ!!!!!!」
ガルッチ「ちっ、これじゃあラチがあかねぇ!!『アイアスバッシュ』!!」
キース「ッ!!」
一枚破壊される前に、
キース「まだだ!!まだ終わってない!!」
アムール『乗れ、我が主!!』
ガルッチ「分かった!」
教官の姿は変わり、今度は下半身を機械馬にし、ケンタウルスのサイボーグとなった。
ガルッチ「行くぞ、アムール!!」
アムール『了解した!!』
ガルッチ「憎悪よ!絶望よ!!混沌よ!!!彼の者を倒す刃と化し、貫け!!」
僕の後ろに居た魔手は鎌状のシェイプシフターのような形状にして、教官に目がけて襲いかかり、捕まってしまった。
キース「なっ!?しまった!!」
ガルッチ「断罪の時間だ!!『
3頭の頭を持ったアムールは、僕が持ってた武器で斬り、中央は噛みつき、最後の僕は目にも止まらない斬撃を出した。そして、シェイプシフターらしき形状にヒビが入り、割れた。
キース「グァァァァァァァァ!!!!」
悲痛がこの場所全体に木霊し、有り得ないことに血飛沫をあげていた。
ガルッチ「教官……………!!」
キース「お、驚いた。貴様、ここまで強かったとは…………。」
ガルッチ「まだ、続ける気か?」
キース「当たり前だ!!さぁ来い!!!」
やっぱり、悲しいな。教官を殺すのは、やっぱり惜しい………。でも、幻想郷を、守らなきゃ!!
その途端、頭の中から声が聞こえた。
???『ガルッチ!!途惑うな、奴はもう人間じゃない!』
この声って………、リヴァイ兵長!?
リヴァイ『お前は俺やエレンを超えた、最強の兵士だ!恩人が殺せというのなら、それに従うのは通りだろ!?』
でも、でも僕は!!!
???『馬鹿野郎!!辛いのはお前だけじゃない!!俺たちだって辛いんだ!!』
エレン!?って事は、ミカサ!?アルミン!?お前らもいるのか!?
ミカサ『そうよ。ガルッチ、貴方は誰よりも強い。私やエレン、アルミン、皆の希望になってくれた!』
アルミン『それに、教官が追い出されていたのは、僕達も悲しい。けど、関係のない人が、教官によって苦しんでるところを見たら、もっと悲しい!!』
サシャ『教官はいつも、私やコニーを叱っていたけど、あれ以上に良い教官なんていない!!』
アニ『私もだ。敵とは言え、あの教官は、本当に素晴らしい人だ。』
ライナー『ああ、そのお陰で、大半の奴が頑張って訓練してきたんだ!』
ベルトルト『確かに、アニやライナー、僕が言うのも難だけど、あれ以上の教官は何処にも居ない。』
ヒストリカ『ガルッチさん、お願いです!教官の苦しみを、野望を、止めて下さい!!』
ユミル『あー、ったくよ~。教官が居なくなるのは、あたしらだって悲しいんだよ。だからさ、ガルッチ。ヒストリカの愛人として、皆のためにも、教官の苦しみを解き放ってやれよ。』
おい待て、ユミル!何でそうなるの!?
ユミル『いやだってオメェ、ヒストリカと一緒にどっか行ったときに────』
ヒストリカ『ちょっとストップ!ユミル、何でそうなるのよ!?っていうか、ユミルだってそうしたじゃない!?』
ユミル『なっ!?』
ヒストリカ『どっちかって言うと、私とユミルは、ガルッチの愛人でしょ?』
あ、結局そうなるのね。って、僕いつの間にか2人の愛人作ってんじゃん!?
ジャン『オメェ…………。まぁいいか。ガルッチ、辛いだろうが、教官の為だ。思いっきしやれ。』
マルコ『ガルッチ…………、頼む。教官の苦しみを、解放してやってくれ!』
コニー『俺からも頼む、ガルッチ!』
皆…………。
ヒストリカ『さぁ、ガルッチ。教官や私達の為に…………!』
…………分かった!
ガルッチ「これで、終わらせる!!」
キース「ウォォォォォォ!!!」
教官は僕に向かって斬り掛かろうとする。だが、そこが狙い目!!!
ガルッチ「『
体当たりが当たる寸前、僕は素早く避け、真っ二つに横に斬った。教官の上半身は落ち、馬の半分は爆発した。
ガルッチ「僕の勝ちだ、教官。」
キース「……………いや、まだだ。」
何?
【自爆装置が作動!!自爆装置が作動!!施設に居る人は、すぐさま脱出エレベーターに乗ってください!!】
ガルッチ「教官!?」
キース「フフフ、私にとっての、最後の足掻きだ。いずれ、私は立ち上がる。だが、脱出エレベーターは、この辺りだ。貴様の仲間も、そこにいる。」
ガルッチ「何で、何で教えるんだ!?」
キース「私にとって、最後の理性だからさ。もうすぐ、お前という思い出が、消えてしまう。そうしたら、私は本能のまま、お前達を道連れにするだろう…………。」
ガルッチ「教官…………。」
キース「ガルッチ……………、お前に、最後の任務を与える。もし、脱出途中で、私が襲いかかってきたら、すかさず、うなじに攻撃しろ……………!さぁ、早く行け!!」
ガルッチ「………………ありがとうございます。」
僕は涙ぐむも、すぐに拭き、この場から去った。
-アンブレラ研究所 脱出エレベーター-
フラン「お兄ちゃん!!」
未来「その様子、終わったんだね!」
ガルッチ「………………ああ、だが今は脱出しよう!」
ジェイソン「皆、こっちだ!!」
【貨物エレベーター作動、緊急事態なため素早く動きます。酔いにはご注意を。】
僕らは急いで乗るとすぐさま発進し、地上へと目指した。
フレディ「それで、キースの事だが………その………、なんつうか…………。」
ガルッチ「言うな、フレディ。教官だって、頼んでた事だ。」
未来「でも、何だか嫌な予感がする。」
簪「私も…………。」
なるほど、って事はもうそろそろかな?
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!』
皆は後ろを振り向くと、そこには巨大化し、最早デスタムーアの頭部だけの状態となったキースが現れた。
フレディ「キース!?」
鈴美「そんな、ガルッチちゃんが倒したはず!!」
ガルッチ「来たんだな。」
未来「来たって………。」
ガルッチ「彼奴は、僅かな理性で、僕に忠告してくれたんだ。しかも、脱出場所も教え、最後に頼まれたんだ。」
未来「頼まれたって…………。」
ジェイソン「何を、頼んでたんだ?」
ガルッチ「『もし、私が襲いかかってきたら、うなじに攻撃しろ』。でも、これじゃあ狙えない!!」
クソッ!!どうすれば……………、どうすれば!!!
ジェイソン「前方に何か来ます!!灰色の機械が!!」
フレディ「待て!!それって!!」
皆はその灰色の機械を見ると、そこには『トライボーグ』が、逆方面から現れた。
トライボーグ『私が何とかする。お前達は先に行け!!』
そしてそのままトライボートは、教官の後ろへ回り込むと、彼方も後ろを向いた。見えた!!
フレディ「トライボーグゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガルッチ「済まない、感謝する!!トライボーグ!『
僕はエミヤが持つ弓を投影し、矢は炎を纏った魔法の矢を投影した。
『死に損ないの機械男め!!邪魔をするなぁぁぁぁぁ!!!』
ガルッチ「………………お墓、建てますので、安らかに、眠って下さい。『
その矢は放たれ、そのままキースのうなじを貫通した。それと同時に、トライボーグはキースの頭部を真っ二つにし、僕らの方に来た。
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガルッチ「……………さようなら、キース・シャーディス教官。貴方の事は、忘れません。」
キース・シャーディス
アンブレラ研究所と共にこの世から去る
to be continued⇨
-幻想郷のどこか-
???side
「何とか脱出できたな。」
「ああ、それより………ある?」
「大丈夫、主の為にでキース達に技術を提供していたが、かなり良いデータも取れた。」
「そうか。ならば戻ろう。」
「「全ては、我が主の為に…………。」」
-幻想郷 人里はずれ-
ガルッチside
ガルッチ「この辺りでいいかな?」
うん、この場所が良いな。教官の墓は。
エレン『ガルッチ…………、お前本当に、教官の事を……………。』
ガルッチ「………………悪いのは、教官じゃない。教官を追い出した上の人間達が悪いんだ。」
ヒストリカ『酷な話だね…………。』
ガルッチ「ああ……………。」
もう、教官の声も聞くことは出来ない。仮に出来たとしても、それは平行世界の教官だ。僕にとっての教官は、今度こそこの世から消えたんだ。
全王神『ガルッチちゃん、なんだか可哀想…………。』
士『昔の恩師を殺したんだ。辛いはずだ。』
束『ねぇ、私の技術だったら生き返らせることが─────』
ガルッチ「ありがたいけど、やめておくよ。生き返らせたとしても、そこにはもう、教官なんていないから。僕の知ってる教官は、この墓の中で眠ってる。それだけで、十分だ。」
束『そう、なんだ。』
さてと、そろそろ博麗神社に戻ろう。今日は、大宴会をおっぱじめるらしいし、急いで行こう。
ガルッチ「……………今度こそ、さようなら。教官。」