※この作品はR-18です。

Moon Light Another fate   作:深緑 風龍

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BGM 進撃の巨人 ED曲 『美しき残酷な世界』


第46話 美しき残酷な運命

-アンブレラ研究所 ???-

 

ガルッチside

 

この戦いの中、フラン達はランサーのカード回収も終わり、フレディとこいしはジェイソンと和解、そして未来達はハートレスサーヴァントを討伐。後は、僕が教官を倒すだけとなった。

 

ガルッチ「オラァァァァァァァ!!!!」

キース「ハァァァァァァ!!!!!」

 

剣と剣がぶつかるが、此方には無数の魔手を持っていたため、隙あらば殴りつけていた。

 

『ガキンッ!』

 

キース「グフォ!?」

ガルッチ「傷を付け、呪いに抗え!!『裁け背の罪』!!」

 

今度は大きな手を出し、全身を引っ掻こうとする。だがそれを避け、反撃を繰り出した。

 

キース「隙あり!!」

ガルッチ「絶望よ、我を守れ!『ダークネスシールド』!!」

キース「くっ、貴様…………。攻撃をも防ぐか!」

ガルッチ「それだけじゃない。噛み砕け、アムール!!」

キース「何ッ!?」

 

『ブチンッ!!』

 

アムール『キースのアーム、引き千切り完了。』

ガルッチ「良くやった、アムール。」

 

1本引き千切られたことにより、残ったのは5本。だが、その途端何かのオーラを纏い始めた。

 

ミスト『拙い!兄や、アムール!アンドルフが使う回転レーザーが来るよ!』

ガルッチ「マジか………。だったらっ!花弁よ、我らを守りたまえ!『熾天覆う十四の円環(ロー・アイアス)』!!」

 

レーザーが放たれると同時に、僕は14枚の花弁を召喚させ、レーザーを防いでいく。そして攻撃が止むや否や、速攻で攻撃してきた。

 

キース「ウォォォォォォ!!!!!!」

ガルッチ「ちっ、これじゃあラチがあかねぇ!!『アイアスバッシュ』!!」

キース「ッ!!」

 

一枚破壊される前に、熾天覆う十四の円環(ロー・アイアス)での体当たりをし、教官を吹っ飛ばした。

 

キース「まだだ!!まだ終わってない!!」

アムール『乗れ、我が主!!』

ガルッチ「分かった!」

 

教官の姿は変わり、今度は下半身を機械馬にし、ケンタウルスのサイボーグとなった。

 

ガルッチ「行くぞ、アムール!!」

アムール『了解した!!』

ガルッチ「憎悪よ!絶望よ!!混沌よ!!!彼の者を倒す刃と化し、貫け!!」

 

僕の後ろに居た魔手は鎌状のシェイプシフターのような形状にして、教官に目がけて襲いかかり、捕まってしまった。

 

キース「なっ!?しまった!!」

ガルッチ「断罪の時間だ!!『遙かなる者への斬罪(フリーレン・シャルフリヒター)』!!」

 

3頭の頭を持ったアムールは、僕が持ってた武器で斬り、中央は噛みつき、最後の僕は目にも止まらない斬撃を出した。そして、シェイプシフターらしき形状にヒビが入り、割れた。

 

キース「グァァァァァァァァ!!!!」

 

悲痛がこの場所全体に木霊し、有り得ないことに血飛沫をあげていた。

 

ガルッチ「教官……………!!」

キース「お、驚いた。貴様、ここまで強かったとは…………。」

ガルッチ「まだ、続ける気か?」

キース「当たり前だ!!さぁ来い!!!」

 

やっぱり、悲しいな。教官を殺すのは、やっぱり惜しい………。でも、幻想郷を、守らなきゃ!!

その途端、頭の中から声が聞こえた。

 

???『ガルッチ!!途惑うな、奴はもう人間じゃない!』

 

この声って………、リヴァイ兵長!?

 

リヴァイ『お前は俺やエレンを超えた、最強の兵士だ!恩人が殺せというのなら、それに従うのは通りだろ!?』

 

でも、でも僕は!!!

 

???『馬鹿野郎!!辛いのはお前だけじゃない!!俺たちだって辛いんだ!!』

 

エレン!?って事は、ミカサ!?アルミン!?お前らもいるのか!?

 

ミカサ『そうよ。ガルッチ、貴方は誰よりも強い。私やエレン、アルミン、皆の希望になってくれた!』

アルミン『それに、教官が追い出されていたのは、僕達も悲しい。けど、関係のない人が、教官によって苦しんでるところを見たら、もっと悲しい!!』

サシャ『教官はいつも、私やコニーを叱っていたけど、あれ以上に良い教官なんていない!!』

アニ『私もだ。敵とは言え、あの教官は、本当に素晴らしい人だ。』

ライナー『ああ、そのお陰で、大半の奴が頑張って訓練してきたんだ!』

ベルトルト『確かに、アニやライナー、僕が言うのも難だけど、あれ以上の教官は何処にも居ない。』

ヒストリカ『ガルッチさん、お願いです!教官の苦しみを、野望を、止めて下さい!!』

ユミル『あー、ったくよ~。教官が居なくなるのは、あたしらだって悲しいんだよ。だからさ、ガルッチ。ヒストリカの愛人として、皆のためにも、教官の苦しみを解き放ってやれよ。』

 

おい待て、ユミル!何でそうなるの!?

 

ユミル『いやだってオメェ、ヒストリカと一緒にどっか行ったときに────』

ヒストリカ『ちょっとストップ!ユミル、何でそうなるのよ!?っていうか、ユミルだってそうしたじゃない!?』

ユミル『なっ!?』

ヒストリカ『どっちかって言うと、私とユミルは、ガルッチの愛人でしょ?』

 

あ、結局そうなるのね。って、僕いつの間にか2人の愛人作ってんじゃん!?

 

ジャン『オメェ…………。まぁいいか。ガルッチ、辛いだろうが、教官の為だ。思いっきしやれ。』

マルコ『ガルッチ…………、頼む。教官の苦しみを、解放してやってくれ!』

コニー『俺からも頼む、ガルッチ!』

 

皆…………。

 

ヒストリカ『さぁ、ガルッチ。教官や私達の為に…………!』

 

…………分かった!

 

ガルッチ「これで、終わらせる!!」

キース「ウォォォォォォ!!!」

 

教官は僕に向かって斬り掛かろうとする。だが、そこが狙い目!!!

 

ガルッチ「『紅蓮の刃(フレイム・オブ・ザ・ブレイド)』!!」

 

体当たりが当たる寸前、僕は素早く避け、真っ二つに横に斬った。教官の上半身は落ち、馬の半分は爆発した。

 

ガルッチ「僕の勝ちだ、教官。」

キース「……………いや、まだだ。」

 

何?

 

【自爆装置が作動!!自爆装置が作動!!施設に居る人は、すぐさま脱出エレベーターに乗ってください!!】

 

ガルッチ「教官!?」

キース「フフフ、私にとっての、最後の足掻きだ。いずれ、私は立ち上がる。だが、脱出エレベーターは、この辺りだ。貴様の仲間も、そこにいる。」

ガルッチ「何で、何で教えるんだ!?」

キース「私にとって、最後の理性だからさ。もうすぐ、お前という思い出が、消えてしまう。そうしたら、私は本能のまま、お前達を道連れにするだろう…………。」

ガルッチ「教官…………。」

キース「ガルッチ……………、お前に、最後の任務を与える。もし、脱出途中で、私が襲いかかってきたら、すかさず、うなじに攻撃しろ……………!さぁ、早く行け!!」

ガルッチ「………………ありがとうございます。」

 

僕は涙ぐむも、すぐに拭き、この場から去った。

 

 

-アンブレラ研究所 脱出エレベーター-

 

フラン「お兄ちゃん!!」

未来「その様子、終わったんだね!」

ガルッチ「………………ああ、だが今は脱出しよう!」

ジェイソン「皆、こっちだ!!」

 

【貨物エレベーター作動、緊急事態なため素早く動きます。酔いにはご注意を。】

 

僕らは急いで乗るとすぐさま発進し、地上へと目指した。

 

フレディ「それで、キースの事だが………その………、なんつうか…………。」

ガルッチ「言うな、フレディ。教官だって、頼んでた事だ。」

未来「でも、何だか嫌な予感がする。」

簪「私も…………。」

 

なるほど、って事はもうそろそろかな?

 

 

『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!』

 

 

皆は後ろを振り向くと、そこには巨大化し、最早デスタムーアの頭部だけの状態となったキースが現れた。

 

フレディ「キース!?」

鈴美「そんな、ガルッチちゃんが倒したはず!!」

ガルッチ「来たんだな。」

未来「来たって………。」

ガルッチ「彼奴は、僅かな理性で、僕に忠告してくれたんだ。しかも、脱出場所も教え、最後に頼まれたんだ。」

未来「頼まれたって…………。」

ジェイソン「何を、頼んでたんだ?」

ガルッチ「『もし、私が襲いかかってきたら、うなじに攻撃しろ』。でも、これじゃあ狙えない!!」

 

クソッ!!どうすれば……………、どうすれば!!!

 

ジェイソン「前方に何か来ます!!灰色の機械が!!」

フレディ「待て!!それって!!」

 

皆はその灰色の機械を見ると、そこには『トライボーグ』が、逆方面から現れた。

 

 

トライボーグ『私が何とかする。お前達は先に行け!!』

 

 

そしてそのままトライボートは、教官の後ろへ回り込むと、彼方も後ろを向いた。見えた!!

 

 

フレディ「トライボーグゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガルッチ「済まない、感謝する!!トライボーグ!『投影開始(トレース・オン)』!!」

 

僕はエミヤが持つ弓を投影し、矢は炎を纏った魔法の矢を投影した。

 

『死に損ないの機械男め!!邪魔をするなぁぁぁぁぁ!!!』

ガルッチ「………………お墓、建てますので、安らかに、眠って下さい。『必中の矢(クリティカルアロー)』!!」

 

その矢は放たれ、そのままキースのうなじを貫通した。それと同時に、トライボーグはキースの頭部を真っ二つにし、僕らの方に来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガルッチ「……………さようなら、キース・シャーディス教官。貴方の事は、忘れません。」

 

 

キース・シャーディス

 

 

アンブレラ研究所と共にこの世から去る

 

 

 

to be continued⇨




-幻想郷のどこか-

???side

「何とか脱出できたな。」

「ああ、それより………ある?」

「大丈夫、主の為にでキース達に技術を提供していたが、かなり良いデータも取れた。」

「そうか。ならば戻ろう。」

「「全ては、我が主の為に…………。」」

-幻想郷 人里はずれ-

ガルッチside

ガルッチ「この辺りでいいかな?」

うん、この場所が良いな。教官の墓は。

エレン『ガルッチ…………、お前本当に、教官の事を……………。』
ガルッチ「………………悪いのは、教官じゃない。教官を追い出した上の人間達が悪いんだ。」
ヒストリカ『酷な話だね…………。』
ガルッチ「ああ……………。」

もう、教官の声も聞くことは出来ない。仮に出来たとしても、それは平行世界の教官だ。僕にとっての教官は、今度こそこの世から消えたんだ。

全王神『ガルッチちゃん、なんだか可哀想…………。』
士『昔の恩師を殺したんだ。辛いはずだ。』
束『ねぇ、私の技術だったら生き返らせることが─────』
ガルッチ「ありがたいけど、やめておくよ。生き返らせたとしても、そこにはもう、教官なんていないから。僕の知ってる教官は、この墓の中で眠ってる。それだけで、十分だ。」
束『そう、なんだ。』

さてと、そろそろ博麗神社に戻ろう。今日は、大宴会をおっぱじめるらしいし、急いで行こう。

ガルッチ「……………今度こそ、さようなら。教官。」
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