前作からの登場人物です。
鳳 政宗
前作、及び今作の主人公。記憶を失ってとある町人に拾われ、なんやかんやあって提督に。お人好しではあるがバカな一面も。記憶を取り戻すのはいつになる事やら….。
電
暁型 4番艦の駆逐艦。ひょんな事から主人公である鳳と出会う。非常におっちょこちょいで後先を考えずに行動することもしばしば。
天龍
天龍型 1番艦の軽巡洋艦。面倒見が良く、駆逐艦達の保護者的役割を任されている。本人は世界水準がどうとか言ってるが、発言に見合った戦果を出すことは稀である。
長門
長門型 1番艦の戦艦。前提督からの信頼も厚く、主人公と出会うキッカケとなった作戦でも提督代理を務めた。ビッグセブンの名に恥じぬ勇猛さもあり、艦娘からの信頼も厚い。少しメンタルが弱い1面も…。
大淀
大淀型 1番艦 軽巡洋艦。艦娘ではあるが戦闘はしない。どちらかと言うと大本営と鎮守府の中間で連絡を取り持ったりする。真面目であるが涙脆い1面も。
大和
大和型 1番艦 戦艦。見た目はどこかのお嬢様だが実力は鎮守府でトップ3に入る。羊の皮を被った狼。
あれからどれだけの時間が経っただろうか。今、俺がいる部屋には大淀と俺しかいない。俺がした事と言えば戦況を見守り、既に出撃している艦娘達の報告を聞きながら簡単な指示を出しただけだった。
そして深海棲艦を撤退させることに成功し、艦隊に帰投の指示を出した。
大淀「お疲れ様です。これで当分の心配は必要なさそうですね。」
鳳「だといいんですがね…。こんな訳もわからずに指示を出したり、緊急とはいえ、ただの民間人が指揮したと上に知られたら…。」
大淀「それは心配ありません。確かに提督になるには海軍学校に入り、正式に任命される必要があります。しかし、それが全てではありません。中には鎮守府の提督から直接スカウトされる事もありますし、更に希なケースとして今の鳳さんの様に現地調達といった形で採用することもあります。」
鳳「そんなものなのね…。しかし、これからが大変ですよ。」
そう呟くと、司令室に誰かが入ってきた。
長門「おぉ鳳殿。艦隊は無事に帰投した。」
鳳「お帰りなさい。怪我はあひませんでした?」
長門「結論から言うと何名かは負傷した。電、天龍、愛宕、大和が中破、私と金剛、比叡と霧島が小破だ。それ以外に被害はない。負傷した者達には既に順番に入渠する様に伝えている。」
鳳「なるほど…。それじゃ、ひとまずは安心していいんですね」
長門「そうなる。今回の様に突発的に出撃する事は稀なので、次の出撃までに鳳殿にはしてもらわないといけない事がある。」
鳳「あぁー。さっきは勢いで提督になる、って行ったけど正式じゃないし、お偉いさんへの事務処理とか色々ありますしね。でも、民間人が指揮したってバレたら…。」
大淀「その辺りはお任せ下さい。先ほども申した通り、現地調達といった形で採用することもありますので、その手続きを進めておきます。まぁ大本営からしたら提督はかなり不足していますし、妖精が見えるなら誰でもいいって感じですからね」
どんだけ決まりが緩いんだよ…。そう思いながらも鳳は司令室にあったベットにいつの間にか用意されていた布団で眠りについた。