Moon Light Another fate 作:深緑 風龍
-摩天楼 地下-
一方で、地下奥にある実験室…………。
「最終チェックを確認、システムオールグリーン。」
「なぁ、此がゼロノス様が言ってた最終兵器なのか?」
「ええ、元々は反螺旋族と言って、『天元突破グレンラガン』の世界の最大の敵とも呼ばれてた奴なの。でも、シモンって男に敗北され、消滅したかに見えたけど、ゼロノス様が運良くその遺体を見つけたらしくて、それを拾って、何者にも負けない最強かつ無敵の『超完全生命体』にさせたって事ね。まぁ様々な能力とか色々あるから、確かに此が最終兵器って言うのも納得かもね。」
「ならば、此さえあれば、もう勝ったのも同然ですね!!」
「そうだ──────」
【Warning!!!Warning!!!Warning!!!】
「どうした!」
「大変です!!最終兵器である『超完全生命体アンチスパイラル』が───────」
『パリィィィィィィン!!!!』
「何だと!?まさか、自我がまだ残って!?」
そして、その場に居た研究者と開発者達は、その最終兵器に殺されていき、その最終兵器は瞬間移動して、外に着いた途端ロボットが召喚し、その中に取り込まれていき巨大化し始めた。
-摩天楼 最上階-
ガルッチside
ゼロノス「ぐぉぉぉぉぉ!!!!」
あー、結局英竜お姉ちゃん一人で倒しちゃったなぁ…………。
英竜「ゼロノス、これで終わりだ!」
ゼロノス「……………どうかな?」
英竜「?」
ゼロノス「今ここに、我が最終兵器が目覚めた……………。貴様達がいくら束ねても、どれだけの力を持ったとしても、絶対に勝てない。」
愛花「ま、まさか……………!!!」
ゼロノス「そう!!その通り!!全王様!!!此方に!!」
そう呼ぶと、叔父とも呼べる全王が姿を現した。その後ろには紫色のオーラを纏っているロボット?いや、これって…………。
ガルッチ「グランゼボーマ!?って事は、ゼロノス!!貴様、まさかアンチスパイラルを!?」
ゼロノス「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!そうよ、その通りだ!!!此が我が最終兵器、『超完全生命体アンチスパイラル』、そしてこれが、『超究極完全機械生命体グランゼボーマ』だ!!!!!」
英竜「何だ、ただのロボットか。そんなもの────」
ガルッチ「お姉ちゃんストップ!!」
英竜「?」
全王「賢明な判断だな、姉の息子よ。此奴に触れれば、例え貴様でも無残な死に方になるからな。では、乗ってるぞ。」
ゼロノス「はい、全王様。」
叔父はグランゼボーマに乗り込むと同時に、姿が変化し翼の生えたグランゼボーマへと進化した。その大きさは、あの天元突破グレンラガンと匹敵していた。
未来「なっ、なんだよあれ……………。どうやって勝てば良いんだ?」
フレディ「いやいや、こんなの無理だろ常識的に!!」
空「勝てない…………、こんなのにどうやって!!」
英竜「………………負けた、こんなの…………勝てないよ…………。」
ゼロノス「ハハハハハハハハハ!!!さぁ、助けを請うがいい!!だが誰も助けてはくれまい。ここで貴様らは果てるのだからな!!!!」
ゼロノスの勝利の笑いで、他の仲間達は絶望し、一部はどうやって勝てば良いのか算段をしていた。
最早如何することも出来ない、この絶望に立ち向かえない。誰もがそう思った。
ガルッチ「フフフ……………。」
だが、そんな状況でも一人だけ違った。
未来「ガルッチ?」
ガルッチ「フフフフフフ、フハハハハハ、アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!」
ゼロノス「何が可笑しい!?まさか絶望のあまり気でも狂ったか?」
ガルッチ「正気か貴様!!wwwwwwこのようなもの見せて、もう勝ったと思ってるのか貴様らは!!!!!ハーッハッハッハッハッハ!!!!!滅茶苦茶笑える!!!wwwwww」
英竜「ガルッチ、何で笑えるのよ。私達、もうどうすることも───────」
ガルッチ「戯け者!!まさか英竜、僕の言葉を忘れた訳じゃあないよな?『絶対に勝とう』って。」
深雪「せ、せやけど…………、あんな巨体にどう対処しろと。」
皆は僕の笑いで気が動転していた。あんなのに勝てる方法があるのか?誰もがそう思った。
ガルッチ「『Moon Light Another Fate』。」
ムーン「何でしょうか。」
ガルッチ「確か、君は限界もなく大きくなれるんだよね?」
ムーン「ええ、勿論。融合すれば、あれより強大な力を持てます。」
ガルッチ「十分だ。」
ゼロノス「まさか、たかがそのスタンドで、この最終兵器に対抗出来るとでも言うのか?無駄な足掻きよ。」
ガルッチ「
ゼロノス「何?」
そろそろ、見せつけてやるか。
ガルッチ「未来、英竜、深雪、空、フレディ、ジャック、愛花、フラン、こいし、イリヤ、兄さん、レミリア、さとり、姉さん、クロエ、士郎、エミヤ、クロウ、ギルガメッシュ………………。最後まで、俺の我が儘に付き合って貰うぞ。この身が果てるまでな。」
未来「でも─────」
フラン「言うと思った、お兄ちゃんなら。」
未来「フラン!?って皆!?」
全王神「もう、ホントにガルちゃんは諦めの悪い子なんだから。」
英竜「全王神様!?」
ガルッチ「英竜、未来。諦めるのはまだ早い。それに言ったろ?ゼロノス用神話礼装があると。だが、それを発動させるには、『神話スタンド』である此奴が必要になる。
此奴が居れば、あとは簡単さ。」
英竜「…………そうだね、まだ、負けてない!」
未来「だったら、足掻こうじゃないか。最後の最後まで!!」
ようやく、重い腰をあげたな。さてと…………。
ゼロノス「下らん、三文芝居はそこまでだ。」
ガルッチ「お前よりはマシだ、ゼロノス。ってな訳で、地上にいるお前ら!!!!!アレをやるぞ!!!!!!」
全員『アレ?』
ガルッチ「決まってるだろ?
するとこの場にいた未来達と地上にいる味方は光球へと変化していき、僕のスタンドに吸い込まれていく。同時に巨大化していき、いつの間にか超天元突破グレンラガン並みの大きさに変わった。しかも、姿も一変し、50枚ほどの虹色の翼に、虹色のマントを靡かせた姿へ変貌した。
ガルッチ「母さん、英竜、操縦は任せた。僕はゼロノスと決着を着ける。」
僕はゼロノスの方を見た途端、また何かの気配を感じ、すぐ後ろを向いた。そこには、超天元突破グレンラガンの姿があった。まさか、あれって………。
シモン「ガルッチぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!お前の諦めない心、その意志!!しかと見させて貰った!!!」
カミナ「ああ、それでこそグレン団の中の一人、本当に最高だぜ、ガルッチ!!!!」
ガルッチ「シモン!?カミナ!?皆!?」
ヴィラル「あの野郎を倒すんだろ?手伝ってやるよ!!英竜とか言ったか!!」
英竜「何っ?」
ヴィラル「俺達の手を掴め!例のアレをやるぞ!!!!」
ガルッチ「あれって………、ちょっと待て、『神話スタンド』とそれで!?」
シモン「ああ、そうだ!!!!
シモンがそう言うと、お互いに巨大な光球となり、そこから現れたのは、600枚の虹色の翼に虹色のマントを靡かせ、シモンが着けているゴーグルを着けた、僕のスタンドがあった。
その大きさは……………、いややめよう。兎に角、超天元突破グレンラガンの約90億倍とでも言おう。何あのデカさ、狂ってるだろ…………。
ガルッチ「んで、シモン。それの名は決まってるのか?」
シモン「ああ、お前のスタンドと俺のグレンラガンの力を合わせた魔合体、その名も『超究極天元突破アルティメットグレンラガン』だ!!」
英竜「これなら、あのアンチスパイラルを倒せる!けど、聞いていい?ガルッチ。」
ガルッチ「?」
全員『何で全裸なのぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?!?!?!?!』
ガルッチ「いやそう聞かれてもねぇ…………。こっちしてんじゃあ、何も見えないよ。兎に角、英竜!!母さん!!アンチスパイラルを頼むぞ!!シモン達から受け取った『螺旋』の力、皆の力を使いこなせよ!!」
さて、やれるだけのことはやった。後は、ゼロノスの決着だ!
ゼロノス「ふっ、確かに此ではアンチスパイラルの敗北は一目瞭然だ。しかし、俺とお前の戦いなら、此方が有利だな。」
ガルッチ「どうかな?まだ本気も出してもいないってのに、随分な言い草だな。」
ゼロノス「ならば見せてみろ、貴様の力を。」
ガルッチ「ああ…………。」
BGM 天元突破グレンラガン挿入曲 『libera me from hell』
本来なら、『死滅願望』のスキルがあったはずの神話礼装だが、英竜お姉ちゃんのおかげで、問題なく使える。でも、僕のは別にある。
『消滅願望』、限界を無視して戦うと言われる『死滅願望』スキルとは違い、此方は己の全ての極限を無視して戦うスキル。
此を使えば、きっと僕は消滅するだろう。皆を置いて…………。
クリムゾン『俺に背負わせろ、そのスキル。』
ジャック!?
クリムゾン『へっ、お前だってまだ生き足りないんだろ?俺はもう充分満足した。』
だ、だが──────
クリムゾン『ガルッチ、俺はお前と出会えたこと、感謝してる。恩返ししきれないほどな。だから頼みがある。
鈴美を頼むぞ。』
………………分かった、『消滅願望』の代償は、お前にするぞ。
クリムゾン『ああ、頑張れ。お前なら、俺の兄貴を倒せる。』
少し涙ぐむも、
ガルッチ「全、零、虚、無、絆、滅。6つの龍神と共に、我はすべてを超える。
我は虚無であり偽りなり。されど、持ちし心と精神、そしてこの意志は黄金なる魂なり!
繋がれた楔を、枷を全て断ち切り、己の極限を超えん!!!」
詠唱が終わると同時に、髪の色は虹色に変色し、羽耳は何故か4枚に増える。20枚の虹色の翼が生え、右腕には植物が、左手には鎖が絡みあった。服装はギルガメッシュの神話礼装と似ていたが、首元に月のキーホルダーが着いたチョーカーを着けていた。
此がゼロノス用の神話礼装『永劫の超天元神話礼装』。
その姿に、ゼロノスは驚愕を隠しきれなかった。
ゼロノス「貴様…………、一体…………何者なんだ!?」
ガルッチ「僕か?ならば聞くがいい、何者かをな。僕はラーク・バスター・ガルッチ。全王神の息子にして、『この世の全ての刃』、そして全王神を超える『超全大王神』なり!!!
さぁ、零の龍神よ。最終ラウンドと行こうではないか。」
ゼロノス「……………いいだろう、その覚悟に敬意を評して此方も全身全霊で相手をしてやろう。」
ガルッチ「行くぞ、零の龍神。我らの真髄…………。
恐れずして掛かってこい!!!!!!!」
ゼロノス「来い!!ガルッチィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!」
今ここに、本当の最後の戦いが始まる。
to be continued⇨
アンチスパイラル戦は、エイリアンマンさんにおまかせします!