Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
結界師達『おいっ!?Σ( ゚д゚)』
-摩天楼 最上階-
ゼロノスside
……………結界師10人敗北して、更には大勢のホムンクルスが犠牲になったか。やれやれ、ここまで劣勢になったのは驚きだ。
しかし、時間稼ぎのおかげで、ようやく完成までに至った。だが、その前に………。
ゼロノス「最後かもしれんから、紅茶でも飲むか。」
『ズズッ………』
ゼロノス「ブゥッ!?」
結局ブランドかよ!?クソ、何故こうなるのか理解が苦しむ………。ああクソ、いっそブランド消して…………。
『バンッ!』
来たか…………、ってしまった!!紅茶のシミが!?
ガルッチ「待たせた…………ってどした。」
ゼロノス「ちょっと待て、服ぐらい着替えさせろ。紅茶のシミが着いた。」
英竜「何故に!?」
未来「ここに来るまでの間、何してた………。」
ゼロノス「と、兎に角そこの紅茶を飲みながら待ってろ。すぐ着替える!」
あーくそ、俺のしたことが。そもそも何故ブランドばかりなのだ!?アールグレイだと言っているのに……………。
『数分後』
ゼロノス「すまぬ、待たせた。」
クリムゾン「お前、何してんだよ。というかガルッチの奴、文句が言いたいらしいぞ。」
ゼロノス「?」
ガルッチ「おいゼロノス、何故紅茶がブランドなんだ?何故アールグレイじゃないんだ!!!!」
深雪「なんでやねん!?」
英竜「っていうか紅茶の味が酷すぎたんだけど………。」
愛花「うー、変な味がする~………。」
ゼロノス「…………おい、最後の戦いの前にあのような紅茶を入れたのは誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
「私だ。」
ゼロノス「巫山戯るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
『バッコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンッ!!!』
紅茶を入れた張本人は、そのまま吹っ飛ばされていき、宇宙の果てまで行ってしまった。
ゼロノス「はぁ、何なのださっきの嫌がらせ………。これではシリアスになれん。」
ガルッチ「…………ティーポットって此か?」
ゼロノス「入れれるのか?」
ガルッチ「うん、飲み終わったら、始めるか。」
ゼロノス「ああ……………。」
─少年紅茶作成中─
ゼロノス「あぁぁ………、此だ。っていうか、お前紅茶を作るの上手いな。」
ガルッチ「エミヤに散々鍛えられたからね。」
はぁ、此奴を見習わせてやりたいぐらいだ。しかも俺の好きなアールグレイにしてくれたし、敵じゃなかったら毎日でも入れて欲しかった…………。
未来「ねぇ、ここに来た目的って確か………。」
英竜「ゼロノスを倒す、だったよね?」
クリムゾン「それは間違いない。んで兄貴、何時まで茶を飲んでるんだ。」
ゼロノス「待て、しかして希望せよ。」
5人『敵が言う台詞かそれ!?』
ふう、とりあえず全部飲みきったことだし、そろそろ真面目に行くか。
ゼロノス「んんっ、さて…………。ってお前、そっち側だろ。」
ガルッチ「そうだった。」
ゼロノス「全く…………。では改めて、よく来たな。しかも、0号………貴様がそちら側に居たとは驚いたぞ……………。」
クリムゾン「兄貴、一体何を考えてる。テメェがやろうとしてるのは、無限ループだぞ。」
ゼロノス「知ってる。だが実際、彼奴らも同じ事してたでは無いか。『聖杯戦争』ってのをな。」
そう、あの機能と似ている。仮に終わったとしても、また次の聖杯戦争がある。そうやって永遠と語り継がれるように聖杯戦争が巻き起こる。
俺がやろうとしてるのは、ただ一つだ…………。
ガルッチ「ゼロノス、貴様の本当の目的は何だ?」
ゼロノス「目的…………、か。決まってる。全次元の、本来在るべき姿に戻すだけだ。」
英竜「それはただ逃げてるだけじゃないのか?根本的な問題を無かったことにして、もう一度作り替えて─────」
ゼロノス「それは違うぞ、小娘。確かに聴き方次第ではそうなろう。だが俺は違う。新時代の者達に、絶対的な善と絶対的な悪を教える。そして歪み始めたら取り壊し、次の者達にこう教える。絶対的な神を信じよ、そして疑わず、ただ崇めよ。そして、ただ愛を育み、そして息絶えるだけの人生を与える。
知性も与えず、ただただ本能のままに従う世界に変えるのだ。
それが、我が計画『リターン・オブ・ザ・アヴァロン』だ。」
ただそれだけだ、全ての生き物を平等にするために1と言う悪を切り捨て、9という善を作り出す。つまり破滅の原因である進化を止めるのが、俺の目的だ。
ガルッチ「巫山戯た計画だな。だが、分からない訳でもない。」
5人『え!?』
ゼロノス「ほう?」
ガルッチ「お前の本当の目的って、全ての生き物達に『進化』という概念を捨てさせる事だろ?
確かに、『進化』するためには、何かを捨てなくては進化はあり得ない。進化すれば、きっと戦争は起こる。そして、今回のように犠牲者が出る。まるで、お前がやろうとしてるのは衛宮切嗣、その体現者だな。」
ゼロノス「奴は恒久平和というのを目指し、善と悪の廃絶を試みてるが、俺は違う。先ずは善と悪の戦いを起こし、取り壊した次は、神という者に崇めて、『進化』という概念を捨てさせる。
生きる者は世界のルールに従って生き、助からぬ者は捨てて行く。そういう世界を作るのだ。」
sideChange
ガルッチside
なるほど、それがゼロノスの目的か。分からなくもないな。たしか、『胎児の夢』の中の歌詞に、こんなのがあったな。
『終わらない悪夢
続いていく悪夢
進化する歩みを止めない限り
血塗られた歴史
呪われた歴史
これからも続いてゆくだろう』
終わることもなく続いていく悪夢、血に塗れ呪われた歴史、『進化』という歩みを止めない限り、此からも続いていく。
切嗣は、その人類の可能性を信じる気を失せ、善と悪を取っ払おうとしていた。だがゼロノスは、『進化』という概念を捨てさせようとする。
そうすると、誰も争うことはなくなり、生きる者は世界のルールに従って生き、助からぬ者は捨てて行く世界へと生まれ変わる。なるほど、全くもって…………。
ガルッチ「つまらないな。」
ゼロノス「何ッ?」
ガルッチ「つまらないと言ったんだ。そんな世界作って、何が楽しいんだ?暇すぎて欠伸が出そうだ。
確かに、風龍さんやエイリアンマンさんが居る世界は大変なことになってるのは事実。『進化』とか『変革』とか色々起こってるからな。
まぁこんな事言ったら不謹慎だけど、逆に何が起こるか、次にどんな『進化』をするのか、気になるんだよ。それと比べてお前の世界は、ただ平凡な毎日。刺激という物がない。ただ神という存在を崇めるだけ。全くつまらない世界だ。
こんな事なら、まだ遠藤宇宙がやってた計画がまだ良いかもしれない。2人だけの世界の方が……………いや同じか?」
未来「いやそんなこと言われてもねぇ…………。」
まぁその時の記憶があやふやだから、もう知らないけどね。
ガルッチ「兎に角、神様気取りはここまでだ。あらゆる次元を守るために、ゼロノス。貴様を殺す。」
ゼロノス「愚かな奴め、この『零の龍神』の俺に勝てるとでも?」
ガルッチ「忘れて貰っちゃ困るな。こう見えて僕は、『虚の龍神』だぞ。」
ゼロノス「『虚の龍神』!?馬鹿な、あの戦争で死んだはず────」
ガルッチ「だが運がよく、その死体が残って、今では僕の肉体になった。未来、深雪、愛花、ジャック、英竜。準備はいいか?」
僕は直ぐさま、『天満月』と常闇月の刀を抜き、未来は仮面ライダーディケイドのコンプリートフォームに、深雪は白楼剣と楼観剣を投影し、ジャックはブラッドレイが使ってた2刀の剣を取り出し、そして英竜はウルトラマンモンスターと呼ぶ姿に変わった。
未来「ついでに、彼らも呼ぼう。」
『FREDDIE KRUGER!TATSUGAMI SORA!SEBA SOUBA!SUMMON!』
すると、総刃とフレディ、空が召喚され、それぞれの武器を持っていた。
総刃「って、ちょっと此スケール大きくなってませんか?」
フレディ「まぁまぁ、楽しめればそれでいいじゃねえか。」
空「皆さん、行きましょう。」
未来「うん、この戦い…………絶対に勝ってみせる!!」
ガルッチ「行くぞ、零の龍神。」
英竜「君の野望は、ここで打ち砕く!!!」
この全次元を、守るために!!
to be continued⇨