Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-ロスサントス- -月夜ノ刻-
ガルッチside
今日は仕事の休み、ってな訳で今未来と買い物に出掛けている。
未来「それにしても、ガルッチ。車の運転上手いんだね。」
ガルッチ「騎乗スキルがあるからな。まぁ、船も運転出来なくもないが、やっぱり機動性とスピードが欲しいからね。」
未来「耐久の考えはなしか。」
ガルッチ「そう言うことだな。っと、この辺りだな。」
先ずはスーパーマーケットのところに到着し、そこで必要な物を買っていった。
ガルッチ「エミヤが言うには、新鮮が1番だとか。後長持ちがいい奴、農薬が使ってない奴等々。」
未来「エミヤさん、お母さんなのかな?」
ガルッチ「違いない。って、そんな噂してたら、くしゃみしてるだろうな。今頃。」
-スピリットレストラン-
エミヤ「オカンではない!
クロエ「貴方は何を言ってるの?」
プリヤ「うー、またお兄ちゃんが変なこと言い出したぁ………。」
クロウ「気にするな。何時ものことだ。」
エミヤ「なんだと?」
士郎「はぁ、何やってんだか。」
凛「…………ねぇ衛宮君。」
エミヤーズ「「「何?」」」
凛「……………ホントに、あんた達同じ名前ってどういう事?」
-ロスサントス-
ガルッチ「よし、此ぐらい買えば、何とかなるな。」
未来「結構買っちゃったね。」
ガルッチ「タイムセールとかのせいでな。余計なものまで買っちゃった………。」
さてと、次は…………なんだあの人たがり?
未来「ねぇ、あの人たがりは何?」
ガルッチ「以前黒の組織がいただろ?って事はさ、彼奴らもいるって事になるんじゃないかな?」
そう、彼奴らと言うことは……………この人たがりは、恐らく…………。
『レディース、アーンド、ジェントルマン!よくぞ来て下さりました。』
「キッド!!今日こそは貴様を逮捕してやる!!」
ワォ、予想通りあの人がいたか。
未来「あれって?」
ガルッチ「怪盗キッド。本名は黒羽快斗。工藤新一と同じ高校二年生で、マジックが得意。元々は、ただのマジック好きだが、ある組織の仇を見つけるために、怪盗キッドとして生きている。因みに、スケベでもある。」
未来「如何するの?」
ガルッチ「何、次に行くとこが分かれば、後は簡単。先回りするよ。」
そう言い、僕らは人たがりから離れ、怪盗キッドが隠れるところに向かった。その場所が、公園の辺りだった。
僕と未来は直ぐさま隠れ、怪盗キッドが来るのを待った。
「さて、お宝は手に入れて、あの子供を出し抜いたことだし、取り敢えず調べるとしよ…………?そこにいるんだろ?お二人さん。」
あらま、予想通りって感じか。
ガルッチ「先回りさせて貰ったよ、怪盗キッド。いや、黒羽快斗。」
快斗「此は此は、見ず知らずの者にもかかわらず、僕の名前を知ってるとは………。」
ガルッチ「目的は知ってる。その盗んだ奴は、偽物なんだろ?」
快斗「知ってたのか。」
未来「って事は、もし本物だったら、壊すつもりだったの?」
快斗「ええ、勿論です。しかし、驚きました。まさかお二方、女装してるとhブギャ!?」
ガルッチ「女装いうな!!」
未来「一応言うけど、此が普段着だよ。」
快斗「イテテテ、女装が普段着って、不思議な人もいた者ですね…………。ほっぺが痛ぇ……。」
全く、女装とか言わないで欲しかったなぁ………。フランの服装はまだできてないって、マルフォイが言うから、代わりに送ってきてくれたこいしの衣装を着てるってのに。でもなんか、こうしてみると、本音と同じ袖がダボダボな気がするのは僕だけかな?
快斗「まぁいいや、んじゃこのお宝はお返ししておく。偽物だって事は分かったことだ────」
???「見つけたぞ!!怪盗キッド!!」
おろ、良いタイミングで来やがったな。
快斗「おや、小さな名探偵さん。残念ながら、お宝は既に彼方にお返ししたよ。」
???「関係ない、お前を捕らえることが出来ればそれで充分さ。」
快斗「まっ、それが出来るのならばな。」
ガルッチ「…………聞きたいことがある。キッド、もしお前の仇相手を見つけたら如何する?」
???「?」
快斗「…………さぁな。それは、自分自身で決めるさ。じゃあな、小さな名探偵さん。そして、女装ブベラッ!?」
ホントに懲りねぇな。
未来「気をつけて、ガルッチは女装とか女性扱いすると、反射的に殴ってくるから。」
快斗「何それ!?どっからどう見ても女性ゴハァ!!」
ガルッチ「いい加減黙らねぇと、その口を縫い合わすぞ?」
快斗「ヒエェェェ!!怖ぇ……。んじゃさいなら!」
そしてそのまま、何処かへ雲隠れしていった。
ガルッチ「全く、僕は男だっての。別に、たまには女装して出掛けようかななんて、思ってもないし、気分で着たんだから………。」
???「それはそうと、お宝を持ってるのは誰?」
ガルッチ「僕だよ、後で返してやって。どうせ偽物だが。」
???「偽物?ところで、あなた方は?」
ガルッチ「僕はラーク・バスター・ガルッチ。あのキッドとは無関係だ。」
未来「僕は門矢未来。通りすがりのスタンド使いだ。覚えておけ。」
???「そうか、僕は江戸川コナン。探偵さ。」
ガルッチ「おいおい、偽名は勘弁してくれ。」
???「!?」
ガルッチ「何故知ってるって思ってるけど、僕等は別に、黒ずくめの組織の仲間じゃない。信じがたいけど、僕と未来は、君が何者で何故その姿になったのかは知ってる。」
滅茶苦茶驚愕してる顔をしてるな。そりゃそうか、っていうか普通そう言う反応するよな。
ガルッチ「念のために、本名言ってくれないか?今この公園には誰も聞かれないように、そして誰も来ないように結界を張って置いた。」
???「結界?」
未来「真実を伝えるとね、僕とガルッチは転生者なんだ。色々な世界を旅回ってるところなんだ。」
???「そんなファンタジー、俺が信じるとでも?」
ガルッチ「だろうな。普通皆はそういう反応するさ。」
???「え?証明しないの?」
ガルッチ「寧ろ、僕等が存在している時点で、証明してるようなもんだしな。あそこに車1台あるだけで、後は僕と未来、そして君だけさ。」
まぁぶっちゃけ、今まで自分を隠し通していたしな。
???「分かったよ、そこまで言うのなら………。俺は工藤新一、黒ずくめの組織の一人に気絶させられ、APTX4869を飲まされて、仕方なく『江戸川コナン』として生きる探偵さ。」
ガルッチ「…………APTX4869か。つまり、それを飲まされて、幼児化しちまったって訳ね。」
コナン「ああ、お陰で隠し通すのが面倒くせえよ………。」
未来「確かに、あの薬は現代の力じゃどうにもならないけど、ガルッチだったらそれを治すことが出来るかも。」
コナン「なっ、ホントかそれ!!」
ガルッチ「幼児化は一応見たことあるからね。何らかしらの呪いなら、解呪も出来るが、それ以上となると、兄さんか友人に頼むしかないなぁ。」
コナン「でも俺は、薬で縮められたんだ。」
ガルッチ「分かってる、その為の魔法薬さ。薬草学の知識も加わって、今じゃあらゆる万能薬も作れるようになったからな。幼児化させる薬もあれば、元に戻す薬も作れる。」
ようやっと、短縮レシピも作れたしな。
ガルッチ「ほい、緑色の飴玉ではあるけど、此は君の歳、つまり高校二年生に戻す薬だ。永続性もある。因みに、ミント味だ。」
コナン「何でミント味?」
ガルッチ「何、味を変えられる魔法をかけて、緑色のミント味にしようかなって思って。んで、こっちの赤い飴玉は、幼児化の薬。緑色と同様、永続性もある。」
コナン「何でこんな物を?」
ガルッチ「隠れたいときあるだろ?その為の薬。とにかく、それを飲めば、風邪を引いた状態じゃなくても、どっちにも変身できる。」
コナン「……………なんて言うか、虫のよすぎる効果だな。」
ガルッチ「まあね。」
コナン「それに、あんたらギャングなんだろ?」
あー、やっぱりそこは名探偵なんだねぇ………。まぁ否定しません。設定上、そういう感じだし。
コナン「図星のようだな。」
未来「今はギャングの仕事は無く、ただ買い物していただけだよ。」
ガルッチ「それに、殺害はしても、強盗はしてもだ。時折、其奴のボロがあるんだ。それを見つけ、処分するのが我らの役目さ。」
コナン「どうだか、殺人は許されない罪だ。強盗も同様だ。」
ガルッチ「…………否定はしない。重々承知の上さ。だからって、そう言うわけにはいかない。警察だって、間違った正義を持ってる奴もいる。その為なら、僕は誰かを守れる存在になりたいんだ。自分の身は、自分で守り、そして本当に救うべき人がいるなら、救う。」
コナン「…………。」
ガルッチ「取引しよう、その飴とあの黒の組織のデータをやる。」
コナン「なっ!?どうやって!?」
ガルッチ「何もやってない一般人を平然と逮捕する警察を暗殺した後に、ジンとウォッカにあった。其奴らを気絶させて、指紋や虹彩、更には顔写真、そして唾液を取ったんだ。代わりに、僕らの行動は目を瞑って欲しい。」
コナン「は、破格すぎる!それじゃあお前達のメリットが────」
ガルッチ「気にするな。僕だって、君を救いたい。頼む、目を瞑ってくれ。」
未来「僕からも、お願いできるかな?新一。」
兎に角僕と未来は、深くお辞儀をした。救って、黒ずくめの組織を止めたい気持ちを、分かってくれ!
コナン「……………分かったよ、なんて言うか………お前らの目は澄んだ目をしてるしな。」
未来「ありがとう!」
ガルッチ「済まない。助かる。」
コナン「でもよ、舐めるのはいいが、どうやって戻るんだ?」
ガルッチ「そうだな………、その時計貸して。」
コナン「?」
ガルッチ「………此奴をこうして………、よし。これで煙りが出る。」
コナン「何をしたんだ?」
ガルッチ「戻るときは、今改造したその時計の煙りに隠れれば、元に戻る。ただ、人目の着かないところで頼むね。」
コナン「分かった。」
ガルッチ「服装は大人バージョンに戻るから、安心しろ。」
未来「何そのご都合主義。」
ガルッチ「気にするな。じゃあな、新一。」
そうして僕は、未来と一緒に、車に乗り、コナン姿の新一がいる公園を後にした。
ガルッチ「……………未来、やきもちするなよ。」
未来「バレてた?」
ガルッチ「心眼を使えばな。少しだけ、嫉妬が見えた。」
未来「だってさ、元々は買い物に兼ねてデートだったんでしょ?」
ガルッチ「まぁね………。取り敢えず、帰ってからまた出掛けよっか。」
未来「………そうだね。」
sideChange
-千夏アジト-
こいしside
ウフフフ、お兄ちゃん。私の盗聴器には気付かれてないようだね。未来お兄ちゃんとデートかぁ………。
フラン「勿論こいしちゃん、私達もよね?」
オーフィス「我、あの2人のデート、気になる。」
バルボッサ「…………。」プルプル
イリヤ「ちょっと、動かないの!」
バルボッサ「済みません。」
楽しみだなぁ、お兄ちゃん達のデート………。
to be continued⇨