※この作品はR-18です。

Moon Light Another fate   作:深緑 風龍

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第66話 ホムンクルスの襲撃

-ロードの家-

 

未来side

 

うん、正直あそこまでスパルタだったとは思わなかった。お蔭で滅茶苦茶疲れたけど、その分なんだか強くなった気がする。

力だけじゃ、如何することも出来ないか。確かに、ここに来る前までは、ほとんどが転生特典である『イフ』を駆使して戦いながら、色々な人達の力を使ってたけど、それでもあの士に勝てなかった。

でも、勝てなかった理由が、ここ2週間鍛えられて分かった。技術が足りなかった。ガルッチは、その技術を隠して戦っていたらしいけど、如何してそこまで隠したかったのか。

早速聞いてみた。

 

未来「ガルッチ、聞いても良いかな?」

ガルッチ「?」

未来「2Bから聞いたけど、『英竜』と同等、またはそれ以上の力と技量を持ってるって言ってたけど、どういう事?」

白夜叉「そういえば、私も聞きたかったとこじゃ。如何なんじゃ?」

ガルッチ「あー、そう言うことね。多分それは、虚王魔神の頃の肉体と関係してるんだ。」

フラン「肉体?」

アラヤ「母さんの肉体と?」

ガルッチ「うん。多分皆は、『全の竜神』と『零の龍神』は知っているだろうけど、実はもう一つ居るんだ。」

 

もう一つ?でも全と零しか知らな………………あ!

 

未来「待ってガルッチ!そのもう一つって……………。」

ガルッチ「『虚の龍神』、存在するはずも無い、囁告篇帙(ラジエル)にも神蝕篇帙(ベルゼバブ)にも載っていない龍神だ。」

本音「ふぇ?でも『虚の龍神』なんてどこに─────」

ガルッチ「居るじゃん、目の前に。」

 

目の前にって、ガルッチしかいないけど?

 

ガルッチ「おーい、皆何処見てる。」

簪「いや、そんなこと言われても。」

オーフィス「何処にもいない。」

ガルッチ「…………いや、気づけ。」

フラン「でも、何処にも……………え?」

こいし「もしかして、お兄ちゃんが?」

イリヤ「『虚の龍神』なの?」

他の人『え?』

ガルッチ「気づいたのは嫁達って…………。_| ̄|○」

アラヤ「母さんが『虚の龍神』!?」

鳳凰「でもお母さん、虚王魔神じゃなかったの!?」

ガルッチ「いや、虚王魔神なのはあってる。問題が肉体だ。」

 

………………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?

 

未来「ガルッチが、『虚の龍神』だって!?」

ガルッチ「おい待て、少し落ち着け。順序よく説明するよ。まず、転生するときに、僕は全王神の息子になりたいと言ってね。その時に母さんは快くOKはしてたけど、問題があったんだ。」

白夜叉「問題とな…………。その問題とは?」

ガルッチ「その問題が、肉体だ。魂と精神はそのままに、肉体をどうにかしない限り如何することも出来なかったんだ。」

レティシア「何故肉体を?憑依すれば、それで────」

ガルッチ「いやいや、全王神の息子、つまりその肉体を胎内回帰させて、その中に憑依して初めて全王神の子供になるんだ。ただ問題が、それに耐えられる肉体────」

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

 

ガルッチ「──────というわけで、虚王魔神の頃の肉体は、『虚の龍神』の肉体を使って現在に至る。」

未来「( ゚д゚)ポカーン」

リサ「ガルッチさん、とことん規格外に……………。」

アラヤ「母さんの規格外が、レベルアップした。」

ガルッチ「アラヤ、それは傷付くからやめて………。自覚してるから。」

未来「自覚してたんだ。」

ガルッチ「まぁ、本来転生したら、その肉体は消えるんだけど、どうやらそのままになってるらしいんだ。転生しても、この肉体さ。」

未来「……………もしかしたら、ガルッチの転生特典って、それだったりして。」

ガルッチ「『虚の龍神』の肉体が?」

未来「うん。」

 

というかそれ以外有り得ないよ。

 

プリヤ「っていうか、そろそろここから出よう?流石に長居は出来ないよ。」

プリエ「それに、なんだか嫌な予感がする…………。」

ガルッチ「嫌な予感?」

 

『prrrrr,prrrrr.』

 

『ソウバ、クロノから連絡だ。しかも緊急の。』

総刃「繋げて。」

 

『ピッ!』

 

『ソウバ!イリヤ!クロエ!!緊急事態だ!!』

総刃「何かあったのですか?」

『謎のホムンクルスの軍勢が、我々の街に襲撃している!!』

 

なんだって!?僕達は立ち上がると同時に、ガルッチは総刃が持ってる機械を取り、話し掛けた。

 

ガルッチ「そのホムンクルスの人数は?」

『ん?お前は?』

ガルッチ「話と説明は後で、それよりホムンクルスの数を!!後住民の避難は!?」

『わ、分かった。まずホムンクルスの数は、10万人。住民の避難は、まだ最中だ。そういえば、ゼロノス様が何とかって、言ってたような──────』

ガルッチ「ゼロノス!?クソッ、奴か!!今からそちらの街に戻ります!それまでに、住民の避難を!そして、出来るだけ食い止めてくれ!!!」

『いや待て、何故見ず知らずのお前が──────』

ガルッチ「つべこべ言うな!!!!急いで避難場所に移動させろ!!!!!!!

俺らがそっちに来るまで、極限まで耐えるんだ!!!!!!!!!!!!!!!! 」

『イェ………、イェッサー!!!!!』

 

『プツッ………。』

 

うわー、容赦ないなぁ…………。

 

総刃「あの、一応言うけど、クロノは僕らの上司なんだけど…………。よく怒鳴ったね。」

ガルッチ「うん、悪いとは思ってるけど、時間がない以上、急いで戻らないと。」

星龍「じゃあ、急いで戻ろう。入ってから10秒後のところに戻すから、急いで救いに行ってね。」

レイ「私も行って良いか?ロード様の恩返しをしたい。」

星龍「分かった。」

愛花「……………レイちゃん。」

レイ「何だ?愛花。」

愛花「怖く…………ないの?」

レイ「……………同じホムンクルスを殺すのが怖くないと言えば、嘘になるが。だが、戦うしかない。愛花も覚悟を決めろ。私と同じ、ホムンクルスだろ?」

愛花「………………うん。」

 

僕達は急いでこの場所から出て行き、ミッドチルダへと戻った。

 

sideChange

 

 

 

-ミッドチルダ-

 

 

ガルッチside

 

 

イリヤ「何これ!?」

プリヤ「殆どの建物が燃えてる…………!」

 

オイオイオイオイ、これじゃあ冬木市で起こった出来事と一緒じゃないか!!

 

総刃「如何する?」

ガルッチ「総刃達は、他の住民の避難を!!僕達はホムンクルスの軍勢を全滅させる!!」

総刃「分かった。厳しい修行で覚えたこれを使ってみるか!汝理を破りし者!然れど、汝全てを救う者!!夢幻交差(ドリームクロス)!!『ラーク・マスター・ルッチ』!!」

 

って、総刃が兄さんが着ている服装に変わっちゃったんだけど!?

 

 

???「なるほど、もう戻ったのか。」

総刃「なっ!?お前は……………!!」

???「久しいな、総刃。地獄の底から帰ってきたぞ。」

ガルッチ「……………何者だ?ゼロノスの配下か?」

???「ほう?誰に向かってその口を開いてるんだ?」

ガルッチ「質問を質問で返すな!疑問文は疑問文で答えろと、親にでも教えられたのか?僕は誰なのかを聞いている、下郎。」

???「ふっ、うるさいゴミめ。まぁいい。俺はダークネス・エンデ、総刃に殺されるも、ゼロノス様が蘇らせ、今やそのお方の配下の者だ。」

未来「如何する、ガルッチ。」

エンデ「しかし、驚いたな。まさか0号と-1号がここにいるとは。しかも、のうのうと裏切ってるではないか?

まぁ、裏切り者は…………ここで──────」

 

『ズダンッ!』

 

エンデ「なっ!?まだ喋ってるのに、妨害するか!?」

ガルッチ「本音、簪、アラヤ、鳳凰、リサ!!!!愛花とレイを!!!」

アラヤ「分かった!!!」

 

5人は愛花とレイを連れて、ホムンクルスがいる場所に向かった。

 

エンデ「ちっ、邪魔者が………!まぁいい、どちらにせよ貴様らは死─────」

ガルッチ「白夜叉とレティシア、鈴美、フラン、こいし、イリヤは、プリヤ達と一緒に救助に!!」

フラン「分かった!無理しないでね、お兄ちゃん!!」

エンデ「…………もういいか?」

総刃「君って、人の話を聞かないタイプなのかな?」

ガルッチ「いやだって、こんな状況に追い込まれてたら、誰だって聞かないだろ?」

未来「多分、ガルッチだけだと思うよ?」

 

あらま、そうなんですか。

 

エンデ「………では、死ぬが───」

ガルッチ「速攻宝具発動!!『激辛麻婆攻撃(ヒートマーボーアタック)』!!!」

 

 

『ベチャッ!』

 

 

エンデ「ギャァァァァァァァァァァァァァァ!?辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これ何これェェェェェェェェ!!!」

 

ワォ、デジャヴを感じるな。だが、今がチャンス!!

 

ガルッチ「総刃、兄さんの力を持ってるなら、あの宝具も使えるはずだ。一緒に言うぞ。」

総刃「え?ルッチって、まだ──」

ガルッチ「生きてるよ。その宝具は、エミヤシロウと似た宝具だ。詠唱すれば、発動はする。さぁ、言うぞ!」

総刃「わ、分かった。

 

『繋がりは鍵で出来ている。(I am the bone of my keyblade.)』」

 

ガルッチ「『I am the bone of my blade.(体は刃で出来ている。)』」

 

感じる。隣には総刃なのに、兄さんと一緒にいるかのような感じがする。

 

総刃「『巡り合う運命に、輝ける心の光。(bonds is my Destiny, and light is my heart.)』」

 

ガルッチ「『shadow is my body, and phantom is my blood.(血潮は影で、心は幻。)』」

 

総刃「『幾度の世界を飛び回りて絆を繋ぐ。(I have created over a thousand blades.)』」

 

ガルッチ「『I have created over a thousand blades.(幾多の戦場を越えて不敗。)』」

 

 

目の前の光景は、僕が生み出す剣と兄さんが作り出したキーブレードが草原に刺さっているのが見える。

 

総刃「『ただ一度の絆を断つことなく、(Unaware of loss,)』」

 

ガルッチ「『Unknown to Evil,(ただ一つの悪を持たず、)』」

 

総刃「『友を守るために戦う。(Nor aware of gain.)』」

 

ガルッチ「『Nor known to justice.(ただ一つの正義を持たない。)』」

 

空には太陽と月が重なり合い、晴天の昼と星空の夜の混合した空へと作り出す。

 

ガルッチ「『Unaware of darkness,(ただ一つの闇に堕ちず、)

 

 

 

Nor aware of light.(ただ一つの光を持つことなし.)』」

 

総刃「『担い手はここに独り、(Withstood pain to create weapons,)』」

 

ガルッチ「『His person has astray,(彼の者は自分を責め、)Everlasting suffering.(永遠の苦しみを背負い込む。)』」

 

総刃「『巡り巡る繋がりで、心を生む。(waiting for one's arrival.)』」

 

ガルッチ「yet,(けれど、)That suffering also unleashes,(その苦しみも解き放たれ、) Crawl over the ground(地を這いずり) Empty Skylark,(空虚な雲雀は、)

Fly to the sky of freedom(次元を超える) exceeding dimension.(自由の空に飛び立つ。)」

 

未来「凄い、2人の固有結界が、融合していく…………!」

 

総刃「『ならば、その繋がりは(I have no regrets.)』」

 

ガルッチ「『I have no regrets.(ならば、我が生涯に意味をなすために、)』」

 

総刃「『運命の歯車へと変わる。(This is the only path.)』」

 

ガルッチ「『This is the only path.(今ここに翼を広げよう。)』」

 

 

そして仕上げに、1本の大桜と、空から降る羽根が現れた。

 

 

総刃「『この繋がりは、(My whole life was)』!!」

 

ガルッチ「『So as I pray,(この意識は、)』…………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総ガル「「『永遠を繋ぐ絆で出来ていた("unlimited keyblade works")(UNLIMITED DIMENSION WORKS(無限を超える刃で出来ていた))』!!!!!!!!!!!!」」

 

そして、唱え終わると同時に、その光景には、半分が兄さんでもう半分が僕の固有結界が別たれていた。

 

エンデ「くっ、何とか耐えられ………………ってなんだここは!?」

ガルッチ「驚く事じゃない。だが、ここなら誰も邪魔する者はいないだろう。エンデ、貴様はどうも一足遅かったようだな。もう少し早ければ、僕を殺せたというのに、そのチャンスを逃した。」

エンデ「何が言いたい?」

ガルッチ「何、今のお前は、僕にとっては敵じゃないって事だ。まぁ、遊んでやるよ。僕と、未来と、総刃の3人でな!!」

未来「行くよ、総刃。ガルッチ。」

 

 

『FINAL INFINITY RIDE <PERFECT INFINITY DECADE>!!』

 

 

 

さて、行きますかね!!

 

ガルッチ「覚悟は良いか?」

3人「「「僕(俺)達は出来ている!!!」」」

エンデ「はっ、思い上がったな?貴様ら。」

 

to be continued⇨

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