※この作品はR-18です。

Moon Light Another fate   作:深緑 風龍

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???side

ドッグ「──────以上ダ。」

???「そうか、お疲れさまソルジャー。」

星龍「それにしても、ガルッチ達が、その門矢未来って言う人達について行ってるなんて、思わなかったな。」

早苗「それより、ガルッチが未来に恋に落ちるなんて、私思わなかった…………。」

星龍「うん、しかも子供って……………。」

???「あー、まあ確かにね。僕でも思わなかった。思ってた以上に、同性愛も現れるなんて思わなかったよ。いや、今じゃ両性愛なのかな?」

星龍「…………そこはまだいいとして、『リターン・オブ・ザ・アヴァロン』計画ね。これは度し難い計画だ。」

???「僕もさ、でも残念ながら僕が出られるほど、体力が戻ってない。思ってたより、あの自爆魔法は相当ごっそりととられちゃったようだな。」

早苗「私だって驚いてるんですよ?死んでいたと、みんな言ってましたし。」

???「それは悪かった。でも、それが条件だったんだ。全の竜神になる条件は、一度死んだ者扱いをしなくてはならなかったんだし。元々全の竜神となった者って、大体が死者扱いの人達だし。」

星龍「なるほどね…………。彼らは来るのかな?」

???「来るさ、なんたってガルッチは、僕の孫だからね。例え本当の前世があれだとしてもな。」


第59話 魔眼の試練

-空の家 トレーニングルーム-

 

ガルッチside

 

 

さてと、粗方ギフトゲームの紙が完成したけど、もう一度確認した方がいいな。

 

ガルッチ「白夜叉、こんな感じでいいか?」

白夜叉「どれどれ?」

 

その内容は、こう書かれていた。

 

 

<ギフトゲーム:直死の魔眼の試練>

 

 

プレイヤー:門矢未来

 

クリア条件:ガルッチが戦ってきた敵達を倒す。

 

クリア方法:その敵の全滅

 

敗北条件:なし

 

クリア報酬:『直死の魔眼・破壊』の習得

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

 

“サウザンドアイズ”印

 

 

 

白夜叉「ふむ、よく出来ておるの。流石じゃな。」

ガルッチ「んじゃあ、後はあの機械に挿入するだけだけど、念のために確認しよう。」

 

そう言い、僕は中央にいる未来の方を見た。

 

ガルッチ「いい未来?これを挿入したら、僕らは手助けは出来ない。その先は一人で戦う必要がある。覚悟は良い?」

未来『うん、いいよ。君が戦った奴ら、どんな奴なのかは分からないけど、必ず習得してみせるからね。』

ガルッチ「よし、それじゃ行くぞ。」

 

未来の覚悟を確認し、僕はその機械に挿入すると同時に、僕らが戦った宿敵達が現れた。

破滅を呼ぶ風(ウィンズオブデストラクション)とアームストロング、宵闇霊夢、殺生院キアラ、ヘブンDIO、ブラック、マーモン、女神イリアス、シーモア等が、未来の目の前に現れた。

そういえば、こんな奴らがいたなぁ………。

 

空「あれが、ガルッチが戦った奴?」

ガルッチ「そう言うことだ。」

イリヤ「それにしても、随分な強敵そろいだね。」

ガルッチ「まぁあくまで、当時の強敵だけど…………、多分未来なら勝てると思うな。」

雷電「っていうか、奴らと戦ってたとは、驚いた。」

ガルッチ「今じゃミライっていう子と一緒にいるから、生前よりはいい人だよ。」

雷電「信じられんなぁ…………。」

ガルッチ「それよりほら、始まるぞ。」

 

さぁ未来、その試練乗り越えて見せろ!!

 

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ゼロノスside

 

時臣「…………ゼロノス様、どうやらヴォルギン殿は、彼の伝説の存在のデータを────」

ゼロノス「知ってる、失敗したのだろ?しかも我が弟の奴らに。」

時臣「ハッ、その通りでございます…………。」

 

クソ、奴を逃したのは我々にとっての痛手。あの龍神空とか言う人物は、恐らく強大な力を持ってたはずだ。それを逃すと言うことは、我々の計画が大きく後退することになる………。

 

時臣「どうなさいます?」

ゼロノス「いや、慌てるな。まだ他の奴もいるから、そのデータさえとれば、何とかなる。」

時臣「ふむ、そうですか…………。確かに、空の能力の代わりも居るというのも、また事実ですな。」

ゼロノス「そうだ、では時臣。頼んだぞ。」

時臣「畏まりました、ゼロ様。」

ゼロノス「……………なるほど、弟よ。そうまでして邪魔をしたいというのか。我が計画さえ成功すれば、完全な世界へと生まれ変わるというのに……………。」

 

まぁいい、所詮我が理想に理解できぬ愚かな弟だ。愛とか絆とか、そのような下らんものに縋っていれば、いつか破滅に導くというものを。

しかし、問題は英竜と呼ばれる存在。どうやら宇宙侵略をもくろんでいるそうだな。どちらにせよ、邪魔な障壁になるのは確実だ。

ならばただ一つ。あれより最もチートを持ったホムンクルスを送り込めばいいのだ。

 

『ガチャ』

 

ゼロノス「俺だ、早速だが頼みがある。試作品型のホムンクルスを、英竜が居る世界に送りこめ。ついでだから、奴とその仲間のデータもコピーし、その後は殺害でもさせろ。よいな?」

 

 

よし、これで布石は打った。フフフ、奴等を始末さえすれば、我が計画も進めることが出来る。

 

 

ゼロノス「………………さてと、紅茶でも飲も───(ズズズッ)───ブウッ!!」

 

なんだこれ!?マッズ!?何なのだこれは!?

 

時臣「失礼しま─────ゼロ様!?如何なさいました!?」

ゼロノス「如何なさいましたじゃない!!丁度良い、時臣。これを飲んでみろ。」

時臣「紅茶ですか?一体───(ズズズッ)───ブウッ!?ゲホッ!ゲホッ!な、何ですかこの紅茶!?実に優雅ではない!!」

ゼロノス「誰だ!!不味い紅茶を入れた奴は!!!」

 

くそ、しかもこの紅茶。俺の嫌いなブランドものではないか!!俺が気に入ってるのは、『アールグレイ』ただ一つだ!!

全く、誰だブランドものかつ不味い紅茶を作った阿呆は!!この俺が直々に成敗してくれる!!

 

(風龍「そういえば、ガルッチが飲んでた紅茶も『アールグレイ』だったな。」

士「彼奴安物が好きなのか?」

風龍「落ち着くだとか何とか。」)

 

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-空の家 トレーニングルーム-

 

未来side

 

 

BGM Fate/Extra CCC BB戦『bottom black, moon gazer』

 

 

アームストロング「ぬぉぉぉ!!死にやがれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

未来「見切った!!」

 

『ブシャァァッ!!』

 

アームストロング「ゴフッ!?」

未来「よし、そのままあの霊夢に投げつける!!」

 

『ブンッ!』

 

宵闇「ってちょちょちょ!?こっちに来るぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

あ、2体同時に倒しちゃった。確かに、強敵なのは確かだったけど、攻略さえ見つければ、勝てない相手じゃなかったね。

宵闇霊夢に関しては…………、何あれ?ホントに強敵なの?アームストロングに押しつぶされて死ぬって、ちょっと引くんだけど…………。

 

ガルッチ『いや、あれは間違いなく強敵なんだが…………。原因は、やっぱりアームストロングに潰されたからかな?』

フラン『かつて恐怖の鬼神とも呼ばれた宵闇霊夢が、今じゃポンコツの………。ウフッ』

ガルッチ『お、おい。やめ………フフフフ。』

 

滅茶苦茶笑いを堪えてる………。やっぱり分かる人には分かるって事かな?

 

HDIO「余所見をしていいかな?『ザ・ワールド・オーバー────』」

未来「やらせない!!力を貸して!!『ムーンライト・アウターヘル』!!」

 

僕は一時的にガルッチのスタンドを召喚させ、ヘブンDIOのスタンドを攻撃した。すると、ヘブンDIOのスタンドの頭が砕け散ると、ヘブンDIOも同じように頭部がエグいぐらいに砕け、そのまま消滅した。

って、ガルッチのスタンドって、そこまでパワーあったっけ?いやまって、そういえばあのスタンドを攻撃するとき、一瞬ひび割れのマークがスタンドの頭が見えた気がする。

 

マーモン「このっ!!ドワーフ帝国のために、今一度死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

未来「ッ!」

 

あのドワーフからは、全身にひび割れのマーク………。もしかして!

 

未来「『"砕け"』!!」

マーモン「なっ!?何で俺のからだが、砕け…………!?」

 

 

『ガラガラガラ…………。』

 

砕けと言った途端、あのドワーフは落石のように砕けていき、跡形もなく消えていった。

 

ガルッチ『あれって、直死の魔眼とは違う魔眼!?』

フラン『しかもそれ、私のとよく似ている!!』

未来「え?直死の魔眼じゃないの!?」

ガルッチ『恐らくそれは、『破砕の魔眼』だ!直死と似たようなものだけど、ひび割れのマークが見えると、そこが弱点となって、触れた瞬間砕けるようになるんだ!』

未来「嘘~ん。直死じゃないのかよ~…………。」

 

でも、その破砕の魔眼のお陰で他の強敵を倒し、ついにクリア。そう思ってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「へぇ、すげぇな。確かに、肉体的には俺と同じだな。」

 

突然女性の声が聞こえ、後ろを振り向くと、そこには短刀を持った僕らしき人物が立っていた。

 

ガルッチ『式!?お前、『空の境界』に居たはずじゃ!?』

両儀式「ああ、予定が狂ってな。今すぐ未来って奴に会いたくてこっちに来たんだが………。なるほど、確かに同じにして全く違う存在だな。」

未来「え?」

両儀式「決めた、俺の力を使わせてやる。受け取りな、『直死の魔眼』をな!」

 

すると、僕の目に急激な痛みが来るも、すぐ引いていき、目を開けると、そこには僕らしき人物がいなかった。

 

両儀式『いなかったじゃなくて、お前の人格になったんだ。』

未来「え!?人格!?」

両儀式『そうだよ。って、なるほど。なんか居るかと振り向いても分かんなかったが、此奴のことだったんだな。』

「両儀式」『そう、やっと見えたのね。初めまして、と言うべきかしら?』

未来「だ、誰!?」

「両儀式」『初めまして、門矢未来。私は「両儀式」、出来れば式セイバーと呼んでもらえるかしら?彼女とかぶるとあれだから。』

両儀式『確かに、俺の名前と一緒ってのはちょっと気味が悪いな………。』

未来「なんて言うか、これでガルッチは中の人格と会話してたんだ………。」

ガルッチ『そゆこと。まぁとりあえず、試練は終了。『直死の魔眼・破壊』に加え、『破砕の魔眼』も手に入ったことだし、結果オーライかな?』

 

そうだね、結構疲れたなぁ…………。

 

「両儀式」改め式セイバー『そういえば、未来って女装するんだっけ?』

未来「女装じゃなくてこれが普段着。」

両儀式『いや、それはお前だけだぞ?』

 

嘘~…………、この体の持ち主まで言われちゃった…………。

 

両儀式『まぁ何にせよ、これからは宜しくな。未来。』

 

 

『未来に新たな能力を習得

 

 

『直死の魔眼・破壊』

 

魔眼と呼称される異能の中でも最上級のもの。異能の中の異能、希少品の中の希少品。

無機、有機問わず、“活きている”ものの死の要因を読み取り、干渉可能な現象として視認する能力。 直死の魔眼から視た世界は“死の線”で満ちた終末の風景であり、まっとうな精神構造ではこれと向き合っての日常生活は難しい。魔眼の中でも最上級のものとされる。

未来の場合『破壊』の属性が付与していて、短刀で使わなくても、死の線を断ち、死の点を突くことが出来る。

式とは違い、右眼は赤い眼、左眼は蒼い眼というオッドアイ状態になる。

 

 

『破砕の魔眼』

 

直死の魔眼とよく似た力を持った魔眼。

ひび割れのマークが現れ、そこに攻撃すると砕け散り、跡形もなく消し去ってしまう能力。

此方は両眼緑色の眼に変わる。』

 

 

まぁ、何にせよ。此方もよろしくね、式さん。式セイバーさん。

 

 

to be continued⇨

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