※この作品はR-18です。

Moon Light Another fate   作:深緑 風龍

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第64話 未来達の修行

-ロードの家 地下室-

 

あー、久々のナレーションだ………。っと失礼、では…………。

レイと呼ばれる少女に着いていく未来達は地下に着くと、そこにはあらゆる修行用の道具や器具、色々なものが揃っていた。更には、VRルームもあるようだ。

 

未来「え、ここが?」

レイ「ああ、ここで日々鍛錬している。いつか英竜に勝てるようにな。」

こいし「ねぇ、殆ど血が付いてるけど。」

レイ「死に物狂いでやってると、何時かは血が出る。ホントにオーバーワークじゃないかと疑いたくなるほどさ。」

???「戻ってきましたか、レイ様。」

レイ「げっ………。」

 

機械的な声がし、レイはガタガタ震えながら後ろを向くと、そこには女性のようなアンドロイドが立っていた。

 

???「全く、何処をほっつき歩いていたのですか?まだトレーニングは終わってませんよ?」

レイ「終わってるから!?死に物狂いで必死に頑張ったから!?」

???「ん?其方の方々は?」

レイ「ロードの孫の関係者。妻も居れば子供、恋人友人など色々。」

???「そうですか、では自己紹介を始めます。私は2B、ここの修行のアンドロイドとしてやっている者です。」

未来「2B?」

簪「聞いたことのない名前ね。」

こいし「あ、多分あの人『NieR:Automata』の主人公よ!」

2B「その通りです。」

本音「聞いたことないタイトルだな~。」

白夜叉「ほうほう、って事は9Sも居るというのかの?」

2B「いえ、9Sは仕事中です。それよりレイ様、早速続きを─────」

 

どうやら2Bは話を聞かないようだ。一度その内容が気になり、こいしがトレーニング内容を見ると、滅茶苦茶引いていた。

 

こいし「うわぁ……………、確かにこれは厳しいわね。」

未来「どれど…………、いや幾ら何でもスパルタ過ぎでしょ?」

 

 

『どんなトレーニング内容なのかは、ご想像でお願いします。』

 

 

2B「つまりそう言うことです。それに、あなた方にも修行の内容も完成しています。」

全員『早っ!?』

フラン「子供にも容赦なんてないのね…………。」

2B「殆ど強敵に備えての修行です。」

 

早速ナレーションの仕事放棄していうけど、幾ら何でもおかしくね!?それで肝心な時に動けなかったら如何するの!?!?

 

2B「ちなみに休息は、食事と入浴、そして睡眠のみです。」

総刃「待って待って、それはどうかと思うよ!?僕仕事とか──────」

2B「ご安心を、この世界は時空に影響していません。終われば入る前の時間に戻ることが出来ます。」

白夜叉「だとしても、いや今は良かろう。それよりは、ガルッチが目を覚ましたら、修行に入るのか?」

2B「いえ、彼はその必要はないです。」

アラヤ「え!?何でですか!?」

2B「彼は、いや元々アレは普通じゃないのです。恐らく、全王神様が転生させた一人、『星空英竜』と同等、いえそれ以上の力と技量を持っています。」

リサ「それって、どういう事?」

2B「難しい質問ですね。世界を飛び回りながら修行とかしていたようですし、それ以前にアレは、間違いなく加減はしています。それに、全王神様から聞いたのですが、彼は限界突破と言いつつ、あれで10割の本気を出していないのです。」

未来「えぇぇぇぇ!?」

 

長年の付き合い出会ったフラン達ですら、驚愕を隠せていなかった。何しろガルッチには、今までの戦いで本気だった戦いが、実は手加減していたということだった。

そうなれば、ガルッチの本気とは一体どういうものなのか気になってしまった。

 

2B「とにかく、話はここまで。早速だけど、動きやすい服装はあっちにあるから、着替えて頂戴。それから内容を教え、始める。」

 

 

 

-???-

 

 

風龍(作者)side

 

 

一言言う。飽きた。ナレーションやらなかった内に、飽きちゃったよ。

 

全王神「何で飽きちゃうのかな~、風ちゃんって。」

風龍「風ちゃん言うな。それにナレーションをやらなくなってしまったせいで、もうナレーションやらない方が良いんじゃないかって思ってたんだよ。」

士「いやそれはそれでどうかと思うぞ。」

束「それはそうと、ガル君の事だけど、あの子は何時まで隠すつもりなんだろ。」

風龍「…………………分からん。そもそも全王神、何で息子にする際に、あれを使ったんですか?」

全王神「あー、あれね。確かに、私の息子にするには一度肉体が必要になるの。何しろ魂はよくても肉体を持たないといけないからね。ぶっちゃけ敵だったはずの肉体を、ガルッチちゃんの魂を入れ、胎内回帰させて息子にさせるのって、普通じゃ考えられないからね~。何しろあの肉体、元は『虚の龍神』だしね。」

 

『虚の龍神』、かつて全王神と龍神王が全面戦争をしていた最中、虚数宇宙からやってきて襲いかかった『龍神』。

二人と同等なのは驚いたが、それでも何とか勝利し、そのまま虚数宇宙にいる『虚偽の偽竜神』を倒した。全面戦争は終わってから数日、その日に宇宙ことガルッチと出会い、転生はなんと全王神の息子にして欲しいと頼み込んでいたのだ。

ぶっちゃけみんな驚いてたよ。全王神の息子になりたいだなんて、前代未聞だ。だがそれを快く受け入れた全王神も凄いと思うよ?

そもそも虚の龍神は、『偽り』『虚無』『虚数』などの全く存在しない力を持っていて、全と零に取っては天敵でもあった。

 

風龍「何時かは目覚めるんだよね。」

全王神「うん、あの肉体は元々彼のものだったけど、魂と精神が無くなってるから、ガルッチのものだよ。だから、あの能力はガルッチちゃんのもの。

『虚の龍神』の復活は、ガルッチちゃん次第よ。」

ヴォルデモート「風龍、ここに居ましたか。」

全王神「アレ?ヴォルちゃん?どうしたの?」

ヴォルデモート「全王神様、お久しゅうございます。」

風龍「ヴォルデモート、どうかしたのか?」

ヴォルデモート「実は、モンスターハンターの世界で─────」

 

えぇぇぇぇ!?黒(・)の(・)大(・)厄(・)災(・)が起こっただって!?それによりモンスターと人間が激減しただと!?

 

ヴォルデモート「原因は7つの絆石が完全汚染されて、浄化不可能に陥り、それを発生させたマネルガーとイチビッツは、未だに逃走中だと言うこと。」

風龍「分かった、報告ありがとう。それじゃあみんな、僕は急いで絆石をどうにかしてくる。」

士「おう、頑張れよ。」

 

 

sideChange

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-???-

 

 

ガルッチside

 

 

ガルッチ「ハァ………………、ハァ………………。」

虚王魔神「何故だ?何故俺に負けると分かってるのに、立ち上がろうとするんだ!?」

 

何故かって?そんなの決まってる。

 

ガルッチ「まだ………………、終わりたくないからだ。たかが、腕一本引き千切られようとも、心臓を抉られようとも、その先に絶望しか無くっても!僕は……………、俺は!!まだ諦めたくない!負けようが、勝とうが関係ない!!お前という影を消すことが出来れば、十分だ!!!!」

虚王魔神「巫山戯た戯れ言を!!これで死ねぇぇぇ!!」

ガルッチ「諦めるかァァァァァァァァ!!!!!!『海神の水(カースト・カッティング・クレーター)』!!」

虚王魔神「何ッ!?」

 

僕の真下に現れる影が過去の僕に襲いかかる。丸まったところはすぐに大爆発を起こし、宙に浮いてた大地が砕け散る。

 

虚王魔神「馬鹿な!?その力は、『虚数』の力では使えないはず!!何故貴様が!?」

ガルッチ「こんな物じゃない!!零は虚となり、偽を生み出し、影となる!!『幻影虚偽斬(ファントム・フォールス・スラッシュ)』!」

 

腕を振るうと同時に、過去の僕の腕は吹っ飛び、その後ろの大地が裂けていった。

 

虚王魔神「馬鹿な!?まさか、まさか目覚めるというのか!?」

ガルッチ「僕は偽り、虚無、幻影、存在無き者なり。されど、我が意思は本物なり!!」

虚王魔神「まずい、全ての力を使ってでも!!!!」

ガルッチ「我に眠る内なる龍神よ!目覚めよ!!!!!!『フォールス・ゴッドマスタードラゴンモード』!!!」

 

これは僕の無意識なのか分からなかったが、それを唱えた途端、光に包まれていき、姿が変化した。

両腕は絶望の魔神の腕の見た目ではあったが、少しだけスマートで、鱗の色は白く、爪の色は青く輝いていた。服装はアンリマユのような姿ではあったが、紋章は青く光っていて、布の部分は白く、そして翼はいつも以上に神々しく光っていた。

 

虚王魔神「貴様、何者なんだ!?何故滅んだはずの龍神の姿になれるのだ!?」

ガルッチ「さぁな。だが、おかしいよな?何故そんなことで驚くんだ?影の僕と言えど、これを知らないなんて、おかしいよな?そうだろ?僕の影を偽り、僕を消させ、僕の肉体を乗っ取ろうと企んだ、『偽物』の起源を使うホ(・)ム(・)ン(・)ク(・)ル(・)ス(・)さん?」

虚王魔神(?)「なっ!?何を言う!?俺はお前の──────」

ガルッチ「僕はこれを使うまでは知らなかったが、お前もまた知らなかった。過去の虚王魔神なら、自分の肉体はどんなものなのか知っていたはずだ。」

虚王魔神(?)「………………よもや、贋作の貴様に、偽物に見破られるとは。まぁいい、見破られるのは想定外だったが、気が変わった。

貴様諸共消してやろうではないか!!」

ガルッチ「はぁ、正直未来達がいたから、本気とか出さなかったけど、僕とお前だけしかいない世界なら、好都合だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『久方ぶりに、本気で殺してやる』。来い、名も無きホムンクルスよ。遊んでやるから、掛かってくるがいい。」

 

 

to be continued⇨

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