Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-ヒメムラサキ-
ガルッチside
ガルッチ「あー、酷い目に遭った。英竜、いきなり弟になってって言わないでくれ。」
英竜「可愛いはジャスティス!」
ガルッチ「やめろ。」
はぁ、此はツッコミが疲れそうだ。あ、因みにサンライト王国については、どうにか解決。やはり魔物が支配されていたようだ。んで、倒したら村正が探していた3つのお守りが見つかり、それを送ろうとしたら、どうやら神刀に触れた途端3つのキーホルダーになってしまったようだ。其れを村正に伝えたら、やっぱりあげると言った。
なんでさ。
因みに、今見た目は14歳に戻しています。
ガルッチ「そういえば英竜って、性の悦びはないって言ってたけど、無性愛なの?」
英竜「うん。」
ガルッチ「その、大丈夫なの?それとも、最初から?」
英竜「わかんない。」
ガルッチ「なんて言うか、悲しくない?僕はまぁ、最初は異性と付き合いたいって思ってはいなかったけど、フランとこいしと出会ってから考えも変わったし、未来とヤったら、いつの間にか両性愛になっちゃったけどね。」
英竜「そうか………。」
それにしても、英竜の前世聞いたことないな。でも、それに関しては聞く気はない。多分思い出したくないのだろう。
ガルッチ「もし、だけどさ。」
英竜「?」
ガルッチ「もし、君の恋人だと名乗る奴がいたら如何する?」
英竜「ブフォッ!?」
ガルッチ「?」
英竜「い、いいいいいいっいいいいいいいいいきなり、へへへへへ変な質問しないで!?//////」
ガルッチ「え?そうか?僕は気になるんだけど。」
英竜「あ、あのね!?//////」
ガルッチ「………まぁ、今は聞かないで────アダッ!?」
英竜「聞いてきたのは貴方でしょ!?」
ガルッチ「別に殴ることでもないだろ。興味本位なんだし………。」
とは言え、村正から聞いた話だと、どうやら皆ゼロノスがいる世界に集結してるようだ。しかも、あのショッカー達もそこにいるようだ。
その世界の名は『プロト・エンド・オブ・ザ・ワールド』。本来在るべき世界であり、その世界に出会ったバルッチ、マルッチ、ドルッチの出身世界でもある。
しかし、自分の世界が決戦場所だとは……………。まぁ、いずれ帰るだろうとは思っていたが、原世界だとはな。
ガルッチ「思えば、長い旅路だったな。あらゆる世界を巡り巡り、多くの敵、多くの仲間、多くの好敵手と出会い、そしていつの間にか愛人を作ったり、色々あったなぁ………。」
英竜「……………ガルッチ、今後も旅は続けるのか?」
ガルッチ「まぁ、続けるかな?でも、正直分からないんだ。」
英竜「なんで?」
ガルッチ「なんでって、決戦場所は僕が住んでた世界の本来在るべき世界。ゼロノスとの戦いで、犠牲者は必ず出て来るはず。
それに、僕の『切り札』は、ゼロノス戦用の神話礼装だけど、スキル追加で『死滅願望』が付くんだ。」
英竜「『死滅願望』…………。藍から聞いたけど、それって死をいとわない生存活動。肉体の限界を無視して稼働するスキルなんだよね?」
ガルッチ「うん。そのランクは、
英竜「え!?」
ガルッチ「そのランクが∞。GrandOrderの効果なら『自身に毎ターンバスター&アーツ&クイック性能がアップする効果を付与(6ターン付与)&6ターン後戦闘不能』かな。」
英竜「破格すぎ…………、しかも6ターンか………。」
ガルッチ「そう言うこと。まぁ、戦闘が終われば、限界が来て聖杯を使わない限り…………………僕は今度こそ、死ぬかもな。」
そう、例え不老不死の呪いを持ってたとしても、聖杯を使わない限り、今度こそ死ぬ。言わば、特攻神話礼装と言うべきだろう。
英竜「ガルッチは、死にたいのか?」
ガルッチ「昔だったら、そうかも。自分という存在を嫌い、消えて無くなればそれでいいと思った。けど、今は違うかな。自分嫌いはまだあるけど、あの時の幸せを手放したくない。未来とフラン、こいし、イリヤを置いて死にたくない。」
英竜「そうか…………。」
ガルッチ「…………英竜、こっち向いて。」
英竜「?なん───」
僕の顔に向いたところで、僕は直ぐさま英竜の顔に近づいて口付けした。
英竜「……………え?( ゚д゚)」
ガルッチ「あまり気負いし過ぎないようにね、英竜お姉ちゃん。」
英竜「え?え?が、ガルッチ。な、何を!?」
ガルッチ「景気付けの軽めのキスだよ。少し、恥ずかしいけど、英竜が僕みたいにならないようにね。」
英竜「なっ!?//////」
ガルッチ「まぁ、少なくとも僕のようにはならないだろうけど、やっぱり心配だからね。」
しかし、英竜の弟か…………。それも悪くないけど、けどやっぱり兄さんと姉さんがいるし、流石に英竜お姉ちゃんっていうのは今回だけでも──────
英竜「もう、ホントに狡い弟だねぇぇぇぇ!!!//////」
ガルッチ「うぉ!?」
英竜「いっそ、私の家族はガルッチだけでいいよ!!」
ガルッチ「待て待て、僕には兄さんと姉さんがいるんですが!?あと妹のミストもいますし!?」
英竜「決めた。今日からガルッチは、私の弟兼妹で決定!!」
ガルッチ「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!」
妹!?それって女体化したとき限定なの!?なんでさっ!?
藍「如何したの?」
英竜「藍、今日からガルッチは、私の弟兼妹にします。」
ガルッチ「勝手に決めて如何するんだ!?っていうか妹ってどういう事!?」
英竜「だって少しだけ女の子っぽいところもあるし。」
ガルッチ「解せぬ………。」
全王神「2人とも~、どうかしたの~?」
英竜「全王神様、息子を私の弟兼妹にして下さい!!」
ガルッチ「母さん、ちょっと英竜を何とか───」
全王神「いいよ!!(ゝω・)b」
ガルッチ「軽っ!?」
だが僕は知らない。此が、後にとんでもないところで役立つ事になるなんて、この時知らなかった。
そして、再び英竜と二人っきりになったとき、僕はあることを思い出した。昔、パチュリーに止められたあの儀式を、今こそ使おうと考えた。
ガルッチ「
英竜「あれ?弓と矢を持って、如何したの?」
ガルッチ「何、ちょっとした儀式をするんだ。」
僕は弦を引き、月に向かって狙いをつけて、そのまま離した。
ガルッチ「誓い『プロミス・エンゲージ』。我、星空英竜の義の弟兼妹となりて、この刃を持って誓わん。
終焉と原初を持って、呪われし運命と共に進まん!!」
途端に月が光り始め、その光は英竜に包まれた。とは言え、この『終焉と原初の誓い』の本当の使い方は、桃園の誓いのような物。
つまり、此を持って僕と英竜は義姉弟になったのだ。例え遠く離れても、この契りは決して破ることはない。絶対に…………。
未来「ガルッチ、英竜。そろそろ出発しよう。」
ガルッチ「わかった。」
英竜「さぁ行こうか。決戦の舞台へ。」
そして僕と英竜は、街の中心の広場に到着すると、フラン達や簪達、更にはギルサンダーとメリオダス、ミスト、ライムがいた。
ガルッチ「さてと、皆!そして、この戦いに参加してくれた人!いよいよゼロノスとの戦いが近い!!
ゼロノスは強大だ、そして其れと同じようにホムンクルスも大量に生み出しているはずだ。きっと、大激戦が待ってる。
恐らく、この中から、故郷に帰れず、この世を去る人も居るかもしれない。けど、此だけは忘れるな。
『この戦い……………いや大聖戦に、絶対に勝とう』!!!!!!!!」
全員『おおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!』
ガルッチ「では行こう、本来僕らが在るべき世界。『プロト・エンド・オブ・ザ・ワールド』へ!!!時渡り『タイムドミネートディメンション』!!!」
そのスペルカード放った瞬間、僕らはヒメムラサキに別れを告げた。
ガルッチ「さぁ、大聖戦を始めよう。ゼロノス。」
to be continued⇨